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2010.05.29
ブログ記事検索窓をサイドバーに付け直しました。
28日に発売された板状端末の開封で歓喜している人々の声をBGMに、もくもくといつもどおり暮らしております..。
まあとにかく未だに買ってませんよ!
(しかしビシビシと情報も収集中。壁紙制作も準備中。)
さて、このブログにとっての備忘録的な記事となりますが、今回、右サイドバーの検索窓をリニューアルしました。
ここまでページ数が増えてくると、(おそらく)書いてる本人がいちばん、全文検索の機能は有り難いんです。
カテゴリーで開こうにも記事数も多いので、「この物品について書いたときのページを見たい」的に探したいときは特にこちらのほうが。
関連したことを以前に書いたような気がする..というときは、まとめたリンクを載せたいですし、昔→今の、心境や使い方の変遷などもネタの1つになりますから。
5年前から設置していたのは、Googleに便乗して(「ブログのURL+検索ワード」の組み合わせでgoogle内につなげて)動く仕様でした。
↓作成当時の記事。RSS購読、今はもうlivedoor Reader使ってますが...
・ブログ内検索窓取り付けとか、Bloglinesとか。
うまいやりかただなーと当初は思っていたのですが。
年月が経って記事数も増え、他の方のブログや掲示板等からもリンクが貼られたりするようになってくると、だんだん検索結果に「うち発じゃないデータ」も大量に表示されるようになりました。
目的のページが見つからないこともしばしばで、精度が落ちてきてることがちょいストレスでした。
ココログにも標準で検索の機能をつけることが出来ますけれど、ロゴとセットになっているので視覚的に場所を選ぶ上、「WEB全体」とか「ココログ全体」のオプションは要らない。
スパっと、うちのブログで書いてあること優先で検索したい。という"俺様システム"のほうが有り難い。
と思って探した解決策はこちら。
うちは「ココログプロ」という有料プランなので、いろんな要素のソースを細かく書き替えられるようにしてある(ココログで言う「上級テンプレート」の状態で固めてある)のですが、その仕様むけの方法です。
・ココログプロとかTypepadとかMTとかブログ人とかその他のブログサービスとかでもAjaxでバックナンバーを検索するJavaScript: 暴想
記事をパっと見は難しそうだったので、まあ私には無理だろうなと思いつつ試してみたら、幸運にも一発で成功したので感動。
・「新しいインデックステンプレートを作成する」→ テンプレート名「search_data」 出力ファイル「search_data.txt」 にしてソースを貼り付け
・検索ボックス用HTMLは、Google検索を入れていた跡地にそのまま貼り付け。
赤字になっているファイルパスなどはそれなりに書き替えて下さい。
サイドバーのテンプレ内に貼るのが一般的でしょうが、私の場合は、過去に作った「マイリスト(リストタイプ;メモ)」にそれまでのGoogle検索を貼っていたので、そこを書き替え(備考欄に新しいHTMLを貼っ)ただけ。
タイトル欄には検索ボックス上の「★Days★全記事内を検索する」という文字を入れてます。
「ココログベーシック」や「ココログフリー」のプランなどをはじめとして、"上級"にまで落とし込んでいないテンプレートを使っている方には、もっと簡単に、「マイリスト」のように仕込めるココログ専用ブログパーツ形式のものがあるそうなので、それ用の記事はこちら
・自分のココログを全文検索するブログパーツ: 暴想
というわけで、約7年分に蓄積したブログ記事から全文検索(しかも高速)が出来るようになりました。
Google時代のようにサイドバーの見出しやコメントからも拾ったりしなくなったので、かなりイイ感じ。
皆さまにも、「そういえば、(私が)以前にあの文具や雑貨や本について言及してなかったっけ?」とピンポイントに調べたいときにぜひお使い頂ければと思います。
お時間があれば、こんどはカテゴリー別にじっくりお読み下さい....
