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2010.08.29
夏祭りが終わりました。
この土地に住んで10年になりますが、毎年の祭りは人混みがそりゃあものすごいので、我が家的には"ちょこっと昼間に露店を物色する"程度の参加率でした。
昼間に屋台で買って飲む生ビールはウマイ!!
しかし今年は盛り上がり方が尋常でない感じがびりびりと窓越しに伝わってきます。
(太鼓の地響き?とかピーヒャラな音響がかなり遠くまできこえてくる。)
30回目の記念大会なんだそうです。
暗くなってから出掛けてみたのはこれが初めて。
いや~大迫力で感動しました。
ねぶた美しい!
これ、青森のを運んできたんだそうです。超巨大です。
ばしばしと撮影しまくっていたらいつのまにかほぼ最前列まで押し出されていたので堪能しました。
パレードは昼間も行われますし、遊歩道脇には露店がぎっしり(地元のレストランやホテルからの出店も多いのでかなり本格的かつ美味しいのです)。
普段は駅前も比較的静かめな場所なんですが、いったいどこからというほど大勢の人々が集まってきます。
電車も便利ですので、お近くの方々は来年はぜひともお越し下さい。
・公式サイト:まつりつくば
今回の写真はFlickrのPhotoセットのページにまとめました。
Matsuri Tsukuba 2010 - a set on Flickr
まだまだ暑い日が続くのでしょうけれど、これが終わるともう気分は秋なんだよな~
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2010.08.26
きらきらのボールペンを買いました。(カランダッシュのベネシアン)
先日アップしたモンブランより前に購入していたボールペンなのですが、ここに書くの忘れてました。
カランダッシュのエクリドールシリーズの「ベネシアン」です。
デザインが綺麗でお気に入り!
過去の廃番品の復刻なのだそうですが、2009年の夏限定商品です。(しかも日本のみでの発売)
・・・という割には今年に入ってからも通販でお安く入手出来てひと安心です。
売り出されるというニュースではじめて写真をみたとき、まさに一目惚れ。
いつか買おうと思ってました。
でもこの軸、しばらくは「木を削った」デザインなんだと思ってました。鉛筆をナイフで削ったみたいな感じ?
本当は「さざ波」。うーん確かに。
こまかい鏡面反射がちらちらして素敵。
ラインストーンなど付けなくてもこういう光らせ方があるんだなあ。
銀張りの軸にツヤツヤなロジウムコーティングが施してあるので、軽く拭くだけでピカピカ。
こういう仕様は経年変化の味わいのようなものはそれほど期待できないかもしれませんが、じゅうぶん満足であります。
(ちなみに、3倍の定価がついたスターリングシルバー軸もあります。憧れだわ...)
肝心の"握り心地"ですが、コミミに挟んで心配していた情報のとおり、軸のカドが手に当たるのは、ちょいと気になります…!
鉛筆の六角軸発祥のブランドなのでその形状は多くのシリーズに取り入れられてまして、既に愛用している蛍光イエロー軸の849ボールペンもそう。
丸軸ではないのでそれを理由に敬遠する向きもあるかもしれませんが、柔らかく丸められたカドのせいでほとんど気にならないんです、普通は(笑)。
この「ベネシアン」は、残念なことに例外的にカドが丸められていないデザインなのですね。
もうこれは仕方ない。
手に優しく丸まってたら軸のカットだけでキラキラできないから。
と、自分を納得させております。
そのプチストレスをも凌ぐ「見た目の気に入り」度の高さでしょっちゅう使ってるし、鑑賞用としても目の前に置きたくなる一本なのです。
握り圧力の強い人・手の中で軸を無意識に転がしてしまう(手動クルトガ的な)持ち方の人には少しつらいかもしれないデザインであることは書いておきます。
最初から、カドでなくて面にあたるように指位置を固定するとほとんど大丈夫なんですが~。
というわけで、ベネシアンには黒芯、そして今回の買い物のついでに注文した青芯を849のほうに入れて使い分け中。
ネットリ過ぎない爽やかな書き心地のGOLIATH芯は、素晴らしい。
エクリドール、綺麗だからもう少しノーマルな(笑)やわらかい六角断面をもっている他の軸でも欲しくなってきた。
どの彫り模様も好きだけど、「マヤ」のデザインが気になります。
今度はボールペンじゃなくてペンシルでもいいな。
(しかし物入りすぎるシーズンがはじまりつつあります。
手帳商戦もはじまるし、iPhoneも3Gから乗り換えたいし......涙)
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2010.08.19
「ほぼ日手帳公式ガイドブック2011」を読みました。(今年は4月始文庫版で使用中~)
昨日、ふと時計に目をやると開始数分前というタイミングだったので、Ustreamで生中継の「ほぼ日手帳2011発表会」を視聴。
来年のラインナップをいちはやく知ることが出来て、なかなか面白かったです!
