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2011.03.31
新しいディスプレイが届きました。
なんと、本日で3月が終了です。
そろそろ県内への流通事情も落ち着いてきたので、通販の利用を再開しました。
画面が地震で壊れて以来、デスクトップPC利用時はやむを得ず20型の液晶テレビをモニター代わりにしていましたが、さすがに長期利用は目が疲れて無理な感じ。
こまかい文字などがもやもやと滲む。テレビ番組はハイビジョンも美しく映るので気に入ってるよ..。
(というか、余震がいまだに多いのでPCを使っている時はテレビが見れないのも困りました。)
今回注文したのは、Dell製の画面です。
●デル デジタルハイエンドシリーズ U2410 24インチワイドモニタ
ちょっと前はだいぶ高額だったような気がするのですが、価格もこなれてきたみたい。
Amazonでいろいろ調べて、三菱の更にもうちょっと安いのでも充分かなと迷ったのですが、デル製は24インチながら1920×1200という高解像度と、スタンドのデザインが安定度高そうだったので。
(食器も画面も、丈夫そうなのしか欲しくない心境の現在。)
あと、ドット抜けが1点でもあれば取り替えてくれるのが心強い。←幸いなことに良品だったのでこのサービスは利用せずに済みました。
Dellの楽天支店で買ったので少ないながらもポイントを充当できたし、土日をはさんだにも関わらず3日くらいで発送連絡がきてひと安心です。
(27インチ:U2711のほうの2560×1440という凄さにも惹かれたのですが、寸法巨大過ぎ・電力使いすぎなような気がしたので憧れつつも今回は落選。
いつかiMacで欲しいサイズではあります..。)
さっそく設置してみたところ、とても気に入りました。
TV接続(1360×768)のときと較べれば驚きの広さ。
Illustratorの各種パネルがやっとたくさん並べられるようになったことに感動です。
このモニターでよかったところは
・昇降や回転が広い範囲かつ軽い力で出来るので自分の好みに合わせやすい
・スタンド足が広くたいらな板状になっている(iMacのようなデザインな)ので、ここに乗せるかたちで画面下にキーボード+リストクッションを重ねて収納できる。
・私自身はゲーム機などにはつながないと思うけれど、接続ポートが豊富で活用範囲が大きい。
HDMIケーブルもオマケでついていた。
USBポート2個とSDカードスロットがサイドについているのも有り難い。(USBは裏面にも有)
・色などの各種設定用のボタンが(押すんじゃなくて)触れるだけで操作できる仕組みで、なかなか格好いい。
色は、出荷状態だと暖色系(白がやたら黄色っぽく見える)に設定してあるのでちょっといじりましたが、そんなに専門的な作業をしなくてもかなり綺麗なところまで追い込めた気がするので満足です。
視野角がとっても広いのも良し。
ただし、輝度が出荷時設定で「50」にしてあるところを一桁くらい(私は5~6くらいにして丁度いいけれど、0でもOKというレビューもいくつかネットで読んだ。)まで落とさないと集中作業には眩しくて大変かもです。
ちなみに、スタンド足の裏には四隅に耐震のジェルマットを貼り付けてみました。
震度7対応と書いてありますけれどここは少なく見積もって、まあ無いよりはマシという程度なのかもしれません。
しかし、おっそろしいほど机(スチール天板)にぴったり貼り付いてびくともしなくなりました!
とにかく何もしていなかった今回の地震では前方にばったりと飛び倒れて打ちどころが悪かったという結果でしたから、少しは安心です。
この類のものは、支えるものの重さ別にいろいろなサイズがあり、経年劣化もあるので貼り替えも何年かおきに必要みたい。
日曜に訪れたホームセンターではこれらが吊されているコーナーがぽっかり空くほど品薄だったので、皆同じこと考えているんだなあと思いました。
☆Amazonで検索するとこんな感じの商品群です。
そんなわけで、可哀想なことだけど壊れたモニターは、このデル画面が入っていた箱に梱包してしまいました。
うちでは、古いテレビの処理などで数年前から何度もお世話になっているパソコンファームに、いつものようにこのまま宅急便で送ってしまうつもりです。
適当な箱に入れて梱包して
(それも億劫なときは、例えばクロネコヤマトの「パソコン宅急便」や大型のものは「らくらく家財宅急便」などの集荷サービスも利用したことがあります。
荷造りもやってくれるので何も用意しなくていいです。)
送りつけるだけなのでほんとに便利なんですよ。
モニタは液晶割れしてても大丈夫とありますので、きっとなにかに役立ててもらえるのでしょう。
いままで、頑張ってくれて本当にありがとう!
※青い鳥フィギュアは、軽いせいか無傷だったので引き続き画面枠上に乗ってもらいます。
届いたときの記事→Twitterrificの「オリー」が届きました。
Ollie、またよろしくね!
