« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011.04.30

「GANTZ: PERFECT ANSWER」を観てきました。

4087032450いつものシネコンが入っているモールは地震の損傷がだいぶ酷かった(天井の配管が外れて大変だったらしい...)ようで、再開したのはついこの間のこと。
映画鑑賞できる日々が戻ってくるのを心待ちにしてました。

というわけで、今回は、2月に観た作品の続編。
G A N T Z : PERFECT ANSWER←公式サイト

ガンツでの玄野くん達の戦いはずっと続いていて、そういえば前作もけっこうグロテスクな場面多かったんだよなと上映がはじまってから思い出しました。

"世界"の外の人たちも闘争に巻き込まれるレベルになってきたので地下鉄での戦いなどもかなりの迫力なんだけれど、まあなんというか時節柄もあってか、無差別テロ的なものを連想させる場面を見るのは割とつらいなあというのが正直なところ。
それだけ真に迫ったすごい戦いでした。

でも、加藤くんと玄野くんは相変わらず格好良かったです。鈴木さんもいい人だ。
たえちゃんは絵が上手いなあ。
テーマ音楽も好き。(以上、非常にざっとした感想。)

しかし、これだけの長編漫画を、たった2作の映画に圧縮するのは多少の無理もあるかもしれず、星人との戦いの歴史や過去のガンツのメンバーのことなど(原作をほとんど知らない私には)理解が薄いままに終了してしまった感じも若干。
とはいえ、最後の切ない展開にはほろりときました。
こんなのってありか!←こころのさけび


B004E8LDDMそのすぐ後に日本中がえらいことになったのでレビューするのをすっかり忘れてましたが、先月上旬にツーリストも観に行ったのでした。

アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップということでかなりの期待をしていたのですが、そこまでじゃなかったのが残念です。
ヴェネツィアの美しい景色と美麗装飾品(宝石類がうつくしい!アンジェリーナさんもうつくしい!)をたっぷり鑑賞できたのは良かったので、それ目当てなら充分良いと思います。

しかしジョニー・デップがびっくりするほど最後の最後まで普通のおじさんだったので、この人じゃなくても良かったんじゃないかなぁと考えずにはいられない。そういう役どころではあるんだけど!
いつも映画でなにかの扮装してるイメージが強すぎるのでしょうか…
脇を固める俳優さんは日頃から気になってる人が多くて、その点は満足かもです。


連休はせいぜいこのように映画に行くくらいで、家でそれなりに黙々と忙しいというのが恒例。
はー、今日で1年の三分の一が終わってしまうなんてね...。

[映画・テレビ] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top

2011.04.26

「ステーショナリーマガジン 007」を読みました。

ステーショナリーマガジン 007このごろは、買いたい欲も、愛用品使用率もほぼ復活でめでたい。
検討品も頭の中に積もってきているので、そろそろ都会に買い物に行きたい!
というタイミングで、7号目が発売されたので早速。
ステーショナリーマガジン 007
(万年筆とその周辺については「趣味の文具箱」、主にそれ以外の広大な文具分野を網羅するのがこの「ステーショナリーマガジン」です。)

相変わらずぎっしりな情報量です。しかも知らない新製品の多いことに衝撃。
頁をめくるほどに、巨大文具店でカラーペンを無心に片っ端から試していく「・・・・。」というもくもくとした静けさが脳内に訪れます。


以下、いつものように付箋を貼り付けたところを。

・うちの近所にもお洒落雑貨店は増えてきてまして、ここに掲載の「ニコアンド」も有り。
 (最寄りの店の場合)文具はすごく小さい売り場なんだけれど、なんでここにこれが!都会に見に行かなくて済んだわ!と嬉しい驚きになるマニアックなモノを見つけることが少なくない。
 LIFEのノート類とか水縞スタンプ等のアイテムを楽しみに立ち寄ってます。


