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2011.01.27

ハート宝石のデスクトップアイコンを作りました。

Happy Valentine's Day 2011 (New Icon Set)
新しいデスクトップアイコンの6個セットを作りました。
Mac用とWindows用、それぞれありますので、使ってみたい方はHPからダウンロードしてくださいね。

ハート型の宝石にしたのはなんとなくキラっと可愛らしいのが作りたくての理由だったのですが、来月はバレンタインなので、シーズンものとして便乗しました。
この画像を使ったiPhoneやiPad用の壁紙も計画しているのですが、間に合わなかったので後日にずらして配布しようと思います。


両OS版ともに256pix四方まで綺麗に拡大できる仕様です。
Windowsなら最大の「特大」表示まで。
Mac用は、10.6からの新機能だそうなのですがファインダー(フォルダー)内のアイコンを右下隅のスライダーでサイズ変更できるというのは昨日初めて気がつきました!

これやると512pixの超巨大まで簡単に拡大できちゃうんですね。
まあたまにやってみるにしても、ここ迄のでっかい状態で普段使いする人はいないだろうな。
というわけで半分の拡大率で挫折したことをMacユーザの方、ご容赦ください。

原画のCGはだいたい一個300pix四方くらいで作ることが多いです。
16や32pix四方まで縮小するにも収まりがいいですし、凝った細工もしやすいぎりぎりなサイズとして慣れてしまいました。
(もちろん、「ちゃんと作る人」は512から16くらいまで全フォーマット作り分けてるんじゃないかなー)

これでようやく、半年以上ぶりにHPを更新しました。
Dreamweaverの使い方を若干忘れてしまったくらい時間が経過...
いくらでも放置できる気がしていたのですが、やっと行動できて自分でも嬉しいです。
ここ3年くらい、もう少し容量のあるサーバを借りてドメインとって完全に新しくHP作り直したいと思っているのですが、こんどこそ出来そうな気がする!
と来年も言ってたらごめんなさい…
たちあげてから10年以上経過して、ほしのちゃんとかじゃなくてさ~(笑)と突っ込みを入れたいほど大人になってしまったのでつらくなりつつもあり。
このブログ名もHPからきているのですけれどね。

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そういえば、Bejeweled 3というゲームを年末くらいに購入したのですが、もうこれハマっちゃってハマっちゃって。
今回のアイコン、宝石一個モノにしたのは明らかに影響が出ているかもしれない。

3つ同色が続くように駒を並べ替えするだけのシンプルな連鎖系落ちものパズルなんですけれど、一度やりはじめると時間と魂がどんどん吸い取られる!てくらいに熱中してしまうのです。
いろんなところのグラフィックが凝ってて美しいし、宝石同士がクルクル回転してきらめいたり、落ちるときにぶつかるカチっという小さな音までもが楽しくて。
タイムトライアルなど、いろんな種類のゲームがセットになっているので飽きないんです。

なので、ほんとに忙しいときはいちいちアンインストールするという強硬手段でもって自制してます。 ←バカだなー!

ダウンロードすると、購入してなくても60分だけ動作しますので、ヒカりもの大好きな方は是非お試しを。
Mac版とWin版それぞれあります。
ちなみにこれ、上記の本家サイトからダウンロード購入で1980円だったのですけど、MacのApp store(デスクトップから買えるやつ)だと2300円です。
この価格差は何だろう?

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2011.01.19

デジタル雑誌の年間購読を始めました。

B004FV7QFCもうかれこれ6、7年くらいは読み続けている雑誌、pen。
デザインや写真などの気になる特集号だけ買っていたり、定期購読していた時期も。
でもまあ、だいたい毎号が個人的興味の範囲内なのでハズレ無しの感じがします。
(巻頭に毎回ある世界各都市のトレンド情報をまとめたページも好きなのだ..)
Pen オフィシャルサイト

過去の号は、厳選に厳選を重ねて保管してきたけれど、もうそろそろ、本棚の「ここはpen用」と決めた場所に隙間が無くなってきました。
ぎゅうぎゅうに詰め込みすぎているので引っ張り出すのが面倒なだけでなく、ホチキス綴じ基本の雑誌なので背からは内容がわからない。
資料として貴重なのはわかっているし、だからだいぶ昔のもとってあるのだけれど、その割には手に取る率も減ってきています。
・・・というわけで、いま私の中で"自炊"というとこの雑誌が浮かぶほど、我が家でデジタル化したい蔵書、ナンバーワンといえます。
(PDF化、きっといつかするだろうけど、まだふんぎりがつかない。
でも、そうしないとずっと見ない気がするから、近い時期に決行する予感は有り。
こういう雑誌なら裁断機買ったりする程じゃないと思うし...。)


