「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」を観てきました。
以前から楽しみにしていた作品だったので、公開前夜の先行上映で行ってきました!
・映画『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』オフィシャルサイト
鑑賞したのは、3D吹替版です。
メガネ無しの2D上映だと字幕版でみれたのですが、一瞬迷ってやっぱり、シリーズ三作目にして初の3D化に期待してみました。
3Dで鑑賞するならやはり、字幕が無いほうが目にラクなのは今までの何度かの経験から習得しました。
(主画面より少し浮き出させたり小さな厚みをつけたりまでして、台詞の文字の存在感を出す工夫をしているみたいなのですが、その遠近感をいちいち捉えなければいけないのは疲れますね。)
今回の作品は特に、動きがめまぐるしい場面が多いので吹き替えのほうが内容に注力できてよかった!
ストーリー自体は、前作の「リベンジ」がちょっとなかだるんでたかなーという印象を持ってましたが、今作はかなりキッパリとわかりやすかったので満足。
ロボット種族同士の敵対や相互協力の関係などがも緩急あって面白かったし、人間達は、1作目以来毎度馴染みの面々も含めて「あれ以来いろいろ状況が変わりました」がさりげなく説明されているし。
60年代の月面着陸で発見したもの(その事件を人間が隠していたこと)を巡って、最後は、地球駄目になっちゃうんじゃないかという状況まで敵に追い込まれるのですが、抗戦するシーン(の特殊効果)が半端無くすごい。
予告編やCMにも出てますが、ショックウェーブという名前の、全身ドリルみたいなヘビ型巨大ロボットがキリキリと建物に食い込んでなぎ倒すところなど、必見です。
あと、先日なにかの番組で見ましたけれど、モモンガのような膜を手足に付けて高層ビルから飛び降りる人間側の部隊、これは実写なんだって~!
(もちろん周囲の崩壊背景などは合成ですが、集団で降下しながら建物をまわりこむところのメイキングでは、ホントにカメラごとビルから飛び降りて撮影してた。
地面に近くなってパラシュート開いてましたが、すごいスポーツだと思いました。)
今回、大活躍だったのがバンブルビー。
ロボットなのに童顔で、性格もわんこみたいにかわいいんだよなあ...
サムをほぼ乗せたままでの、車→ロボット→車 の超早変わりなど、たっぷり見せ場もあります。
すごいわー。フィギュア買ってもいいかもと久々にAmazon検索したりしてね。
今作は、いわゆるペットサイズ(?)のロボット達まできっちりと役割を果たしてくれて(これも感動ポイント)、どのキャラクターも印象深かったです。
ミーガン・フォックスの降板、私は、あの強気美人なところが結構ファンだったので残念でした。
新ヒロインの人は有名なモデルさんということで、綺麗だし信じられないくらいスタイルが良いのですが、ちょっとインパクトが薄い感じ。
(デキるキャリアウーマンという設定ぽいのですが、後半は、恐怖のあまり口を半開きにして棒立ちになってるシーンがやたら目立つ!)
しかし、ジョン・マルコヴィッチがコミカルキャラな社長役で出てたり、パトリック・デンプシーがお約束のイケメン役で出てきてぼうっとしたり(←私が)、わりと好きな映画「ファーゴ」の女署長役の人が性格のきっつい長官役で仕切ってたりして、俳優陣も豪華で楽しめました。
続編が作られる場合でも、サムが登場するのは今回が最後になるかもというニュースも読んだことがありますが、どちらかというとロボット中心の世界なので、人間のほうはどんどん入れ替わっていってもそんなに影響はなさそうです。
トランスフォーマーって、ものすごく高度な特撮CGを駆使したり、半端無い爆発や戦闘シーンの多さで、実はかなり凄惨なことを表現(そうあからさまに生き物が傷つくシーンはないけど)していたりするのですが。
そこはマイケル・ベイ監督の、建物総崩れ真っ最中なのにやたらと綺麗な色味の景観で青く輝く青空とか、いちいちドラマチックな構図でスローモーションかけてひっくり返る戦車など、「まあこれはフィクションなんですから楽しんでくださいね」という技術が随所に光っているのが、安心してポップコーンもぐもぐしつつ鑑賞できる理由なのかも。
夏休みということで親子連れも何組か見かけましたが、意外と過去作からの入り組んだ話もあるので、退屈したり寝入ったりする小さなお子様もちらほら。
(アニメ映画の感覚で行ってしまうと、前半は比較的暗い場面が多いので興味が維持できないと思います。)
でも大人の映画ファンの皆さんはぜったい観て損はない!
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音楽も良かったです。(エンドロールでノリノリにこぶしをふりあげたくなるのを必死で我慢した。)
実は映画と直接関係のある動機ではないのですけれど、今月に入っていきなり加熱した超ニワカのファンながら、Linkin Parkを毎日聴きまくっている私。
いままでも、トランスフォーマーシリーズの主題歌をずっと担当してきたので数曲は知ってたし(何年か前に公開された映画「マイアミ・バイス」の主題歌も好き)、「今どきの」海外のバンドとしてはまあ私の中では知名度がそこそこという感じだったんですが。
現在、まさに今月限定でiTunes Festival London(31夜連続ライブ)が開催されてますよね。
日がわりでいろんなアーティストのコンサートがiTunes Storeから無料で超高画質配信をしているのでかなりおすすめなのですが(今ならColdplayの22日の公演が1時間くらいの長さで鑑賞できます)、Linkin Parkのライブも4日に、1時間半を超えるフルバージョンが配信されたんです。
それを何の気なしに流し始めたら一気にハマりました!
初見で知ってる曲は数曲でしたけれど、その後はiTunesも擦り切れるか(従来比)ってくらいに繰り返し鑑賞。
やがていつのまにか30分バージョンに短縮されたものに変わってしまい悲しみで愕然としたのですが、youtubeを曲ごとにさがし歩くのも疲れた(でもPVがカッコイイので行きつ戻りつ・・・)のでCDだのライブDVDを大人買いしちゃいました
円高で良かった。あと、そう大量にアルバム出してるバンドじゃなくて助かった。
現在の短縮配信版のほうにも入っている、ピアノ伴奏の「Rolling In The Deep」なんてカバー曲だと知らなくて、1週間くらいは、Linkin Parkの曲なんだと勘違いしてうっとり聴いてました。
ちなみに、今回のトランスフォーマーの歌(Iridescent)は一曲目です。
劇中の暗くて絶望的な場面でも効果的にアレンジされて使われてます。
Rolling In The Deepは、Adeleさんのオリジナルのほうを聴いてかなり違うドンドコ系な曲調なことにも驚いたんですが、素敵な声だったのでこちらもCDを購入。
良い歌がいっぱい入ってると感動中です。
iTunes Festivalでは残念ながら短期間限定でクローズしてしまいましたが、この人も7日から、1時間半くらいのライブを配信してました。
これもすごく良かった!
過去にグラミー賞獲ったし今後も有力視とかいうのも今月まで全く知らない人だったのに。
(というわけでライブ配信効果、すごいなー。安いからついつい、iTunesでなくAmazonからインポート盤で買ってしまうんだけど。)
Linkin Parkは9月に来日公演するそうなんですけれど、既にそれには間に合わない(体力と度胸含めて)。
しかし楽しそうなライブ映像をみるにつけ、いつかコンサートに出掛けて、気絶しない程度にうねうねノってみたいなーと壮大な野望を抱えています。
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