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2011.11.15

「ノート&ダイアリースタイルブック Vol.6」を読みました。

4777921476今年もこれを読む季節になりました。
ノート&ダイアリースタイルブック Vol.6

第六号、ということは6年目!
バックナンバーから眺めるたびに感心するのは、毎年の新商品の増加具合です。
それだけ需要が増えているということでしょうか。
近所のLoftの手帳売り場も、年々豪華になってきているしなぁ。
スケジュール管理やメモを効率的に行えるデジタル製品が近年ものすごい勢いで普及する一方で、それとは無関係に「紙に書くこと」を手放さない人もまた多い、と。
いいことですね!

手帳は、そろそろ本命は絞ったという方も増えてきているかと思われますが...
こういう本を読んだり手帳売り場に行くとまだまだ気持ちは揺れますよね!
仕事のペースや生活の変化に応じて必要になるレイアウト、もしくは冊数はかなり変わってくるので、あまり「コレしか使わない」と自分を縛ってしまうのはいけない。
とは自分に言い聞かせています。
でも私、同じものを年々積み重ねる感じが好きなのですよ。
手帳選びも保守に回ってきた感がありますが、2012年もこのまま固定できるかなあ。


というわけで、沢山のフセンをひらひら付けた中から感想をピックアップします。

・「いま注目の新製品ページ」で特に欲しいと思ったのは、LIFEのリングノート。
ステノグラファーやフリーダイアリーノート等の、うっとりするほどのクリーム色な紙は是非とも実物を見てみたいなあ。

・最近あたらしいロゴになったCampusノート、紙質をはじめとして沢山の要素が改良されたことを非常に興味深く読みました。
"安く・どこででも・今後もずっと"買える。と、三拍子揃っているのが素晴らしいじゃないですか。
これぞ定番文具。私はいつかここに還る時が来るに違いない。← 大袈裟
(とりあえず手元に、ミオペーパー仕様の買い置きが1パックあるのでそれ使おう!)

・「1日1ページダイアリー」特集。このタイプの手帳といえば、ちょっと前までは、ほぼ日手帳かMolesekineのデイリーぐらいが代表だったような気がするのですが、今はいい感じのが増えましたね。
MARK'Sの「エディット」はサイズもレイアウトも使いやすそう。
実物を見た中では、MDノートダイアリーのずっしりした厚みが高級日記帳のようで気になっているところです。
ページの中で無地と横罫の両方が味わえるところと、日付表示が自由書き込みというのもポイント高い!

・個人的な事情を言うと、「ノート」に関してはもうほんっと一時期、欲しいと思うままに買い込みすぎて、消費するスピードが全く追いついていない。
大きな反省点です。
機会があれば手に入れたいと思っているのは新タイプのボストンノートなのですが、誌面の、モンブラン万年筆と一緒に写っている写真がうっとりするほど素敵です。
(新しい表紙はずいぶんかっこよくなったんだなー。A6とA5の両方を買うつもり!)

・毎年毎年、この本を読んでグオーっと高まるのが「システム手帳使いたい」欲なのです。
私の手帳への興味の元祖と言ってよいものだし。
(連動してフランクリン・プランナーに戻りたくなるのもこの季節...。)
実は最近少しづつ、バイブルサイズの使用が復活中。
勉強というよりは完全に趣味で楽しんでるんですが、リフィル1枚に1曲単位を基本に作って、洋楽の歌詞カードをファイリングするみたいな感じ。
訳をちょっと書き足したりとかもしてますし、これが鑑賞上なかなか便利。
アルバムや人ごとの並べ替え等、あとからの分類が出来るのはシステム手帳ならでは。と今さらながら感心してます。
(そういえば遙か昔の学生時代、全く同じようなことやってたかも・・・笑)
まだ枚数が少ないので、以前ボストンで買ってきたファイロファックスのスリムサイズのバインダーを久々に引っ張り出してます。
これくらいの厚みだと、ウィークリー位の枚数で運用するリフィル用にも最適ですが(今回もちょうど、素敵な使用例が掲載されてますね)、ちょっとしたノートとしても非常に使いやすいと感じています。