・今回はファーバーカーステルの鉛筆の特集。
 本来どちらかといえば鉛筆派ではないんですよねと言い訳口調になり、最近とくにあれこれと欲しい率が高まっているのもメカニカルペンシル(いわゆるシャーペン、次点で芯ホルダー)派の私。
 それでもあの、鉛筆がぎっしり詰まった250周年記念限定缶は楽しいだろうな〜と目を奪われました。
 クラシックなグリーン軸より、いぼいぼがついたグリップ2001のゆるやか三角軸デザインに惹かれます。これが144本、缶にささっている贅沢さがたまらない!
 シャープペンシルでこのラインを愛用しているので、鉛筆を見かけるたびに一本買ってみようかと思うのですが…削る道具から揃えないとだめだね。


・あなたの「仕事道具をみせてください」特集。
 最初に出てくる人のメモ例があまりにも見覚えあるので記憶をたぐったら、このノート術は過去にうちのブログでも話題にしたことがありました。
 忠実に真似してみたところ非常にしっくりきたので、今もこの方法は大いに参考にしています。
 それにしても、ペリカーノジュニアを家中に置いて年に20本消費というところに「とことん」を感じます。
 (筆圧強いんじゃないだろうか?とペン先の写真をじっくり眺めてしまった。ブルーブラックのカートリッジ買ってこようかな!←すぐ影響される)
  ●過去記事:「放牧する」ノート作りをやってみようかな?

 他の方々のもそうなんですが、これじゃないと駄目だし。っていうこだわりをもって使い込まれた文具って、魂がはいっているようで目に心地よいですね。
 新品写真の整然としたクリアさとはまた違う美しさを感じます。
 道具はそうじゃなくちゃいけない。魂を入れ込むものを増やしたければ、いい加減、わしわしと買い集めるってこと自体をやめなければいけない。
 わかっているんですが、いつもこのあたりは葛藤なんだよね〜。やれやれ...。


・ドット罫ロディア
 これは見かけたら絶対買おうと思ってるもの。16番のA5サイズで欲しいなー。
 思いきり目にうるさい紫色の方眼含めてこれもロディアの味だとは思って(思い込んで)ますけれど、このあっさりサッパリな視界は非常に惹かれる!


・キーボードの隙間にたてるメモ
 ・・・名刺サイズの情報カードでこんなことはしょっちゅうやってるけどさ〜(笑)、形だけでなく紙の質感と色味がいい感じ。猫と馬が欲しい。


・タイトルが書けてホルダー内のこぼれ落ち防止にもなるエーワンの「クリアホルダータグ」がこれは良いねと思ったけれど値段みて一瞬手が止まる。
 コストパフォーマンス要検討だけど耐久性があれば買ってもいいかも。今やってる事務作業にまさに必要なので迷う。


Schleich コウテイペンギン (仔)・シュライヒの動物フィギュアの特集が何故この本に!と思ったけど、じつはこれらを買える牧場のように可愛い売り場のある玩具店がちかばにあるので大変気になっていたところ。
 コウテイペンギン(仔)とヒツジ(仔)の、物欲破壊力が素晴らしい。画面の上に飾ろうと思います。
もう地震来るなよ!


・フリクションボールノック
 この前twitterで他故壁氏さんにおすすめされたのでブルーブラックを購入、これが私のフリクションデビュー。便利で気に入りました。
 (パイロットの技術力を疑ってたわけじゃないんだけど)ほんとに綺麗に消えて驚愕。
 しっかり書けるけどフリクションらしい僅かな儚さが万年筆の線と違和感なく混じってくれて、これ、持ち出し手帳用に最適だな。


・KIDSパーフェクトペンシルが人気みたいでどこにも売ってないのでつらい。赤キャップで買うんだ!
 (そしてミケさんみたいにリボンを通して首からぶらさげるんだ...)


