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2011.02.28
「ナルニア国物語 第3章:アスラン王と魔法の島」を観てきました。
金曜日から公開のナルニアの3作目、今度は3Dになりました!
・映画「ナルニア国物語/第3章:アスラン王と魔法の島」オフィシャルサイト
とても良かったです。
特殊効果も、びっくりなほどリアルなんだけれど、全体的にファンタジーな色味で鮮やか。
3D効果も加わって文字どおり「飛び出す絵本」を眺めているようでした。
波や空の映像がとても美しく作られています。
特に、予告CMにもある、アスランの国での「波の壁」。
立体視だとなかなかの迫力。
水の青さも綺麗で、いいなーこういうの!と、ため息です。
ルーシー役の女の子がすっかり成長しているところに「ライオンと魔女」以来の時間経過を感じました。
そして、ライオンとネズミの毛並みがよりフサフサに。(これはCG技術の経過。)
リーピチープは、今作になってすこしサイズが大きくなった気がするんですけれど....錯覚だとしたら、終始大活躍する存在感から?
じんわり感動のラストまで、前作以来更にファンになってしまいました。
(上記の公式サイトでは、ダウンロードのコーナーでPDFファイルがオマケになってるんですが、印刷して組み立てると立体のリーピチープや朝びらき丸が作れます!)
大きくなった兄と姉に替わり、いとこのユースチスが新登場するんですが、口ばっかりのにくたらしい坊やから、パイレーツ・オブ・カリビアン的大冒険を経た最後のほうでは、印象がガラリと変わるほどの物語になっていて、ああこんな話だったっけ?といい意味で裏切られました。
・・・そしてあいかわらずのカスピアン王子の格好良さにも目から☆が出そうです。
というわけで、幅広な頭骨ゆえに3Dメガネでこめかみが痛かったけれど、作品には大満足。
アスラン(リーアム・ニーソン)の声がいいなあと思ったので字幕版にして良かった!
流れる主題歌はキャリー・アンダーウッドで、エンドクレジットの背景は、原作で有名なあの素朴な挿絵の世界。
最後まで豪華で堪能できました~。
あまりにも大昔ではありますが、私、ナルニアシリーズの中でいちばん好きで熱心に読んだのがこの「朝びらき丸 東の海へ」の冒険だということを思い出しました。
(図書館で借りた、ハードカバーのずっしりな感触までよみがえってきた)
といっても、今回の映画は原作の一冊をなぞるだけでなく、その先の流れからも話を若干組み込んできているみたい。
さっそく読み直してみようと思っています。
☆『ナルニア国物語/ 第3章:アスラン王と魔法の島』 2月25日(金)公開 ←Amazonの特集ページ
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2011.02.25
革のハンドストラップを愛用中です。
使い始めて既に1年経過しているのですが、スパイラルアロウズで購入したカメラ用ハンドストラップです。
とても気に入ってます。
届いた当初は、持ち手の部分の革がかなり硬くて、ストラップと言うよりは、カメラにつなげる大きな「わっか」のような感じでした。
(これはこれで可愛かった。いぬの散歩みたいで。)
今ようやく、くたっとした柔らかさが出てきて落ち着いてます。
持ち手のロープは、編んだり薄い帯状になっているのではなく、厚い革をそのまま削りだして作ってるようです。
丸いかたちが手にちょうどよく馴染んで、握り込むのが毎回楽しいです。
根元で紐を折り込んで留めているパーツも含めて、とてもしっかり作ってあります。
カメラにつなぐコードも太めで丈夫なものを使っているので、少し重めなコンパクトカメラでも安心してぶらさげられる耐久性があります。
こんなにがっちりなストラップなのに、本体を傷つけてしまうかもしれない金属パーツを一切使っていないというのも有り難いです。
この「ナチュラル」にするか、「黒+赤」の配色で頼むかは何日も悩みました。
(まあ、クールよりかわいい感じ優先ならナチュラルです。
黒っぽいカメラにも意外と合います。)
出不精かつ、最近のコンデジ所持外出率がiPhoneのせいでだいぶ下がってきている私が言うのも何ですが、使っているうちの色味の経年変化はわりと少なめ。
この一年、薄い色だから汚れっぽいのが気になる、ということもありませんでした。
長く育てられる、しっかりタイプの革だと思います。
というわけで、モノは間違いないんですが、夫婦おふたりで作ってるそうで、ストラップの場合4週間は待つ必要があります。
我慢しなくちゃいけないのはそれだけかなー。
2点吊りタイプもお揃いで欲しいんですよね.....
