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2012.04.26

「ステーショナリーマガジン 008」を読みました。

4777923207すでに一週間以上前のことですが、発売日に早速購入しました。
ステーショナリーマガジン 008

文具全般(商品価格帯もさまざま)の総合的な情報本、8年目の刊行です。


気付いたのは、今までと違って綴じ位置が逆(左側)なこと。
表紙に「大図鑑」とあるように、文字は全て横組みにして中のレイアウトも図鑑ぽくすることにこだわったのだそうです。
もともとカタログっぽい、アクをおさえた誌面の雰囲気が同社の文具ムック本の特長(長くシリーズ刊行が続いている理由でもある)と私は思っているので。
今回も、開き方向以外はまあそれほど"驚くほど変わった"という実感はないかな?
・・・というのが、第一印象だったのですが。

「ボールペン」「鉛筆」「定規」等々と種別で検索しやすく、見開きで1テーマ。
こまかい画像+解説文のブロックがびっしりと積み上がっている感じが淡々と最後まで続いているところが、いかにも図鑑。
iPadなどでも閲覧出来る電子書籍でも(さまざまな方面へのリンク付で)出してくれたら便利だろうなあと思わせる情報量に圧倒されました。

こういうのを読んでいると、先月の日本橋三越以後はは非常にひっそりとしている私のはずでしたが(笑)、そういえばアレが欲しいの忘れてたわ...的な文具欲が次々に浮かび上がってくるのには困ったものです。
GWは特に出掛ける予定もないのだけれど、本誌の内容を頭に入れてから買い物に行きたい気分が盛り上がってきました。

このメーカーの、憧れの○○が欲しいんだ!
と、きっちりターゲットが固まっているいる時よりも、例えば
「ハサミでいいのあったら欲しいけど最近はどんな新製品があるんだろ」
「高いのじゃなくていいんで、万年筆使ってみたいんだよね~」
というような、ふらりと巨大な売り場を歩き回るような物欲の時に役立つ情報がほとんど。
伊東屋より、でっかいLoftや東急ハンズに通りすがりで迷い込む(そして気付くと何時間も経っている・・)ような感じね。
「フリクション専用ラバー」なんて便利なものがあるんだなあ。これは買ってこようかな。
ワコムのペンタブレットもそんな機能がついてるけど、いちいち軸ひっくりかえして消すのは億劫に感じるんですよね!


例えば、大きく掲載されているラミーサファリの今年の限定グリーン軸などは、2008年のライムグリーンを迷っているうちにタイミングを逃した私としては、けっこう惹かれるペンであることに気付いてしまいました。
新緑というかカーミットというか、これぞサファリなレゴっぽい発色!実物を是非見たいなあ。
過去数年の限定色一覧もありまして、ピンクやオレンジへの未練もうっすらと感じる...

それに、インク51色見本を眺めると、この季節になると欲しい思うのは何度目か? な、色彩雫の躑躅インクにも再び気付いてしまったりしてね。
濃厚ピンクな、まさに花の色でとても綺麗なのです。
(でも大容量すぎるんだよー)

ノートからペンまでの、様々な箇所やパーツの名称や、紙/カードの定型サイズが一覧で書いてあるのはけっこう重宝しそう。
ボールペンの各社芯互換一覧なども、今後ジワジワと役に立ってくるはず。
(いざ必要な時にいつもネットで調べないとわからないことだから。)


なので、私にとって特に今号のステーショナリマガジンはじっくり最初から読み込むと言うよりは、良い意味で「ぱらぱらめくる」本。
でもそれを何回も何回も繰り返しては付箋を貼り、情報を楽しく再確認する"図鑑"になりそうです。

それにしても、文具の特集雑誌って去年あたりから世間に多すぎやしませんでしょうか?
いくら好きとはいえ、私はしばらく前から全てを追うことをやめてしまいましたが・・・
ささやかだけど深い楽しみがあって、大勢と共有できるからこその需要なのかな。
「老舗」のひとつあるこのシリーズにはこれからも先頭で頑張って欲しいと心から思います。

