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2010.11.29

「パリのすみっこ」「パリの幼稚園のフランス語ノート」を読みました。

B0049HV5WMうちの「電話の横に置くカレンダー」を何度か続けてku:nel1月号の付録についているものにしていたのですけれど、昨年でサイズやレイアウトが変わってしまい少しがっかりしていました。
(B6のあっさり系だったのがA5の月間ブロック式になっていた。
仕方なくロフトで小さめのスタンド式カレンダーを購入。)

しかし!今号の付録(2011年版)で元の形式に戻ったのでとても嬉しいです。
月ごとにクウネルくんのひとこと付の、余白多めなカード(っぽい)カレンダー、好きなんですよね~。
来年は毎日よろしく!
ku:nel 2011年 01月号 [Amazon]

Ku:nelは、スタバ(たまにタリーズ...近所の「カフェ」はこの2種類しか無いのだ....)でのおやつ時の読み物としてたいてい毎号買ってしまうのですけれど、掲載写真の雰囲気が好き。
"派手過ぎず・枯れ過ぎず・(ゆる)可愛い過ぎず"な独特の色調がいいなあと思ってます。
今月の特集もそうだけど、和食がじんわり美味しそうに見えるトーンなのですよね。


クウネルの旅 パリのすみっこ で、今回カレンダー付の最新号ともに購入したのは、特集本「クウネルの旅 パリのすみっこ 」です。
ちょうど1年前に購入した号のテーマがパリで、永久保存版だわこれ!てくらいに「いい話・いい写真」でまとめられていて大感激でした。
その号を含めた今までのパリ関連のページをまとめて、さらに追加で書かれたものもあるとのこと。

たとえば、表紙の写真にある、この青っぽいグラデーションのものは何かというと。
ラ・メゾン・ドゥ・パステルというところのパステルなのですが、踊り子シリーズを描いたドガも愛用したという名品。
一族に細々と受け継がれてきた製法で日々手作りされているもので、近年ようやく日本で買えるようになったものの大変に高価。
いま横浜美術館でやっているドガ展でも特別販売されており、なんと3本で10,500円ですってー。
現在の4代目当主が、年老いた先代から制作を引き継いで徐々に色数を復興していった話も興味深く、箱に並べられた赤や青のパステルの色の美しさにもうっとり。
(この写真は本のカバー全体に使われてます。)

・・・というようなエッセイを楽しみつつも、各所にちりばめられた美味しいもの系のちょっといい話(寒い真夜中に食べるオニオングラタンスープや、家族が大好きなポトフの煮込み、かわいい駄菓子や、町の老舗食堂のジャガイモ料理etc..)にやられてしまい、とにかく総合的にはおなかがすいてしまう素敵な本というのが読後の感想。

ディープめな場所が多いあまりに旅行の参考にはならないかもしれないけれど、誰もが知ってる名所をまわるだけでは掬い取れなかった「すみっこ話」が味わい深くて。
またいつ行くかもわからないような遠い国なので、街の空気の記憶を補完するにはとてもいい読み物だったのでした。


4384055870同じ国つながりで、もう一冊おすすめな可愛い本。
私のお気に入りブログ、カメラと一緒にパリでお散歩*のアリアちゃんの幼稚園で配られた、四季折々の「父兄へのおしらせ」プリントでフランス語を勉強できます。
パリの幼稚園のフランス語ノート

季節ごとの行事や、工作・おやつ作り実習等々、子供生活にまつわる便利な単語集もついていて、楽しく言葉の知識をつけることができます。
あの(日本で知ってるおしゃれ系店名などの)単語は元の意味がこれなのね~という発見もあったりして面白いです。

フランスで幼稚園(~現在小学生!)生活を送るなどという、私にとってはたっぷりと異次元ワールドを画面で味わいつつ....かなり初期の頃からブログを愛読させて頂いてます。
とびきり美しいパリの写真と、どんどん大きく成長していくお嬢さんの毎日の話を、遠い遠~い親戚のおばちゃんのように見守りながら、ちびちびペースで勉強を続けたいと思っている私なのでした。