・Visual aidデザインの文具が存在するなんて。これも見かけたら必ずクリアホルダ買おうと思います。
 リコーダーの運指表とか、虹の色の覚え方なんかが素敵!
 元になっている書籍のほうですが、これとても良いんですよ。
 単純な絵柄を使って、各種情報をいかにシンプルに解説できるかというのがテーマになっている、デザイン見本帳のような内容です。
 洋書ですがこういうテーマだし絵本みたいな感じ。言語全く関係なく楽しめます。
 ・Visual Aid: Stuff You've Forgotten, Things You Never Thought You Knew, and Lessons You Didn't Quite Get Around to Learning
 ・Visual Aid 2: You Can Never Know Enough Stuff
 業種限らず、日頃のプレゼンデータの作成に悩む多くの方々に対して、目から鱗のセンスを提供してくれる良書になると思います。
 私は、サンフランシスコの近代美術館の売店で立ち読んで、あまりの楽しさとわかりやすさに感動して即買いして持ち帰りました。

Visual Aid: Stuff You've Forgotten, Things You Never Thought You Knew, and Lessons You Didn't Quite Get Around to Learning Visual Aid 2: You Can Never Know Enough Stuff


・・・というわけで、久しぶりに、ほんとうに純粋に「文房具は楽しい」を実感できる時間を過ごすことが出来ました。
(嗚呼、"好き情報"をしみじみと味わうことができる、時間と心の余裕の尊さが染みる春。)
ゴールデンウィークのお買い物ガイドとしても活躍してくれるかと思いますので、今号も是非。

[文房具--その他のモノ・本] | 固定リンク | コメント(4) | トラックバック | ↑top

2011.04.23

チョコレート色革のノートカバーが届きました。

110420

地震の日から1週間後位の、やっと宅急便が正常化してきたかというタイミングを狙ったかのようにひょっこりと届いたのが、このHAZAKI dedicated(HZK Leather)でオーダーしたノートカバー(A5サイズ)。
2月半ばくらいの発注だったのですけれど、こんな非常時だから制作も遅れるかもなといううっすらな心配を吹き飛ばして、予告納期通りに到着!
お見舞いの言葉まで頂き、サンタさんがきたように嬉しかったです。自腹ですが...

このお店は以前、測量野帳カバーがオーダー規格にあることを知って「いつか頼もう」と目を付けていたところ。
(今のところは革で包みたいほどの使用頻度に至ってないので延期してるけど、いずれ。)


色の組み合わせはさんざん迷ったのですけれど、初回のオーダーだし、まずは、自分が持っている他の革小物達と机上で並んでも溶け込んでくれる組み合わせにしようと考えまして。
革は「植物タンニンなめしヌメ革」のビターチョコレート色、縫い糸は赤を選びました。
あえてペンホルダーも栞紐も付けない超シンプルデザインを貫いたけれど、オプションの角丸加工(300円)でちょっとだけ可愛い味付けを。

いやー大満足ですこのコンビネーション。
ツヤっとした滑らかな触感でほんのり良い匂いがする革は、暗過ぎずに僅かに赤みが乗った丁度良いチョコレート焦げ茶。
分厚くはありませんが、コードバンを思わせるような高級感がありますよ。
縫い目の赤もぴしりと浮き上がって、実に綺麗だと目を惹かれました。
ちなみに、用意されている革+糸の組み合わせ一覧はこんな感じ。
革色は統一して糸色違いで・・・という感じでも増やしたくなってきて。
でも、切替等で革を2色づかいにしても料金は変わらないらしい。ああ困った。


厚みについては(最終的にはどのようにもオーダーできるのですが)、ページで案内されているA5の基本サイズは、キャンパスノート等の薄型製品に向いているとのこと。
私は、ホチキス綴じ含めた勉強ノートにも使うつもりだったのでそのままで注文を掛けたのですが、なんとご丁寧にも折り返しで、予備定番として掲載準備中のサイズが他にあるとのご案内を頂きました。
・A5ワイドサイズ
 -10mm未満までくらいの厚みに適していて、掲載のデフォルトサイズよりはボリュームのあるものが入る
 (縦内寸212×横内寸315ミリ)
・ほぼ日カズン用サイズ
 -(縦内寸215×横内寸320ミリ)

カズン用はHerzでオーダーしたものを既に持っていて現在は参考書カバーとして活躍中。
あえてこれと使い分けかつ並行利用するために薄いノートカバーを探していたのですが、「A5ワイドサイズ」なら80枚綴じ前後(たとえば「MDノート」やマルマンの「カバーノート差し替え用」など。)も無理なく入りそう、と欲が出てきました。
栞紐も、ノート本体側のほうに装備されているからシンプルなカバーでも全く問題無いし。
ということで、ワイドサイズのほうにオーダー変更させてもらいました。