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2012.04.19

中屋万年筆、2本目のペン先はミュージックにしました。

先月、日本橋三越の万年筆祭りに行ってきた感想を書きましたが 今回は、その場で買ってきたものについてです。

120419

3年ぶり、めでたく中屋万年筆になりました!
ペン先はミュージックです。
ずーっと前から、2本目はこのペン先にしようと決めていたのでとても嬉しいです。

●1本目のレビュー(後編も続けて有り):伊東屋で中屋万年筆を買ってきました。

中屋のHPをみていると、思い切り凝った注文をして個性的なペンに仕立てたいと(予算は別として)さまざまに妄想してしまうのですが、実際のところ、こういうイベントの機会に対面で組み立ててもらうのも結構楽しいのですよ。
あと、ネットで見る画像と、ずらっと並んだ実物って、色味も形状の印象もかなり違うんです。

ネオスタンダード軸の格好良さや、十角軸の縞配色な華やかさがずっと気になっていたにも関わらず、結局今回も基本形といえる"ライター ポータブル"軸を選択したのは、「やっぱりこれが一番、私の持ち方にしっくりハマるわ!」と再確認に至ったから。
(バランスだけでなく、ネジ山の位置、首軸との段差や直径含めて私の好みに丁度良い。
丸軸表面からの漆独特の触感もまた、ほどよく指に密着してあたたかいんですよ。)


120419そして今回、色味は1本目(赤溜)との組み合わせを考えて最後まで迷いました。
鴇色(ときいろ:薄紅というか赤みが差した肌色というか)や菫色(すみれいろ:阪急での販売用として作ったそうです。淡い紫で可愛い感じ!)などの珍しい軸色も見せてもらったりして。

決めたのは当初の青系希望のとおり菖蒲色にしました。
解説によれば、漆としては難しい色なので少々割高になるのですけれど...。
中屋HP上だと、かなりくっきりした紫色として、あえてそのように画像補正されているのが判るのですが。

○漆の色の解説はこちら:菖蒲

実際のところは、真新しい今の時点では上のリンク先とは全く違う「暗い紺色」と言ってよいです。
同様の濃い色のものと並べて眺めて初めて「ああそういえば赤みが入ってるから、青っていうよりムラサキなのかな?」と気付く程度。
"煮詰まって、かな~り濃くなっているロイヤルブルーインク"といってもよいかも。
きっと、経年変化で鮮やかに明るくなっていくのでしょう。

照明の加減で黒~紫までいろんな色味に錯覚してしまう面白さと、溜め塗りのような目立つ明暗差こそないものの、しっとりした艶のある濃紫がなんとも上品!
標準のクリップ色であるイエローゴールドとの組み合わせも程良い華やかさになって非常に好みです。

NAKAYA - ライター - ポータブル 菖蒲


ミュージックのペン先、プラチナの#3776で使い慣れています。

●6年前のレビュー:ミュージックな万年筆。

今も、休ませるヒマなく愛用してると言ってよくて。
この、タップリなインクフローで縦太/横細のリボン状の線が書けるペン先だと、混み入った字画の日本語でも視認性よく表現できるし、それなりに味のある見かけの文字にもなって、どんどん楽しく書けてしまうのですね。
太罫のノートや日記に大活躍なんです。
普段づかいの素晴らしさが身に染みてわかっているからこそ「いつか中屋(の軸)でも」と夢見てきた2本目なのです。

地球型の中屋マーク等、こまかい模様などの見た目はプラチナと違うのですが、2本切り割りなこと等、基本的作りは双方同じです。
・・・とはいえ、対面でちいさな調整を何度も加えつつ仕上げて下さったので、おろしたて時点の書き味のマイルドなことと言ったら!
(良品だったながらも、ある意味まっさらに「素」の状態からはじまったと言えるプラチナの方の書き心地がここまで来るのは、ちょっと時間がかかりましたから。)
インクフローもたっぷりと瑞々しく、紙の上をスルスルしながら走っていくやわらかな感触にうっとりしてしまうのでした。

中屋を純正ブルーブラック専用とし(軸色がこれ以上無くぴったり合うからね...)♯3776のほうはペリカンのターコイスをコンバーターで。
こうして大好きな2大インクを最強のミュージックで末永く使い分けるのも、あたためてきた夢だったんですよ(涙)

幸いなことに、現在使用中のクオバディス エグゼクティブ手帳と、マルマンのボストンノート、どちらも頑丈みっしりな紙質なので、これらペン先のたっぷりフローにも十分裏抜けずスベスベと快適に使えています。
たのしいなあ。
大切に使いたいと思います。
(ちなみに、中屋万年筆の場合、ミュージックですと標準のペン先プラス1万円になります。
 確かそうでしたよね!とお勘定時にこちらから確かめたところ「わかって下さって有り難いです..」と嬉しそうにポツンと言われたのでした。
予算上、じゅうぶんハードルになり得る件なのでこの件お忘れ無く!)


