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2011.12.11

赤い掃除機を買いました。

もうちょっと頑張ろう、と思い続けてきましたが、つい先日とうとう掃除機を買い替えました。
コードレスタイプのものだったのですが夏頃から目に見えてパワーが落ちてきて、ここ一ヶ月くらいは、全部屋分を掃除できないほど電力が弱ってました。
(数十秒OFFにして待ってるとなんとか復活する)
・・・この7年弱、特に引っ越しと大地震のあと片付けに頑張ってくれて、本当にありがとうございました!

今まで使っていたPanasonic(旧National)のMC-BF200はもちろん生産終了品になってまして、ハイパワーなサイクロンのコードレス機の系統はこれにて廃番になってしまいました。
残念。このタイプだったらずっと買い続けたかったのになあ。
スタパ斉藤さんが誉めてたというのも決定打だった記憶が。
現在、コードレスと言えばスティック型やハンディ型のサブマシン的なものか、全自動のルンバかという2極になってしまったのは実に残念です。

純正バッテリー等は通販で買えることはわかったのでパーツ交換で更に数年寿命を延ばすという手も真剣に考えたのですが。
買い替えてしまったのは、店頭で現品を偵察して「これカッコイイ!」というあたらしもの好きの血が騒いだからですなあ。

というわけで新入りは↓こちらです。(メーカーHP)
電気掃除機 MC-SS310GX 商品概要 | Panasonic

111211

9月末の新製品ですが、ネット上の価格を調べてみると4~8万円台と幅広すぎてびっくり。
近所の量販店で69,800円だったのでちょっと話にならず、結局Amazonでサクッと(この時点では)4万円台半ばで。
無難系のシルバーもありましたが、この赤ボディはかなりカッコイイです!フェラーリっぽい。と思い込んでいる。

Panasonic 電気掃除機 (遠心分離方式パワープレスサイクロン) プレミアムレッド MC-SS310GX-R ←Amazon

店での展示レイアウトが立派だったせいで、そのときは「ずいぶん大きい」と思ったのですが、家に届いて見馴れてしまうとそうでもないです。
・掃除中、足で踏んで外すことで出てくる「親子ノズル」
・床のゴミを検知して光るセンサー
・拭き掃除的に(というのはちょっと大袈裟かもしれないけど)床が綺麗に仕上がるノズルブラシ
このあたりは、今まで使ってきた機種にもついていてとても便利だった点。
もちろん、今回の新品にもパワーアップして受け継がれています。
特にセンサーは掃除の達成感が違うんですよ。


さらに、床面状態の検知機能が秀逸で、フローリングだとそれなりに、カーペットだと強力に(ラグマットなどほとんど持ち上がっちゃうほど)、床から離した状態だと最小のアイドリング状態に吸引力を調節してくれます。
自動ボタン1個押すだけで効率よい電力を保ってくれる頭の良さなののでラクです。
もちろん、埃が多いときは吸引も自動で高まり、吸い終わったと判断すると少し静かになってくれます。

この機種、ホースなどのパーツ込みで7kg超と重量はかなりあるのですが、通常使用時はノズルが自走するので全くそれを感じません。
元気な動物を散歩しているかのようだ!(引き戻し時にちょっと負荷を感じるかも)
逆に、この「新パワフル自走ノズル」を使用しない状態の"子供ノズル"や"手元ノズル"だけのときの移動時の重さはかなり気になる。
これらの変身ノズルはとても便利なんですけど、それに伴う効率の良い動き方は追い追い習得するしかないでしょうね。


肝心の音ですが、この消音技術は素晴らしいです。
48デシベルと言われても正直わかんなかったのですが、感動的に静か。
フオォォ...という空気の出入り音主体という感じで。
この静けさがなんとしてもダイソンに踏み切れない理由と言えます。
これだけだったら夜中の集合住宅でも何とかイケるんじゃないかとまで考えられるのですが、実は落とし穴があります!