110420上の大きい写真ではMDノートを入れて撮影していますが、試してみたところ100枚綴じのノーブルノートも大丈夫だった程(でもこれがギリギリ上限かと。)でした。
つまりは、手持ちでいちばん活躍するノート類の厚みがほぼ全部入るちょうど良さ。
便利だ~。

いつもの「カバーノート」の塩ビカバーが革カバーにグレードアップした感動といいましょうか。(ややこしいけど読解してください)
現在、語学用に使いかけだったアピカ1000年ペーパーのノートが入ってます。しっかりした滑らかな紙でかなり好き。
これも一冊目は純正のビニールカバー付で入手し、その後は詰め替え(本体だけ版)で買ってます。


・・・というわけで、必ずまた何かを革でくるみたくなったらオーダーさせてもらうつもりです。
ご家族経営のお店で職人さんもお一人ということで、ひと月~くらいは待つのがOKならばぜひ。
ほぼ日手帳や野帳といった、そのままで注文しやすい豊富な基本サイズも魅力ですが、とことん凝った要望の作り込みにも応えてくれるようで、過去の制作事例は、バックナンバー含めて一見の価値有りです。


☆現在愛用中の革カバーについての過去記事

赤革の手帳カバーが届きました(カズン用):前編
 (後編も続いてどうぞ。今回もここで色と厚み違いで頼むか迷った...。
  Herzは厚いふかふか系なのでHZKのヌメとは革の質感はだいぶ違います。)

コードバン革の文庫カバーを買いました。
 (現在、MDノート文庫サイズを入れてます。ペンシルでのお楽しみ用。)

gentenの文庫カバーを買いました。
 (現在、マルマンのカバーノート差替版を入れてデイリー手帳として使用。
  クリーミーな書き心地とロイヤルブルーインクが映える紙色がお気に入りです。)

[文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント(6) | トラックバック | ↑top

2011.04.15

スウェーデンの空色シャープペンシルを使っています。

110413

年明けくらいに、近所のお洒落雑貨系文具店(←海外アイテムもちょこちょこ置いてあるが実はミドリとデルフォニクス率高め)でみつけたBallograf(バログラフ)のepocaというシャープペンシルとボールペンです。
スウェーデンの代表的な文具メーカーなのだそうで、いかにも外国ふうなデザインの良さとともに「郵便局では公用ボールペンとして」云々のポップを読んでほほぅ....と一目惚れ!

しかし、帰宅してから「B(が先頭についた何か)」しか名前が思い出せなかったくらいこのメーカーについて無知だったので。
ボールペンを分解して芯にプリントしてあるのを見つけなかったら店に戻って確認しようかと悩んだくらいでした。
(よくみたら首軸上の金属リング部分にも名前が彫ってあった。この輪っかが海外っぽくて可愛いんだ。)
 
ボールペンはBiC的な太線大玉芯で、個体差かもしれないけれど転がりがあまり滑らかではないので力が必要。
・・・と買った当初は思っていたのですが、気温の上昇と同時に最近急に書きやすくなってきてひと安心。
まあ、軸も持ちやすいしデザインがかっこいいのでOKです。
 
 
ペンシルのほうは見た目も使い勝手も素晴らしく、鉛筆芯にはコレしかないねと気に入ったMDノートの紙上で日々愛用しています。
いまのところ、0.7mm芯部門のお気に入り部門優勝といえます。
ちなみに0.5mm芯部門はアルファゲルHDのメタリックカラーのシリーズ。
芯濃度を変えて3本目が欲しいのを必死で我慢してますってくらいに好き。

 
私が購入した店には、ペンシルはクリップが金色のしかなかったのだけど、ネット通販などで検索するとちゃんとシルバートリムのもあってそちらのほうがピリリと締まって北欧っぽさが出ている。
しかし派手なターコイス色の軸の上にゴールドパーツを使うというところに、いかにも「外国のスーパーやコンビニにざくざくとカジュアルに売ってる」的な雑貨感が醸し出されていて、そこに惹かれた気もします。

