Kindle Touchに辞書を入れてみました(文具画像も沢山入ってました)。
前回の、Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。に続き、「操作した感じ編」として、新しい内にもうひと記事、書いておこうと思います。
数日使ってみて、予想外に、こりゃイイね!と思ってるのは、デフォルトで入ってる画像の数々が実に素敵なこと。
(eインクの画面は焼き付きが起こらないそうなんで、スクリーンセーバーでなく正しくは「画面に固定表示される絵柄」なんだけどこういうのなんて言うのかなあ)
スリープの度に、並べたペンやタイプライターや鉛筆、鉛活字etc.の、古き良きアナログ道具をテーマにした写真がランダムに表示されます。
いまだに、眺めるたびに違う画像(な気がする)のでいったい何種類入っているのか?日々楽しみにしつつフタをあけては、「おぉ...」と感心しているところなのです。
そのせいなのか、文具の延長のような愛着がじわじわ湧いてきていますよ。
モノクロながらも階調表現豊かなので、好きな絵柄でカスタマイズしてもフォトフレーム的に楽しめるだろうなと思うのですが。
iPhone等でいう、いわゆるJailBreak的なことをしないと、入れ替えは無理みたい。まあいいかー
このKindleは、今までのモデルと違ってキーボードも方向ボタンも無く、ホームボタンと画面タッチのみで操作します。
ということはiPhoneとだいたい同じ要領で扱えることはわかっていましたがなんとなく、白黒ゆえに性能はそこそこ程度なんだろうという偏見がありました。
しかし届いて早速、下部の電源スイッチを押してホーム画面に入ってみると、なかなか心地よい動き方をします。
(写真は、端末内にもともと入っていたKindle User's Manual。
ギラッと光らない画面なためか、目に優しくてとても読みやすいと思います。
取説はけっこう詳しくいろいろ書いてあるんだけど、まあ当たって砕けろですよ!)
スパスパッ!という機敏さというよりも、e-ink特有の「ふわり」なリズムでの反応なのだけれど、予想を超えた感度の良さにびっくり。
ほんのちょっと指紋が接地するかどうかという程度の圧力で確実に動いてくれます。
純粋に読書目的ならば、全く問題なしで実用に足る性能だと感じました。
読書中のだいたいの反応エリアはマニュアルに図解されていて、次頁への反応範囲がだいぶ広いことがわかります。
人差し指でスワイプ(実際の紙をめくるように指先で画面を横に引っ張る動作)をするのがいちいち面倒とか、ページ送りボタンの無いところがTouch機の欠点、的な話をどこかで読んだことがありますが、そんな大袈裟な動作は全然必要無し!
本体を持ったついでに親指をのばして、画面を爪先や指の腹で軽~くチョイっとつつく程度の圧力で十分ページめくり出来てます。
注意すべきは、ホーム画面での、いわゆる自分の本棚ページは"上下"にスワイプする動作が必要であること。
本文ページが横方向なので、それに合わせて何度ヒョイヒョイやっても蔵書リストの次ページに行けなかったため、そろそろ故障を疑おうかとしていたときようやく、偶然下方向に指が滑ったとき気付いた次第。
枠上部に近いところを触ると、検索やKindleStoreへの直結ボタンなどのメニュー系、文字サイズ設定や目次移動ボタンなどが画面上下に表示されます。
右上隅を触ると、ページ折り曲げマークが入って、それがブックマークになります。
(もう一回触ると解除)
また、検索などで文字入力が必要なときは、下部からキーボード画面が出てくるところはiPhone等と同じ。
(現状、日本語の表示は出来ても入力は出来ません。これも、いずれ国内売りが始まればアップデートされるのかな?)
文字サイズについてはメニュー操作後の専用ボタンでも変更できますが、読んでいる真っ最中でも、ピンチイン/アウトの2本指動作で即座に大きさを切り替えることができて、かなり重宝してます。
心理的な抵抗も軽減するので(笑)、結構大きい字で読んでいます。
本文フォントのデザインも、小サイズでも読み取りやすいボリューム感があり、ほどよくクラシックな雰囲気であることがとても気に入ってます。
そして、e-ink特有のめくり時(情報書き換え時)の画面の暗転ですが、これがだいたい5ページくらいおき位に出現します。
昔は毎ページだったような気がする!