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2011.03.26
ぼちぼちながら復活してきたこまごま。
あっという間なようで、やっぱりいつもと違っていたこの2週間。
毎日のように余震は続いてはいるのですが、だんだんと地震酔い(というんだそう。ホントに揺れているのか目眩がしているのかよくわからない現象。ひどいときは足がぐにゃぐにゃしてくる程だった。)も薄らいできました。
いつも買い物する場所は、まだだいぶ閉店時間が早いのですが、水や電池のような買い占めアイテムを除けば品揃えもほぼ戻ってきている状態。
節電で、ショーケースに灯りがついてないことにも馴れてきたかも。
外国のスーパーって元々こんな感じだったような気がするし。
しかし食料品や当面の生活物資"以外"のものに対する欲や関心みたいなものが、以来かなり薄れてしまって、自粛という方向以前に気力が低いのが続いてました。
これもまた、2週間前、モノ以外で損なわれてしまった件のひとつなのだろうと考えます。
昨日、やっとスカスカに内容物が減った食器棚を眺めてから、お皿やお椀を買い足すことに成功。
(今までは、あの割れまくるすごい音を思い出すのがイヤで、何の器が不足しているか考えるのもなんとなく避けていた。)
そうなったら弾みがついて、同じく割れちゃった液晶モニタを新しく注文したり、家の中の念入りな掃除も出来るようになった!
この2週間、Windowsには小型の液晶テレビをつないでました。
AQUOSはPC用のポートがあるのです。
かなり色調整して意外と不自由なくやれている現状ですけれど、やっぱりこれはテレビとして使いたい.....。
2週間のあいだ、非常時なりに手帳やメモ帳はきっちりつけてまして、そこで気づいたのは
「シャープペンシルとMDノートは大変に相性がいい」
ということ。
紙質が若干変化して現行品はしっかりめな傾向になった(ような気がする)のですが、きめ細かいながらも筆記摩擦もまたかっちりと硬めになってしまったため、よほどフローが良いペン先でない限りは万年筆だと少々疲れる書き味になったのが以前から気になってました。
しかし、これが逆に鉛筆芯では心地よくて。
程良く滑らかなんだけれど紙の繊維を捉えながら、すすす...と"削れていく"感じがこころ安らぐっていうんですかね。
(実際、芯が短くなっていくスピードは普通のノートより速い。
でも、HB芯程度でもくっきり濃いめかつ柔らかな手応えで書き付けられるし、4Bくらいの元々濃いぃ芯だと、限りなく低筆圧でぬるぬると字が進んでいくので、まるで違う筆記具のよう。)
4月からのデイリー用途も引き続きこのノートでいいやね、と気持ちが固まりつつあります。
あの日、机の上にはいろんなものが雪崩のように落ちたり倒れたりして、奇跡的に数センチ差で助かっていたペン皿上のモンブラン146を見ていたら恐ろしくなってしまって。
余震も強かったからというのもあるのですが、万年筆達はいつも並べて仕舞っている引き出し内に格納したまま1週間以上、そこを開けることもできませんでした。
またなにかが上に落ちてくるかもという強迫的な心配はうっすらあるものの、使用はぼちぼちと復活しつつあります。
(こんなふうに再会に忙しいから、しばらくは新規購入までは気分がまわらないだろうな。
電車があまり復活しないうちに万年筆祭りもいつのまにか終わっててがっくり...)
というわけで、まだまだ怖くてつらいニュースは多くて落ち込むし不安も尽きないけれど、日ごとに自分の中でなにか立て直されている感じはしているので、大丈夫ですねっ。
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2011.03.13
がんばりましょう。
今回の地震の被害に遭われた方々へ心よりお見舞い申し上げます。
直後から、twitterやmixi,メール等で皆様に励まして頂いたり情報交換もすることが出来てほんとうにほんとうに心強かったです。
ありがとうございました!
当日のすさまじい揺れの中、自室の机の下に潜り込んでいるといろんなものが飛び交う落下音や破裂音(主に食器類:ほとんど割れてしまいました)、そして建物自体がドババババと鳴っている音が間近に聞こえてきて「この階数で崩れたら助からないな…」と静かに考えてました。
三陸沖の大揺れから30分のあいだ、説明書を引っ張り出してトイレの止水栓を締め(タンクの中の諸々がずれて噴水のようになった)、何故か電気は通じていたので割れ物をばりばり踏み越えて自宅内サーバを床に拾い上げAirMacにも通電を確認し、iPhone等を充電器につなぐという冷静さを自画自賛していた頃、第二波の茨城県沖の揺れが来て、食卓の下に待機。
その後は夫が(当然エレベータは止まってるので階段で!)ふらふらになって帰宅し、無事を確認。
黙々と片付けを続けていま現在、なんとかぱっと見は普通の感じになってきました。
ま、壊れちゃったのはモノだけです。
翌日、揺り戻し的に気分が沈んでしまってつらかったんですが、落ち込んでる場合じゃないんですよね。
今はもう大丈夫です。
食器やガラス類とテレビ(52インチが真っ逆さまに落下しましたが打ちどころが良かったせいで故障せず!)が突き刺さった床の穴の数々も、追ってなんとかしないといけません。
日中、「割れもの注意!」と大きく書いた袋を山盛りにして台車で運んでいたら、すれ違う棟内の住民の方々にくちぐちに「うちもよー」「割れちゃったよねー」等々、つぎつぎと声がかかったわけですが。
ほどほどにこだわりつつの食器集めを楽しめる日が、近いうちにきてくれますように!