カメラに通すコードの直径がちょい太めなので、対応するカメラかどうかはご注意を。
例えばリコーのGRDやCXシリーズの穴にはギリギリ(というか専用なんじゃないかというほど隙間無しで通せる)太さです。
あと、耐荷重的にコンパクトタイプ専用ですので、NEXやPENなどの小型一眼をぶらさげるのはやめましょう。
ちなみに、花柄のカメラケースは、フランフランで買いました。
ジッパーの金具に、小さいラインストーンが入っててラブリーです。
布地をビニールコーティングした素材で扱いやすいです。
何種類か色系統があり、この模様でブックカバーやペンケース等の小物もありまして、見かけるたびに気になってます。
だいぶ前の商品なので現在在庫してるかは不明ですが....あるとすればセール価格でお買い得になってる頃なんじゃないかと期待。
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2011.02.21
「4月始まり」はどうしよう!(毎年の同じ悩み)
4月始まり版で買った手帳、そろそろ切替の時期です。
さて、「次」はどうしよう?と本格的に考えはじめました。
文庫サイズのほぼ日手帳は、今回は"総合的には"、近年にないほどの優秀な書き込み度で終わりそうです。
(他のノートに浮気して、月単位で全く手つかずの時があったにもかかわらず。)
過去の白紙ページに「2ページ目」または「1ページ1テーマの情報(ネタ)カード」として戻り、日付を修正しつつどんどん消費するうちに、いつのまにかそこそこ埋まったかなという感じで。
本来、A6大の広さというのは、ちゃんと使おうとすると一日のメモとしてはとても足りないような気がします。
あくまでも、書くことそのものに気分がノッていて、思索を出力する意欲のある日を「ちゃんと」と表現する場合ですけど。
しかしもちろん、そういう日ばかりではないので使用度のムラは多いです。
能率手帳など、行動管理用の手帳は別途、既に活用できているのだから、やっぱり「毎日用」には普通のノート+日付スタンプが合理的かな。
好きなだけ使っても、全く使わなくても、途中空白というものが発生しないので時系列で情報を並べていけるし。
と、毎年思うんです。
A6を選べば、お気に入りのカバーも継続できるから問題ない。
毎日触っているので、いい感じの色つやに成長しつつあるんです。
●購入時の記事:gentenの文庫カバーを買いました。
・・・でもほぼ日は使いやすいんだよね。
筆記具との相性の良い用紙はもちろんですけど、下段の"言葉集"含めたこの手帳ならではのカラフルな味付けも特にストレスを感じるほどでも.....って位にはファンなので。
ざっと読み直してみると、ラフスケッチなどを方眼を利用して描いたページも多いです。
シャープペンシルやホールペンなど、万年筆以外のペンも結構使ってます。
全く貼りものはしてないし、それほどインクを吸収するような紙とも思えないのに、使い古しの辞書のようなうねりや綴じの膨らみが出てくるのも不思議。
(掲載した写真では、開いて自立させているので扇形になっていますが、実際はもうちょっとおとなしめのフックラ度です。)
とまあ、こういうところも好きなんですけれど。
実はこの手帳も、昨年、全く同じ悩み迷路に同じくらいの時期からハマって、考え抜いた挙げ句、超ギリギリの3月31日にロフトで買ってきたもの。
今年もそうなってしまうのか?
それどころか、過去のページを再利用せずに時系列で書き進めたいなら、広大なカズンにしちゃえよ!という悪魔のささやきすら振り払えない。
ええーっ。カバーのオーダーまでしたのに(←今は参考書入れてめっちゃ使ってます)、半年も経たずに挫折した過去の教訓は何処へ!