今回、デジタル版の購読に踏み切ってみたのは、ずばり「最初から紙じゃない(本棚に押し込まなくて済む)」状態だから。
サービス内容をよく調べて、これなら行けそうと思ったので、「ちら見」で機能を確かめたあと、いきなり年間まとめて契約しちゃった。
Pen(ペン)<デジタル>|雑誌のFujisan.co.jp

デジタル雑誌版は、年間23冊で9900円(1冊あたり430円)、単号買いだと1冊450円。
単号買いで試して次号から年間に踏み切ってもよかったかな。
紙で買うと、号にもよりますがだいたい600円台。
デジタルならネットがつながっている限りは買い忘れもないし、お得なのは確かです!


本誌に限りませんが、デジタル雑誌は広告が表示されないのでそれが欠点といえば欠点かもしれません。
penは、ファッション関連のポスターっぽい綺麗な写真の全面広告で掲載されていることが多いので寂しい。
そういうのがあるとおぼしきページは真っ白だなあ。
しかし、この雑誌はそういう空きが気になるほどあちこちにあるわけでないし、ブランドと組んで記事を作る(今号で言えばルイヴィトンのページ)ことも多いので、そういうのは削られずに読めるからいいんじゃないかなということで良しとしました。


総合的には購入したことをとても満足しています。
ちなみに、OS関係なく、デスクトップ以外にiPhoneやiPadでも専用リーダーで閲覧できます。
以下、いいなと思ったところ。

・ダウンロードではなく、購読サイトにログインしてストリーミング的に読む形になるので、今のところは端末の登録や台数制限といった煩わしさの無いのが素晴らしい。
 (出先のモバイルマシンから読んだり、同じくこの雑誌をよく読む夫と情報共有できるのが有り難いと思う。)

・iPhoneとiPad用の専用リーダーアプリがあり(Fujisan Reader)、これもログイン形式で取りに行く形にはなるが、こちらはいったん読み込んだらキャッシュとして残るのでオフライン読みにも対応している。50冊まで貯められるそう。
 かなりの拡大率まで美しく読めるので、iPadで読むのは当然ラクだし便利なのだけど、iPhone4の高精細画面に表示されるこの雑誌ならではの美しい写真の数々、ガラスに直接貼り付けてあるみたいでほんとに綺麗!壁紙にしたいくらい。
これらアプリ版リーダーは、拡大率を維持したままページがめくれるのでデスクトップ版より便利。

・Kindleのように、iPhoneとiPad用の閲覧アプリから直接購入ということができないのは惜しいかもしれない。
 (ログインすると、あらかじめ契約済みの閲覧可能雑誌のサムネイルが表示されている。)

・デスクトップ版のFujisan Readerは、めくり以外にも、検索やしおりなどの基本的な機能はついている。
 可能なページはコンテンツにもよると書いてあるけれど、今号に関しては特に問題なくページごとに印刷ボタンもついている。
 (印刷が出来るということは、プリンタが選べるということなのでページごとのPDF化も出来た。
 私の場合はプリンタ選択にあらわれる「OneNoteに送る」という機能も重宝しそう。)
 同時に他のウインドウやアプリケーションを選択したりすると雑誌閲覧画面がホワイトアウトするような機能になっているが、キー操作でスクリーンショットも撮れるし、矩形選択してショットを撮るようなソフトも動作した。
 OneNoteの「画面の領域の取り込み」で選択して取り込むこともOK。
 つまり、もし必要ならば『私的利用におけるスクラップ(クリッピング)ノート』は工夫次第で作れることは確認できた。

・これは要登録なのだけど、新刊が発売されると目次情報をメールしてくれるので、忘れずに初日から読める。
 購読期間が終わると自動更新されるかについてはデフォルトでONになっているが、とりあえずこれはOFFにしてみた。


Penは、写真や画像の美しさも売りの大きなひとつなので、デジタル版、堪能しています。
デスクトップの大画面にバーンとひろげて(時には、こまかい文字の記事はググッと拡大して)読めるのは、良い時代になったなあと。
紙の本のいいところも、たくさんわかっているつもりです。
でも、今回に限っては、この楽しみ方は魅力的に感じました。
1年よくよく検証して、紙に戻るかデジタルを続けるかを考えたいと思います。