手指のかかる部分は丸軸になっていて、上部が転がりにくい八角面というのも実用的かつ見た目に綺麗です。
全体的にかなり軽いですけれど、大事なところはちゃんと金属で作ってあるので芯のぐらつきもなく、しっかりした安定感があります。
樹脂はちょっと傷つきやすいタイプですが、逆に手に優しい温かみが。
なによりこの鮮やかな発色がいいなあ。
深みのある赤の軸とずいぶん迷ったのですけれど、やっぱり春先は(万年筆のインク色もそうですけれど)ターコイスブルーで元気が出てきますね。
 
ただ、私が払った900円というのは日本だけの"おしゃれ定価"みたいなものでしょう。
現地でのほんとのところは、もっと日常生活に馴染んでいる類の価格(半額以下ってところじゃないかな?)文具かと思います。
 
とはいえ、この一本のおかげで太芯のシャープペンシルの書きやすさに覚醒してきました。
海外メーカーのメカニカルペンシルはたいてい0.7mm芯なので既に何本か持ってるのですが、それらを順繰りに使い回しては「いいねえ」「次はあれも欲しいんだよね」を心の中で連発しています。


[文房具--その他筆記具] | 固定リンク | コメント(4) | トラックバック | ↑top

2011.04.09

「OmmWriter」をWindowsにも入れました。

110409

Ommwriterという文章書き用のソフト、ようやくWindows版もリリースされたので先月に購入しました。

もともとMacで出たもので、癒やし系ワープロ(?)として2年前くらいに話題になったときにお試し使用しているうちにすっかり気に入ってしまいまして。
何かを一気に書き上げたいときにMac上でしっくりくる環境がなかなか見つからず、あれこれ購入していた時期だったので(相変わらずMac用のOneNoteが出ないせいだ!)こういうのも有りだなあと。
公式サイト冒頭のムービーもぜひ。

書き込んでいる間は全画面表示なうえにツールバーなどの余計なものが一切出ず、自分が打ち込む文字が増えていくだけです。
(上掲載のスクリーンショットに出ている破線枠やツールボタンなどは、マウスonすると出てきます。)
バックグラウンドの画面が綺麗で、いろいろな種類に切り替えることができます。
流れてくるBGMがこれまたゆるゆるとした静かで神秘的なものばかりで、南国リゾート(バリ方面)で昼寝しているような気分。
タイピング音も人工感すくなめな繊細なものがいくつも用意されていてなかなか可愛い。
動画のように、ひと文字づつぴちぴちと鳴らして楽しむには英語入力じゃないとつまらないという欠点はあります。
(日本語だと確定したときにしか鳴らない。)
あと、字体も素敵な感じに何通りか切り替えられるのだけれど、これも英語フォントのみなのは仕方ないのね...

要するに、機能性よりも視覚と聴覚で作業効率向上を助けてくれるメモ帳ソフトというべきなのかな。
ヘッドホンで音響にどっぷり浸かりながらも良し、全て無音にして画面の中にひたすら書き込むのも良しな感じです。
Win版の場合、独自形式(.omm)以外に.txt保存が可能。
PDFにもエクスポート出来るけれど、文字がバケバケでなにがなんだか状態。

Macにはよく合う感じがするこういうソフトを、Windowsに入れると非常に新鮮です。
全画面(にもできて)集中書き込み系ならば、ATOK2011を買ってダウンロードした「ATOK Pad」のほうが軽快度はずっと上なんですが。
ATOKのほうではついつい染み出てしまっている実務な雰囲気をいっさい排除しているOmmWriterも素敵。
使い較べて楽しんでいます。
●過去記事→「ATOK2011」をインストールしました。