ていうかもう、近所のロフトには本体のみは品切れているのだった。
事務作業の多忙な年度末にむけて、この時期は書き込み用件も年内で一番多いときなので。
ついつい大風呂敷をひろげたくなるので要注意です。
見開き一日のフランクリン・プランナーですらなんとなくいけちゃう気がするほど(!)、現在ロフトでハイテンションになってしまう自分をどうにか鎮めて、4月から冷静かつ無駄のない(白紙の無駄・お金の無駄含めて最低限にしたい)、かきものライフを送りたいと思います。
というわけで、ここまで書いてもなにも結論は出てませんが、手帳売り場行くのホント怖いよ...
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2011.02.16
「ウォール・ストリート」を観てきました。
先週行ってきました。
この映画について私自身は全く予備知識無しでしたが、出ている人たちが好きなので、みてみようかなあと。
1987年の「ウォール街」の続きということでしたが(これも未見だったので不安でしたが...マイケル・ダグラス演じる主人公が前作のエピソードで収監された刑務所を出るところから話がスタート)、予想していたよりずっと面白かったです。
・映画『ウォール・ストリート』公式サイト
・前作の解説:ウォール街 (映画) - Wikipedia
おそらくここで進行する事件のモデルになっているのは、リーマン・ショックなどの急激かつ深刻な破綻現象。
アメリカだけの話ではなく、今や日本含めて世界中に影響が出ているのは周知の通りです。
経済方面に疎い私でも、さすがにそれらのニュースは数多くみてはドンヨリしていたので、この映画によって非常にわかりやすく(池上さんの解説番組のような親切さで!)知識が補完された感じがします。
続編、というよりは時代が変わっても似たようなことが繰り返されている世界なんだろうなあという印象。
バブルが弾ける裏側の世界で、それを操る立場の人たちが奔走したり探り合いをして裏をかいたり、というようなドラマが中心。
金融の世界を動かす緊張感は擬似的に味わうことが出来て面白かったけれど、結果、職や家を失ったりするような下々の社会の悲惨さは殆ど描いていないストーリーなので、ちょっとリアル感は少なかったかも。
ホントはこんなアッサリしたもんじゃないんだろうからなあ。
それにしても、シャイア・ラブーフの奥さん役のキャリー・マリガンが良いです。
ハリウッド的派手顔じゃないんだけど、ショートカットが可愛い仏蘭西人形のような雰囲気。
このふたりの夫婦愛あってこそ突破できた顛末も、この作品の大きな柱になっています。
マイケル・ダグラスも現在闘病生活で大変だということですが、さすがの貫禄です。声が渋くて素敵。
というわけで、なかなか良かったなあと思っているのですが。
いつものように劇場はガラガラに近い状態ながら、年齢層がだいぶ高め。
(学生の多い街なので、自分らがいちばん年下なのかもっていう今回はものすごく珍しい!)
キャストも豪華だし、話も(あっさりながら)わかりやすくまとまっているので、もうちょっと若い人がいっぱい観に来てもいい作品なんじゃないかなあと思いました。
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2011.02.14
「ATOK2011」をインストールしました。
2月10日からちょっとお得なダウンロード版の販売も始まったので、久々にWindows用ATOKを新調してみることにしました。
(いままで2009を使ってました。)
・日本語入力システム ATOK 2011 for Windows←メーカーHP
・ATOK 2011 for Windows [ベーシック] 通常版←Amazon (学生さんならば、通常版より更にお得なアカデミック版もあります。)
「今度のATOKはものすごく進化しましたよ!」というDMが毎年届くのでいつも動揺するのですが、2年ぶりのバージョンアップともなると確かに感動が大きい!
