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2010.09.29
アーロンチェア、9年目に部品交換をしました。
2001年の10月に購入以来、愛用しているアーロンチェアです。
その当時くらいから家で仕事をする比率が増えて、長時間座ることによる腰痛に悩まされていました。
高価すぎて、やってることとは全く釣り合っていない葛藤はあったものの、長年「プロの人が使う」ものとして憧れていたので。
今しかない!と、ものすごい勢いで思い切って購入ボタンを押したのでした。
その頃はネットで10万円以上のものなんて買ったことがなかったので、翌朝になってカード会社から本人確認の電話が掛かってきたのもよく覚えてます(笑)
もちろんこういうものは、人によって相性の差はありますのでまずは現物を試すことは最低条件なわけで、何度か都会の家具店に出掛けてはウットリしていた時期が私にもありました。
最終決定したのは、Bサイズ/フル装備/ランバーサポートのタイプ。
女性向けには横幅の狭いAのほうがおすすめであろう感じはあったのですが、私は身長が170cm近いし、椅子は小さいよりは大きいほうが失敗が少ないだろうと...。
あと、なにより気に入っているのは、当時のアーロンチェアはカラーバリエーションがいろいろあったこと。
赤色のメッシュで、ガーネットという名前がついているのも良いなあと思いました。
(その他、青の「コバルト」やグリーンの「トルマリン」などもあったかな。
日本では中古市場に残っているようですが、本国にカラーオーダー等すれば今でも新品で手に入るんじゃないかと思います。)
この椅子、私にはとても合っているようで、ヒジの高さや座面の高さをきちんと体に合わせると、ギックリ腰寸前くらいまでつらかった腰痛が全くなくなりました。
(右側のひじかけを机くらいの高さまで設定すると、マウス操作で腕が疲れにくいのですよ。こういうこまかいところの調整ができるのも嬉しい。)
今ではこれ以外のものが考えられません。
ちなみにひじかけについているピンク色のカバーは、購入店のオリジナル商品でオマケでついてきたように記憶しています。
洗濯できる素材なのでとても快適。
(椅子はこちらで買いました。・・・今でもカバー付で売ってるんだ!)
そして9年経過した本題に戻りますが。
ここ一ヶ月くらい足元になにか「黒い粒」がポロポロ落ちるようになったのが発端。
なんだろう、と掃除しながらずっと思い続けてようやく先週理由がわかりました。
椅子の枠(座面の前部にあたるところ)と張ってあるメッシュの間にスポンジ製のクッションのようなパーツが挟んであり、それがフチのところからひび割れてきていたのです。
経年劣化でしょうが、この夏の暑さとか湿気とかで決定的にやられちゃったのかも。
長年体重をかけることで、メッシュやランバーサポートが裂けたり歪んだりというような不具合があることはコミミに挟んでいたのですが、ここが壊れ(劣化し)やすいっていうのは意外と盲点でした。
というか、こういうものが足の下に挟まっているとは知らないで9年間座っていました!
高かったのにこれじゃ駄目じゃん、といいたいところですがアーロンチェアのすごいところは「購入後12年間保証」がついていることです。
長期使用でありがちなこの種の修繕ならば、その間は無料でやってくれるというのがありがたいじゃないですか。
一応こういうことは想定して、わかるところに保管してあったはずなのですけれど…結局1時間かけて大捜索し、保証書や当時の購入明細などが入った封筒を発掘。
ちなみに、シリアルナンバーは座面裏側の枠にシールで貼ってあります。
(これも、ネットで調べて先週初めて知ったという...。)
上記の購入店に問い合せ、不具合箇所(写真左。椅子をひっくり返して撮影。)や保証書の画像などもやりとりし、ハーマンミラー社のほうに手配してくれた結果、
「では"バナナクッション"を送りますのでお客様ご自身で交換を」ということになりました。
メッシュの張り替えなどの大ごとになると思っていたので、その間の代替の椅子がないと困るかもとか、この赤色限定色は原状回復してくれるのだろうかとか余計な心配をしていたのに、拍子抜け。
そして昨日、ハーマンミラーのメンテナンスから届いたのが右の写真です。
メーカー的には「座先端クッション」という名前みたい。
交換法を詳細に解説したマニュアルもいっしょに入っていました。
しっかし、まずは劣化した同じパーツを取り出すのにひと苦労!