現在、OmmWriter Dāna IIというのが新しいバージョンで、Iは無料でダウンロードできます。
(メールアドレスを登録するとダウンロードできるページが送られてくる)
無料の1と有料の2の差は、サウンドや背景など、切り替えられる環境の数が違うだけだったかと思いますので、まずは試用されると良いかと思います。
Mac版でしたら、MacAppStoreで600円ほどで手間無しで入手できるようですが、私は両OS版ともにpaypal経由で購入しました。
(4.11ドル以上の価格でよいとのことなので、5ドルで...。)

というわけで、おすすめです。iPad版なども出てくれると嬉しいなー

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*

さて、この一ヶ月くらいで滞ってしまっていたけれど本来書きたかったブログのネタの数々を、大小関わらず情報カードに箇条書きしていったら結構埋まってしまいました。
このOmmwriterもそのひとつ。
今年に入ってからもそれなり買っていたので、当然ながら文具話も貯まっています。

いや~もうこんな世の中だからなおさら、頭の中からどんどん、紙やネットの上に押し出しておこう。
という気持ちに変わってきました。
(そんなわけで、たいした文字数じゃないですが10年日記なども毎日熱心に書いてます。これも、ためこんでる場合じゃないのだ。)


※今回にて、1001件目の投稿記事になりました!皆様に感謝です。

[ソフトウェアレビュー] | 固定リンク | コメント(6) | トラックバック | ↑top

マグネット・レリーフを並べ直しました。

110329

4年前、届いて箱から出したそのまんまの状態で玄関に飾りっぱなしだった、ベリ・デザイン社のマグネット・レリーフ。
●買ったときの記事→にじいろのお楽しみ。

ひとつひとつのコマが磁石でくっついてるだけのものだったので、先月の地震の時に吹っ飛んで、廊下中に散らばってしまいました。
(黒い貼付台は重い鉄板で出来ているので、カドのところが床にグサっとささって大穴が!
ホームセンターに売ってたフローリング補修材でなんとか埋めました....。)

すぐ脇の部屋が、粉々のガラスや瀬戸物で足の踏み場も無いような状態だったので、パズルのほうはとりあえず手近な空き箱の中にザーっと拾い集めて床の隅に置きっぱなしにしてました。
他の片付けものが忙しくて、その後10日くらいは放置していたかも?
(ちなみに、ネフのアークレインボウのほうも当然ばらばらになりましたがこちらは復旧も簡単。)

とりあえず、心身ともに落ち着いたときがこれを組み立て直すタイミングになるだろうなーと考えていたんですが、今まで一度もゼロから組み立てたことがないのでどうしてよいやら。
クローゼットの奥からこれの取説を引っ張り出してみると、見本の図案がいくつか掲載されていて、色順などが丁寧にドイツ語で解説してありました。
もちろんサッパリわからないので、写真をもとに組み上げ作業。
ちょっとの違いしかない色グループもあるので試行錯誤しつつちまちまと、しかし結構楽しかったです。
あの混乱の中で拾い集めたピースも全て揃っていたのは幸い。

コマ表面の荒い凹凸は地震の被害でこうなったんじゃなくて、もともとこういう、木材っぽい自然な仕上げもデザインの一部ということになっているんです。
複雑な陰影ができて、横から眺めるのが楽しいです。


完成後、今度は台座下に小型の耐震ジェルマットを貼ってから元の位置に飾り直しました。
こういうものの他にも、天井との突っ張り棒や食器棚用のすべり止めシート等々、先月から熱心に地震対策品を買い集めては次々と各所に設置中です。
先日木曜の大きめな余震(いやー時間が時間だから怖かったですね...)の、少なくとも震度4-5くらいの横揺れなら明らかに「効いている」のは実感できました。
地味だけど、無いよりはずっとましです。この程度の対策ならもっと早くやっていればという後悔ばかりがありますが。


それにしても、原発の問題にはかなり緊張しています。
隣県だけに決して遠い距離とはいえなくていろんなデータが気になるわ事態の先が見えないわ地元の野菜や魚が売れ残りまくってる(風評だからね!)のが悲しいわで。
地震で大ダメージを受けたわけではないので、全面的に応援にまわって盛り立てたい気持ちがこの事故のせいで気持ちがいまひとつヨワヨワです。

当たり前と思っていた多くのことがいかに脆いかに気づかず、何も考えずに呑気に寄りかかっていたんだなあと考える春です。

[日々のこまごま] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top

2011.04.05

マウスを分解掃除してみました。(ホイールのゴム取り外し)

マウス中央のホイール:くるくるまわるやつ:が効かない....と思い始めてけっこう時間が経ってしまいました。
(その間にも手がなんとなく適応してしまい、画面スクロールも右横のバーをドラッグするのが自然になってきていたという...)

