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2012.03.26
「STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D」を観てきました。
テレビ放映も含めてすでに何度も観ていて一応「話はわかってる」作品なので、わざわざ劇場で?
と結構悩んだのですが、いや~ 行ってよかったです。
●スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス←youtubeチャンネルのサイトですが、ここがおそらく日本では公式かも。
字幕版で鑑賞しましたが、立体感もわざとらしさはなく(もともと3D公開を前提に作った作品ではないので「ほーら飛び出すよ」的なお約束演出は皆無)、さりげなく質感が浮かび上がる感じ。
まるで初めからそうだったかのように違和感がなくて完成度の高さにびっくりです。
色味もかなり自然だったように思います。
3Dメガネで一段階暗くなるのは確かなんですが、それもよく計算されてるみたいで、外した状態で覗き見ると、かなりギラギラと白っぽい光が眩しい。
「アバター」や「カールじいさん」鑑賞時のような、メガネ付けないとこんなに綺麗なのかよ~!という悔しさは無かった。
(WindowsXPの壁紙みたいな丘でやる)大群ドロイドとの戦闘シーンや、ポッドレース、ダース・モールVSジェダイの闘いetc...有名な見せ場の数々が、程良い立体感で味付けされてとても新鮮。
2時間ちょいの上映時間があっという間でした。
3Dになったこと以上に、10年以上を経て再び映画館で鑑賞して今ようやく理解できた筋書きや、あらためて気付いた映像の美しさも多々ありました。
公開当時、そのウルサくてどんくさい行動が世界的に嫌われてしまったことで有名な「ジャージャー・ビンクス」も、今眺めてみるとなかなか個性的で可愛いキャラクターじゃないですか?
(・・・と思えるのも私が大人になったからなのだろう。)
というわけで、音楽は相変わらず素晴らしいし、エンドロール終了後のダースベイダー呼吸音もばっちり聴いてから大満足で帰宅したのでした。 コー・・・ホー・・・
この作品、日本初公開は1999年です。
当時、雑誌に告知が出ていたので軽い気持ちで応募してみたら、なんとスーパープレミアに当選。
東京フォーラムまでわくわくしながら出掛けていったのは良い思い出になりました。
(左写真、昔のパンフレットをぱらぱら眺めたらちゃんとチケットも挟んであった。私えらい!)
・・・それにしても、アナキン少年役の人がいま23歳ですよ?
この作品での過剰取材や学校でのからかいが心労になりすぎて、俳優業は既に引退しているのだとか。
可哀想に、当時9歳だものなあ。
出演直後に名門大に進学して慎重にキャリアを重ね、アカデミー賞をとるまでに至ったアミダラ役のナタリー・ポートマンとは対照的ですね。
2D映画(特に、CG比率少なめな古い作品)を3D仕様に変換するというのは、今の技術でもやはり地道で膨大な作業が伴うんじゃないかなと想像します。
近年公開のエピソード1~3より、セットや着ぐるみや模型を使っての撮影が基本の4~6あたり(ルークやレイア姫やハン・ソロが出てくる時代)の作品のほうが、裏で3Dで作り直したり等の手間が多くなるのかも。
今後、年に1作ペースでこのシリーズは3D化されていくのだそう。
ファンとしては、楽しみに待ちたいと思います!
参考リンク:
●スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス - Wikipedia
↑コレ読んで、女王の侍女役にキーラ・ナイトレイやソフィア・コッポラが出ているのを初めて知った!
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2012.03.13
「趣味の文具箱 22」を読みました。
発売日にさっそくポチって届きました。
桜餅のような、春らしくて可愛い表紙です。
●趣味の文具箱 22 ←Amazon
このグリーンの万年筆は、マーレ・ティレニアというものだと誌面で知りましたが、翡翠を削りだしたかのような美しさがありますね。
もうまもなく、東京で万年筆祭が開催されるのですけれど、今年こそなんとか!と思っています。
・第13回 世界の万年筆祭 ~書く・記す・認める~ | 日本橋三越本店
(昨年は、まあ気分的なものもありましたが、昼間の電車の運行が超過疎地並みに減ったのでとても東京に出るのは難しかったのです。)
本書はじゅうぶん、その下準備用資料として活躍してくれています。
行けるといいなー。
上の三越のHPにも、今号のほうにも大きく載っていますけれど、中屋万年筆の銀のタマネギ...じゃなくて擬宝珠万年筆の写真を眺めていると、桔梗色の漆塗りにシルバートリムっていう組み合わせは素敵だなあ、と惹かれるものがあります。
私は飾りナシの、レギュラーなライターモデル系統で十分ですけれど...