引っ張るそばからボロボロに崩れてくるし、固定されている古い両面テープの痕も綺麗に剥ぎ取らなければなりません。
しかも、椅子の裏側なんて滅多に掃除しないので、ホコリで大変なことになってる(涙)。
取り出した古いパーツ、新しいのと並べて写真に撮っておこうかと思いましたが、ひとめ見て止めました。
なんというか、哀れすぎて世界に公開できない感じ。(速攻で捨ててしまいました)
上がメッシュなのでホコリを取り込みつつボコボコに圧縮され、厚みも新品の三分の一くらいになってるわで、とにかく「潰れて疲れ切った何か別なモノ」に変貌していました。
新しいパーツは、厚みもあってぷりぷりとした感じなので、メッシュと枠の間に入れ込むのにこれまた大汗をかいて奮闘。
(書類にはちゃんとコツが書いてあってその通りにやればうまく入るのですが、体力が必要とは書いてなかった。)
こうして出来上がった椅子は、座り心地が全く違いました。
そうそう、これが買いたての時の感覚!
「座先端クッション」が潰れたことで膝が下がってきていて、これがなんとなく疲労っぽい感覚になりつつあったんですね。
ときどき椅子の上であぐらかいたりとかしてたものなあ。
この部分が新品になって盛り上がったことで、正しくメッシュにおしりを預けることができて、足(腿の裏周辺)が持ち上がってとても快適。
幸い、このスポンジ以外の場所は不具合無し。
まだまだこの椅子で戦える!とひと安心しています。
仮に保証が切れた以降の時期に再び同じことになったとしても、まあ、このパーツ交換くらいなら有償でもたかがしれてるんじゃないでしょうか。
他のところはどうかなあ、12年(あと3年)以内をひとくぎりとして、しっかり観察しつつ使うことにしましょう。
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2010.09.28
iPhone4に機種変更しました。
予約後なんと26日間も経ってからようやく連絡があったので(涙)、ホクホクと手続きしてきました!
オンラインストアや家電量販店なども考えていたのですが結局、3Gを契約した時と同じ、近所のソフトバンクショップで。
ちなみに写真左側が旧機なのですが、4のほうにピントが合ってしまっただけで、いくら3Gでもこんなに画面がぼんやりはしてないです。
今回は、前のときのような、不要なオプションやらをごり押しされることもなくて安心しました...。
ちなみに、3Gの残金もまとめて支払っちゃって、4も16GB版の本体一括払いです。
2年縛り分割を淡々と我慢するのは非常に難しいことがわかったので、負債は最初からなるべく減らしておきたいという作戦ですが、合計するとたいへんな出費。
(豪華万年筆を一本買ったと想定すればいい...のか...?)
料金プランは、「パケットし放題フラット」です。
最近は、自宅Wi-Fi限定で3000円以内に抑えるというのも難しくなってきている状況なので、遠慮なく使えるように完全定額にしました。
そもそも、8月に東京に出たときに初めて触ってみた店頭のiPhone4。
自分の持っている、あと1年は使う予定だった3G機とは反応速度があまりにも別モノで、液晶の綺麗さにも驚愕したところから機種変更への決意がめらめらと固まりだしました。
OSをアップグレードしてからは特に遅さが気になっていて、面白そうなアプリの情報があっても「どうせ動きがにぶいんだろうなあ」と気が乗らなかったというのが正直ありまして。
これからは、ガシガシと開拓していきたいと思いますよ!
(とりあえず3Gはこれからスピーカー付きiPodとして余生を送ってもらいます。)
●画面フィルム
開封すぐで新品時の、"画面にのせてある出荷時用仮フィルム"を剥がしたすぐあとに、市販品のを貼り付ける。 ・・・というのが最も成功への近道であることは、今までのiPodやiPhoneから学んでいるので、今回も諸々スタンバイしたあとで一気に(無呼吸で!)実行しました。
購入したのは、パワーサポートのクリスタルフィルムセット for iPhone4(Amazon)です。
実はこれまでもずっとパワサポのフィルム使ってたんですが、今回もそうなっちゃいました。
何社かの光沢タイプを検討していたのですが、「画面うつりの綺麗さを損なわない」というレビューの多さが決め手かもしれません。
画面用に予備込みで2枚、背面用に1枚というセットであることも心強いです。
ちょうどまんなかあたりで剥離用のフィルムを手で切り取って、軽く位置合わせが可能。
フィルムというよりはプラ板的なしっかりした硬度があり、途中でヨレたり気泡が入ったりこともなく非常に美しくぴったりとくっつきます。感激。
防汚加工がしてあるとうたってはいますが、言われてみればという程度でそれなり指紋は付きます。
ガラスだけの、吸い付くようにすべすべな状態とはまた触感も違う(柔らかさも感じるし、摩擦係数はちょっと上がるかな。)のは確か。
それでも、まるで画像が浮かび上がっているかのようにツヤツヤと綺麗で満足だし、「一応」傷やら衝撃やらから防御している安心感には替えられないかなあ。
●ケース
もうすでに、ヨドバシカメラで吊るしてあるものから選択済み。
3Gでつけていたカバーが色も質感も結構気に入っていて、同じ会社のが出ていれば良かったのですが、まだ見かけませんねえ。
・前回購入時の記事:iPhoneに赤いカバーを買いました。(iSkin solo FX)
今回はこれ。
ソフトケース ストラップスタイル for iPhone 4 ジュエルレッド(Amazon)
背面のこまかくキラキラした感じが気に入って比較的即決だったのですが、横にストラップが付けられるようになっているのは開封してから気付いたのでした...