ミュージック(MS)に興味を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、まずは店頭での試し書きをおすすめしたいです。
ヘラ状に接紙面の多い形状ゆえに、普段の書き癖:立て角度や捻り具合 によってはスムーズに使えない人もいると想像します。
無理するとズレや食い違い等、ペン先の傷みにつながりやすくなりますし。
各メーカーにあるペン先ですが、それぞれ個性が大きいと感じました。
(例えば、ペン先の切り割りが1本だったり2本だったり)


120419MS以外の中屋のレギュラーなペン先は、国産ブランドの平均的な線幅よりさらに0.5~1段階は細いと考えて選んだ方がいいかもしれません。
私の1本目の赤溜軸は、当初細字で購入しましたがあまりにも細くて用途が限定されすぎるので、昨年太字にペン先交換したという経緯があります。

●過去記事:中屋万年筆、ペン先交換してみました。

他の方のレビューでも読んで覚悟していたのですが、生まれ変わってもやはり「コレのどこが太字!」と笑いたくなるようなスッキリとした線でして、パイロットの中字より細い(ようにも見える)し、そもそも手持ちのプラチナ♯3776(セルロイド金魚)の中字とあまり変わらないくらい。
これはこれで好みに合っていて、むしろ非常に実用的という意味では結果オーライですけれど。
今回のイベントでも微調整して頂きまして、細字時代と較べれば何倍も使い込んでます。

「次」があるとすればまた、今までと同じく3年以上開けてしっかり資金をそだてることにします。
(だって、ここまでくれば「極太」が気になるし。実際、ポッテリしたペンポイントがとても書きやすかった!)

色柄・パーツをオリジナルにしまくった特別注文に後ろ髪引かれつつ、また対面イベントへわくわくと出掛けることになるのでしょう・・・


○公式サイト(通販もここから可):中屋万年筆・手作り万年筆

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※ 掲載画像の、2枚目と3枚目はinstagram等で色味を強めにいじってます。照明によっては、まだまだかなり濃紺というか黒っぽく見える軸なので...

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2012.04.16

「バトルシップ」を観てきました。

B007KL8TPUほとんど予備知識が無くて当日もけっこう迷っていたのですけれど...CGが豪華ときいたので出掛けてみました。
映画『バトルシップ』公式サイト

しかし予想していたりずっと楽しかったです。
まさに、ポップコーンもぐもぐしながら気軽に観てこれる感じ。


すんごい高度な文明を持ってそうな異星人が襲来して、地球上では絶対勝ち目がないレベルの武器を使ってバンバン攻撃を仕掛けてくるのです。
「やっぱり宇宙からの訪問者が友好的ってのは地球本位の設定だよな~
 はるばるこっちに飛んで来る位なんだから絶望的に強いところがドラマになるんだよ」
とかなんとか、頷きながら鑑賞していた。最初のうちは。

しかし!その後急に、ちょいちょい人間に有利すぎる隙を見せはじめるばかりか、最後は結局、超アナログと言えるような戦法で(人類チームが)切り抜けてしまうという、爽快さよりは「えぇえ!そんなんでいいの?」という驚きが先立ってしまう終盤だったのでした。
これはずいぶん人間に都合良く描きすぎじゃないかなー。
デジタルに頼りすぎないことと、お年寄りの功績の大切さはわかったが、果たして地球はこんなんでいいんだろうか?
・・・という多数のツッコミどころのあまり、モニョモニョしてくる筋書きだったのでした。

大惨事なのに誰も負傷してないように見える明るい感じとか、戦闘時や感動時(?)のスローモーション多用等が、ものすごく「トランスフォーマー」と演出が似ていると思ったのですが監督さんはマイケル・ベイではないんですね。
ちょっとインスパイアされてるのか?