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関連ページ
パリの旅の記事まとめ 09'

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2010.11.21

「ハリー・ポッターと死の秘宝」を観てきました。

B0043C3E1S金曜日に行ってきました。
そういえばそろそろ?と思って最寄り映画館の上映予定表をみるとなんと公開当日。
ほほぅ...という勢いで席予約してしまいました。
初日なだけあってなかなかの混み具合。
学生だけでなく、外国人と思われるお客さんも比較的多かったような気がします。
というわけで、以下、ぐだぐだの感想のみ(当然ネタばれていないです)。
・公式サイト:ハリー・ポッターと死の秘宝

10年続いてきたこのシリーズも最終話になって、残る映画化も1本を残すのみに。
子役達がすっかり大人になってしまったのを観察し続けてきたこちらも、経過年月を考えるとしみじみとなってきます。
残りのパート2の撮影も終えて完全にハリーポッターから解放され、10年ぶりにばっさりとベリーショートにしてしまったハーマイオニー役のエマ・ワトソンの気持ちもなんとなくわかるような気がしますよ!
(これがまたすごく可愛くて似合うのだった。→ Emma Watson official

・・・ここ最近の2作ぐらいから物語がどんどんダークかつ戦闘的になってきているのですが、今回もかなりそんな感じに。
次回のパート2(ヴォルデモードとの決戦?)に向けた話なので仕方がないよねと思うのですが、最後まで深刻だったのでした。ドドーン。

使命を果たすための手がかりとして、数々の地名や人名を足がかりに動いていく登場人物達なのですが、どこそこの谷の誰々が、と複数言われてもピンと来ない(以前の回で少しは触れてきたことなのかもしれないけれど、記憶では追い切れない)面も多々ありました。
原作をじっくり読んでから観た方が理解度が深まるのかもしれません。

それにしても、終盤のひと山と思われる事件で隣のお客さんがしくしくと泣き出してびっくり。
まあ・・・この登場人物のファンならそうならざるを得ない、とても可哀想な場面。
そして、ハリーやロンやハーマイオニーの台詞の応酬が面白い言い回しらしくて、外国人の方々限定の各所からしょっちゅう笑い声が聞こえてくるという部分が何度も。
その反面あまりにも日本語字幕が普通過ぎるのでなんとかこういうのが伝わるようにしてほしかったなあ。と(語学力のなさを棚に上げまくって)思ったり。

4796677720なんだかんだ言ってもあと1作品だし、最後までシリーズを見届けようと決意しています。
ここまでもやもやさせられたんだから、次で(恋愛関係など含めて)どれくらいの収拾が成されるのか逆に楽しみだよ!

このごろになって、最初の2作のDVD("賢者の石"と"秘密の部屋")がコンビニの雑誌コーナーで780円で売ってますよね。これどうしようかなあと。
(こういう仕様で売ってるDVDにしては珍しく、英語字幕のデータも入ってるというのも気になっている理由。)
ケーブルなどで何度も再放送されているのでよく観てはいるんですけれど、登場人物たちがまだ10歳前後だし、初期なのでとにかくストーリーがわかりやすいという点が好きなんです。
みんな、大きくなったのね!

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2010.11.19

モンブランのトフィーブラウンインクを買いました。

101119

新しいボトルデザインのインクを、ようやく買ってきました。
(折角だから、銀座本店で。)

「トフィーブラウン」というインクです。
これは新色だそうで。
「セピア」がうっすら気になっているあいだに廃番になってしまいましたが、これとは違うということですね?