右側にすこし盛り上がっている部分があり、そこに紐をとおす穴が2つ開いています。
(ストラップが付けられればとても便利だと思いますが、これだけの重さを支えるだけの強度はある材質なのか、ぱっと見は心配です。)
画面やらの周囲を傷つけない素材の飾りがついたものを探さないとね。
とりあえずまだ何も付けていない状態ですが、このストラップ用の盛り上がりの位置が、iPhoneを持つときの指置き場として便利なところについているのです。
素材は、iSkinと同じような透明感のあるゴムっぽい樹脂ですが、前回よりは若干硬くて薄め。
指先でコツコツ叩くとすこし高い音がします。
装着時も、あまり伸びないので四隅をぴったり嵌め込むまでえらい苦労しました。
(ストラップをつけるときにまた外さないといけないなあ)
それでも、ソフトタイプではあるので耐衝撃性はいくらか期待できそうです。
フチもくるみこむような高さがあるので、ちょい安心。
カバーが上にかぶさっているスイッチ類もiSkinよりはずっと押しやすく、精度が高い気がします。
それにしても、薄い本体の中にみっちりと機械が詰まっている重みが(3G以上にずっと!)あるので、道に落としたりしたらこんなんで助かるんでしょうか?
そろそろいろいろな事故写真を見る機会が増えてきたので、気をつけようと思います。
ちなみに、机上据え置き(充電)用の台は引き続きSANWA SUPPLYのデスクトップスタンドです。
これだけはケース類と違って、多少形状が変わってもずっと使えるものなので、重宝しています。
・購入時の記事:iPhoneの机上用スタンドを買いました。
というわけで長くなったので、肝心の内容機能系の話はまた次の機会に!
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2010.09.24
能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。
来年のメイン手帳の1冊、能率手帳ゴールドです。
実は、8月終わり頃の伊東屋手帳フェア第一弾で速やかに購入済み。
(いやー暑かったなあ!あの日は...)
もう少し、気温も世間もそれなりの空気になってきたら開封しようと、引き出しに仕舞いっぱなしにしてありました。
近所の書店内に、来年の手帳・日記帳コーナーが出来上がっていると気付いた本日、ようやくその気になったので今年もここに記録しておこうと思います。
ずっと使い続けているのでこまかい手帳ネタで何度も言及してはいますが、これまでの3冊を買ったときの記事は、新しい順に下記リンクになります。
2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。
2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。
2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。
前回買ったとき、ぺったりと均一感がありすぎて「合皮みたいだな」と思って使いはじめた2010年版の革表紙は、よく触る場所中心に拡がりつつある艶と、それなりの凹凸がいくつもついて、すっかり"働く革"の貫禄が出てきています。
手触りもふわふわ。
こうしてかわいくなったなあと思った頃には、次期の交代要員が控えているところが少し哀しい。
毎年同じようなことを書いていますが、この手帳ならではの、すこし摩擦感があって筆記具を問わず書き心地のいい紙質が好きなんです。
こういうサイズなので万年筆は細字限定使用ではありますが、インクの相性が悪くて困ったものも特に無かったし。
学生時代から慣れているレフト式レイアウトであることも私にとっては非常に重要。
六曜や年齢早見表や地下鉄路線図といった、いかにも日本の手帳っぽい付録事項も意外とよく使うほうなので、やっぱり毎年これでいいかとなってしまうんですね。
あと、付属の薄型メモ帳がしっかりセットできるベルト付きの後ろポケットには、私の場合は情報カードを数枚入れて、いざというときはジョッター的に使えるところがとても便利です。
オマケの横罫補助ノートは、もうそろそろ「金塗り小口だからもったいない」を卒業して、普段から本体とペアで使いはじめてもいいですかね。
4回も買えばずいぶん冊数貯まってきたし…
時期的にまだまだ余裕があったせいか、箱の蓋をあけて好きなシボやツヤの感じの革をじっくり見較べて選び放題だったのは幸運でしたが(触ってませんよ!目視選択です)、今回は名入れ無しで購入しました。
単に伊東屋に行ったのが夕方で、受け取りを待ってる時間がなかったというのが大きな理由ではありますが。
ひとたび開いてしまえばそこは自分全開の内容なので、わざわざ外側の刻印にこだわらなくてもいいか~!