記事数が嵩んできたので、万年筆カテゴリは「ペン」と「インク」にそろそろ分けようかとも思ってるのですが。
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2010.05.23
新しいiPhone用壁紙のお知らせや、丸善立ち寄り話。
あたらしいアイコンのほうも近々に予定していますが、単独でiPhone用壁紙を久しぶりにアップしました。
ニシキゴイ部分は6年前くらいに単品で作ったデスクトップアイコン(今もHPからダウンロードできます)を材料にしています。
夏の終わりまで使える納涼系...。
いつものようにQVGAサイズもご用意しましたので、よろしかったらお使いください。
iPad用の壁紙もぼちぼち考えていこうと思っているのですが、必要サイズは1024×1024pixということで結構大きいですね。
再来週あたりは初日買いの皆さんのレビューで全国が沸き返っていると予想しますので、そのあたりの雰囲気を楽しみつつ、「買ったらどうしよう」的妄想に励みたいと思います。
iPhoneと同じくケース選びも重要でしょ!とか、iPadこそ辞書アプリを充実させて「辞書ボード」として使いたいよね!等々。
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
真夏のように暑かった先日の金曜日、東京の丸善に立ち寄ってみました。
ここではじめて遭遇したのが松丸本舗というコーナー。
出来た当時から気になっていたのですが、日本橋店にあると勝手に勘違いしていたので、文具を見に4階にのぼっていったら突然目の前にあらわれてびっくりですよ。
ざっくりの表現でいえば、「本だけ」のヴィレッジヴァンガードみたいな感じ?
テーマごとに、判型関係なく寄せ集まっていたり、棚の隙間にも横倒しで詰め込んだりしているような、「私的書庫」っぽい雰囲気が他の売場と全く違っていてなんだかわくわくします。
眺めているうちに時間がどんどん過ぎてしまって。
いつもの文具の時間がほとんどありませんでした(笑)
Amazonでなんとなく気になっていて「ほしい物リスト」に分けておいた本なども、やはり実際に手にとってはじめて購入意志が明確にできた感じです。
読みごたえありそうな分厚い本を久しぶりに買いこんで満足!
その日は夫が出張中だったので、ここのレストランに立ち寄ってからはるばる電車に乗って帰宅したのでした。
丸善のハヤシライス、私のひとりごはん(贅沢部門)の代表格。
おなかがすいていたのでステーキ付のにも心惹かれましたが、ここはヘルシーに野菜たっぷり仕様のを選択してみました。
美味しかった!おすすめです。
どの席の人も、ちょっと手帳を書いたり本のページをめくったりしながらゆっくりしているので、落着くんですよね。
(今度はおやつの時間にも出掛けてみたいと思います。)
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2010.05.19
銀の万年筆をいただきました。
このことは以前ちょこっと書いたような気がしますが、実家のお隣の方から古い万年筆を頂きました。
「趣味の文具箱16」の話を母から聞いて、「あらーそんなに好きなら是非!」と昔に愛用していたものを私宛に譲ってくださったとのことで。
ほんっとに嬉しかったです。
この金属軸には格子模様が彫ってあり、よく似たデザインのが以前パーカーで出ていたのは知っています・・・
(遙か昔の子供の頃にも、ボールペンかなにかでこんな感じのを使った覚えはある。ホンモノかはわかりませんが。)
観察してみたところキャップの下のほうに
「PILOT CUSTOM STERLING SILVER MADE IN JAPAN」
の文字が!
なんと.....。
いつかは欲しいと憧れだった、銀軸の万年筆が今ここに(涙)
このクラシックなデザインのペン先には、18KWG(18金ホワイトゴールド)、F(細字)の刻印があります。
(下の写真参照ください)
帰宅後さっそくカートリッジをとりつけてみたところ、素晴らしい書き味です。
決して柔らかいわけではないのですが、この形ゆえの独特のしなりを感じます。
おそらく元の持ち主の書き癖からくる極小の面がついており(これがまた私の筆記角にも心地よく、大人っぽい線で字が出てくる。新品のペン先では決して味わえない手馴れ感といいましょうか。)たいへん滑らかに細字が書けるのです。
いやあ有り難い...
とにやにやしながらふと手元を眺めると、大変なことが発覚しました。
指先がまっつぁおですよ!