今後のアップデートで、どんどん非暗転なページ数が増えていくのか?
この画面で読書するにあたって最もストレスだと言われている件だけに、この進化はちょっと驚いたのでした。
書き換えも、紙のサラっとめくる感じのスピードに近いリズムでめくれるので、わりと速いと言えます。
もともとツヤ無し画面だからかもしれませんが、指紋も今のところほとんど気になりません。
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本文中の単語を辞書引きできることもKindleの特長ですが、現在のところ、日本語の辞書は入ってません。
(いずれ日本のAmazonからもサービスが開始されるならば、英和または国語辞典が選択できるようになるんでしょうかね?)
・英辞郎●MOBI/Kindle対応版(K3/K4/KT/MOBI) ←販売元のサイト
ダウンロード販売されているKindle用の「英辞郎」をDocumentsフォルダに格納し、それをデフォルトの英英から変更して辞書設定すると、単語をタッチするだけで日本語訳がポップアップしてくれます。
洋書を読むにはだいぶ助かる機能なのでもちろん購入しました。
(Paypalで支払可能。
過去のバージョンを買ってアカウントを持っている場合は優待で1000円です。)
私がKindleとほぼ同時くらいに購入した時点でのバージョンは132、mobi版/Kindle3/Kindle4/KindleTouch それぞれ用の4種類を全部ダウンロードすることができます。
詳しくは販売サイトに掲載されたスクリーンショットを見て頂きたいですが、ある程度変化形になっていても正確に辞書引きできますし、そのまま指を滑らせることで複数単語も選択できるので熟語検索もOK。
発音記号も表示されますし、もっと用例の詳細をみたいときは辞書本体のページに飛ぶことも出来ます。
(上記ページのスクリーンショットでは、本文の文字を見やすいようにものすごく巨大に設定してあります。)
単語をタッチして(ページめくりと区別するためか若干の長押しが必要)暗転→訳表示 までは「よいしょ!」程度の間があくので正直、もっと速いといいんだがなあと思うのは確か。
今後のファームウェアアップデートでこの辺りの高速化は期待できるとコミミにはさんでいるので楽しみにしています。
・・・しかしまあ、そんなのは全然許せるほど、「触るだけで意味が出る」のは便利な機能ではあります。
(普段、デスクトップのブラウザでもマウスonで単語訳が出る拡張機能は超愛用。)
あまり辞書をひきまくっていても、動作的にも視覚的にも気が散るし、なるべくこういうものに頼らなくなるような学習努力は並行したいと思っていますが。
むしろ、もともと入っている英英辞典を駆使するくらいになりたいものです。
Kindleの書籍は、まずはサンプルのダウンロードが出来ることが気に入ってます。
たいてい最初の一章程度の長さがお試しで読めるので、引き続き買ってもいいか・もうこれで満足か(そういうのも何冊か有り...)がだいたい判断可能。
購入候補はAmazon.comでのWishList(欲しいものリスト)に入れておくと、Kindle端末からも直接閲覧出来るし、サンプルを落としたり購入も容易なので便利です。
Kindleで販売されている作品でも、アジア地域のユーザには販売してくれない制限があったり(意外と多い)、昔は買えたのに今はKindle化されていない(例えばTwilight sagaなど)ものなど、欲しい本がなんでもKindleで読めるわけではないのがつらいところ。
電子化については、作者や版元の意向も関係する件はどの国でも同じなのでしょう。
それでもやはりAmazonの提供する書籍数はすごいです。
あーもっと楽しめるよう真面目に勉強しておくべきだったなあ!
・・・とまあ、届いて以来、ざっとメモしておいたことを記事にしてみました。
Kindleの場合、数年前の登場以来から使っている人も多くて、発信されている様々な試行錯誤やまめちしきの情報にはとてもお世話になっています。
(今回も各種設定でだいぶ助かりました。スクリーンショットを撮るのは「ホームボタン長押し+画面タッチ」というのも覚えた!)
○月にスタートと何度かニュースに出ては、いまだ実現してないKindle日本展開、春からという話はどうなってるのかなー。
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