その後更新された公式HP上での紹介はこちらです。全55種類だって!→ ほぼ日刊イトイ新聞 - ほぼ日手帳 2011 9.1 START
そんな流れもあったので、今年は久しぶりに「公式ガイドブック」も早々に読んでみたくなって注文してみたのでした。
ほぼ日手帳 公式ガイドブック 2011 いっしょにいて、たのしい手帳と。 (←Amazon)
他人様の手帳やノートをのぞきこむ面白さが濃いめに詰まっていて、そういうのを毎年の様々な"手帳本"で楽しみにしている人にはかなりオススメの1冊です。
どの人もそれぞれ全く違う世界観の書き込み・描き込みをしているので、同じ手帳を使っているとは思えないほどの個性があります。
ほぼ日手帳に限らず、日々記録を重ねていくノート術の用例集として考えても相当役に立つんじゃないでしょうか。
ボールペンでの緻密なスケッチを描き続けている美大生の使用例、惚れました。
色塗り用のカラー筆ペンみたいなの、買おうかなー(って、すぐ道具を揃えることしか考えないから駄目なんだよ!)
2011年版の商品展開も詳しく紹介されています。
画像だけの時点ですが個人的に気になっているカバーは、ナイロンプリント版ならではのカラフルな「キャンディ・チェック」、革ならば定番色ながらも僅かなムラ感のある染めが格好いい「ブラウン」。
どちらもぜひとも、実物を見たり触ったりしたい!
(しかしながら私はここしばらく文庫サイズといえばブレイリオのコードバンだし、カズンにはオーダーで頼んじゃって今はすっかりA5テキスト本のカバーになってるし、今度どちらを買うにしてもしばらくはフルセットでは要らないかなーという事情はあります。
机上置きのときはペンホルダーが邪魔だと思ってしまう派だし、たま~に外に持ち出すときは、ほぼ日史上最高に気に入っている2006年マリンブルー革というのがここ数年の定番なのです。)
掲載されている方は、今年までの9年分のをきちんと保管して披露している人も多いですね。
私の場合は挫折気味の年(笑)のは潔く分解してメモ用紙にしたりとかやってるので、在庫はポロポロと抜けてるんですが…
しかし写真のとおり、最初の2002年のカバーはとってあります。
タグのループがペンホルダとして使えるようになっていて、今とは考えられないくらいにシンプル。
(だがそこがいい!限りなく普通に文庫カバーとして使えるし。)
思えば、ほぼ日手帳に日々書き込むことで、万年筆の使用を学生時代以来ぶりに思いだしたといってもよく、いろんな愉しみがここから始まっているんだよなあという感慨があります。
そうそう、巻末の今日マチ子さんによる「ほぼ日手帳の10年」という漫画、かわいくてお気に入りです!
あと、11月に発売されるという、開発中の週間手帳も詳細は謎だけど興味ありですよ。
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私自身のほぼ日手帳事情を書いてみますと…!
過去記事をリンクしようとして、あまりに多すぎてやめた。
(右側のブログ内検索に「ほぼ日手帳」と入れてみてください。
カズン・レギュラー版含めて70くらいの言及記事が出てくるので、お好きなのをどうぞ!)