今号の特集も良いですよ。
もちろん紙版でも、是非。
Pen (ペン) 2011年 2/1号(Amazon)
アートな写真の数々(ノルウェイの森に出てた水原希子ちゃんの写真がステキー!)と、歴史的・芸術的・科学的見地からの「女性の美しさ」をわかりやすく解説した記事も面白いです。
絵を描く人にもきっとためになる特集じゃないでしょうか。

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2011.01.17

ボルドー色の多機能ペンを買いました。

110115

ロフト店頭で目撃するなりぐぐっと吸い寄せられた複合ペンです。
わりと太軸で、グリップ部分が木製!
こういう材質の筆記具だと、茶~黒あたりの範囲でしか見たことなかったのですが、これはボルドー。
上半分の樹脂部分も含めて、なかなかいい色だと思いました。
赤溜の漆みたいな深みがあるんですよ...。
(他に紺色のネイビー軸もあってそちらも素敵です。
ダークブラウン、ナチュラル、メタリックブラウンが通常色で、ボルドーとネイビーは「限定色」なんだそうな!)

ボールペン芯はジェットストリームで0.7mmの赤・黒、そして0.5mmシャープペンの3機能ついてます。
黒軸に茶色の木製グリップという非常に格好いい見かけの、5機能(ジェットストリーム4色+シャープ)バージョンもあるのですが、値段が一気に倍に跳ね上がって2100円。
とりあえず今回は第一印象で惚れたボルドー軸を買いました。

「ピュアモルト ジェットストリーム インサイド」という名前のペンです。
俳句みたいですね!
プレスリリース 三菱鉛筆株式会社

誠 Biz.ID:仕事耕具:ピュアモルトとジェットストリームが合体!? ウイスキー樽材になめらかインクの多機能ペン、三菱鉛筆から


ピュアモルト軸といえば、2mm芯のホルダーを持っています。
●買ったときの記事:樽木軸の芯ホルダーを買いました。

現在、ステッドラーの青色芯を入れてアンダーライン的な用事で使っています。
私の手にはかなり重いので、文字をたくさん書く目的には無理な感じ。
でも見た目がとても気に入っているので、つかず離れずな使用頻度といえます。


今回のピュアモルトジェットストリームインサイド(名前長っ)の場合、グリップ位置だけなのですがこの使用率だけでも、同体格の総樹脂軸多色ボールペンにはないミッシリな重さ。
このグリップのせいで前方へ程よく重心が集まるので、手の中で落ち着くところも新鮮な心地よさです。

ピュアモルトは固く締まった材質なので、このあたりは重さと共に好みがわかれるところかもしれません。
私はもうちょっとフンワリな触感の、ファーバーカステルの「エモーション(の安いほう)」や「ベーシック」のほうが木軸っぽさの魅力を感じるのですが、反面これらは傷や汚れもつきやすいです。

とはいえこのピュアモルトにも当然、金属や樹脂にはない温かみがあって、木を使った筆記具はいいものだなあと思います。
店頭で見た限りでも、見た目の個体差はかなりあるんですよ。
ベースになる色の差はほぼ無いと言っていいのですが、この材質本来のスジ状の木目が黒っぽく染まるので、これの多い少ないでだいぶ印象がそれぞれ違う感じです。
(こういうのは経年変化とかあるのかなー?)

また、前出のピュアモルト芯ホルダーのシリーズと違って、スジによって出来る凹凸がそれほど磨き込まれているわけではないので、木目が目立つものほど溝っぽい凹みも多いといえます。
(このへんの処理の仕方にプレミアムエディション軸とのランク差を感じるかな...。)
数本並んでいるだけでも非常に個性豊かなので、これは是非、お店でピンと来る雰囲気を選ぶほうが楽しいと思います。

ジェットストリームは、Fシリーズを色違いで2本(3色BP軸と、2BP+1MP軸)も買ってしまったほど持ち心地と0.5mmBP芯のファンになっていたのですが、今回この重量感とともに使う0.7mmインクも滑らかで実に気に入りました。
シャープペンの軸直径としてもこれくらいの太軸が理想なので、文句なし。
よく見ればなるほどの大人っぽさと高級感があるので、外出時の持ち出し用として活躍してくれそうです。

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やっぱりというか無駄な抵抗だったと言うべきか、日々のメモ帳としてほぼ日手帳の使用復活...
ちなみにこれは4月始まり版。
こんなに薄い紙だけれど、筆圧やらインクやらで積もっていくページの重なりで独特の柔らかさが出て、万年筆のペン先に心地よし!