なにぶん、青っぽいのばかり買い集めているので、茶系統のインクはメーカーを問わずこれが初めてだったりします。
今回も、いつものレギュラーであるロイヤルブルーと迷いましたが、まだ残量が多め。
青ならAmazon等の通販でも簡単に買えるようなので後でいいや。というわけで。
ちなみに、前代のカラ壜はいまゼムクリップ入れとして机上活躍中です~

ロイヤルブルー以外だと「ボルドー」も持っているのですが、今のところはどのペンにも入れてない休養状態。
私の理想とする"ボルドー"にしては、少々ブラウンすぎていて紫っぽさが足りないという要素が惜しいというか、長続きしない原因になっているのかなあと分析。
赤溜の漆色だと思うと納得できる、実に素敵な色なんですけどね~!
そういえば「レーシンググリーン」もなんか寝たきりかもしれない(すいませんすいません)。

101119・・・というわけで今度こそロイヤルブルー以外で長続きする色を。
と祈るように指名買いしてみたのでした。
一応、気になるペン先のお試しも兼ねて、店頭でもトフィーブラウンで書かせてもらいました。

シンプルにいえば「あかるいちゃいろ」です。
文字の線端や曲がり角での大きめな濃淡に味わいがあって、モンブランらしさを感じました。
珈琲的な渋みも暗さもなく、彩度のある朗らかな色味。
チョコレートだとしても、カカオ度はごく普通で糖分多めな甘い香りがしそう。
ほんと、カラメル(プリンの底に溜まっているやつ。)などの砂糖煮詰め系の雰囲気はその名前の通りなのですよ!

家に帰ってからは、サファリのBニブに早速。
しっかりした色味のインクなので細字でも問題ないのですが、濃淡の豊かさを味わうにはやっぱり太字かなあと。

フローは良く、すべすべと書けます。
何より気に入ったのは線のエッジがくっきりしていて滲みにくさを実感できたこと。
毛細血管的な"ヒゲ"が出にくいように思います。(掲載の写真は、コレクトの無地情報カード)
今使っているMDノートにも裏抜けは全く無し。
そして不思議なことに、Moleskineの紙には書いた直後は赤茶に近いほど明るいのですが、1行どころか数文字遅れのスピードでじわっと僅かに土っぽく暗くなるのです。
ウォーターマンのブルーブラックの緑化のように、紙の性質によって左右される件なのかもしれませんね。

このサファリの書き心地の良さもかなりお気に入りというのもあるのですが、しばらくはここに常駐させて愛用しようと思っています。
ロイヤルブルーとのコントラストも非常にいい(青と茶色はお気に入りの配色!)ので、同じ紙面にも併用していけそうですよ。

秋らしくて、かわいい色が手に入って大満足であります。


さて新しいボトルの形ですが、容量もすこし増えたので、ますます重くどっしりになりました。
だいぶ角張っていますが、以前と変わらずにかかとがついた靴型ですね。
壜だけでなくキャップの高級感もすごくグレードアップしていて、使い終わったらマグネットでもつけて再利用したいくらい!
取っ手がついて引出せるボックスも楽しいです。
実用一辺倒というよりは、万年筆で文字を書くという特別さを演出してくれる工夫があって、今回のリニューアルは素敵。
次回、青インクを補充購入するのはいつだろう。楽しみです。

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☆Amazonではこちら。→ 万年筆用ボトルインク 60ml【トフィーブラウン(TOFFEE BROWN)】 105188
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2010.11.15

「エクリプス/トワイライト・サーガ」を観てきました。

B003JSU2NU「トワイライト」と「ニュームーン」はレンタルDVDで観ました。
3作目にしてようやく最寄りの映画館で上映してくれるようになったので、これは行かなくちゃなーと思っていました。
映画『エクリプス/トワイライト・サーガ』オフィシャルサイト

あっさり解説すると、ストーリーはひたすら
「美少年吸血鬼と女子高生の禁断の恋(年下の美少年狼人間にも好かれてしまって板挟みの私はどうしたらいいのかしら☆)」です。
あちらのティーン向け小説シリーズを映画化したものなので展開が終始、少女漫画みたいなノリで進んでいきます。

そんなわけで、夫が鑑賞についてきてくれるとは思わなかったので大変恐縮したのですが(前日に地上波で前の2作を圧縮したものが放映されていたのでそれで予習したらしい)、案の定、終演後は目玉がドンヨリしていたので可哀想なことをしてしまいました。
同時間帯に上映していた「SP」でも薦めておけばよかったか…
三分の一程度しか埋まっていない客席は、間違いなく私たちが最年長っぽかったしなあ!ははは…