ペン先の、いちばん下のV字状になっている根元部分からジワジワとインクが漏れだしていました。
もちろんコレが原因というわけではないんですがその頃、私の体もまたジワジワと蕁麻疹が浸食中だったので。
東京に出てパイロットのペンステーションに持ち込むなどという夢は叶わず、以前もアウロラのキャップ交換でお世話になったことのある地元の文具店経由でメーカーに出してもらいました。
かゆみがほぼ治った先日、万年筆もまた1ヶ月ぶりに退院。
お店はセール期間中だったので割引きもしてもらい、4000円ちょっとで元気になって帰ってきました~。
(気のせいかもしれませんが、すこし緩めだったキャップもしっかりと固くはまるように調整してくれたような感じがします。パチンと入れる勘合式です。)
待っている間に、コンバーターを用意し(使い慣れた操作で入るCON-50がいいと判断。格好いいけど"押して"入れる70はペン先がどこかにぶつかりそうでちょっと怖いんです。)じっくり考えて、色彩雫の「紺碧」を注入。
やっぱりこの色は、春から夏にかけて大活躍する大変美しいインクだと思います。
僅かに黄味がかったペリカンのターコイスが日差したっぷりな空色とすると、紺碧は、酸素濃度薄めなくらいに上空の青色ですね。
毎年、手帳にこれらのそら色系統の字が増えてくると、だんだん夏に近づいてるなあと思います。
というわけで、私は古いペンの知識が皆無なので、これの詳しい名称などは判らないのですが。
思いがけず私のところにやってきた素敵な万年筆、今年を象徴する一本になりそうです。
部分的ながらも実は、年月を経たなりの燻し銀の色味はかなりしっかりとついていまして、アンティークな渋みを放っていたのですが。
(だいぶ迷いましたし、それはどうよと思う方もおられるでしょうが、)これは私の時点で一度リセットさせて頂くことを決断。
貴金属磨き布で結構ピカピカにしてしまいました。
柔らかい光沢と、吸い付くようなあたたかい触感、これが銀なのだなあ。
これからまた、私の手の中で育っていくのが楽しみなのです。
大切に使っていこうと思います。
(これを起点に他にもシルバー軸が欲しくなっちゃったらどうしよう。)
重さはコンバーターやインク等セットした状態ではありますが28gくらい。
手持ちの中ではわりと重めの部類ですね。
とはいえ、キャップを後ろに付けても私の手には合うバランスのようで、程良いずっしりを楽しみつつコマゴマ書くのを楽しく感じています。
今後しばらくは、紙類が紺碧色の記述で埋まっていきそう....
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2010.05.15
スナップウェアに小麦粉を詰めたり、日々焼きあげ中。(ホームベーカリー その3)
いまだに"夜中のほしのパン"としてもくもくと焼き続けている、パン話の続きです。
<いままでの記事>
・ホームベーカリーを買いました(さっそく焼きました!)
・毎日パンを焼く連休。(ホームベーカリー その2)
ホームベーカリー購入時にクオカでどーんとまとめ買いした、お手軽でいろんな味の食パンミックス粉。
ようやくすべて試し終わったので、いよいよ「普通の小麦粉」を購入して各種配合しつつ製作してみることに。
twitterで富澤商店もおすすめと教えてもらったので、今度はこちらから注文してみました。
・イースト(フランスのサフ社:ゴールドのもの)
・スキムミルク(バターと同じく「よつ葉乳業」で揃えてみた)
・小麦粉「春よ恋」 2.5kg
・小麦粉「ゴールデンヨット」 1kg
・スナップウェア 角形Mサイズ 2ヶ
スナップウェアは、小麦粉収納用の密閉容器を探していたときに、これまた皆さんから(レスして頂いた方は全員一致で!)おすすめを頂いたもの。
2.5kgくらいの大袋で粉を買うならほんとうはLサイズがぎりぎりぴったり入るらしいのですけれど、あまり大きくても収納や移動に難儀しそうなので、余れば他の用途にも使い回せそうなMサイズにしてみました。
小さな力で蓋がパカッと開くので、粉もの入れとしては特にこの点がラクな気がします。
容器自体も樹脂製で非常に軽いのです。
(通販サイトのレビューなど見ていると、ペットフードや麦茶パック収納用に使っている人も多い。)
写真左側が1kgの粉をそのまま入れたもの。スプーンなど入れても余裕な感じ。
詰め込めば2kg近くまでは入るかも。
右側は、2.5kgはもちろん入りきらないので、いっぱいにした後に手持ちの大きめなタッパーに分けると双方ほぼぴったり。
種類の違う小麦粉なので、見分けるために赤と青の丸シール(たぶん手帳用などでストックしておいたもの。)をそれぞれに貼りました。
おお、なかなか使いやすいです。
(大容量のあたらしい冷蔵庫が欲しい・・・とうっすら考え始めた。)
★楽天で検索する---スナップウェア
新しいイーストではまだ1斤しか焼いていませんが、膨らみが大きくて、買って良かったです!