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2011.01.13

分解できるキッチン鋏を買いました。

先日、キッチン用のハサミを買い替えました。

今までのはヘンケルスの、握りのパーツが透明の樹脂になっているもの。
結構長いこと使ってましたが、切れ味は特に不満は無かったんです。
しかし、かなり残念な欠点が。
洗っているうちに"持ち手のなか"に水が入るのか、中の金属部分がジワジワ錆びてくるんですね。
キッチン鋏なんて多かれ少なかれそんなものなのかもしれないのですが、この製品の場合、金属を覆っているパーツが透明なので、内部の茶色いサビが丸見えです。

普段は包丁と一緒に専用スタンドに差し込んで、キッチンの台の上に置いているのですがここ1年くらいでもう、視界に入るたびに気分がモヤモヤしてくるほどの規模で赤錆が増殖!
調理場での使用を断念することにしました。
(今後はリビングで、文具としての余生を送ってもらうことにします。)
Amazonでも「致命的な欠陥」とかこれを悲しむレビューがいくつもついているという..。
切るという性能自体は非常に優秀なだけに、引退させるのは実に残念です。
クールカットプラスというハサミ。買ったときはとってもオシャレだったんですよ...!


というわけで、買ってきたのはコレ。
貝印 SELECT 100 キッチンばさみ DH-3005

110112 110112

決め手は「左右の刃を分離できる」!
ばらばらにして洗う(もちろん食洗機にも対応)ことができるので、今まで気になっていた部分の隅々まで綺麗に保っておけるのが嬉しいです。
とても簡単にバラすことができるのですが、通常の使用中にグラついたり外れるような仕組みにはなっていません。
(左右をうんと開いてから、カクっとシンプルに穴からずらすだけ。)
うまいこと考えたなあ。このへんの器用さが日本のメーカーなんだなあ、と感心です。

その他、
・一方の刃が細身、もう一方が太めと差をつけているので、こまかい作業や、突き刺すような目的でハサミを入れたいときに細身を下にして切ると便利。
・中央の鋲の部分も総金属製。(ヘンケルスのこの場所にはプラスチックのカバーがついていて、ここも劣化が進んでいた。)

切れ味はものすごく良いです。
バラバラにした時点でそれぞれがナイフ代わりにも出来そうなほど。
刃の開閉時は、ジャキッという重々しい摩擦感が手に伝わってきます。

欠点があるとすれば、持ち手の色が黒しかなくて地味なのと、
(AmazonでみたVictorinoxの赤いのと迷った...)
ペットボトルの蓋を開けたりするときにヘンケルスのほうで便利に使っていた、握りの間で挟むギザギザのグリップ(?)が無い。←頼りきっていたので、地味に困ってます。
・・・とまあこれくらい。


食品包装が過剰気味な昨今は非常に役立ってくれるので、キッチン用ハサミはそこそこ良いのをつかうこと、おすすめします。
(年末年始明けの包装ゴミの量は尋常じゃなかった!)
調理過程上でも、包丁代わりにハサミが使える用事は多いですから、このバラして洗える機能は有り難い。

貝印の刃物は、ホームベーカリー購入時にいっしょに揃えたパン切りナイフが値段の割に実によく働いてくれているので安心して買えました。
(ベーカリー、購入以来もう50斤以上は焼いている生活定着ぶりです。
この使用頻度にしてナイフは切れ味が意外と落ちず、先日もかるく流血したばかり...)

というわけで、久々のキッチンものレビューでした。

[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top

2011.01.05

羽田空港でペリカンの「スクリプト」を買ってきました。

大晦日にいつも立ち寄るのは、空港支店の書斎館です。
Pen Boutique 書斎館 Aoyama

私にとってはその年をしめくくる総決算どころ...というのは大げさですが、あの壁面ディスプレイをじーっと眺めつつ、今後の買い物計画を妄想する楽しい場所になっています。
(時節柄の人混みで落ち着かないので、スゴいものを買ったことはありませんが。
ライトの中に浮き上がる筆記具の数々に、いくらでも時間が吸い取られてしまうんですよね!
今まで殆ど関心がなかったあれこれがキラキラ自己主張してきて、なんだか欲しくなってくるという.....)