とはいえCGは想像以上に大迫力で、これは映画館でみて良かったといえる要素。
火を噴くヨーヨーみたいな破壊兵器や、戦艦に突き刺さるハイテク爆弾などの無敵っぷりがかなり格好いい。
(宇宙人が全く可愛くないところは想定の範囲内だ)

浅野忠信やリアーナがとても良い役です。主役を差し置いてこの人たちが地球を救うといってもよい。
ストーリーはともかく、アメリカだからこそこんなに強いのだろうと納得してしまうし、これ、実際あちらの軍隊関係の方々にとっては士気が上がりまくる作品になってるんだろうなあ。
過去に戦禍のあったハワイ沖で、今度は日本軍と協力し合うという筋書きにしたところにも意味はあるのでしょう。

とまあ、最先端な視覚刺激の割に、アメリカ映画の今どきのお約束(恋愛含)を終始ちりばめたサラっとしたわかりやすさ。
私としては、これは娯楽作品としては好きなタイプです。
エンディングの歌はどこかの映画でも聴き覚えがあったのだけど、なんだったかなー?
エンドロールが流れ終わった最後の最後にもうひと場面残っているので、それも忘れずにどうぞー。

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2012.04.10

文庫本を"自炊"してみました。

文庫本の自炊(ページをスキャナで取り込んで電子化)に初めて挑戦してみました。

去年、思い立って60冊くらいの雑誌をPDFにしたのですよ。
ただし、スキャナに通したのは、表紙とメイン特集のページだけ。
資料価値を下げないよう割と高画質でスキャンしたかったので、基本、取っておきたいページだけをカッターで切り離し。
こんなやり方なので情報選択のための読み直しも入れるとだらだらと数日かけてしまったけれど、結構楽しかったです。
(しかしこれだけやっても、たいして本棚の空間が増えたとは思えないんだな...)

120407

今回、作業に選んだのは、文庫のトワイライト・サーガ(外伝入れて全10巻)です。
各冊とも300~400ページ規模の厚いものが大体を占めており、本棚に並べるとわりと場所を取るので購入を迷ってきたもの。
映画は好きなので小説を通し読みして詳細を確認したい気満々なのだけれど、紙で長らく蔵書しておきたいという有り難い位置づけでもない...という、自炊には好適なシリーズ(←あくまでも個人的趣向による判断ですよ)ということで。

掲載写真の、アプリ内本棚に並んでいる表紙ですが、日本版も原書と同じ絵柄とはいえ上下巻に分冊されているために、このように続き絵化されています。
4番目のBreakingDawnに至っては三つに分けられていて、Amazonのコメント欄では非難ごうごう


スキャナ以外に必須だった道具は
・オルファの黄色い大きめのカッター+替え刃
 (大型刃をしっかり固定できる機構のものがいいです)

安全刃折処理器ポキ
 (2冊毎ぐらいに新しい刃にすると裁断効率が全く違います。ここは惜しまずポキポキ。)

・カッター定規
 (30センチ定規の片側に金属パーツがついたもの。刃を当てても削れないので最後のページまでだいたい同じ位置を真っ直ぐに切りとることが出来る。)

・カッターマット
 (下に敷いて机保護。厚めの古雑誌でも代用出来ます。)

・ハンディワイパーやデスクブラシ
 (カッター裁断だと、引く回数もそれなり多めなので粉状の紙屑も出ます。
 机の上や膝の上、そして大事なことですがスキャナ内にも溜まってくるのでこれらで1冊作業するごとにササっとまんべんなく掃除。こんな感じの掃除用品なら何でも。)

裁断機は持っていません。
でも上記の道具でけっこう何とかなるし、厚い文庫でもこれくらいの冊数なら(気合いを入れれば)実はそんなに時間はかからないです。


ちなみにScanSnapでの設定は「スーパーファイン」。
一応、テキスト情報も認識できるようにしてあります。
カバーの表紙部分のみカラー300dpiで読み込み、中身は全て白黒(グレースケールでなく白黒2値)600dpiです。
iPad3までは持ってませんが、これならかなりの高解像度画面でも文字がくっきりして読めるであろう満足な仕上がりになりました。
350ページ前後くらいの文庫が、1冊15MB弱というのも意外に軽量です。

iPadでPDFを読むときのアプリはi文庫HDを使っています。
開き方などのこまかい設定が出来る上に、本棚管理も好きなように出来るし、なによりDropbox経由でデータを持ってこれるのが重宝しています。

文庫をスキャンしたPDFをiPadの画面に映すのは想像以上に快適。
コントラストも上がって文字サイズは目に優しくなり、ハードカバー版に買い替えたかのようです。
とても気に入りました。

