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2010.08.19

「ほぼ日手帳公式ガイドブック2011」を読みました。(今年は4月始文庫版で使用中~)

4838721595昨日、ふと時計に目をやると開始数分前というタイミングだったので、Ustreamで生中継の「ほぼ日手帳2011発表会」を視聴。
来年のラインナップをいちはやく知ることが出来て、なかなか面白かったです!

その後更新された公式HP上での紹介はこちらです。全55種類だって!→ ほぼ日刊イトイ新聞 - ほぼ日手帳 2011 9.1 START

そんな流れもあったので、今年は久しぶりに「公式ガイドブック」も早々に読んでみたくなって注文してみたのでした。
ほぼ日手帳 公式ガイドブック 2011 いっしょにいて、たのしい手帳と。 (←Amazon)

他人様の手帳やノートをのぞきこむ面白さが濃いめに詰まっていて、そういうのを毎年の様々な"手帳本"で楽しみにしている人にはかなりオススメの1冊です。
どの人もそれぞれ全く違う世界観の書き込み・描き込みをしているので、同じ手帳を使っているとは思えないほどの個性があります。
ほぼ日手帳に限らず、日々記録を重ねていくノート術の用例集として考えても相当役に立つんじゃないでしょうか。

ボールペンでの緻密なスケッチを描き続けている美大生の使用例、惚れました。
色塗り用のカラー筆ペンみたいなの、買おうかなー(って、すぐ道具を揃えることしか考えないから駄目なんだよ!)

2011年版の商品展開も詳しく紹介されています。
画像だけの時点ですが個人的に気になっているカバーは、ナイロンプリント版ならではのカラフルな「キャンディ・チェック」、革ならば定番色ながらも僅かなムラ感のある染めが格好いい「ブラウン」。
どちらもぜひとも、実物を見たり触ったりしたい!

(しかしながら私はここしばらく文庫サイズといえばブレイリオのコードバンだし、カズンにはオーダーで頼んじゃって今はすっかりA5テキスト本のカバーになってるし、今度どちらを買うにしてもしばらくはフルセットでは要らないかなーという事情はあります。
机上置きのときはペンホルダーが邪魔だと思ってしまう派だし、たま~に外に持ち出すときは、ほぼ日史上最高に気に入っている2006年マリンブルー革というのがここ数年の定番なのです。)

掲載されている方は、今年までの9年分のをきちんと保管して披露している人も多いですね。
私の場合は挫折気味の年(笑)のは潔く分解してメモ用紙にしたりとかやってるので、在庫はポロポロと抜けてるんですが…

100819しかし写真のとおり、最初の2002年のカバーはとってあります。
タグのループがペンホルダとして使えるようになっていて、今とは考えられないくらいにシンプル。
(だがそこがいい!限りなく普通に文庫カバーとして使えるし。)

思えば、ほぼ日手帳に日々書き込むことで、万年筆の使用を学生時代以来ぶりに思いだしたといってもよく、いろんな愉しみがここから始まっているんだよなあという感慨があります。

そうそう、巻末の今日マチ子さんによる「ほぼ日手帳の10年」という漫画、かわいくてお気に入りです!
あと、11月に発売されるという、開発中の週間手帳も詳細は謎だけど興味ありですよ。


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私自身のほぼ日手帳事情を書いてみますと…!
過去記事をリンクしようとして、あまりに多すぎてやめた。
(右側のブログ内検索に「ほぼ日手帳」と入れてみてください。
カズン・レギュラー版含めて70くらいの言及記事が出てくるので、お好きなのをどうぞ!)

「初日から熱心に盛り上がる」か「そろそろ品切れそうな時期にLOFTでなんとなく手にとってつい」・・・の差はあれど、実のところだいたい毎年買ってます。
(実家の母が日曜版を愛用しているので、通販のほうも。)

いま、4月はじまり文庫版を使ってるんですよね~。
昨年のカズンが1年通して使うにはボリュームが大きすぎて、挫折の戒めとして(?)今年ほぼ日は買わない予定だったんですが。
3月末に近所のLOFTが急にsuica対応になったので試してみたくて、つい..← ぜんぜん理由になってないけどな!

案の定、日付にそって粛々と消化できたのは最初の二ヶ月くらい。
あまりにも白紙のページが多すぎ(そして他のメモ帳に浮気したくもなり)、またもやの挫折が決定的ということで。

仕方なく、空いたページを埋めるべく、仕事上の覚え書き・ラフ以前段階の原始的スケッチ・電話メモ・入れたインクの試し書きetc..要するに「チラシの裏」で事足りるようなことにも使ってみたら、あら不思議。
すっかりヘビーユーザーのような埋まりっぷりです。
ToDoや目標やメモなどを,整然と決まったレイアウトで書き綴る"手帳らしさ"にこだわっていたのですが、実はそれにとらわれない使い方のほうが長続きするのかもしれない…と気づいた9年目といったところでしょうか。

スケジュールや日誌としての手帳は、既に能率手帳やクオバディスといった定番モノをきっちり使い込んでいるという安心感もあり、やっと肩の力が抜けたのかもしれません。


こういう、いわゆる"チラシの裏用途"ならば、「別にほぼ日じゃなくても。」と思うんですが結局、この紙質や綴じの良さが気に入ってるんだろうなと思います。

トモエリバー紙にも、薄いゆえに皺になりやすいところや、太字で書くと対面のページに転写されてしまうほど乾きが悪い等の不満はあります。
それでもやっぱり、ほとんどインクを選ばなくていいほど滲みや裏抜けが少ないことや、うんと細字で書いてもすべすべな筆記感、インク発色のくっきりさなど。
万年筆との相性において、利点のほうが多いのが離れられない理由なのだろうなと。

しかしとりあえず、本体買いは来春までお預け。
迷うとしたらカバーだけど、さあどうかな~。

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コメント

ほしのさん、御無沙汰してます。

ガイドブック私も買いました。
見事に使いこなしている方たちの
ほぼ日手帳を見てしまうと
ついつい2011年も・・・、なんて
思ってしまいますが、正直まだ
迷っております。ようするに、
毎年このシーズンになると、
何かしらで迷っているんですが(笑)

投稿: | 2010.08.20 18:52

こんばんは。
いよいよ手帳商戦がスタートしつつありますね。
どんな誘惑が待っているかと思うと緊張します!(笑)

私の場合、ほぼ日は「今年は絶対使い通せないだろう...でもまあ買わないのも寂しいから一応....。」レベルの、ここ数年間で最も投げやりな気分でもって購入したのです。
しかし何故かページ埋まり率が順調に高めの年となっています。(史上最も雑な使い方なんですが)

カバーは毎年買うほどの物欲でもなくて、ここのところずっと中身だけです。
つまりは、紙やサイズなんかが使い慣れて気に入ってるから、買い続けてるんでしょうね~。

投稿: ほしの | 2010.08.20 20:24

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