明らかに賢くなったのがわかります。
2010版からの入っている機能もあるかとは思いますが、嬉しかったのは以下。
・右下のタスクバー内格納状態でも、日本語入力のOn/Offが視覚的に確認しやすいデザインに。
環境設定にもアクセスしやすくなった。
・ひとつの変換パネル内に、漢字変換だけでなく文字種や英単語訳や推測・連想などの候補が一度にドドっと出てくれるようになったので、変換種別を選ぶ必要がほぼなくなった。
・直前の内容から、正しい変換候補を出してくる精度が相当上がったので、変換キーを押す回数が圧倒的に減少したのを体感中。
また、ミスタイプの個人的な(というか、おそらく日本国民的にありがちな打ち間違いの)癖から正しい言葉を出してくる能力も結構すごいと思う。
Googleの、「もしかして:~」で世話を焼いてくれるアレみたいな感じ?
というわけで、変換効率の向上=作業効率の向上、を想像以上に実感しています。
私はタイピングのスピードがわりと速いので、変換選択に時間がかかるのは、いちいちブレーキを掛けられたような気がしていました。
そういうストレスがだいぶ減ったのは本当に有り難いなあ。
これもひとつの立派な「良い文具」だと思います。
有効な投資が出来た気分。(ここまで言うなら毎年買いなさいよ...)
ちなみに、いまどきの言葉用には「はてなキーワード電子辞書」を環境設定で入れておくとなにかと都合いいです。
(「tumblr.」とか、自分でも知らなかった表記がでてきて便利だなあと思いました。)
有料の辞書だと、私がずっと気に入ってここ5年くらい使っているのが「角川類語新辞典 for ATOK」。
今のATOKには連想変換の機能は標準で搭載されているけれど、この辞書を入れておくことで、変換候補の"解説"をもじっくりと読む楽しさを覚えました。
それほど急いで書いてるわけじゃないときは、連想変換候補(ctrl+tabキー)のタブを呼び出して、ひとつの言葉がどんなことばに言い換えられるかを、ずらりと出して眺めるようにしています。
(なんか、年齢が上がってくるにつれて同じ言い回しで文章を書きがちなことに気づいて、更新後に慌てて直したりすることが増えてきたのね...。)
語彙力って大事だな。
ニホンゴ、ムズカシイけどタノシイネ!
あとこれは昨年版からインストールできるオマケソフトだったと思うのですけれど、デスクトップ版の「ATOK Pad」がなかなか便利。
(Mac版もあります)
Ctrlキーを2回連打するといつでも立ち上がってくれて、他のことをやるとすぐに引っ込む。← 他の場所を触るだけであまりにあっけなく消えるので、最前面に固定の機能があるともっと嬉しいんだけど....
メモ帳みたいにテキストを書き付けて貯めておけるソフトなんですが、レポートパッド風のシンプルなインターフェースや(横罫ですがロディアふうにもカスタマイズ出来ます)動作の軽さ、全画面表示にしたときの集中できる具合が清々しくてお気に入りになりつつあります。
(選択範囲のweb検索や、Twitter投稿・Evernoteへの格納もやってくれる連携機能を備えているのも、使い慣れればかなり重宝しそう。文字数も上部に出ます。)
常駐してすぐ呼び出せる調査記録兼執筆系のソフトは、MicrosoftのOneNoteに任せているのはここ何年も続いていますが。
いま気に入ってるのはOneNoteとの2枚(2冊?)重ねで原稿を書くこと。
OneNoteに、資料リンクや断片的な文章memoを掲示板のようにぺたぺた貼っておき、そのウインドウの直上にATOKPadの小窓状態の画面を呼び出して重ねます。
必要に応じてOneNoteのほうからコピペしつつATOKPadで清書する、というやり方。
OneNoteよりATOKPadのほうが入力反応がずっと良いので、長文をダダダっと入れるには都合がいいし。
文章を書くという役割がぶつかるから要らないかな~と考えていたんですが、なかなかよい"ダブル使い"の方法を発見してホクホクと喜んでいるところです。
というわけで、やせ我慢しないでやっぱり次も素直にアップデートすべきか?と考え直し中。
(その前に、Mac版2011も出たら買わないと~。)
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2011.02.11
ハート宝石のiPhone/iPad壁紙を作りました。
先日のアイコンセット公開後、お揃いの壁紙を試作して自分の機器の中でテストしてみていたのですが、その後の更新タイミングをつかみそこねて(忘れかけて)本日になってしまいました。
↓アイコン配布時の記事。↓
●ハート宝石のデスクトップアイコンを作りました。
石を全面に並べようかと思ったのですが、ぎらぎらしすぎていて若干気持ち悪い感じがしたので(ビッシリ敷き詰め系は視覚的に苦手)、今回はだいぶおとなしめな雰囲気でやめておきました。
もともとiPhoneもiPadも、下半分からうっすらづつ画面が暗くなる仕掛けになっているので、ハートの位置を決めるのがちょっと難しかったです。
1個石だし画面に入れると全体的に色味はだいぶ落ち着きますので、ギャルっぽくはならないです。
いまどきふうにいう「おとなかわいい女子(じょし)」のみなさまにも!