・・・と前向きに解釈してその場で包んでもらっちゃいました。
●Amazonの伊東屋支店経由で購入も出来ます・2011 能率手帳ゴールド(黒)
自分なりの使用ルールも長期を経て練り上がってきつつありますし、だんだんと「このままどこまで増やせるかなあ」という期待もでてきて(笑)それが継続の一因にもなっています。
4冊も積み上がってくるともうあんまり、他の似たような手帳をいちいち「試してみようか」とも思わなくなってきているのが正直なところ。
来年も「5冊目買いました」ネタで書けるといいな~。
将来は、今までの能率手帳でタワーを作ってはしゃぐ文具オタク老人になる...というレベルを目指したい。
使い方については毎年さほどの変化もありませんが、もう1冊の手帳であるクオバディスExecutiveのほうと絡めて、いずれ後述します。
毎度全く同じ手帳でも、生活や行動の形態にあわせてちょっとづつ、自分なりにルールを変えてきているのが面白いです。
過去手帳は、こまかいメモでもなにかと役に立つので、08年・09年分ともにすぐに取り出せる場所に格納してあります。
(くたくたに柔らかいけどしっかりした強度のままの綴じの優秀さは、むしろ過去のデータを読み返すときに実感しています。)
毎年、切り替える時期になると、必ず読むようにしているのが「能率手帳の流儀」という本。
能率手帳に限らず、それまでの手帳との付き合い方についての多くの反省と今後の目指すべきところが頭に浮かぶ、とても有意義な内容です。
手帳やノートの関連本はいつもたくさんの数が出ますが、長年手元に残しておくならこの本かな、と思える数少ないなかの一冊となっています。
・書籍購入時のレビュー:手帳を問わず、の手帳本。
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2010.09.17
gentenの文庫カバーを買いました。
3年くらいずっと、これ欲しいなーどうしようかなーと考えていたgentenの文庫カバーです。
開封した今、机上は革のいい匂いがホンノリ漂流中。
可愛い見た目も、程良くしっとりな手触りも大満足なので、もっと早く買えばよかった!
花型模様に1層目の革がくりぬかれていて、genten好きならお持ちの方も多いかもな人気デザインだそうです。
この文庫カバー以外にもいろんな小物やバッグで展開されています。
(2年前、同柄のポーチを先に購入。
中袋を外せば「革なのに中身が見える」ということが意外と便利で、外出時のバッグ内文具入れなどにすることが多いです。)
革色は、ヌメ/ブラウン/濃茶 がありまして、これはブラウン。
ちなみに育成前と後のヌメ製品を店頭で見せて貰ったのですが、新品時はかなり色白な革。
しかし上手に育てると、新品時のブラウンを越える深い飴色と綺麗な艶に変貌するようです。
どれにするか迷いました~。
ここの革は、かなり変化の速度が速いような気がします。
(ポーチも、買ってわりとすぐあとにシンガポールで1週間以上バッグに入れて持ち歩いていたのですが、湿気と猛暑環境に囲まれたなかで帰国時には一気に手触りが柔らかくなったのには、非常に驚いた思い出が。)
そして、2年程度で「ブラウン」でもここまで変わる!という証拠に、このパスケースの写真。
撮影しながら、これは濃茶で買ったんだったっけ?