「初日から熱心に盛り上がる」か「そろそろ品切れそうな時期にLOFTでなんとなく手にとってつい」・・・の差はあれど、実のところだいたい毎年買ってます。
(実家の母が日曜版を愛用しているので、通販のほうも。)
いま、4月はじまり文庫版を使ってるんですよね~。
昨年のカズンが1年通して使うにはボリュームが大きすぎて、挫折の戒めとして(?)今年ほぼ日は買わない予定だったんですが。
3月末に近所のLOFTが急にsuica対応になったので試してみたくて、つい..← ぜんぜん理由になってないけどな!
案の定、日付にそって粛々と消化できたのは最初の二ヶ月くらい。
あまりにも白紙のページが多すぎ(そして他のメモ帳に浮気したくもなり)、またもやの挫折が決定的ということで。
仕方なく、空いたページを埋めるべく、仕事上の覚え書き・ラフ以前段階の原始的スケッチ・電話メモ・入れたインクの試し書きetc..要するに「チラシの裏」で事足りるようなことにも使ってみたら、あら不思議。
すっかりヘビーユーザーのような埋まりっぷりです。
ToDoや目標やメモなどを,整然と決まったレイアウトで書き綴る"手帳らしさ"にこだわっていたのですが、実はそれにとらわれない使い方のほうが長続きするのかもしれない…と気づいた9年目といったところでしょうか。
スケジュールや日誌としての手帳は、既に能率手帳やクオバディスといった定番モノをきっちり使い込んでいるという安心感もあり、やっと肩の力が抜けたのかもしれません。
こういう、いわゆる"チラシの裏用途"ならば、「別にほぼ日じゃなくても。」と思うんですが結局、この紙質や綴じの良さが気に入ってるんだろうなと思います。
トモエリバー紙にも、薄いゆえに皺になりやすいところや、太字で書くと対面のページに転写されてしまうほど乾きが悪い等の不満はあります。
それでもやっぱり、ほとんどインクを選ばなくていいほど滲みや裏抜けが少ないことや、うんと細字で書いてもすべすべな筆記感、インク発色のくっきりさなど。
万年筆との相性において、利点のほうが多いのが離れられない理由なのだろうなと。
しかしとりあえず、本体買いは来春までお預け。
迷うとしたらカバーだけど、さあどうかな~。
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2010.08.07
沖縄でモンブランのボールペン(碧石付)を買ってきました。
3年前に訪れたとき、おっそろしいほど(個人的従来比)買ってしまったので「今回は行かなくていいわ!」とキッパリ宣言していた沖縄DFSのモンブラン。
でも、時間が余っていたし、おなかもすいてフードコートも行きたかったのでやっぱりというかアッサリと立ち寄ってしまいました。
意志が弱すぎる...
そんなわけで「今年の新入り」として、ボエム(ブルー)軸のボールペンを1本購入しました。
クリップに付いた青石が実に綺麗です。
残念ながら人工石なのですけれど。
ピンクゴールド色クリップとブラウンの石の組合せである「マロン」とも大いに迷ったのですが、青インク専用のボールペンが欲しい!という希望がありましたので、視覚的なわかりやすさ優先でいきました。
まあそれに、この涼しげなブルー×銀色の配色。
夏の沖縄で買うなら断然こっちでしょ?(と、呼ばれたような気がした。)
免税店での価格自体は、これくらいのものだと、通販と実はたいして変わらないんです。
ざっと調べた感じでも数百円安いかなというくらいで。
まあ実際じっくり各種比較したり触ったりの時間や、購入決定品の最終確認(クリップの石留めが緩んでないか、等)をさせてもらえたので、その辺りが今回の店頭買いでの満足体験かもしれませんね。
全長は約11cm程度で、私にとってはミニペンの域になるのですが、ほどよく存在感のある太さと重量感があるので手の中に安定して収まります。
先に向かって細くなっている軸形状なので非常に持ちやすく、このコンパクトさからは考えられないような重厚な筆記感があります。
クリップより後方のところをひねって芯を出すツイスト式ですが、小さな力でスルっと出て来ます。
この勢いよく回転できる感じは、既に黒芯で使っている164とは全く違う軽快さ。
黒芯(M)がついてきたのですが、今回は別途、青芯も購入。
MかFかで迷ったのですが、書き心地のスムーズさを想像して同じM芯で使うことにしました。
濃いめの青みではなく、ペリカンのロイヤルブルーにさらに赤味を足したような、薄紫に近い気もします。
紫陽花とか露草とか、花の色を連想できる可愛い青。
この色で見開きの手帳を埋めると、見た目涼しげで良い感じです。
モンブランの芯は、爽やか系のカランダッシュ芯とまた違って粘度高めの書き味です。
暑くなると特にうっとりするほどの独特な滑り心地なのですが、芯の価格を思うと湯水のように(?)ぐりぐり使う気になれないのが庶民のつらいところ。
しかし、届いて4年になるボルドー軸、大事なものの申請書や契約書、出先での署名etc.ここぞというときに必ず使うようにしていて、非常に愛着があります。
気分的にはもうじゅうぶん元をとってくれているというか、今後も末永くよろしくねと言いたい存在。
・買ったときの記事:ボールペンもお揃いになりました。
通販で買ったんですが、そこで入れて貰った名前はクッキリと色落ち無く輝いてます!
