Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。
先週末、Kindle Touchが米国から届きました。
9日に注文して12日の朝に玄関に到着という素早さ!
(Amazonの画面で荷物のトラッキングができるので、あちらの拠点を移動後に成田空港にたどり着く足跡が刻々と確認できて、待っているのも面白かったです。)
Kindleのサービス自体は、デスクトップ版やiOS版で以前からぼちぼち使ってまして、自分でmobi形式に変換した書類も含めるといま30冊くらい入れてるかな?という感じ。
日本語の雑誌や単行本等のいわゆる"自炊"データは、アプリ等も別の閲覧手段で分けているので、Kindle上で読むのは基本、洋書専用にしようと思っています。
(という理由もあるので、そろそろ「来る」と言われている日本発売は待たなくてもいいかな~と今回踏み切りました。)
学生時代からの過去にペーパーバックで原書を購入したけれど、ぶ厚さと紙質の悪さによる経年劣化も酷く、引っ越しの度に処分していった(昨年の地震の片付けでもだいぶ廃棄)ものを少しづつデータで買い直している分もありまして。
積ん読またはつまみ食い読み気味ですけれど、Stephen Kingの初~中期くらい等が多め。もともと大ファンなのです。
最近だと、ナルニア物語の「The Voyage of the Dawn Treader(映画『アスラン王と魔法の島』の原作「朝びらき丸 東の海へ」)」や、村上春樹「What I Talk About When I Talk About Running(走ることについて語るときに僕の語ること)」を購入しました。
翻訳本や映画で面白かったものは一応原語で読んでみたい主義なのですが、資格の勉強等とは全く関係なくて(ニュース的なものや語数が設定された教材っぽいものはつまらないし...)これは純粋に趣味です。
特に円高の今、洋書が数ドルで手元に一瞬で届くことは、驚異的に便利に感じます。
買いまくって散財に悩むほどのスピードで読めないのが、残念というか効率的というべきか…!
あわせてオーディオブックも買うほうなのですが、Audibleに入会して1ヶ月1作づつの配信を確実に消化する程の力が無い。
だいぶ割高かつ置き場も嵩張るのが悔しいですが、日本のAmazonからCDボックスで年に何作かづつ購入してます。
Kindleにもテキスト読み上げ機能がついてますけれど、とりあえず人間の朗読で楽しみたいです。
Kindleは、iOSのアプリがある以上は操作・携帯性も十分だったので、専用機まで必要かどうかは非常に微妙なところだったのですが...いよいよタッチ画面式が発売になってから物欲が再燃した気がします。
輸入代行業者や出張等を利用して早々に入手した人々のレビューもネット上には多くありますので、けっこう予習も進んでいた今月の初め、ようやく出荷が開始されたのでした。
・Kindle Touch: Touchscreen e-Reader with Wi-Fi, 6" E Ink Display
現状、Amazon.com直送のTouchの場合、Wi-Fi仕様かつ広告無し版の1機種(139ドル)しか選択できません。
これに送料を(到着までの日数で2種類の価格が選択できますが、ほとんど違わないので最速:3-4日にて届くほうで)加えたミニマム構成で、現在のレートでだいたい13,000円弱くらいだそうです。
私の場合、カバー(39.99ドル)も一緒に購入したので総額209.75ドル、このときは16,747円でした。
買ったのはこの革張りのもの。色は何種類かありますが、明るい茶色を選択。
・Amazon Kindle Touch Leather Cover, Saddle Tan
これはAmazon純正のものですが、他にも「Kindle Touch cover」で検索をかけるとお値段もピンキリで様々な素材やデザインのものがあってもう迷いまくりです!