フィルターからゴミを叩き落とす自動クリーニング機能がついており、なにかと面倒くさいサイクロン式にかかる手間をだいぶ減らしてくれる画期的な仕様なんですが。
コンセントを入れた時と、機体スイッチをOFFにした時、かならず「ブィー!」というブザー音のような大きめの振動音(OFF時は2連続)を出すのです。
普段の吸引音が恐ろしく静かなだけに、一瞬の間とはいえその差になかなか慣れません。
将来的にはコレも消音してくれることを祈ります。
でも、総合的には実に静かな掃除機と言えると思うんですよ。夜間に使うのはちょいと勇気が要りますが...

★追記★
OFF時のフィルタ音は、スイッチ二度押しで消せることがわかりました。
コンセント差し直し程度のときは稼働しないようにしてます。
差し込み時の音は消せないようです。


知らない新機能がいまだに多すぎて追い切れませんが、とりあえずその他は特に不満無しです。
10年以上買い続けていたコードレスから有線掃除機に戻ったことでかなり不便であろうと予想していましたが、うちは入居時にコンセントを多めに作ったので、思ったほど不便ではないかもです。
(でも時々、抜くのを忘れてそのまま突き進んでしまう)
面倒ではありますが「次の掃除の時はこことここに差すとつなぎ換えが総合的に一回減るかもしれない..」という実験をしている真っ最中。


ちなみに、掃除機と一緒に「ユニプラグ」というつまみ式のコンセントアダプターを購入したのですが、以前からアイロンに使っていてとても重宝しているので、ご存知ない方は超絶お勧めです。
頻繁に抜き差ししたい家電や充電系のプラグに付けておくと、手先の負担が全く違うのでほんとにラクですから!


下位機種であるSS210Gとの代表的な違いは、上記の「フィルターが震えてゴミを落とす」機能が、ゴミバケツ単体で出来てしまうスイッチがある(ので、ゴミ箱の真上で念入りに塵落としが出来る)のと、ナノイーが出ること、だけかな。
そのときAmazon上では機種間で1600円しか違わなかったので・・・『迷ったら高いほう』という、物欲ブログ諸先輩方の教えに従ってみました。
ナノイーで部屋が爽やかになったかと問われれば全くわからんのですが、「はずしてもフィルタークリーニング」はわりと便利な予感がします。
なお、この310GXは赤のつやつやボディが素敵ですが、210Gはタチコマ的な青色が用意されてます。
この機種を選ぶなら当然、このブルーにしたろうな~。


そろそろバッテリー電力がなくなるかも、という不安に悩まされることなく延々と掃除できる新鮮な喜びは今のうちだけだろうと思いますが、それにしても初回稼働時のゴミの取れっぷり(特にカーペット部)といったら「今まで何使って掃除してきたんだろう」と泣きたくなるほどです。
細かい微粒子状のものまで大量に。正体はしりたくない。

というわけで今のところは、新しいパソコンをいじるのとさほど変わらない興味でもって日々楽しく掃除しています。
追加購入したふとん清潔ノズルが明日届くのも楽しみです~。


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コメント

この子が噂のフェラーリ君ですね(^-^)
うちも別メーカーのサイクロンで、紙パック式の旧機種から買い換えた直後の感動・驚きは、ほしのさんと同じく「…い、今までって。そしてこの上で暮らしてたのかーッ!」と衝撃的でした。
最近の凝ったヘッドって、補助輪の軸にいろんなものが絡まる上、ものすごーくメンテしづらいのでお気をつけて~

投稿: やまかつ | 2011.12.11 01:38

まっさらに綺麗なのも今だけだろうと思って、スイッチ入れる前に写真撮りました(笑)
そうですよね、複雑な機能がついてる掃除機ほど、いろいろメンテ大変なんだろうなと覚悟してます。
前の掃除機も、しょっちゅうヘッドの中にハサミを突っ込んで糸くずやらを除去するのに苦労してました。頑張ります~。

投稿: ほしの | 2011.12.11 01:50

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