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2011.10.29

メモ用ノート切り替えのこまごま(A6→A5)

4月から半年ちょい使ってきたA6サイズのノートを使い終わりました。

当日のToDoを書き出したり、コミミにはさんだマメ知識から雑多な検証・感想までなんでも書いてました。
ほぼ日手帳にこれをやっていた時期も長かったのですが、一日あたりの書く量にムラがあったし、ノッてるときは大抵1頁では足りなかったので、「普通のノート+日付スタンプ」という方法が私には合っているみたい。

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マルマンの「カバーノート(の差替用で売ってるノート)」は、私の書き歴のなかでは最もリピート率が多くて、A6だけで既に4~5冊くらいは消化しているかも?
どんなインクでもOKというわけでもないんですけれど、万年筆との相性はわりと良いし。
書き心地もペン先を問わずほどよく滑らか。
日記帳っぽく上部が空いた罫線のレイアウトや、青系インクがあたたかく映るほんのりベージュな紙色も好みです。
●写真はこちら:コードバン革の文庫カバーを買いました。


しかし買い置きが丁度なくなったし、なにより一旦気分を変えたかったので「買う前に手持ちの在庫を捜せ!」の法則発動。

こんどはA5の、アピカ1000年ペーパーのノートを引っ張り出しました。
このサイズで使うのは初めてです。
A4から文庫大までいろいろ揃っているし、マルマンと同じく専用カバーがセットされているものと本体だけのラインナップがあるので買いやすいです。
(表紙に「Personal」と書いてあることでお馴染みかも。
かなり昔から「ちょっといいノート」としての憧れがありました。)

紙色は、マルマンと違って真っ白。
A5の場合7ミリ巾の太罫になりますが、線は薄いグレーで非常に細いのでほとんど気になりません。
時には線を無視してスケッチブックのようにも無理なく使えます。
しっかりとした厚みがあり、表面はきめ細かな紙。
インクとの相性は非常に良くて、かなりの太字で書いても裏抜けがありません。
あくまでも個人的な感想ですが、クオバディスのエグゼクティブの書き心地に似ています。
表面が固くすべすべしているので、他のノートよりわりと細めの線巾で出ると感じるかも。
フロー多めの太字ですいすいと書き込むほうが気持ち良いと思います。

多少滲むくらいは構わないから、ペン先からある程度のクッション性や繊維感を求めたいという方にはちょい残念なくらいの、優等生過ぎる紙質かもしれません。
(ま、あと何頁か書き進めば慣れるかなという感じではあります。)

栞紐が一本装備されていて、本体だけでもカバー無しで支障なく使える厚地表紙ではあります。
茶色のカバー付のほうを買ったのですが、ビニールにしてはなかなかいい質感だし、縁に補強の金属パーツがついていて高級感があります。
茶地だとそんなに目立たないですが、金文字で「Personal」と書いてあることが我慢できれば一冊目はカバー付もおすすめです。

私は、春に作ってもらったHZKLeatherのA5カバーに付け替えました。
今にしてやっと日々活躍できる役割を与えることが出来て満足です。
(まだまだ革のいい香りが!)
●関連記事:チョコレート色革のノートカバーが届きました。


今まで使っていたA6ノートには、gentenの花型カットワーク模様の文庫カバーをつけていたのですが、だいぶ濃いブラウンに成長しました。
●関連記事:gentenの文庫カバーを買いました。

これは今後も大いに使い途有り。
私が持っている文庫カバーの中で、ハヤカワ文庫が入るサイズなのは、なんとこれだけだとわかったのです。
(ここの文庫は他社よりだいぶ背が高いんです。
とくに近年刊行の版は、たとえば講談社文庫より1センチくらい大きい。)
最近手に取る文庫はハヤカワ率多めなのでさっそく重宝しています。
夫の蔵書である古典SF小説も読み直し始めたし、最近だと「ミレニアム1:ドラゴンタトゥーの女」を買ったんだよ~

A6からA5になったことで、たいていのメモが改行無しで書き留められ、広々と見渡して使えるのはかなり便利に感じています。
犠牲になるのは携帯性ですが、私は、机上からは能率手帳とiPhoneぐらいしか外に持ち出さないから問題ないかな...。
このサイズもまだまだ薄いのから厚いのまで買い置きが多数(!)あるので、しばらくはどんどん消費していくつもりです。

アピカ 1000年ペーパーノート ← Amazonでは各種こちらです。

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コメント

メモではなく仕事用のノートですが、このところ、ツバメH100S(フールス紙、7mm罫)をずっと使っています。

ノート単位の連番と使い始め・使い終わりの日付を表に書き、使い終わったら連番の右と裏表紙に「(完)」と書くのが自分なりのルール。

投稿: cretinino | 2011.10.29 09:37

見た目も機能性もすっばらしいノートですよね!
100枚綴じのツバメノート、しかもA5。(買いに走りたくなってきた)
お仕事もはかどりそうです。

私は、いまだにノートだけはすぐ目移りしてしまって、長期で書き続けることに飽きてしまいます。
同じものが1年と続かないので1日1ページタイプの手帳(正月から大晦日まで同じ紙にたくさん書く)というのが挫折しがち。
まだまだジプシー状態ですが、自分に合うものを探していきたいなあと思ってます。

