「STAR WARS エピソードI/ファントム・メナス 3D」を観てきました。
テレビ放映も含めてすでに何度も観ていて一応「話はわかってる」作品なので、わざわざ劇場で?
と結構悩んだのですが、いや~ 行ってよかったです。
●スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス←youtubeチャンネルのサイトですが、ここがおそらく日本では公式かも。
字幕版で鑑賞しましたが、立体感もわざとらしさはなく(もともと3D公開を前提に作った作品ではないので「ほーら飛び出すよ」的なお約束演出は皆無)、さりげなく質感が浮かび上がる感じ。
まるで初めからそうだったかのように違和感がなくて完成度の高さにびっくりです。
色味もかなり自然だったように思います。
3Dメガネで一段階暗くなるのは確かなんですが、それもよく計算されてるみたいで、外した状態で覗き見ると、かなりギラギラと白っぽい光が眩しい。
「アバター」や「カールじいさん」鑑賞時のような、メガネ付けないとこんなに綺麗なのかよ~!という悔しさは無かった。
(WindowsXPの壁紙みたいな丘でやる)大群ドロイドとの戦闘シーンや、ポッドレース、ダース・モールVSジェダイの闘いetc...有名な見せ場の数々が、程良い立体感で味付けされてとても新鮮。
2時間ちょいの上映時間があっという間でした。
3Dになったこと以上に、10年以上を経て再び映画館で鑑賞して今ようやく理解できた筋書きや、あらためて気付いた映像の美しさも多々ありました。
公開当時、そのウルサくてどんくさい行動が世界的に嫌われてしまったことで有名な「ジャージャー・ビンクス」も、今眺めてみるとなかなか個性的で可愛いキャラクターじゃないですか?
(・・・と思えるのも私が大人になったからなのだろう。)
というわけで、音楽は相変わらず素晴らしいし、エンドロール終了後のダースベイダー呼吸音もばっちり聴いてから大満足で帰宅したのでした。 コー・・・ホー・・・
この作品、日本初公開は1999年です。
当時、雑誌に告知が出ていたので軽い気持ちで応募してみたら、なんとスーパープレミアに当選。
東京フォーラムまでわくわくしながら出掛けていったのは良い思い出になりました。
(左写真、昔のパンフレットをぱらぱら眺めたらちゃんとチケットも挟んであった。私えらい!)
・・・それにしても、アナキン少年役の人がいま23歳ですよ?
この作品での過剰取材や学校でのからかいが心労になりすぎて、俳優業は既に引退しているのだとか。
可哀想に、当時9歳だものなあ。
出演直後に名門大に進学して慎重にキャリアを重ね、アカデミー賞をとるまでに至ったアミダラ役のナタリー・ポートマンとは対照的ですね。
2D映画(特に、CG比率少なめな古い作品)を3D仕様に変換するというのは、今の技術でもやはり地道で膨大な作業が伴うんじゃないかなと想像します。
近年公開のエピソード1~3より、セットや着ぐるみや模型を使っての撮影が基本の4~6あたり(ルークやレイア姫やハン・ソロが出てくる時代)の作品のほうが、裏で3Dで作り直したり等の手間が多くなるのかも。
今後、年に1作ペースでこのシリーズは3D化されていくのだそう。
ファンとしては、楽しみに待ちたいと思います!
参考リンク:
●スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス - Wikipedia
↑コレ読んで、女王の侍女役にキーラ・ナイトレイやソフィア・コッポラが出ているのを初めて知った!
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