と過去の記事を検索したら、実はみんな同じブラウンで揃えていたみたい...。
●買ったときの記事:gentenでポーチとパスケースを買いました。
2年間ほとんど毎日バッグから出し入れしつつ触ったり振り回したりすることで、こんなに濃くなっちゃったわけです。
手入れなどは全くしてないので、爪痕などで色むらが出てしまっていますがなかなかの経年具合。
持ち手部分もかなりシナシナと柔らかくなっています。
(同時に購入した花型抜きのポーチは、大事にして常用まではいかない使用頻度なので、ほんの少し焦げ茶がかってきているだけ。)
とりあえず、当初(3年前から予定していた)の通り、ほぼ日手帳のカバーにしています。
ずっと使ってきたブレイリオのコードバンカバーは、現在読んでる途中の文庫本へシフトです。
ほぼ日手帳でもメモ帳でも、ペンホルダー無しの、いわゆる「普通の文庫カバー」で使うほうがシンプルで好きなんです。
今回のgentenで、革製文庫カバーがやっと二個目になったので。
ほぼ日使うのと同時に文庫を読んだり、文庫サイズノート(愛用はマルマンのA6カバーノートやMDノート)を併用したりが贅沢に"革で出来る"ようになった!
・・・というささやかな喜びが。
写真のとおり、本の厚みによりカバーの「巻き」を調整できるデザインなので、薄手のノート~ほぼ日よりもうちょい厚いくらいの本でも大丈夫な感じ。
でも新品のうちは、革がぴしっと硬めにまとまっているので、今だけは他の位置で曲げたくない気もします。
幸いなことに、ほぼ日手帳くらいがぴったり入るくらいの幅が初期設定。
普通の文庫カバー+ほぼ日手帳だと紐仕様のシオリはついていません。
そこで今回は、購入時包装してくれたgentenのリボンを、ほぼ日の最後の厚紙ページ(裏表紙1枚手前の黄色い紙)に上下でグルっと巻いてからホチキス留めしてみた!
チカラワザではありますが、セロテープや接着剤などよりはずっと確実かつ薄いまま固定できます。
リボンに印刷されているステッチの柄なども本体の縫い目とぴったりなので、ありあわせっぽいイメージもそれほどなく(笑)、可愛いくて気に入ってます。
このカバーは深~く色づくまで上手に育て上げたいので。
ほぼ日手帳をはじめとして、そのときどきの「一番手にとる文庫サイズ」に積極的に巻いていこうと思ってます。
見た目の経年変化がひかえめなコードバンの大人っぽさが気に入っていたけれど、色も手触りも刻々と変わっていく革も楽しいものですね。
○Amazonではこちらです(革色選択できます) → genten カットワーク ブックカバー
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●その他のgenten買い物記事:gentenで筆箱とパンダを買いました。
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2010.09.02
伊東屋でちょこっとお買い物のこまごま。
先週すさまじく暑い中、ちょこっと用事ついでに久々の銀座伊東屋に寄ってみました。
しっかし、金曜の夕方近くという時間帯があんなに混雑するとは思ってもいなかったので、ザクザクと大雑把に下見と必要品購入を済ませてアッサリと出て来てしまいました。
・最上階にて手帳フェア第一弾がスタートしていました。もうそんな季節か~。
もう少し時期が遅くならないと盛り上がらないかもな品揃えと客足ではありました。
せっかくなので、使うと決まっているいつもの定番(能率手帳ゴールドと、クオバディスExecutiveのリフィル)は早々と購入。
2011年は特に名入れなどはしないでみた。
いずれ写真も撮って別記事にてしっかりと書きます。
現在いい感じで熟成および稼働中の今年版に申し訳ない(笑)というか、気分的にまだねぇ..という気もするので、開封もしてないのだ。
他に売場で印象的だったのは、マルマンのニーモシネのデイリー手帳。
新書サイズでよければ、ほぼ日やフランクリン・プランナーとの強力な比較推奨品になるでしょうね。
あと、Moleskineのx-small版がまさに手のひらサイズで、形も色も可愛いすぎです。
・プラチナのプレジール、中字の青軸を発見したのでさっそく購入しました。
細字を買ったときの記事→ 1000円万年筆のプレジールを買ってみました。
万年筆売場の階ではなく、普通の事務用筆記具の売場に、複合ペンなどに埋もれてこぢんまりと並んでました。
中字も滑らかで書きやすく、非常に使いやすいです。このペン先が200円のプレピーで既に商品化されてるってちょっと信じられないくらい。
表面がつるつるなので、硬く密閉されたキャップを開けるのは大変。
しかし、ツヤツヤ光るけれど程良く暗めに落ち着いた藍色の軸色、好きだなあ。まさにインクのブルー。
言わなければ1000円には見えないと思うので、プレピーの高級外装品としても(?)これは買ってよかった。
それにしても見た目からは想像できない軽さです。中に重りでも仕込みたい..。
インクは、パリのコンビニで買ってきた「30本で0.99ユーロ」BiC製の激安カートリッジを使っています。
中屋万年筆のイベントで買ってきた、欧州規格カートリッジ用のアダプターがやっと日の目をみることになりました。
連結して差し込むだけですが、とても便利ですね。パイロットやセーラーでも出して欲しいくらい。
比較的字幅太めで書いても儚げで濃淡豊か(といえば聞こえがいいけれど、お値段なりに若干"染料濃度が薄め")なロイヤルブルーのインクです。
いかにも学校の書き取りに最適といった感じの実用向けな色味なのですけれど、シャバシャバした滲みも無く、意外と飽きないので、モンブランの145にも差し込んで消費中です。
ペリカンの青にもかなり似ていますし、実際ペリカン製青インク消しでしっかりと消えてくれるので使い勝手も良し。
(ああ、パリからちょうど1年前になるんだな。新学期セールの文具売場にまた行きたい!)