今回から、iPhone3/3GSとiPhone4用にそれぞれ大きさの違う画像を作りました。
縮小せずに双方個々に作ったのですが、各機器にセットして較べればほとんど同じ感じ(のはず)です。
iPadはもちろん、縦にしても横にしてもハートが中央にきます。
あと、いま現在需要があるのか全く自信がないのですが、QVGA(240×320)画面サイズの画像も作りました。
ちょっと古めの携帯も可愛くしてあげてください。
★iPhone/QVGA画面用壁紙のダウンロードはこちら
★iPad用壁紙のダウンロードはこちら
というわけで、個人の機器類のなかでのご使用に限らせていただきますが(ウェブサイトの壁紙などにはしないでください)、よろしかったら、バレンタイン後もひきつづきiPhoneやiPadに入れて眺めて頂けると嬉しいです。
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2011.02.08
ボールペンもようやくお揃いになりました。(Pelikan Place de la Concorde)
2005年に購入以来、お気に入りの万年筆「コンコルド広場」を久しぶりに洗浄。
純正ロイヤルブルーのインクであることはずっと変わらずなんですが、最近モンブランに使用が偏り気味で...インクがだいぶ煮詰まってきてました。
ペン先はMです。
大量筆記用途に丁度良い、頑丈かつ滑らかな書き味がとても気に入ってます。
見た目の可愛さもあるのですが、やっぱり600系のサイズとバランスが自分の手には合っているような気がしています。
●買ったときの記事:ペリカン限定万年筆「コンコルド」を買いました。
「こんなに好きならお揃いでボールペンも買っておくべきだったかな」
という件は、あらためて手入れしたりするこういうときや、自分の購入時のブログをちら読みするときに頭にいつも浮かんでいたのですが。
(上記事内にも当時からリンクしているけどStylophiles Onlineの特集記事の写真がまだ残っているのが有り難く、ここの掲載写真は素晴らしいといつも思う)
とまあそんなプチ衝動のタイミングでネットをざっと探すと大抵品切れているわけで。
「ま、過去の限定生産軸だし仕方ないか~」とあっさり諦めていました。
しかし、今回はいきなり売ってるところを発見。
(え、あるんだ!と自分でもびっくり。)
検索の一番上で、しかもお馴染みの分度器ドットコムでラスト一本。
なんとか1万円台で踏ん張るお買い得価格。
これは、そろそろいいよとゴーサインが天上から出たに違いない。
・・・というわけで今ごろ2本セットになりました。
既にお揃いで所有の方々のお話も多くきいているので、1本目との差が開きすぎているという意味では私が最後尾くらいかもしれないなあ。
それにしても淡い水色の箱がほんとに可愛いので、大掃除の時レギュラーのスーベレーン箱は潔く全部廃棄してしまったのですがコンコルドだけは大事にとってあります。
仕切り板を外すと何にでも使えそうだし。
これで箱も二個目になった...(嬉)
ちなみに、分度器さんからのオマケは「オリジナルツバメノートメモ(無地)」でした。
ロディア11番(A7)の大きさで、表紙や中身がツバメノートと同じなんです。
書き散らすには勿体なくて、薄手の情報カードのような使い方で考え中です。
軸は、万年筆よりも全体的に少々細身。
そのかわり、あけると金属の筒がかなりの割合で入っていて、ずしっと重みがあります。
軸の上半分をひねると芯先が出てきます。
書き心地に関しては、正直なところを言ってしまうと、カランダッシュやモンブランの時のような「おぉ..いいねぇ」という驚きはそんなに無かったような。
特にだいたい同じ体格の、モンブラン164のボールペンと較べると、芯の安定度や油性らしさ(これは個人の好みだけど私はもうちょっとネットリしてるほうが..)はあちらのほうが上かもしれない。
これといった個性を感じられないけど、安定した書き味の良さ、が特徴か?