メーカー純正の名前が、買って1ヶ月くらいでうっすらと素彫りに近くなってしまうのと対照的(笑)。
今回の新人は、もう一歩前にすすんで、普段づかいに近いところまで進出させたいと思ってます。
青は私にとって筆記具を問わず最も使う色だし、ペン皿に置いておくだけでも、目に満足感が!
ボエムは既に赤石クリップ(ルージュ)でローラーボールを持っていて、大事に使ってます。
前回の沖縄のときに、やはりここで買ったものなのです。
ローラーボールの青芯もこれまた良い色なんですよ!
・買ったときの記事:きらきらのローラーボールも連れてきました。(沖縄土産完結篇)
万年筆、となるとやはりマイスターシュテュック系列で考えてしまうので、ボエムで揃えるほどの物欲および資金がなかなか...。
しかし、特にボールペンの手の中に包み込める形の良さと使いやすさに惚れ込み中なのです。
キャップが不要の軸形状も限りなく似ているから、シャーペンもスバラシイに違いない。
(何年後かのタイミングで、いつかね!)
いかにも今どきのモンブランを代表しているかのようなお洒落路線ではあるのですけれど、ヒカリモノ好きな私には一石二鳥な都合の良さ(笑)を感じます。
大切に、楽しく使っていこう!
暑いときは特にいいですね、油性ボールペン。
使用率の上昇とともに、他のメーカーの綺麗なのも所有したい気分がじわじわ...。
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2010.08.01
「ソルト」を観てきました。
というわけで昨晩、いきなり公開初日に出掛けました。
・ソルト - オフィシャルサイト
前回の「インセプション」があまりにも味わい深い作品だったため、それに較べたらいろんな意味で"軽い"んだろうな...という先入観だったわけですが。
いや~けっこう良かったですよ!
これはこれで、いいんじゃないかと開き直って楽しく鑑賞できました。
このごろのスパイ系映画や海外ドラマ(例えば「エイリアス」とか)を見慣れていれば、正直それほど意外性のある筋書きではないし、目線やカメラ構図でなんとなく複線を察することが出来る瞬間も多い。
拷問なのにあの格好はどうなのよとか最初からツッコミどころもぼちぼち、はあります。
しかし状況がどんどん変わっていくテンポの良さとターミネーター並みに無敵なアンジーの闘いっぷりが爽快です。
むしろ、フィクションとはいえ各方向からガンガン乗り込まれてしまうアメリカ国家のセキュリティは大丈夫なんだろうかと心配に..。
当初はトム・クルーズ主演で計画された映画で、諸々まとまらなかったせいでアンジェリーナ用に脚本が直され、さらにこれが双子出産後の復帰作であるそうです。
その間、ブラッド・ピットはちゃんと6人分の子守りを担当してたってのもすごい。
確かにテイストが「ミッション・インポッシブル」とかぶるので、これで良かったように思います。
続編がある っぽい感じの終わり方でしたが、どうなるんだろう。
ボーン・アイデンティティみたいにぜひともシリーズ化して欲しいのですけど。
(最初の危機をお利口に乗り切るヨーキー犬の可愛さも印象深い。)
というわけで、アンジェリーナ・ジョリーのかっこよさ満載の夏休み映画、ぜひ。