他にも当初から耐震を考えて対処したものとそうでなかった件、実際に遭遇して明暗がくっきりわかれましたので、そのあたりの対策も不足なく練っていこうと思います。
落ち着いたらブログでもまとめてみます。
余震はまだ時折大きく感じられるものも含めて続いてまして、地域的に水の供給も不安定な状況です。
ネット上や実生活において、人の良識が試されるのはむしろこれからの時期なんだろうなあ。
気を引き締めていきたいと思います。
中学卒業までの数年を仙台市泉区(旧:泉市)で過ごした転校生の私は、当時、宮城県沖地震の恐ろしい思い出を友人たちから度々きいて過ごしました。
なじみのある地名が次々とニュースに流れ、大人になって再び被災でつらい思いをされている方々もいらっしゃるだろうと心が痛みます。
平穏な日々が一日も早く戻ることを祈ります。
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2011.03.03
「スターバックス リザーブ」を試してみました(マグも買ってきました)
先日ワールドビジネスサテライトで知った、スターバックスの高級版であるスターバックス リザーブ。
日本でも限定店舗にてサービスが始まるとのことなので、「東京に出たときにでも体験してみるか...」と考えていたところ。
なんとなんと!
昨年くらいにオープンして買い物や食事帰りに行きつけになりつつある最寄りの路面店も、その対象店だったのでした。
上のHPリンクにあるとおり、コーヒー豆は4種類用意されてまして、一杯500円台前後。(トールサイズ)
普通の珈琲喫茶店なら普通の範囲なのかもしれませんが、スタバでこの価格はとても贅沢な感じ。
レジでメニューを出されて、それぞれの味傾向などの文章もこまごま書いてあるんですが、なんかもうよくわからないので読んだ感じの第一印象?で選ぶしかないのでした。
お席までお持ちします、と言われたのでたまたま空いてたソファー席に座ってきょろきょろ(むこうのテーブル席でMacbookAirの11インチをタイピングする若者などを羨ましげにチラ見)しつつ待機。
運ばれてきたのは、からっぽのマグカップと、プレス容器でした。
(淹れ方は店舗によって違うらしい。専用機械が配備されてる店も。)
写真では切れちゃってますが、プレス機の頭の所にはタイマーが付いていて、それが測り終わったときに押し下げしてカップに注ぐのですね。
運んできたスタッフさんがちゃんと(サービスはじまったばかりのせいかものすごく緊張気味に)いれかたやら味やらを説明してくれます。
私がニカラグア コルカサン、夫がエルサルバドル モンテカルロス エステート パカマラ(長っ)にしたのですが、もちろん初めて飲むタイプの珈琲であります。
当然ながらこういうものなのでお互いの分を半分づつ飲んでみたわけですが、
・とても美味い(プレス機でいれるとだいぶ濃厚なコクになりますが、トロリ感すらある、とにかくいつものコーヒーとは全然違うリッチな感じ)
・この二種類だけでも豆の味のちがいがハッキリわかる。
ネットやメニューの説明書きを読んだときは抽象的で全然わかんないわーと思ったけれど、「言われてみれば、それぞれそういう味ですよね」と納得せざるを得ない...。
(「ニカラグア~」はチョコっぽく、「エルサルバドル~」は草っぽいのだった。残り2種類もいずれ制覇しておかないとなあ。)
そして、予想外に気に入ったのはマグカップです。
デザインも専用のものだったのですが、フチの厚みがぽってりと盛ってあって、とても口当たりが良いんです。
ロゴも控えめに入っていて、「これはかっこいいから家でも使いたい」と意見が一致したので、ひとつ買って帰りました。
袋や包み紙もこれにあわせたものが用意されていて、丁寧かつなかなかの高級感です。
1300円でしたが、スタバで売ってるこのサイズのマグカップとはさほど違わない価格なのでお買い得と言えます。
(うちにあるスタバのマグはこれで4つめなのですが、この黒カップのみmade in Japanとかいてあるのでした。)
●前回の購入記事:スターバックスのマグカップを買いました(雪の結晶柄)。
側面と取っ手にプリントされたリザーブのロゴは、店の黄色い照明のせいで金色だと思っていたのですが、うちの蛍光灯の下では、いぶし銀のようなおちついたシルバー色でした。
革の手帳や万年筆が似合う雰囲気なのですよね。
豆のお持ち帰りも売り場にありましたが、ひとパック2000円以上するのでおみやげはマグだけに...。
くらべものにならないほどお徳用なコーヒー豆で淹れて日々満足していますが、このカップだと、都会のカフェでゆったり書きものしてる感じに浸れます。