マウスを分解掃除してみました。(ホイールのゴム取り外し)
マウス中央のホイール:くるくるまわるやつ:が効かない....と思い始めてけっこう時間が経ってしまいました。
(その間にも手がなんとなく適応してしまい、画面スクロールも右横のバーをドラッグするのが自然になってきていたという...)
購入してから1年半くらいですが、見かけも使い勝手も大変気に入っていますし、いちばんオススメしたいマウスではあるのですが....
●買ったときの記事→新しいマウスを買いました。(Wireless Mobile Mouse 6000)
これでいよいよ寿命なのか?と悲しくなって観察してみると、どうやらホイールのうえにタイヤのようにかぶせてあるゴム部分が、妙に歪んでいます。
べとついてるほどではないのですが引っ張ってみるとガムみたいに伸びて(その割には戻らない)ので、切れそうでちょっと怖い。
3月に入ってから、クリックボタン部を念入りにOAクリーナーで拭き掃除をした覚えがあるのですが、それが影響したかなあ。
または、ハンドクリームでもついちゃったかなあ。
もともと、新品時から柔らかめの素材だったので気をつけようと思っていたのですが、マウス周りのゴムパーツって手汗や水気が寿命を縮めるんですよね。
今までも機能が駄目になる以前に、サイドやホイールの柔らかいところがおかしく(または気持ち悪く)なって、代々マウスを買い替えてきたような気がします。
なにかが引っかかったようにホイール自体も回らなくなってきていたので、全く同じマウスをもう1個注文してもいいかと思っていたのですが、その前に、いちども挑戦したことのない分解清掃をやろうと思い立ちました。
しかしどんなに探しまくっても、こじあけて破壊する以外に分解の突破口がみつかりません。
ネットで検索してみると、なんと底面の滑り促進(カグスベールみたいな)シールを剥がすとその下にネジ穴が隠されているとかで。
このマウスの場合は後ろ側のシールの下に1つ深い穴があり、その奥にネジ発見!
(その後の作業では、ダイソーで購入した精密ドライバーセットが役に立ちました。)
その銀色のネジを外すと、いちばん上の層がパカっとはずれます。
すぐ下はカブトムシのように黒いカバーで包まれており、その四隅にはさらにネジ止めされています。こちらは少し短い黒色のネジ。
更にこれを外すと、写真のように基板に囲まれた中身が出てくるわけです。
案の定、このホイール部分の周囲には、劣化でダブついたのでフチで削れてしまったのであろう黒いゴムの屑がホワホワと大量に積もっており、これが回転を妨げていました。
カメラ用に買っておいたブロワーやデスクブラシ等々を駆使して、それらを取り除きます。
隙間の屑も入念に除いたので一応回転するようにはなったのですが、伸びてきたゴムとホイールの間に隙間があるせいで空回りも頻繁。
ダメモトで、思い切ってハサミを入れて切断し、ホイール本体だけにしてみました。
写真のとおり、"タイヤ"を取り去ってもその下のプラスチックの部分がツライチで残っているので普通に指先でホイールが回せる!
・・・というわけで、そのまま組み立ててしまいました。
結果、たいへん快適に使えています。
指紋が浅いというべきなのか、袋を開けたりするのも苦労する乾燥傾向な指先なのですが、すべり止め無しの裸ホイールでも、特にストレス無く操作できています。
ゴムタイヤじゃなくなったので掃除もしやすくなったし。
(しかし当然のことながら、分解清掃は自己責任にてお願い致します。保証の対象外になるでしょうし。)
このマウスがあとどれだけ使えるかは、サイドの素材の寿命次第ではありますが、こちらはまだ丈夫そう。
こういう消耗部分も簡単に取り外せるようにして、別売りしてくれるといいのに。
と思うのですが、かたちも機能もホントお気に入りなので、あと1年以上は一緒に頑張って欲しい!
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コメント
ふむふむ
勉強になりました
ほしのさんに影響された同じマウスを購入して3ヶ月あまり
さすがにまだまだホイール部分は大丈夫そうですが、いざとなったらダメ元で分解してみようかな
このマウス、あまりにも気に入ってしまったので職場だけでなく自宅にも導入しました
今まで使ったマウスの中で、間違いなくNo.1です
投稿: えみこ | 2011.04.05 21:35
3ヶ月ならまだ全然大丈夫ですよね~!
暑い季節を上手く乗り越えてくれれば年単位でなんもしなくてOKじゃないかと思います。
ある日突然「おやっ?」と気づくんですが、開けて掃除しやすいマウスであるということもわかったので、まだまだ現役で頑張ってもらいます。
投稿: ほしの | 2011.04.05 21:45