ただ、パーカー芯互換というのはかなり強みに感じるので、今後、ジェルインク芯や、書き味が素晴らしいときいているデュポンのデフィ用芯などを試すのが楽しみ。
もともと黒のM芯が入ってましたが、この軸なら青で使いたかったのに買い忘れ。
Amazonで探してみると、使いたかった細字ブルー芯だけがお急ぎ便対応の在庫で助かりました。
(パーカー芯で発注しました。)
細字は、油性ならではのぬるっとした感じが若干犠牲になるけれど、手帳にも使いやすい!
万年筆と同じく、ちょうど良く手に合うサイズの軸なのでとても気に入りました。
安めの・・・とはいえ日本の文具技術が誇るボールペン類はちょこちょこと買い続けていくと思いますが、いわゆる「高額軸」はもうこれで、必要にして充分という気はしています。
むしろペンシルがあったりしたらその時点で「万年筆とお揃い」熱が再燃しそう。怖い。
この5年くらいでの、"ちょっといいボールペン"入手記録は下記リンクです。
いやーこれでじゅうぶんだよ!もういいよ!(←自分に言い聞かせている)
●ボールペンもお揃いになりました。(モンブラン164ボルドー)
●沖縄でモンブランのボールペン(碧石付)を買ってきました。(ボエム ブルー)
●きらきらのボールペンを買いました。(カランダッシュのベネシアン)
コンコルドの軸の特に好きなところは、グレーやブルーの太いストライプのなかに、白い雲のようなキラキラした光沢が埋め込んであるところ。
くるくる回して眺めているとほんとに綺麗なんですよ。
このあたりの上空は日本とは空気の流れ方が違うようで、まるで転がっていくように雲の形がどんどん変わりながら動いていくのを眺めるのは旅先の楽しみのひとつでした。
そういうのも思い出してしまう、よくできたデザインだと思います。
コンコルド広場自体は、立派な噴水などもあるところなのですけれど庭園て感じでもなく車が周囲をぐるぐる走っていてのんびり歩くには難しい印象でしたが、やっぱり「万年筆の名前の広場はここか!」というオタクっぽい感動はおさえられませんでした。
ボールペンくらいは、いつの日か現地に連れて行ってあげたいなあ。
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★追記★
その後、2015年9月にローラーボールもお揃いになりました!
10年かけて3種勢揃いしました。
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2011.02.05
「GANTZ」を観てきました。
先週、公開初日に行ってきました。
アカデミー賞前でなにかと盛り上がっている中、ウチで今年初の映画がこれになるとはね...っ。
と半笑いで入場したのですが、けっこう面白かった!
・G A N T Z←公式サイト
原作の漫画のほう、10年も連載が続いている大作なんですね。
かなり初期の頃にヤングジャンプでちょっとだけ読んだことがあるので、黒い玉とか、やたらスタイルの良いおねえさんとか、ねぎ(?)とかそういう超断片的な記憶があるだけなんですが、わりとちゃんと映像化されてるんだな~。
最初は情けない感じだった玄野君が話が進むにつれてキリっとしてくるのが良いです。
加藤君はちょっと漫画とイメージが違う気がしたけどこれでアリか...ノルウェイの森のワタナベ君と同じ人とは思えない...
あと、タエちゃんのあのネチョネチョした物言いが苦手でウワーと思ったのだけど、これは原作通りなのだろうか?