焼いた直後の、部屋に漂うイースト特有のむっちりした匂いがほとんど無いのも素晴らしい。
小麦粉は、二種類混ぜたりして今後、好みの食感に近づけるべくいろいろ買って試していきたいと思います。
北海道の小麦粉は、お菓子のようにぱりぱり香ばしい皮と、中のもちっとした食感のコントラストがなんともいえず美味しいです・・・
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
前回からの続きで、未レポートだったミックス粉の食パンについて。
・「京都宇治抹茶食パン 」
焼きあげ中の抹茶の香りにうっとり。
切ってみるとしっかり緑色ですが、味自体は、抹茶菓子的な甘みはほとんどありません。
一晩おいてもケーキのようにホワホワに柔らかいので、あんこや黒蜜をトッピングしたらかなり美味しいと思います。
・「香るアールグレイ食パン」
アールグレイの柑橘フレーバーの風味が思ったより強めで、爽やかで美味しいです。
トーストするとまた香りが立って良かったです。
そして、こんどは近所でリピート買いしたミックス粉に、クルミやレーズンなどを入れて焼いたりもしました。
左・「もちもちトースト食パン」+ラム酒漬けレーズン
右・「贅沢ブリオッシュ食パン」+フルーツビッツ(乾燥果物いろいろの詰め合わせ)
左・「しっとりチョコ食パン」+クルミ
右・「さくさくトースト食パン」+粒コーン(缶詰)
このホームベーカリーには「レーズン自動投入機能」というのもついていて、あらかじめ受け皿の中に具を入れておけば、工程中の適切なタイミングになると落とし穴のように皿の底が開いて、こねているパン生地のなかに落下する仕組み。
受け皿に入りきらない量だったり、湿ったもの(落とし穴の床にくっついちゃうから。)の場合は、「ミックスコール」というお知らせサウンドが鳴るので、そのときに手動で投入しろとのこと。
良く出来てますよね~。
これはもう私にとっては完全に、「頭のよい炊飯器」を相手にしているような面白さ。
練っているときもこっそり覗き見してるくらい(笑)、調理というよりは、今どきの家電使ってる方面の興味が大きいのかも。
いろんな人に教えてもらいつつ、まだまだ試行錯誤してバリエーションを楽しみたいと思います。
☆使っているのはPanasonic SD-BH103-Pです。現行でいちばん安い機種です。
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2010.05.12
リーガルパッドが気に入ってます。
iPhoneのOSには標準で入っている「メモ」というアプリがありますよね。
シンプルなので意外と使っているんですけれど、この画面に現れる「黄色いメモ用紙」のホンモノを買ってみました。
・mead メモパッド ジュニアリーガルパッド 5冊パック MLP59600-5P
アメリカに行くとこの紙に何かを書きつけている人を目撃する機会が多いですし、海外ドラマでもよく見かける小道具。
私にとってはこの"落ち着きのない"配色からして完全に、オシャレ系輸入文具(笑)の範疇なのですが、あちらではお馴染みの廉価な紙文具なんだと思います。
サイズは大小2種類がありましたが、5×8インチ(203×127mm)のコンパクトな方を選びました。
タテヨコだけはMoleskineのラージサイズとだいたい同じくらいですね。
A5よりも巾が狭く、50枚綴じ。
裏表両面に線が印刷されています。
ごく普通の横書きレイアウトですが、左端から1.5cmほどの場所に赤い二重線で縦罫が引かれています。
紙は、いかにも"お買い得"そうな、薄くてパリッとしていてちょっと繊維感のある手触りなのですけれど...。
しかしこの書き心地、私は好きだなあ。
鉛筆芯やボールペンで都合良く使える紙質なのでしょうが、万年筆でもペン先がしっかり止まって程良くインクを吸ってくれるのが心地よくて。
紙の重なりでふわっとペン先を受け止めるクッション性もあります。
