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2012.04.16

「バトルシップ」を観てきました。

B007KL8TPUほとんど予備知識が無くて当日もけっこう迷っていたのですけれど...CGが豪華ときいたので出掛けてみました。
映画『バトルシップ』公式サイト

しかし予想していたりずっと楽しかったです。
まさに、ポップコーンもぐもぐしながら気軽に観てこれる感じ。


すんごい高度な文明を持ってそうな異星人が襲来して、地球上では絶対勝ち目がないレベルの武器を使ってバンバン攻撃を仕掛けてくるのです。
「やっぱり宇宙からの訪問者が友好的ってのは地球本位の設定だよな~
 はるばるこっちに飛んで来る位なんだから絶望的に強いところがドラマになるんだよ」
とかなんとか、頷きながら鑑賞していた。最初のうちは。

しかし!その後急に、ちょいちょい人間に有利すぎる隙を見せはじめるばかりか、最後は結局、超アナログと言えるような戦法で(人類チームが)切り抜けてしまうという、爽快さよりは「えぇえ!そんなんでいいの?」という驚きが先立ってしまう終盤だったのでした。
これはずいぶん人間に都合良く描きすぎじゃないかなー。
デジタルに頼りすぎないことと、お年寄りの功績の大切さはわかったが、果たして地球はこんなんでいいんだろうか?
・・・という多数のツッコミどころのあまり、モニョモニョしてくる筋書きだったのでした。

大惨事なのに誰も負傷してないように見える明るい感じとか、戦闘時や感動時(?)のスローモーション多用等が、ものすごく「トランスフォーマー」と演出が似ていると思ったのですが監督さんはマイケル・ベイではないんですね。
ちょっとインスパイアされてるのか?


とはいえCGは想像以上に大迫力で、これは映画館でみて良かったといえる要素。
火を噴くヨーヨーみたいな破壊兵器や、戦艦に突き刺さるハイテク爆弾などの無敵っぷりがかなり格好いい。
(宇宙人が全く可愛くないところは想定の範囲内だ)

浅野忠信やリアーナがとても良い役です。主役を差し置いてこの人たちが地球を救うといってもよい。
ストーリーはともかく、アメリカだからこそこんなに強いのだろうと納得してしまうし、これ、実際あちらの軍隊関係の方々にとっては士気が上がりまくる作品になってるんだろうなあ。
過去に戦禍のあったハワイ沖で、今度は日本軍と協力し合うという筋書きにしたところにも意味はあるのでしょう。

とまあ、最先端な視覚刺激の割に、アメリカ映画の今どきのお約束(恋愛含)を終始ちりばめたサラっとしたわかりやすさ。
私としては、これは娯楽作品としては好きなタイプです。
エンディングの歌はどこかの映画でも聴き覚えがあったのだけど、なんだったかなー?
エンドロールが流れ終わった最後の最後にもうひと場面残っているので、それも忘れずにどうぞー。

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