人気の俳優が何人も出るからといって、お子様連れでわいわい行くようなタイプの内容ではないのでそれはご注意を。
闘いでやられちゃうシーンはリアルですので、ホラー系統だとも言えます。
私は耐性少なめなので、正視できなかった場面はいくつかありました(涙)
エンドロール後に4月に続編が出る件の予告があるので、最後まで座ってないとだめです。
もうここまでみせられたら次も行く気満々。
映画では話をコンパクトかつあっさりにまとめ過ぎなのは、原作の長大さを思うと仕方ないですね。
(と、夫は言っていた。)
私のほうは、コワゴワながらも漫画をちゃんと読み返したいです。
しかし、現在までに30巻まで出てると知って呆然!
近々に機会をみて頑張りたいと思います。
程よくミニサイズの黒玉のフィギュア、売ってないかな。
引き出しついてるから机に置いて小物入れにしたい。(中身はついてこなくていいです....)
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2011.02.02
あかね色のペンケースを買いました。
昨年暮れに、革製の2本差しペンケースを購入しました。
伊東屋オリジナルの「草木染コードバン 万年筆ケース」です。
とても気に入ってまして、今も箱から出してはときどき触ってみるという過保護ぶりで、外出デビューはまだなのです...。
今までは、そのまま差し込んで持ち出すのがラクなのでペンシースばかり使っていたのですが、蓋と仕切りのついた、カチっとした形状のペン入れもずっと憧れてまして。
(シャープペンシルが好きなので、ボールペンや万年筆と組み合わせて基本、2本持ちで出かけたいのです。)
文庫カバーを愛用しているので、ブレイリオのコードバンのなら間違いないだろうといろいろ探したのですが、私の持っているような派手色な染めのシリーズは既に廃番になってるみたい。
このブランドの商品群の重厚感ある黒やチョコ色で踏み切れないということは、やっぱり赤系が欲しいんだろうなと思いつつ、ネットでさがしまくり。
結局、画像だけで決断してしまいました!
でもこれ、店頭で眺めた記憶はうっすらと。
「赤いけど意外と地味だな」というのが第一印象だったような。
これは「茜」という色で、朱寄りですが落ち着いた深い赤です。
草木染めの特徴なのであろう、ところどころにみえる染めの僅かな濃淡やぽちぽちした模様も味わいがあって素敵。
(他に、カフェオレブラウンぽい「柿渋」、濃ネイビーな「藍」があります。)
革はしっとりした手触りのコードバンで、ツヤは控えめ。
でも、"昔の赤いランドセル"っぽい感じがいいんだなあ。
写真の2本の万年筆はペリカンの800とモンブランの146です。
中央に、ペンが触れ合わないよう仕切りの壁が入っていますし、これくらいの規模のサイズまでならなら2本並べて快適に使えます。
ただし、この「仕切り」は天井部は固定されていない可動式のタイプ。
葉巻ケースのような完全個室(?)のペンケースにこだわる方にはおすすめできない簡易的な仕組みではあるのですが、これはこれでなかなか便利。
位置調整ができることで、もういっぽうのペンを細身にすれば149のような極太軸でも入ってしまう(蓋もちゃんと閉まります)ので...。
底はしっかりした厚みと堅さがあって縫い目も頑丈。だからといって無駄に嵩張っていないシンプルな形状なのが良いです。
相当長く使い続けていけるクオリティだと思うので、これはいい買い物をしました。
私は、通勤が無い生活だし、そもそも出不精なので...「外に筆記用具を持って行く」という状況が普通の(文具好きの)人より圧倒的に頻度少ないと思うんです。
それでもペンケース好きなんですよねえ。
何度かは我慢しつつも、つい。刻々と増加中です。
(同じ理由でMacBookAirも使いどころがわからなくて買えない。でも気になる。ぐわー。)
というわけでクリスマス直前にもかかわらず、せっかくなので贈答包装扱いで注文してみたら、お急ぎ便かと思ったほどあっというまのスピードで届けてくれた伊東屋さん。
感動しました。
このシリーズ、1本ざしもあります。
大切な筆記具用に上質ないれものをご用意したい方は、ぜひ。
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