110105

というわけで、今回:つまり昨年最終の:買い物は、店内なかほどにお試し用とともに並んでいたペリカンのカリグラフィーペン「Script」になりました。

1本2,100円で、字巾が1mm / 1.5mm / 2mmの三種類ありまして、キャップの色がそれぞれ違います。
軸のおしりにも、キャップと同じ色のパーツがポチっとついているのが可愛いです。
お値段もリーズナブルなので、きっと欧州方面の学童用文具として使われているに違いないと想像。
Script - Pelikan←ペリカン社のHP

そのほか、上記3本+文字のお手本テキストetc.がひとつのケースに詰め合わせになっているセットもありました。

Lamyにも同じようにカリグラフィペンのJoyがあって、私はだいぶ前に1.5mmのを買ったんです。
これ持ってなかったらペリカン3種セットで欲しかったなあ...。
●過去記事:Lamy Joyを買いました。

今回は1mm巾のものを選びました。
描線の縦横差はその分少なくなって、カリグラフィっぽさの醍醐味は犠牲になります。(もともとその知識もないんだけど...)
しかし筆記角的に小回りが効いて速書きもできるので、メモなど普通の万年筆と同じ運用ができる率が高まるのも「字幅が細めのたいらペン先」のいいところ。

たとえば、パリで買ってきたPlumixなんて、カリグラフィ式とはいえ0.44mm巾ですから。
じゅうぶんに能率手帳に使えるほどのコマカイ字が、縦太横細で楽しく書けるんですよ。
●過去記事:パイロットのカリグラフィーペンを買ってきました。(PILOT Plumix)


お店では全て試し書きできましたが、1.5mmは先述のJoyとダブります(しかしこのタイプとしては一番おすすめサイズなペン先ではあります)し、2mmは太すぎてきちんと真っ直ぐに紙に当てないと私にはまともに書けない感じ...。
ちなみに、青のカートリッジがおまけで一本入ってました。
ロングタイプが差し込めるのでコンバーターも空間的には大丈夫なのですが、手持ちのペリカン純正のものでも根本が少々ぐらついて不安な感じです。
(この件、個体差でいろいろかと思います。
見較べたところ、ペン芯やペン先のベースは「ペリカーノ・ジュニア」と同じもののようです。)

こんなこともあろうかとコマゴマ備蓄していた使用済みカラっぽカートリッジに、ダイソー注射器でインクを注入。
「中屋オーダーのミュージック、もう一本買ったらターコイスで!」という贅沢を妄想したのはついこの間でしたが、とりあえず2100円でなんとなく叶った!(気がする....)

まあとにかく、ベーシックながらも本当に良い色じゃないですか?ペリカンのターコイス。
黄味がかっているので明るくて暖かみのあるところが、冬需要にもOKな感じ。
太字で消費量も多そうだしめんどくさいので、カートリッジで入手したいところですが、なにしろ以前の通販のオマケでもらったせいで、ボトル在庫がたっぷりあるのです。
せっせと注射器で補充していくよ!

キャップはプチっとしっかり固く締まる勘合式、クリップ込みで全て樹脂性なのでとても軽いです。
丁度良い太さの丸軸で、指先のあたるエリアがざらっとした表面加工になっていて、持ち心地もかなり良し。

110105ペリカンの純正インクで使った限りでは、フローも多めで、ペンポイントのないいわゆる「お好み焼きヘラ状ペン先」の割に驚くほどシャカシャカせずに水っぽく書き上がります。
この「1mm」ですと、手持ちのM400のBとだいたい同じくらいの規模の線で書けますが。
しかし、ペン先の玉がない分、線幅差はキリリとはっきり出て文字の縦横を捌いていくのが楽しい。

ああ、好きだなあ、たいら形状のペン先。
こういう書き味に魅了される1年になりそうな予感がするよ!

ちなみに売り場の試し書きの紙にぺりかんの絵をかいて(Pelikan売り場だけに。く、くだらない….)店内をぶらついてたらスタッフのお姉さんに話しかけられました。
ふつうのペン先と勝手が違うので(このペンで商品ポップを書くのに)苦労されたとのこと。
「蛍光マーカーで字を書くみたいなものですよ」と偉そうに語ってしまったけれどラインマーカーって基本、斜めだからオブリークのペン先ですね?
カリグラフィならばやっぱり「お好み焼きのコテみたいなものですよ」と言うべきだったか。

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110104今年もどうぞよろしくお願いします。

金沢は寒かったです。
毎度のごとく、キャバリア犬の熱い抱擁で年明けを迎えました。
お互いまた、元気で会おうよね~!

[文房具--万年筆] | 固定リンク | コメント(6) | トラックバック | ↑top