購入してから1年半くらいですが、見かけも使い勝手も大変気に入っていますし、いちばんオススメしたいマウスではあるのですが....
●買ったときの記事→新しいマウスを買いました。(Wireless Mobile Mouse 6000)


これでいよいよ寿命なのか?と悲しくなって観察してみると、どうやらホイールのうえにタイヤのようにかぶせてあるゴム部分が、妙に歪んでいます。
べとついてるほどではないのですが引っ張ってみるとガムみたいに伸びて(その割には戻らない)ので、切れそうでちょっと怖い。

3月に入ってから、クリックボタン部を念入りにOAクリーナーで拭き掃除をした覚えがあるのですが、それが影響したかなあ。
または、ハンドクリームでもついちゃったかなあ。
もともと、新品時から柔らかめの素材だったので気をつけようと思っていたのですが、マウス周りのゴムパーツって手汗や水気が寿命を縮めるんですよね。
今までも機能が駄目になる以前に、サイドやホイールの柔らかいところがおかしく(または気持ち悪く)なって、代々マウスを買い替えてきたような気がします。

110402なにかが引っかかったようにホイール自体も回らなくなってきていたので、全く同じマウスをもう1個注文してもいいかと思っていたのですが、その前に、いちども挑戦したことのない分解清掃をやろうと思い立ちました。
しかしどんなに探しまくっても、こじあけて破壊する以外に分解の突破口がみつかりません。
ネットで検索してみると、なんと底面の滑り促進(カグスベールみたいな)シールを剥がすとその下にネジ穴が隠されているとかで。

このマウスの場合は後ろ側のシールの下に1つ深い穴があり、その奥にネジ発見!
(その後の作業では、ダイソーで購入した精密ドライバーセットが役に立ちました。)
その銀色のネジを外すと、いちばん上の層がパカっとはずれます。
すぐ下はカブトムシのように黒いカバーで包まれており、その四隅にはさらにネジ止めされています。こちらは少し短い黒色のネジ。
更にこれを外すと、写真のように基板に囲まれた中身が出てくるわけです。

案の定、このホイール部分の周囲には、劣化でダブついたのでフチで削れてしまったのであろう黒いゴムの屑がホワホワと大量に積もっており、これが回転を妨げていました。
カメラ用に買っておいたブロワーやデスクブラシ等々を駆使して、それらを取り除きます。

隙間の屑も入念に除いたので一応回転するようにはなったのですが、伸びてきたゴムとホイールの間に隙間があるせいで空回りも頻繁。
ダメモトで、思い切ってハサミを入れて切断し、ホイール本体だけにしてみました。
写真のとおり、"タイヤ"を取り去ってもその下のプラスチックの部分がツライチで残っているので普通に指先でホイールが回せる!
・・・というわけで、そのまま組み立ててしまいました。

結果、たいへん快適に使えています。
指紋が浅いというべきなのか、袋を開けたりするのも苦労する乾燥傾向な指先なのですが、すべり止め無しの裸ホイールでも、特にストレス無く操作できています。
ゴムタイヤじゃなくなったので掃除もしやすくなったし。
(しかし当然のことながら、分解清掃は自己責任にてお願い致します。保証の対象外になるでしょうし。)

このマウスがあとどれだけ使えるかは、サイドの素材の寿命次第ではありますが、こちらはまだ丈夫そう。
こういう消耗部分も簡単に取り外せるようにして、別売りしてくれるといいのに。
と思うのですが、かたちも機能もホントお気に入りなので、あと1年以上は一緒に頑張って欲しい!

[日々のこまごま] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック | ↑top