しかし日本へ出荷してくれない製品もあるので一緒に送ってもらいたい場合はよく注意したほうがいいです。
カバーだけなら(他社メーカーのものなら)日本のAmazonでも購入できるので、値段やデザインを下調べしてからのほうがいいでしょう。
詳細後述しますが今回購入の純正革カバー、使い勝手もデザインも大変気に入ってましてかなりオススメです。
あと意外と盲点ですが、充電時のコンセントアダプターは別売りです。(同梱価格9.99ドル)
付属のUSBケーブルでパソコンから充電できるので要らないっちゃ要らないのかもしれませんが、あれば安心な気もします。
昔は最初からついてたような気がするけどなあ。
(特殊な構造になっているようで、iPhone用等のUSBアダプターでは兼用出来ないそうなのでご注意を。)
電池は、Wi-Fi切ってる状態で使うと2ヶ月(!)もつと書いてあります。
ここがe-ink画面の良いところですね。
本体は、213gと非常に軽いです。
6インチ画面は大きすぎず小さすぎずで、ごく普通の活字読書専用ならば実に使いやすいです。
(字のサイズはいくらでも設定で変えられますから。絵本並みに大型フォントにして読むのが私は楽しい。)
また、昔のKindleのように粒状フルキーボードも無くホームボタン1個だけなので、パッと見は今どきのタブレット端末と何も変わらない印象です。
写真では画面中央下にある4列なスピーカー穴のようにみえるかもしれませんが、単にそういうデザインの1つボタンです。
真下に、給電兼PCとのUSB接続穴・イヤホン穴・電源兼スリープ復帰スイッチが一列についていて、全体的に無駄なくスッキリしたデザイン。
専用カバーですが、樹脂製でスッポリ背面を覆うシェル型の容器に革が張られており、画面側にシンプルな蓋(スナップやベルトも無し)がついている構造。
今までのKindleの純正カバーは、内側の金具で本体の穴に引っかけるタイプだったかと思うのですが、それに較べると外れたり傷ついたりする心配がなくて良いですね。
前述の、スイッチや接続穴群の箇所のみ空いていて、かなりシッカリ・スッポリと本体をはめ込む事が出来ます。
その固定力のせいで、枠に対する「押さえ」が全く必要無いので、見た目がカバーとほぼ一体化。
iPad用にもそういうのがありますが、本体四隅をゴム紐や三角のパーツみたいなので押さえてあるカバーがどうしても好きになれなかったので、今回のシェル型デザイン、とても気に入りました。
革は、これ合皮ですよと言われても納得できるほど質感も一定で(艶は適度に有り)色も鮮やか。
蓋部に、よーく見ないとわからないほど浅く「kindle」の型押しも。
シェルの上にピシっと張り付けられた薄ーい革なので、下の樹脂容器部のコツコツと硬い素材感も、ダイレクトに判ります。
革製品特有の触感や上品な見かけは期待するだけ無駄でしょう。レビューで怒ってる人、きっとそれが原因でしょう...。
しかし革張りであることは意外と効いていて、手のひらに馴染む(ナイロンのように嫌な滑り感がない)し、嗅いでみるとホンノリとそれっぽい香りもします。
発色はだいたい画像どおりだと思います。
赤が無いのは残念でパープルとも迷ったけれど、このサドルタン色は綺麗で良い茶革色ですよ!
フタは、パタンと完全に後ろへ折り返すことが出来ます。
フタ裏は起毛素材で出来ているので、閉じているときは画面に優しく、読んでいるときは手に心地良し。
(なので、画面の保護フィルム的なものは、今のところ必要性を感じないので購入していません。)
約110グラムで、本体(213g)にこの重さを足して許せるかどうかがカバー購入の決め手になると思います。
このタイプでなく、袋状のスリーブケースから取り出したい方もいるでしょうし、実際かっこいいのもたくさん売ってます。
しかし!シェル型つけて心から良かったと思える件がひとつ。
このKindle、背面は透明なラバーみたいな素材で覆われていて、滑り止めとしての機能を狙っているんでしょうが触感は限りなくヌルンとした感じ。
シャープペンシルのラバーグリップが苦手な人には理解してもらえるであろう、この素材特有のねろねろさが強力です。
いやあどんなに薄いのでも良い。手に触れる部分を革で覆うことが出来て良かった!
・・・のホッとした心境であります。
ちなみにこれ、同じデザインでLEDの引き出し式読書灯がついたタイプ(59.99ドル)のもあります。
Kindleの画面はiPad等と違ってバックライトが無いので、寝床や乗り物内等、暗いところで読む環境の人には必須かと思われますが、私の場合どう考えても暗くなったら即寝るであろうと思われるので買いませんでしたっ。
というわけで、この専用カバーはじゅうぶんに合格点。
革とはいえ無駄に高級すぎないところも軽やかで好きです。
長くなりましたので、設定や操作感等については、次回に続けます。
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コメント
ほしのさんの物欲っぷり、
いちいちツボにはまります(笑)
今度はKindleかー。欲しくなっちゃうなー。
投稿: へこた | 2012.02.17 08:39
私はこういうガジェット関連のほうが、文具より物欲歴が長かったりします!
(昔はそちら方面のweb日記を結構書いてたんですよ~)
Kindle、以前からこいういうのが欲しかったのでとても楽しいです。
日本ではまだまだ普及が進んでない感じですが、電子書籍の世界にはとても興味があります。
投稿: ほしの | 2012.02.17 16:28