・おなじみの使用例コーナーはその他の方々のものもとても勉強になりました。
ほぼ日手帳をはじめとして切り貼りを駆使した素晴らしいノートを、何冊もテーマ別に作り上げているイラストレーターの方の記事は圧巻。
ご本人の、書き(描き)込むことがとにかく好き!というのと几帳面な性格が伝わってきて、気持ちが良いです。
"多ノートづかい"の楽しさに目覚めてしまいそう。

・ミセス・グロスマンのステッカー、私はMoleskineの表紙に貼りまくるために集め始めたのですが、一度ハマってしまうと売り場で根っこが生えたように動けなくなるんですよね。
小さな単位で、好きな量だけちぎって買えるのも嬉しいし。
可愛い組み合わせ例をみていたらお店に行きたくなってきた!(私は主に伊東屋でまとめ買いしてます)
●関連する写真が載っている過去記事はこのへんとか、このあたり


冒頭のとおり、そういえば6年目。 と思って第1号を棚から出してめくっていたらこれだけで小一時間経ってしまってました。
主にシステム手帳のページが多いからか、今でも充分に役立つし、物欲をそそる興味深い記事が多くて。
●懐かしの過去記事:「ノート&ダイアリースタイルブック」を買いました。

大人になるにつれて、ノートもペンも、昔からの定番品の素晴らしさと、使い続けることの蓄積する愉しみを理解できるようになってきました。
そんな日々を次々後押ししてくれる、今回も大切な1冊となりそうです。

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コメント

ご無沙汰しています。ブログはずっと拝見してましたが…。
私もとうとうモレスキンに手を出してしまいました。スターウォーズ限定バージョンとピーナツ限定ダイアリーのせいです(笑)
ラミーの青インクでもやや太めの字幅では裏写りが起きてしまい、苦肉の策でサファリのEFを裏返しにして書いています。

投稿: 安藤 幸 | 2011.11.15 21:38

お久しぶりです!
Moleskine、今年はホント、買わずにいられないような限定版が出まくりましたよね!
(星の王子さまなんて、何冊でも欲しいのをぐっと我慢・・・)
個体差・許容差があるので判断は難しいでしょうが、私の場合は細字ならプラチナのブルーブラックでなんとかなってるかな?
ペリカンやモンブランの青インクでもわりと書いちゃいます。
もうちょっと何とかして欲しいですよね、紙質...。
裏返しは、ペン先にあまりよくないので気をつけて使ってくださいね!

投稿: ほしの | 2011.11.15 21:58

はじめまして、こんにちは。
ブログ拝読いたしました。
この世の中に自分と似た志向の方がいるものだと驚いています。
特に文房具と映画と旅行に関すること。
ほしのさんは、手帳類をたくさんお使いですが、用途別に複数同時使いされておられて、尊敬します。
現在は、日々の基本はフランクリンのコンクパクト、あることに関してはモレスキン、スケジュールはエルメスのGMの月間にザックリと書いています。
手帳は時々クオバディスへ年の途中でチェンジ。
そんなことの繰り返しです。
現在は、消化ペースよりも手持ちストック量が多すぎて悩みの種です。
今後ともほしのさんのブログ楽しみにしております。

投稿: 心月 | 2011.11.17 11:43

こんにちは!
いつも読んで頂いてありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
手帳をたくさん使っているといかにも忙しそうに見えるのですが全然違うので……
私の場合は限りなく日記帳的な、あとから記録する役割を与えているものが大部分です。
単に、なにかと書いておくことことが好きなんだと思います。
でも、しょっちゅう飽きや中だるみが来ることは私も同じですから!
新製品情報や、他の方々のレビューや組み合わせ例を聞かせて頂く度にぐらぐらしてもう大変なんです、この季節。

投稿: ほしの | 2011.11.17 13:24

手帳はフランクリン(七つの週間は一周しか読んでいない^^;)。

サブはクオバディスかモレスキンで固定です。サブは完全にボトムアップ(何を買うとか)、家計簿、アイデア、メモ帳になっています。

クオバディスのよさを完全に無視してる感じがします。月間予定のところは使いますがーー;

投稿: だらだらと | 2011.11.19 20:52

私も、クオバディスは時間軸なんて一度も使ったことないです。
(時間軸で使うんだったら絶対選ばないだろう。ってくらい私の活動時間帯とは合ってないです)
でも、バーチカルは書きやすくて重宝してますよ!
自分流がしっくりきてれば何年でも使えちゃいますね。

投稿: ほしの | 2011.11.19 21:35

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