(インクによっては盛大に滲みそうですが、私が使っているスタンダードな青や黒系では、中字くらいまでなら大丈夫。
でもエッヂはぼやけがちになるので、そもそもそういうのは気にしない用途で使うべき紙でしょうね。
裏写りは不思議なほど少なめで、優秀なほうだと感じたのですが、紙の薄さのせいで表の字面が透けて見えるので、実質オモテづかい限定といえます。)
もうこういう感覚は、日本の紙のきめが揃った品質では味わえないような気がするんです。
学生時代、ソニープラザで買ったルーズリーフ(アメリカ製の4穴くらいの。)にカスタム74でノートをとっていましたが、ペン先の滑り具合といいインクの染み具合といい、数文字書いただけでまさにその感覚が手によみがえってきて。
「ああこれだよガイコクの(安い)紙!」と感慨に浸ったのでした。
(これがそのまんま私の、書き心地の好みの原点になっているかもしれない。)
罫の間隔は9ミリ程度ありますので、注釈や追加の文章をどんどん行間に割り込ませて書いていける空間が確保されていますし、左端の縦線を使ってリストや箇条書きを連ねるのにも便利そう。
ほんのちょいスリムなA5、という面積のちょうどよさや綴じの薄さも手伝って、かなり気に入ってきています。
毎日のTodoやメモを書き出す場所は、この程度で十分なんだよなあという思いもありますし…
ペンと紙でもって「まずは、手を動かしながら考えをまとめていく」ような使い方にはうってつけの素材感というべきでしょうか。
ミシン目はついてませんが上辺の厚紙はかなりしっかり留め付けられているので、ここに沿ってぺりぺりと破り取る仕組み。
こういう切り取りの仕様は、やがては微妙な"ちぎり残し"が蓄積されてきて、それも味といえば味でしょうか。
(この部分すらもきちんと絵柄で表現しているAppleの「メモ」アプリはすごいと思うんですよ!)
今回、まあやっぱりと言うべきか、数日遅れてこのサイズのリーガルパッド専用のホルダーも注文しちゃいました。
丸善のオリジナル製品なんだそうで、現状は送料無料で735円という安さ(パッドも1冊同梱されています)と、豊富な色バリエーションが魅力。
・SEPA 5×8 パッドフォリオ
つや消し加工はあるものの、「合皮」というよりは「ビニールカバー」という感じでしょうか。
この軽快さを楽しむために赤やオレンジやスカイブルーといったポップな色味にするか、あえて大人路線を狙うかでも迷い、ネイビーブルーにしてみました。
ほどほどに地味ですが思ったより青みがあって綺麗です。
(そのうちステッカーなど貼ってしまうでしょうけれど。)
リーガルパッド本体とさほど違わないジャストサイズなので、折り返すと(ぺったりと完全平面かつ丈夫な板状になります..)周囲に数ミリだけカバーの色がはみ出して見えるのですが。
この景色を想像して色選びをするといいかもしれません。
ネイビーの場合は、黄色紙の上では沈んだ色味にうつるロイヤルブルーインクと偶然にもお揃いの濃青になり、ちょっと感激。
ペンホルダーが無いのが欠点に感じるかもしれませんが、折り返しのところでちょうどよくクリップをかけられる程度の空間はありまして、作業中の一時的安置でよければほとんどの筆記具はここに良い具合に収まって実用的に働いてくれると思います。
気負いのない用途で使いたいリーガルパッドなので、ホルダーをつけること自体も気が引けるのですが(机の上にポンとそのまま置いとくのが似合いそう)、これくらいのさりげなさならいいかなあと。
ミニサイズと言うには少し大きめではありますがカチっと薄くまとまってくれるので、意外と持ち歩き用にもストレスなさそうで重宝する予感がします。
各画像でいちいち違う万年筆といっしょに写っていることは気にしないで下さい(笑)
お気に入りをそれぞれ試していたんです。
この紙質ゆえに万能とは言えず、合わないインクや字幅もあります。
そこはお好みにするとしても、手にしっくりはまる太直径な軸のペンでぐりぐりと書き進めていくのが最適とわかりましたよ!
