DVD「アデル ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」を買いました。
けっこう前から楽しみにしていて、Amazonで予約して買いました。
●アデル ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール(DVD付)←Amazon
業界的な件はよくわからないのですが、現在全世界で1500万枚に届こうかという勢いでアルバム「21」が売れまくっているAdeleが日本であまり有名ではない(というかあまり宣伝されてない)というのは、割と謎なことだなあと思ってます。
来年2月のグラミーでは彼女が賞獲りの主役になるのではないかと予想されているので、そのあたりからじわじわ、というのを狙っているのかもしれません。
・・・などと偉そうに書いてますが私も、7月のiTunes FestivalでLinkin Parkが"Rolling in the Deep"をカバーしなかったら今頃も「誰それ?」だった可能性は大いに有り。
(数日はこれもリンキンパークの曲だと思い込んでたしトホホ)
というわけでこのDVDは、イギリスのロイヤル・アルバート・ホールでのライブ映像です。
収録された公演日が偶然(私の)誕生日だというのも購入の決め手になりました。
●CM的な公式映像はこちらをご参考ください。
→アデル/Live At The Royal Albert Hall トレイラー(日本語字幕付) - YouTube
発売日もいくらか早い上にお買い得な輸入盤ではなく、日本仕様のものにした理由ですが。
和訳も含めた歌詞ブックレットを手元に置いときたかった
(21をインポート盤で買ったけれど歌詞カードついてなかった…いま時分はネットでデータが取得できるのでそういう傾向なのかな?)
のと、歌の合間のトークがかなり面白いらしいとiTunesFestivalの視聴で学んだので、せっかくなら字幕込みでと思いまして。
いやーとりあえず字幕付きにしたのは大正解。
声も比較的渋めだし、"失恋の情念メラメラ"傾向な詞が多くを占めるものすごくウマい歌の数々を聴いていると、(そして、貫禄ある容姿も目にすると)この人が23歳の女の子だということをつい忘れてしまうんです。
(でもカラっとして強くて前向きなんだよ。こういう歌を、ごく若いときの自分に聴かせたかったなあと今にして思う。)
喋ってるのを聞くと、やっぱり年齢なりのぴちぴちはじけた感じも満載でちょっと安心したのでした。
曲ごとの意外な制作裏話や、詞のモデルになった元カレや親友についてのぶっちゃけ話、カバーする歌を選んだときの心境etc.の話題がバンバン出てきてすごく面白いんです。
「うひゃっひゃひゃっ!」という独特な爆笑(客もこれにつられて笑ってしまう)と、おそらく地元訛りがちょい多めなのだろうと思われる可愛い喋り方、とはいえいわゆるFワードをナチュラルに繰り出す破壊力もなかなかのもので。
上記の宣伝用youtube上では当然削られているけどトーク冒頭から「ロイヤル・アルバート・(なんちゃらing)・ホール!」と叫んでいるのにはビックリだよ(笑)
iTunesFestivalではわりと気をつけてたっぽいけど、そういえばトーク中に”ピー音"で消されてた箇所もあったり。
静かに聴きたいときは、歌のみの音声が入っている同梱のCDにてどうぞ!
ちなみに私は "Set fire to the rain"がいちばん好きです。
名曲ですわー。
国内仕様盤、DVDのみでBlu-rayが出なかったのはちょっと残念です。
本人はたまにユラユラ体を動かす程度で基本、地味目なショーなんですが、若干セピア色に加工された画面が映画のシーンのようで非常に見応え有り。
ライブでの歌声は一段と素晴らしいし、専属のピアノやギターの人たちがすごく良い音を出すのも魅力だと思います。
お酒を飲みながらうっとりと聴き入っている観客(年齢層は比較的高め)にも度々カメラが切り替わって、こちらもその中にいるような気分になってくる演出も楽しいし。
終盤、彼女の敬愛する亡きエイミー・ワインハウスに向けて"Make you feel my love"を歌うんですが、そのとき、お客さん達に各々の携帯を掲げさせて会場全体をプラネタリウムのごとく光らせる場面がとても綺麗!
アンコールの "Someone like you"と"Rolling in the deep"は客席と大合唱で、ちょっと鳥肌ものだったのでした(涙)。
あと、モノクロですが10分弱の当日舞台裏コンテンツも別に入っています。
というわけで、堪能しました。
なんとなく耳にしていてご関心のある方には、買って損はないですよと申し上げたいです。
日本公演、いつになるのかわかりませんが是非聴きに行きたいんだけどなあ。
UK版Vogueの表紙になったというニュース(下記リンク先)をきいたとき、買って頑張って読もうかなあと一瞬思ってたんです。
●Adele Vogue Cover - October issue of Vogue
そんなことも忘れかけた先月、美容院で手に取ったヴォーグ日本版12月号にこれの翻訳と思われる長めのインタビューが載っていて、驚きのあまり食い入るように(頭にカーラー巻いた状態で!)読んでしまいました。
表紙に使われた写真もページ全面に掲載されていてとても素敵。
インタビューによると、何かの広告塔になることやダイエットにはまるで興味がないそう..。
DVD購入後、その誌面のことを思い出してもう一度読み直すべく、雑誌も買ってきちゃった。
クリスマスに向けての準備号という感じの内容で、既に発売日からだいぶ過ぎてるゆえに躊躇してたのですけれど、入手して良かった〜
アデルの他にも、バネッサ・パラディやミシェル・ウイリアムスのインタビューも面白くて、長く保存しておきたいと思えるページが多い。
(ファッション雑誌としては私の実用には程遠い華やかな内容なので)今まで馴染みがなかったのですが、今後も購読する雑誌になるかもしれません。
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○関連すると思われる過去記事(後半にiTunesFestivalの件記述有り)
→「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」を観てきました。
○→公式サイト
○→Wikipedia(日本語)
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