投稿: ほしの | 2011.10.29 15:45

買いに走らなくても、ポチればOK。(笑) 自分は3冊程度在庫があったのに、約1年前に5冊ポチりましたよ。で、この1年間で3冊使い切りました。

私用のノートは目移りしすぎて使い切れないものが山積みですが、仕事の方は同じ使い方を継続できています。(見ても全く面白くないですが、mixiの日記に写真をアップしてみました。)

投稿: cretinino | 2011.10.29 17:49

(・・調べる)
綴じ枚数が30から100まで6種類もあるんですねえ!これはいいな。

写真拝見しました。
やっぱりA5・7mm罫は使いやすいことを再確認しました。
私も、しばらくこの路線でいこう。

投稿: ほしの | 2011.10.29 18:44

ダイゴーのカバーノートリフィルも、なかなかいい感じですよ。紙質はダイゴーのダイアリーと同じクリーム紙で、糸かがり製本なので180度パタッと開くのがなかなかに気持ちいいです。前に使っていたダイアリーのカバーを使ってカバーノートにしています。仕事のtips用です。

投稿: しまみゅーら | 2011.10.30 19:31

こんばんは。
「カバーノート」と名が付くものは各社かなり高品質(大人向け?)な感じがしますので、さっそくダイゴーのもチェックしてみようと思います!
アピカのはホワイトボードにスルスルと書いているような紙色と書き心地です。
個人的には、クリーム色じゃないのが惜しいです...

投稿: ほしの | 2011.10.31 02:50

こんにちは、「革(本革)」カバーの「ノート」って良いですね。
私は去年「ダイアリー(サパックス)」様に「HZK Leather」用の革カバーをオーダーしたのですが、「ノート」用のカバーもオーダーしてみたくなってしまいました・・・。

それと「カバー・ノート」というのも実は使った事が無いので気になります。
「マルマン・カバーノート」の”リフィル(差し替え用ノート)”は表紙がシックな色合いですね・・・。
或る意味「マルマン・カバーノート」、「ダイゴー・カバーノート(パインバレー・シリーズetc)」、「アピカ・パーソナル・ノート(1000年ペーパー)」が「カバー・ノート 御三家」なのですね。

私は「ノート&メモ」というと元々「B5」、「A6」、「B7」、「A7」と云う感じで、「A5」と「B6」は使ってなかったのですが、
最近万年筆用に「ボストンノート」(旧タイプ)の「A5」を入手しました。新しい「ボストンノート」(用紙:MPS964)そのうち入手したいと思います。

「アピカ・CDノート」は「A6・リングノート」、「MDノート」は「文庫版(方眼)」を入手しましたが、
「LIFE」の「ノート」や「ツバメノート」は未だ使った事がないので先ずは”メイン”となる「ノート」を見付けるのが目標です。

「トモエリバー」使用の「MUCU・A5ノート」(30枚)や、最近出た「MDノート・ライト」(A5、A4変形:48枚)と、
「LIFE」の「活版ノート」(B5、A5:40枚・ホワイト)や「デュエット ノート」等も使ってみたいです。
「NOTE&DIARY Style Book Vol.6」(11月10日発売予定、11月12日という噂も)が待ち遠しいですね。

投稿: lomo | 2011.10.31 18:36

気に入ってるノートに、ちょっと奮発した革カバーかけると、更にグレードアップした感じで気分が良いですよ。
「カバーノート」はけっこう各社出してます。
今売ってるかわかりませんが、コクヨのも何冊か買いだめしてあります。これも使わないとな~
ボストンノートはリニューアル版を近々、伊東屋通販で購入してみようと思ってます。
ノートって毎年いろいろ出てるんでついつい買いためてしまうのですが、ホントに満足するものってかなり少ないです。
いくらほめる人がいても、自分には全く合わないってことがあるので、難しい...。

ノート&ダイアリー本は、編集の方のツイッターによると今まさに最終的佳境に入ったようです。
見守りつつ心の中で応援中!

投稿: ほしの | 2011.10.31 19:38

100枚綴の欠点について言及するのを失念しておりました。(他社のノートも同様かも知れませんが。)

30枚綴の場合は表表紙と裏表紙で全ての紙を包む構造になっていますが、100枚綴の場合は「表表紙で包まれたブロック」+「表紙用の固い紙で包まれていないブロック」+「裏表紙で包まれたブロック」からできているので、途中に2箇所、「固い紙が9mm程度出っ張っていて、書きづらい部分」があります。(文章だけだとわかりづらいですね。すみません。)

何枚綴が構造上の分岐点になるか、までは未確認です。

投稿: cretinino | 2011.11.09 10:03

あ、わかりますそれ。
LIFEのノーブルノート(100枚綴じ)も内部で4ブロックにわかれている全く同じ構造でして
「この中途半端な出っ張りは何だろう」と購入当時不思議に思ってました。
30枚綴じのツバメノートも使ってますが、これはさすがにノーマルな”ブロック無し"です。
ストレス無く開くには、これくらいの枚数で1単位というのが最大なのかもしれません。

投稿: ほしの | 2011.11.09 14:52

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