中屋は、太字にペン先交換して以来たいへん調子よく使っているので、今いちばん「次の一本(大物部門)」としてリアルに考えてしまうんです...
最近、公式サイトも非常に見やすく・注文しやすくリニューアルされてるんですよ。嗚呼どうしよう!
→中屋万年筆・手作り万年筆・NAKAYA FOUNTAIN PEN・Handmade Fountain Pens
個人的に非常に"心にきた"特集は、伊集院静さんのモンブランについての記事でした。
使い途のレベルは全くもって天と地ほども違うとはいえ、149は私自身の愛用品であるし、その良さをたっぷりと再確認できたというか...。
趣味的な拘りではなく、ただひたすら書き道具としての感想を、エピソードを交えて淡々と語っているところがとても共感できました。
"上手い字とはなにか"についての「いい生き方をしている人の字はいい表情をしている。文字というものは、それだけでいいと思う」という言葉も好きです。
主にBBやOBBのペン先を使われているそうですが、原稿用紙に並ぶ筆蹟の写真もまた素晴らしくて。
インクも趣のある濃紺で、早速パーカーのブルーブラックを買い物リストに書き入れました。
そんなわけで中屋以上に未定すぎていつの将来のことになるかわからないけれど、149または146について「次はどうしよう(どのペン先にしよう)」の対象へ強烈に押し上げてくれた内容だったと言えます。
なにぶん影響されやすい性質なので、こちらを読んで以降、日々のメイン万年筆はすっかりモンブランに衣替えしてしまったほどです。
薄々感づいてましたが、今回の時点ではっきりと「(私の中で)太字ブームが来ている!」と再確認しました。
ノートなど、罫線や紙質がそれに向いているものばかり使っているタイミングなせいもあるんですが、もう何巡目かは忘れてしまいましたが、細←中→太間を揺れ動く、ちょうど"太字期"に気分が入っているんだろうな。
次に買うのは最低でもB。
値段もメーカーも何も決め込んでいませんが、もうこの件だけは確定です。
ふふふ・・・
新製品情報も今までになくホホゥと思うものの本数が多くて楽しく眺めたのですが、現実的に(?)考えてみると、掲載中、下記のどれか一本はなんとなくいつか入手しそう。
・ペリカンの、M600サイズで出たホワイトトートイス軸:
「このサイズで白軸もあればいいのに」と5年前くらいからひそかに思っていたけど実現して感涙
・プラチナのワインレッド透明センチュリー軸のブルゴーニュ:
赤ワインと並べた写真はとても綺麗でその深みにうっとりしたけど、カラー透明系は実物を見てから考えたいかな?
・プラチナの金沢箔万年筆:
以前から買ってみたいと思っていた18Kスタンダードがベースになっていて、しかも美しい模様入り。
価格もお買い得。通販にするかもしれないけれど、桜か金魚で欲しいんだよなー
その他記事のメモ
●ペンケースの中身拝見(万年筆マニア編)な特集:
手馴れた感じでたくさんの万年筆を持ち出す人々の楽しそうな写真を眺めつつ、出不精すぎてペンケースを滅多に使わない(せいぜいシースに1本いれてバッグのポケットに差していくだけの)自分を反省。
でも、年に1個程度づつ、ケース買うのは好きなんですよね。
3本差しのが欲しいんだけど、ペリカンのが手頃でいいんじゃないかな?等、懲りずにメモする。
私にとってのペンケースは、机の引き出しそのものかもしれないです。
一面に並べられて、とにかく頑丈!
●インジェニュイティを使うイラストレーターさんの記事
私は現在、芯3本(黒F・青F・青M)を軸1本で使い回しているけれど、もう一段階太字が出て欲しい/赤芯が出て欲しいという意見に深く賛同。
そうなったら、そろそろもう一本軸を増やしてもイイかもなーというくらいには気に入ってます。
書き味そのものより、重みやデザインなどの、手に持った雰囲気が好きなんだと思いますが、「万年筆じゃないペン」としては、購入以来かなり重宝してるのは確か。
○関連過去記事:パーカー「インジェニュイティ」を使い始めました。その1
●デルフォニクスがCarrousel du Louvreに開店
小さな記事ですが、興奮しました。
ここはルーブル美術館直結で、鑑賞に来た世界中の人がおみやげ探しに歩き回っているにぎやかな場所で、すごく楽しかったんです。
○関連過去記事:ルーブルは迷宮!
店舗群が取り囲む広場は映画のダヴィンチコードのラストシーンの場所。
天地で向かい合っているあの三角の空間は、観光客の撮影名所でもあります。
私が行った頃は開店前だったけれど、巨大なAppleStoreもあるし、いいなあ。
品質の良い日本のお洒落文具はきっと喜ばれると思います!