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2010.05.06
毎日パンを焼く連休。(ホームベーカリー その2)
だいたいいつもそうですけれど今年のGWも夫が忙しそうだったので、私も普通に過ごしていました。
しかしこの時期、熱心に励んでいたのがパンを焼くこと!
ほとんど毎日なにかしら制作していたので思い出深い連休となりつつあります。
4月の末にホームベーカリーを入手と同時に、1斤分づつのいろんな味のミックス粉(バターと水とイーストを加えるだけでパンが出来るお手軽なもの)を仕入れたので。
まいにち夜中に焼き上がるようにセットし、直後のホカホカを夜食として少々味見した後、昼・朝食用で食べきるというパターンで本日までに6斤ほど焼きました。
機械購入レビューと1斤目(カナダ産ふっくら食パン)の制作レビューは下記になります。
・ホームベーカリーを買いました(さっそく焼きました!)
・・・前回の記事で当初「不要かもしれない」書いた、食パンカットガイドというアイテムですが、このごろは結構便利に使ってます。
朝、トーストするために水平に1枚づつ切り分ける(2分割するくらいの厚みしか残ってませんが。)にはやっぱりコレは優れものだと気がつきました。
特にパナソニックのホームベーカリーで作ったものはそうらしいのですが、売ってるタイプの食パンと違って背が高いという特徴がありますので、Lサイズがオススメです。
パン用の包丁で、ガイドや土台のプラスチックを削らないように気をつけましょう。
出来上がり直前~焼きたての匂いとウマさは素晴らしいですが、ひと晩寝かせて味が落ち着いたものもなかなか良いのです。
カリカリと香ばしいミミの部分は、これが次の日には内部からの水分が行き渡ってしっとりとやわらかくなります。
むしろうまみがこっちに溜まるような気がするほど、「はじっこは美味しい」という評価は高まりつつありますよ!
では、下記にざっと2斤目以降に作った各パンのレビューを書いてみます。
すべて、クオカのミックス粉です。
写真はどれも左から、焼き上がりで蓋あけた直後 / 振って取り出した直後 / 切りたて の状態です。
・「しっとりチョコ食パン」
焼いてるときからチョコのいい香りが部屋中に漂います。
しっかり色がついている割にはホンノリ程度の甘さ。
味もチョコパンっぽくしたければ中にチョコチップなどを混ぜ込むなどしたほうがいいのかもしれません。
少しホロニガな感じが紅茶やコーヒーに良く合います。
・「贅沢ブリオッシュ食パン」
使用バター量が普通の倍くらい必要なため、ほとんどケーキみたいな食感で膨らみもすごい。
皮部分のウマさはピカイチ。
ドライフルーツなど入れたら本格的な予感。
カロリーを考えると文字どおり、"たまに焼く贅沢"としておきたい・・・けれどリピート買いは確定。
・「濃厚ミルク食パン」
美味しいけれど、名前でいうほど風味はミルクっぽくない(というか、1斤目の普通の白い食パン作ったときとそんなに変わらない気がする。という程度)
次回はレーズン入りなどで作ってみたい。
・「ふわふわ苺ミルク食パン」
こねている時からうっすら苺的な香りが漂ってくる!