・そして、既に購入した方のレビューをいくつか拝見して気になっていた、コレトの1000円バージョン、Lumio。
実はコレト自体、買うのは今回初めてなんですよ。
やはりLumioの決め手は「ラバーグリップ無し」のすっきりデザインですね!
適度に細身なのも良いです。
樹脂ながらも、金属のプレジールとは材質がほとんど見分けがつかないほどの高品質テカテカ塗装。
濃いめのメタルピンク、わりと大人っぽくて気に入りました。
しっかし、軸+芯4種類の、フルセットだとなんだかんだで1500円くらいかかっちゃうのね~。
0.5mm用シャープユニット+ブルーブラック0.4+ブラック0.4+レッド0.4 という、実務に徹した構成に。
ゲル芯は0.5でのみずみずしさに、試し書き時点では良いなあと思ったのですが。
この芯の直径を考えるとあっというまにインクが無くなりそうで、コストパフォーマンスも考慮してみました。
かなりの細字でも発色がよくて綺麗に書き込める芯ですね。
コレトが以前から手帳用に定評あるのがよくわかりました。
外出用に重宝しそうです。
・万年筆階のモンブラン売場で、ダイヤ入り146をはじめて目撃。
これは実に綺麗だ!でも白い☆がかわいいからP146で十分…(いつ買うんだ?)と葛藤。
悩むだけなら無料です。
新しいデザインのボトルインクは、この次の来店あたりのタイミングで買おうと思います。
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そして向かいのアップルストアは、1階はiPadとiPhoneを試す人々で、見たこともないほどぎっしりの大混雑!
iPhoneがサクっと買えちゃったりして。・・・という淡すぎる期待は完全に打ち砕かれました。
このやり場のない哀しみを解消するべく、けっきょく今のを買ったのと同じ、自宅近所の店で予約してきちゃった。
16G版を一括支払いで。
1ヶ月掛かるかもしれませんと言われたけど、まあいいですよ。
3Gはもう、グギギギ...という擬音が浮かんでみえるほど苦しそうな動作スピードなので、このごろアプリもあんまり触ってないんです。
実はあと1年分くらいの分割残金があります。
少額とはいえ、だらだら払い続けるのもイヤなので、のこりは一括で支払っちゃう手続もしてきました。
ケース市場もそこそこ成熟してきたし(これ重要)、この関連も選ぶのが楽しみだったりします。
この3G、買ってすぐ3GSが出るというひどいタイミングで入手したので、もう迷わないわよ~
・・・といいつつ来年の今頃また同じように騒いでいそうな予感が。
昨晩発表されたはじめて。こんなnanoといい、Apple、次から次へと休ませてくれない、いい商売してるよなあ(嘆息)
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そうそう、唐突ですが、書いておこうと思ったこと。
冬場に購入して重宝していた真空断熱タンブラー、この猛暑の今こそ、素晴らしい活躍をみせています。
密閉型じゃないのに、2,3時間は氷が浮かんだまま(!)余裕で放置できてる感じでしょうか。
ちょっと忘れて他のことに気がとられていてもずーっと変わらずヒンヤリなのが素晴らしい。
全く結露しないので、そのまま置いても机上で安心なところもオススメなポイントです。
ガラスでないので見た目の涼しさには欠けますが。
缶一本分は入る大容量も手伝って、日中の麦茶入れ+夕食時のハイボール用として、我が家ではフル回転して愛用中なのでした。