米国でのプレミア上映では、何日も前から(このシリーズのファンの人たちが泊まり込む)テント村が発生してたっていう話ですが、日本ではそこまでではないですよね?
まああちらの方々ほどに熱狂的じゃないですが、"わりとファンです"と言っていいくらいではある私。

2作目のニュームーンをみたときは「やっぱりちょっと(少女漫画すぎて)ついていけないかも~」とうっすら思ったのですが、今回で周辺世界や登場人物の過去が掘り下げられたので評価が持ち直した感じでしょうか。
でも、主人公エドワード役の人は、ハリー・ポッター「炎のゴブレット」に出てたときが一番好きだった!
吸血鬼の白塗りは怖いんだよね~
一番お気に入りなのは、前作までとうってかわってやたらカッコいいジャスパーの人ですよ!
エドワードと人気を二分するジェイコブは、顔色はいいけど若すぎてなあ..。


アイドル映画なんじゃ...という先入観を超えて映像がなかなか凝ってまして、狼族のVFXが素晴らしいです。
変身時や登場人物達との絡みも、着ぐるみじゃなくてCGなんですが、毛皮のモフモフっぷりや重い筋肉の感じなどのリアルさは、これだけでも大画面で鑑賞した甲斐はあったと思えるほどの高精度。
マモノ(魔物)系の特撮ならここ、というほどに老舗かつ大御所のTippett Studioが作っています。

Eclipse | Tippett Studio

ティペット・スタジオ - Wikipedia ←フィルモグラフィーみると、お気に入りの映画多いな~。

メイキング動画はこちら。(開くとすぐにスタートするので音量注意)
MakingOf - Movies - The Twilight Saga: Eclipse - 'Twilight: Eclipse' Tippett Studio VFX Visit

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で、トワイライトシリーズの原作本のほうは、私にはじゅうぶん勉強になるレベルの負荷なので、Kindleデータで購入してiPhoneやPC用Kindleで読んでます。
今売ってるモデルならば英和辞書も組み込めるというし、円高のうちに本体もどうしようかなあと考え中。
翻訳本のほうは文庫ながらやたらと各章分冊されているので本棚専有面積を考えると若干躊躇しています。
こちらも電子書籍にならないものかな!

とにかく今後の展開として、次回の最終章はもっと濃いぃらしいので、観に行くぞー(ひとりでも)。

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2010.11.13

伊東屋でみてきたもののこまごま。(いつものカレンダーを確保)

101104私が行った日(4日)は、伊東屋の中二階ではパイロットフェアをやっていました。
コミミにはさんでいた新製品の数々が、お試し台の上でさわり放題になっていたので堪能!
回転吸入式の透明軸「ヘリテイジ92」や、いろんなペン先が用意されている「ヘリテイジ912」、はじめて見たかもです。
(912はスタブがあったら試してみたかったけれど...それだけ置いてなかった。あったら危なかったよ。


●透明軸プレラ「色彩逢」
特に半透明カラーのパーツがついているデザインのが綺麗です。
プレピーに似てるので、がしゃっとペンケースに放り込める的なカジュアルさはあるんですけれど、体格はそれの豪華版という感じ。
色数も多く、展示台の上ではさまざまな色彩雫インクが入っていて、それもまた試し放題でした。
細字・中字のどれも滑らかで書きやすい。
コンバーターも付属しているので、万年筆のボトルインク使用もやってみたい初心者の方にもおすすめな感じです。
伊東屋の通販で購入することが出来ます。

これにあわせて、色彩雫インクは小瓶三本セットが発売されています。
うーん、最初から全部こっちのサイズで欲しかった~というほど手頃な(うまいこと使い切れそうな)サイズなんですよね。
いまとなっては、欲しいと思うどのセットにも手持ちのフルボトルがだぶっているので...小瓶のバラ売りして欲しいなあ(カートリッジ売りでも!)と願っております。
色彩雫-iroshizuku- 商品一覧←これも、伊東屋の通販で買えます~


●サファリ万年筆 ジャパンリミテッド
白軸に赤のパーツのサファリは、かわいいです。白うさぎのようだ。
什器にたくさんささっているキャップ部分を上から見ると、日の丸というよりは目玉おやじの集団に見えるんだよね!
しかし、FとEFしか出ないというのが惜しいなあ。日本向けならそういうふうになるのか。
細字系サファリはざくざくいうほど本数持ってますので、MかBならもう一本と考えているという個人的事情を考えると、まだスルー中です。
しかし、ペンケース付きバージョンも気になります!