切ると中味がピンク色で可愛いのです。
これもまた意外なほど甘さ控えめ。ホワホワとした食感がシフォンケーキのようです。
クリームサンドのように飾り付ければお子様も喜ぶ立派なおやつになりそう。
・「こんがりメープル食パン」
焼いてるときの香りにうっとり。まさにこんがりメープルとしか言いようがない。
切ると薄茶色で、ほどよい甘み。
翌朝のしっとりさとホロニガ感がとても気に入りました。
個人的には最も好みの味なので、次はクルミを入れて焼いてみようと思います。
コミミにはさんだまめちしきとしてやってみているのですが、これくらい暖かくなってくると、バターは当然として粉もイーストも水もよく冷やしておいたほうが、出来上がりはよくふくらむ気がします。
(特にドライイーストなんかは普段から冷凍庫に入れてます。)
前回の記事であきらかに、それをやってなかった1斤目の背が低いことがわかるんですけれど、最初の1個で不慣れだったからなのかなあ。
というわけで、まだもうすこし、ミックス粉の手持ちがまだいくつかありますので修行を続け(しつこくここでレビューします)、いよいよ次段階は粉や中味に自力で工夫を凝らしてみたいと思います。
今まで自分が関心なくて「見えなかった」だけで、製菓(製パン)材料を扱う売場は身近にもけっこうあるのだと気付きましたし。
(シーズン的なものかもしれないけれど、クオカのミックス粉も、近所の台所用品店(212KITCHEN STORE)でホームベーカリーと一緒に取り扱っていた・・・最初からこっちで買えば良かった~)
とはいえ、まだミックス粉そのまんまじゃ、"市販の炊き込みごはんの素を使って炊飯器の性能に感動してるだけ"とたいして変わらないような気がします。
これ以降のステップを踏めるかどうかが、「あたらしもの好きの家電オタク」と「かわいい奥様(?)」の分かれ目であるような気がします。うぅむ。
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2010.05.02
「第9地区」を観てきました。
今日から5月!
1日は映画が1000円です。
「この値段だったら観てみたい気がする..」という好奇心で意見が一致し、行ってきました~。
・映画「第9地区」オフィシャルサイト
(「アリス」じゃないところがウチらしいというべきか。
前回アバターで視界がいまいちだったせいで、2Dにするか3Dかで迷ってるんですが~。)
この映画については、アメリカで公開時に結構人気だったという以外は殆ど予備知識無しだったのですが、先日美容院の担当さんに感想を聞いてみると
「こういうのって人それぞれだとは思うんですけど、『私は』面白かった気がしますよ。(一緒に行った)友人は駄目みたいでした。」
・・・という微妙なコメント。
うーん、そういう映画はだいたい好きです。
何らかの事情でヨハネスブルグ上空に長期間留まった宇宙船内にいた生物たちを真下の地上に連れてきて、難民キャンプのようなものを作って囲い込んでいる場所を第9地区と呼ぶのですが、長年の治安悪化によって新しい第10地区へ彼らを移そうという計画がはじまります。
その最中に起こったあることから始まる異変で、たいへんな事件が..!
B級映画だと言われていますけれど、終始わりとシリアスで、ドキュメンタリー風な演出も効いている感じです。
同じような設定だと「インディペンデンス・デイ」を一瞬連想しますが、これよりはずっと生々しく、実際にありえるなら"こっち"だろうなという説得力があるのです。
主人公含めた人間達は基本的に身勝手で、いざとなると自己防衛に走って頭が良さそうに見えないし、徹底的に異生物(彼らはその外観からエビ(prawn)と呼ばれていている)を差別します。
しっかし本当に、エビの皆さん達の見た目と、彼らと人間の戦闘シーンはかなり気持ちが悪くて、「スターシップ・トゥルーパーズ」みたいなのが正視できる人にしかおすすめできないかもしれません。
前半は、ああこのタイプの映画だったか..と軽くショックだったのですが、終盤の盛り上がりにさしかかるといつのまにかエビの皆さん達と主人公に感情移入してしまい、「良くやったぞボク!」と撫でてやりたいような気にすらなってきます。
うん、これはまあ好きといってもいいかもしれない。
「わらわら襲ってくる気持ち悪いの」といえばここだな、と思っていたらやっぱりWeta製のCGでした。
美麗方面の映像ではないので忘れがちですが、視覚効果は素晴らしいです。
ほんっとに、こういう隔離地区があるかのもしれないなというリアルさ。
とりあえす、ゴールデンウィークでいい感じになりたいデートコースとしては全くおすすめできない傾向の映画ですし、鑑賞後にエビフライなんかは食べる気になれないですおそらく。
でも、興味がある人はこっそり行ってみてくださいね。