・・・まぁ逆に言うと、iPhone等、文庫本より小さい画面の端末で読むのは本末転倒というか、目が悪くなりそうでとても無理!
PDFは ほぼ端末を選ばないから最強だと思っていたけれど、epubやmobiのように文字サイズがその場で自由自在に設定出来ないところは電子書籍としての欠点ではあるなあ。と気付いた次第です。
(毎ページ、手動で拡大・移動しながら読むのは可能ですけれどね。)


実はこのトワイライトシリーズ、私の知る限りでは電子書店パピレスにてXDMF形式の電子書籍が販売されています。
このファイルが読めるのはWindows(ブンコビューアをインストールする)とSony Readerだけだと思っていたのですが。

ごく最近、iOS用(Android用も有)のアプリ「kinoppy」でもXDMFが読めることを、先日のブレイキング・ドーン鑑賞記事コメント欄で教えて頂きました!
紀伊國屋書店の電子書籍アプリKinoppy

紀伊國屋書店のサイトで買ったデータしか無理だと考え違いしてまして、パピレスで無料ダウンロードしてあった試し読みデータがばっちり表示出来た!
もちろん、ちゃんと文字サイズ変更もOK。
あららーiPhoneでも読めるならこっちでも良かったなあ~(パピレスのデータは機器の紐付けや台数限定なども無かったような気がするし)


書籍の自炊、まだそれほどガツガツと作業を進める気はなくて、今回はあくまでも実験的に手動でやってみただけなのですけれど。
ああ意外と便利なんだなあと学習できました。
読書欲は今年に入ってから徐々に上向いてきていて結構新しい本を買っており(積ん読本が増えるばかりですが)、このままだと書棚が手狭になってくるのは時間の問題。

引き続き地道にカッターでこつこつと/バッサリ大量に切れる高性能裁断機の導入/専門業者への依頼etc.
いろんな選択肢を模索したいと思いますが。
せっかく印刷して製本された紙の本をわざわざ切り裂いて廃棄、などという事はなるべくしたくないんで・・・早く世間の市場がうまいことなんとかならんのかな?と思っています。
(で、Kindleの日本上陸はどうした?)

●関連過去記事
 ・収納特集雑誌を読みながらもくもくと。 ←前回自炊時のこと(後半ちょっとだけ)

 ・デジタル雑誌の年間購読を始めました。 ←「pen」はデジタル版に切り替えて2年目。発売の日付に変わった瞬間に案内メールが来るので便利。

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○Amazonで文庫版を買うならこちら→ トワイライト ステファニー・メイヤー
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2012.04.05

マステ使いはじめました。

120405

近年の"かわいい文具"ジャンルの代表!と考えてもおかしくないのが絵柄付マスキングテープです。
うちのほうでも売ってる店が増えてきて、かなりの種類が存在することは把握済みでしたが。
元々、手帳のページを飾りつけたりしない(デコらない)傾向なので、私の場合「どうやって使えばいいのか?」と正直ちょっと遠くから眺めていたのでした。

しかしこの切手柄の幅広テープ、どなたかが写真をアップしていて「うおぉ可愛い!」と一目惚れ。
使い途は後から考えようと早速買いに行ったのが昨年10月くらい。
これが私の「初マスキングテープ」なのであります。
ウサギとか苺とか小鳥とか、乙女心(.....。)くすぐる絵柄が並んでいて、これは良いですなあ。

と、そのまま飾っておいたのです、半年近く。使えよ!

マスキングテープ「mt」- masking tape - ←メーカーHP

今回、たいして読み込んでない参考書なのにバラバラになってきたので、A4のコピー用紙でカバーを作ってみました。
(「英会話とっさのひとこと辞典」。ビニールの表紙でそれなりの耐久性を狙っている装丁なんですが、見返しの糊が弱くてどんどん剥がれてきた。でも中身はとても良い本です。)

で、この写真の位置にクルっと上下にまわりこむように貼り付けてみると、カバーが本体に固定されて便利だし白地に馴染んで結構可愛い。
指先がいちばん触れる場所なので補強の役目も兼ねていて都合良し!

革だと大袈裟かつ重いと思うときもあるので、簡易的なコピー用紙のカバーはわりと良く作るのですけど、もうひと工夫デコることを覚えました。
この本はポータブルサイズの辞書のような規模なのですが、文庫本くらいまでならこの方式(A4紙+マステ)で量産できそうです。
というか、Moleskineみたいな単色地味系のノート表紙に直貼りしてもいいわけですよね。

次はどの柄を買おうかなー(だんだんハマってきた)

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