【LAMY/ラミー】safari/サファリ 万年筆 2010 ジャパンリミテッド【日本限定カラー】(ペン先:F)← 万年筆単体はAmazonでも買えます


●ペリカン ブルーオーブルー万年筆
発売されるときいた初期の頃に写真で見た印象よりずっと「いいなあ」感強し。
うっすら程度に透けた青と、ゴールドのパーツのコントラストが素敵です。
オプティマのブルー軸持ってなかったら真剣に考えたであろう一本。


●キングジム ブギーボード
売り場に展示されて、自由に試せるようになってました。
何故かペンが見あたらなかったので指先でツツーッと書いてみたりして。
(圧力だけで筆記できるのでこういう使い方でも大丈夫なんだそうです。)
水っぽいポテっとした線が出て面白い!
ボタン一発で全消去、というのを5万回繰り返せるそうです。
メーカーHPでの画像ほどの色コントラストを期待していたので、アレっずいぶん暗いなーというのが正直な感想なのですが、筆記感や反応速度はとても良くて、気に入りました。
でもうちには走り書きできるアナログの紙がいっぱいあるから…5000円弱出して買うかどうかと言われるとビミョーだ!


●9階のカレンダーフェア
盛況で、レジも列になっていました。
大型をいくつも買って配送を手配するお客さんも。
今こんなだったら年末にむけてもっと大混雑になるのでしょうね。

少なくとも10年前近い頃から、自分の部屋用には「能率カレンダー壁掛け 17」を使い続けています。
2011年版 能率カレンダー壁掛け17[C116] :商品詳細 | JMAM eショップ

能率から出ているものなので近所の書店などにありそうなものなのですが、ここ数年高橋書店製などに押されて品揃えから外されてしまっていて...去年も伊東屋で買ったような気がします。
主に個人的な事情なのですが、以下の理由でこればかり買っているのです。
・月曜始まり
・「めくり」でなく「はぎ取り」式。
 (高い場所からリボン状の紐で吊しているのですが、これだと毎月後ろに折り返すのがめんどくさい。
  月末にぺりりとめくると気分がスッキリ。)
・飾る場所にぴったりはまる大きさ:B4
 (本棚の横に吊しているのですが、カレンダー横幅と棚の奥行きがほぼ同サイズ)
・数字が遠くからも見やすい。付箋などを貼ったり程度のスペースもあるので使い勝手がよい。
 (私は手元の手帳で済ませているけれど、直接書き込みする人にも便利なレイアウト。)

それ以外の特長としては、シーズンごとにページの配色が変わって視覚的に楽しいです。
あと、毎年必ず発売されているので悩まなくて済む、というのも魅力かな。
能率手帳もそうだけど、地味だけど息が長いという堅実さが好きです。


さらに今年は、この能率カレンダーの下にA4で1年分のカレンダーを貼ったら、年間の見渡しもできて大変便利でした。
pdf de calendarさんでPDFデータを使用。
4種類の色味が用意されていて、珍しいところでは情報カードやトラベラーズのパスポート版(Moleskineのポケットサイズにも合うはず!)などに貼れるカレンダーなど、リフィルサイズも豊富にそろっているのでご活用おすすめです。
というわけでさっそく来年分も「A4サイズ12ヶ月縦型 月曜始まり」をダウンロードしました。


伊東屋ではその他、シャーペンの芯やカッターの刃など、こまかい事務用品をいくつか買い込み。

モンブランの新しいボトルインクも今回の買い物の目的の一つだったのですけれど、せっかくなので銀座本店のほうに出かけることにしました。
前回暑すぎてバテてしまって歩き着けなかったので、今度こそやっと買い物が出来る。