○Delfonics au Carroussel du Louvre!
昨年同時期の号が出たあたりの時を思うと、今年は実に穏やか。
趣味文を熟読しつつゆっくり付箋を貼りながら。
ふつふつ浮かぶ物欲と、知らないペンの書き心地に思いをはせる春が、ようやくやって来たことに感謝であります。
[文房具--その他のモノ・本] | 固定リンク | コメント(6) | トラックバック | ↑top
2012.03.10
桜のマグカップを買ってきました。(スターバックス2012)
大変お気に入りで、お茶または珈琲でほぼ毎日使っていると言ってもよい、夜桜のマグカップ。
スターバックスで2005年の春に購入しました。
それ以降、毎年出るスタバ桜マグを観察してきましたが、買い足しておこうと思える程似合いのものと出会えてなかったんです。
マズいことに今年に入ってからだと思うんですが、夜桜マグの底を覗き込むとヒビ割れの線が見えるようになりました。
それがだんだん丸いフチに沿って増えている...
そりゃー毎度のように食洗機でガンガンに洗ってるので、この先は加速度的かもしれないなあ。
しかし今のところ大丈夫です。
穴でも空いてしまったら、ペン立てとしての第二の人生(マグ生)が待っています。
そして今年の桜マグ、なかなか可愛いのでとうとう購入しました!
・SAKURA 2012 | スターバックス コーヒー ジャパン
デミタスサイズのカップや、桜ケーキポップなどの菓子類も可愛かったなあ。
色の赤みが強いし花弁パーツが大きめなので一瞬、南の土地のお土産のようにも見えるのですが、配色も昔のとなんとなくつながっている(こっちは昼桜っぽく明るい)し。
サイズだけでなく、中にぽちっと桜が描かれているところや、底にMade in Japanと書いてあるところも同じでちょっと嬉しいのでした。
(クリスマスシーズンのは中国製なのだ)
絵柄のプリントが取っ手を避けて四角く貼られたような旧柄に対して、新柄の方は付け根周辺にもグルリと桜が回り込んで継ぎ目なく咲いてるところがいい感じ。
まだ使ってないので小傷も皆無、つるつるした手触りが気持ち良いです。
肉厚ですごく丈夫だし、食洗機を使いまくっても模様が薄れたりしないのが、スタバのマグのいいところだと思ってます。
普段からコーヒーを欠かせない我が家なので(豆もお揃いにしたいところですが、そのへんは負けてスーパーのお買い得品を大袋で買ってます)、飾って眺めたりせず今後即実戦投入の予定です。
・2005年に買ったときの記事:花粉の降る日にお買い物。
今回と同じ店で買っていた!文章も若い...
その他、スタバマグ関連の過去記事
・スターバックスのマグカップを買いました(雪の結晶柄)。
・「スターバックス リザーブ」を試してみました(マグも買ってきました)
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[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック | ↑top
2012.03.06
宝石ボタンのデスクトップアイコンを作りました。
長々と(やる気を)放置していましたが、ようやく1年以上ぶりにデスクトップのアイコンセットを作りました!
Windows用とMac用があります。
ダウンロードはこのページからどうぞ。
双方とも、256pix四方のサイズまでは綺麗に拡大できる成分を入れてあります。
(上掲載の画像は128pix四方です。)
Windowsなら最大の「特大」表示まで。
Macの場合は、一番大きく(512pix)するとちょっとぼけるかもしれませんが普段からそんなデカくする人はいないはず。
実用範囲内でじゅうぶん大きく使えると思います!
石の部分の素材段階の画像は3Dソフトを使っていますが、まわりの飾りはIllustratorで形状を作ってPhotoshopで加工しています。
もうちょっと複雑に入り組んだデザインも3Dで作れると、加工もいろいろラクなのに。
(と、いつも思う。)
・少し大きめの元画像はこちらに展示中です。
いつもキラキラ系なので次はそろそろ、違う感じのを作らないとですね。
さて、6月でMobileMeのiDisk(大半のアイコンデータはそちらに格納しています。ニフティの容量は20MBしか無いから!)が終わってしまうので、どこかにサーバーを借りて引っ越さないといけません。
それを機会に、どうみても古クサい昔のアイコン等を未練無く削除して、今後の活発な更新につなげていきたいです。
反射的に投げ合うことができるSNSの台頭で「ホームページ」などという響きすらクラシックに聞こえてくる昨今ですが、私はやっぱりこういうところ(このブログも含みます)の中で、ノートをめくるようにちくちくとゆっくりやっていくのが好き。
ドメインは何にしようかなー ←数年前から同じこと言っている。