(というわけでしつこく見物記録続けます。)

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2010.11.11

銀座でみてきたもののこまごま。(アップルストアは大混雑)

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もう一週間前のことになるのですが、久々に銀座へ買い物に行ってきました!
伊東屋の1~9階の階段昇降+モンブランまでの銀座通りを黙々と歩きまわり・・・という(私にしては)たいへんな運動量だったので、次の日の筋肉痛がつらくてもう(涙)。

でも、すごーく楽しかったです。
増床改装で話題の銀座三越などはたっぷり見回ってやろうと思っていたのに、なんと地下の売り場(食品系)で買いまくってしまい。
気がついたら両手いっぱいにいろんなものをぶらさげて身動きがとれなくなってきたので、他の売り場へ行くのを泣く泣くあきらめることに。
こういうところのデパ地下ってなにもかもが美味しそうで、テーマパークみたい。
近所だったり毎日立ち寄れるような人がホントに羨ましいです!
エスカレーター脇まで大行列だったのを辿っていくと、噂ばかりコミミにはさんで実物を知らなかった堂島ロールでした。
一瞬ビシっと立ち止まったのですが、伊東屋カレンダーだの各種お総菜袋だのでこれ以上の荷物がもう持てないので帰りました。嗚呼。


そしてアップルストアでとうとう見てしまいました、MacBookAir。
発表された次の瞬間から続々と購入者をネット上で見送っていた私としては、ホンモノに触ることが出来た記念すべき日になりました(←オーバー)。
1階は酸素が薄いかもしれないってほどの混雑具合で、iPadやiPhoneもまだまだ人が群がっていますが、やはりAir11インチの展示は大人気。

後ろで辛抱強く待たないと順番がまわってこなかったのですが、うぅむ、この薄さと小型さは新鮮ですね。
Macなことが信じられないというか...。
なんとなく「お皿」を連想してしまうコンパクトさでした。
後ろのリンゴマークが大きく見えてこれもまた可愛さを強調している気がします。
予想外だったのは、けっこう横長画面だということでしょうか。
この縦横比率だけでもネットブックっぽさを感じます。

私自身は、今、コレを買うだけの言い訳というか、考えられる使い途がちょっと弱めなので(こういうのを持って出かける用事が頻繁にあれば考えると思うけど。パソコンもってカフェ・・・というのがスタバでもいいならば。なんて行ったことがないし、通勤すらしてないからなあ)わりと冷静かもですよ。

それより、27インチのiMacとか30インチのシネマディスプレイに吸い寄せられました。
OSの美しさに圧倒されるというか、この迫力が好き。でっかいMac、憧れです。
Windowsだと同じ画面サイズでもあんまり感動しないんだけど、なんでだろう。
(むしろ、小さい機体に入っている方がわくわくする。VAIO Pみたいな感じの。)

アップルストアで、意外と人だかってない割に私が楽しく遊んだのは、iPod nanoです。
切手みたいな極小画面なのに、指先で直感的に操作できる。
アルバムに入れた写真の数々を豆本のようにつまみつまみ眺めるという楽しみ方もいいんじゃないか?
とか考えてみたけれど。

・・・いや、その予算があったらまずは伊東屋だ。
と清々しく店を出て横断歩道を渡る私でした。(たぶん次回に続く)


載せた写真はinstagram用に加工したものです。
Instagramをはじめました。(iPhoneアプリ)

帰りの地下鉄で座れたので、iPhoneで撮った写真をそのまま加工して送信。電池減りまくり。
電線や、飛行船(これはレンズのゴミだと思っていたので拡大して驚愕!)が写り込んでしまったけれどトーキョーっぽくていい感じです。

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2010.11.07

「ノート&ダイアリースタイルブック Vol.5」を読みました。

ノート&ダイアリースタイルブック Vol.5このシーズンに恒例の「手帳特集」が入った情報雑誌の数々、今年は珍しくまだ一度も買ってない私。
たくさんの魅力的な新製品が出ていることは、ロフトなどを通りすがる度に把握しているのです...。
しかし!
自分の2011年に関しては、引き続き今年の構成と使い方でOKな確信が。
もう迷わないし、無駄づかいもしないからねっ。と、弱々しく宣言したい。

・・・単に新情報を入れるのが怖いだけじゃないのという話もあるんですが、この本だけは毎度別格。
今年で5号目ということなので、出来るだけ早いうちに入手して熟読しておきたいので、前日の銀座行脚(詳細は後日書きます)で疲れ切った足腰を引き摺りつつ買いに行きました。
ノート&ダイアリースタイルブック Vol.5


フセンがぴらぴらつけてあるページを列記したいと思います。

●大阪タカシマヤオリジナルのブレイリオコードバンペンケース
--いま、146くらいのが2本並べて入るのを探していて、黒地に赤ステッチの色と形状が理想。
 実はコレとわりと似た感じのビニール製のをパイロットの万年筆を買ったときに(箱を断ったら)貰って気に入ってるので、「次は革で」と思っていたところ。

●トモエリバー紙の断面図
--なるほど。こういう仕組みで薄くても裏抜けないわけだと感心。

●吉野手帳のアンカット版
--アンデッドみたいでカッコいい名前..というのは冗談だけれど、この風情、いいなあ。

●コクヨから出たクレールフォンテーヌのノート「トリコタージュ」
--伊東屋で探すのを忘れてた!
 フランス罫のは何冊持っていても勿体無くて使えないことがわかったから、きっちりA5判のこちらを実戦に廻そうと思ってるのにー。

●測量野帳型マンスリー手帳
--地味ながらも今回最も揺らいだ手帳製品の情報だったりして。測量野帳に自作してみたけれどしっくりこなかったものが商品化された喜びというか...(能率手帳ゴールドに月間ブロックが無いことは唯一、うっすらながらも困っていること。)
 クオバディスのビソプランと迷う存在。

●shio先生の測量野帳術
--写真の方面でも有名な方なのでtwitterでのやりとりも今や大いに勉強になってますが、かつて、測量野帳について検索したときにはじめてブログshiologyを発見。
 ぎっしりと二色で書き分けられたページに流れる文字に見入っていると、これほど万年筆が似合うノートも無いんじゃないかという気もしてくる。
 フチの擦り切れた表紙が積み上がっている写真はからは、道具としての重みや格好良さが伝わってくる!
 ・・・まずはカバーをオーダー...等々の妄想が先立つうちは駄目だなあ私の場合...
 今回の記事(ちなみに執筆はミケランジェロさん)、じっくりと読みつつshio先生の下記カテゴリーもご参考に。
測量野帳に万年筆のまとめ: shiology

●キングジムのハンコ型クリップ
--「うわこれ欲しい」と口に出してしまった製品。私の仕事にはちょうどよくこの4種類の漢字が必要!
 (「済」などはダイソーで見つけたハンコ式のを使っているが押すこと自体が少々面倒な時有り。)
 調べるとGOやNGなど英語版もあるようだけど、やっぱりこの朱肉色なら漢字だよねと思う。一文字で認識できるし。

●ミドリのポケットシール
--手帳やノートの機動力が上がるので、ポケット付箋は愛用しているけれど、こんなに可愛い同種のモノがあるとは知らなかった!
 ミドリのと、今使っているビジョンクエストのではコストパフォーマンスがだいぶ違うのが若干気になるけれど、クラフト色またはウサギ柄で買ってこよう..。


それにしても、このムック本を読むと、システム手帳に戻りたくなってくる(というか来年のリフィルを買っておいた方がいいんじゃないかという気が高まってくる)のも困るんですよねえ。
気に入ってるバインダーを寝かせたままなのを思い出して心がかなしみでちくちくする。
ノックスかBindexあたりで来年のセットを買ってきて、やっぱり手元に置こうと思います。


職人さんが手をかけた上質な革・ペンが気持ちよく滑る紙たちへの愛情がびしびしと伝わってきて、今回もじっくり堪能できた号でした。

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2010.11.02

愛用Moleskineノートのこまごま。

これ、買ったのは確か2005年の前半くらいに丸善の本店で。
記録によると、書き始めたのはその年の9月なのですけれど、昨日でやっと100ページ目を迎えました!

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全240ページあることを考えるとまだ半分より手前。
5年でこの消費ページ、でいながらお蔵入りすることもなくむしろ閲覧回数は増えてきています。
当初は"日々のメモ帳"っぽく使うつもりでいたので雑多な内容もありますがここ3-4年くらいは、自分の「パソコンおよびデジタル機器管理上の超重要備忘録」が中心コンテンツになっています。

インストールしたアプリケーションのリストや、購入ソフトのシリアル番号や、アップデータの情報、(古いプラグインなどは特に)インストールのときにこういうエラーが出るのでこうすれば回避できる的な対策メモなど。
クラッシュやマシン買い換えの時に備えての覚え書きという感じでしょうか。
2代前くらいのマシンからこういう記録をつけています。
困ったときにこうしたら直ったというようなネットで覚えた豆知識なども、OSや機器別に。


一応、使う度にページ番号を振っているので、突き合わせが出来るように冒頭の数ページに目次スペースを設けています。
(ほぼ日の年間スケジュールみたいな感じのレイアウトで。
ページ番号+代表的なメモ内容を一行にまとめる。)

つい先日、3年以上に一度くらいで遭遇する規模の特大クラッシュが発生しまして。
セーフモードにしてから、火事場から担ぎ出すように重要データを退避させるのがやっとなくらいの悲劇的状況に陥りました。
OSのディスクも読めなくなったのでサポートに電話したりの大騒ぎだったんですが、最後はなんとかまっさらな状態からの再スタート。
「ここまで複雑にぶっ壊れるなら近い将来はMacに完全転向しよう」という思いが固まった、私にとっては大事件だったのでした。
(まあMacだって壊れるときは壊れるんだろうけど..)

かつていたずらに入れた無駄なソフトを極力排除しつつ新しいOSにも対応させつつ、の作業をMoleskineの備忘録ページとにらめっこしながら慎重に進めていきました。
次のクラッシュ(やだなあもう..)に備えての「再インストール時に気をつけることメモ」をプラチナのぎらっと光る赤インクで書き足していくのも忘れない。

ああ、デジタルで困ったときに役に立つのは紙に書いた記録なんだよ! ←今回もっとも主張したいこと。

そうそう、「どの筆記具をどこで買って現在は何のインクを入れてるか」という一覧もけっこうなページ数を割いて書き込みがあります。
(同じ系統の色インクばかり集めているので、入れたインクのメーカーを書いておかないと大変なことになる)


このノートについてはひとつだけ困っています。
すぐ手に取れる場所に立てて頻繁に出し入れしているので、ゴム紐がノビノビになりつつあること。
貼りもので太らせない主義なので、ゴムの膨張に対して緩慢すぎる使用スピードが全く追いついてません。
裏表紙に潜り込んでいる部分はいたって丈夫なので、下手につけ替えようとするよりは、途中で縫い縮めたり(?)したほうがいいのだろうか?と悩み中です。


以前と違って多様な文具情報が入るようになったので、ここのところMoleskineは1年に1冊買うか買わないか程度になっていますし、それほど普段使いもしてないかも。

しかし複数年単位で保管したいタイプの各分野(その他HP管理用のReporterなども有り。これも今5年目だ...)の備忘録のメモは今も、何冊かのMoleskineにしっかり担ってもらっている真っ最中なのです。

それにしてもこの2005年版Moleskine、その後に購入したものより紙の目がしっかり詰まっていていまだに手触りもしっとりなめらか。
手持ちの最新のものより明らかにインクの乗りも良いし、綴じもしなやかで頑丈なまま。
・・・ああ、またこういうのに再会したいんだけどなあ。

このペースで計算すると、使い切るまであと5年はたっぷりかかる予定なんですけれど。
情報の濃さを維持しつつもうちょっとスピードを上げて3年くらいで、が目標。
その間どれだけの万年筆インクを確認し、そしてどれだけのパソコン遍歴を辿るのかは謎です。


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☆AmazonでMoleskineを検索する-円高でお買い得です。
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