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2012.06.26
ミュージックステーションを観覧しました(LINKIN PARK)
新アルバム発売のため、超短期スケジュールで来日のリンキン・パーク。
○リヴィング・シングス ←Amazon
ミュージックステーションの初出演を知って以来、ずーっと楽しみにしていました。
ネットからの観覧応募も必死にやってたけれど、まあこういうのは若者優先になっちゃうんだろうなあという諦めもだいぶあったのは事実。
しかし大変有り難いことに、ファンクラブつながりのお友達のご厚意で行くことが出来ました!やっほい。
二人ひと組の当選のため直前までの各種協力と調整もありまして、普段ネット上でお話ししている多くの方々が当日揃って初対面することに。
たった1曲とはいえ、私にとっては初ライブ。いやーほんっとに貴重な経験になりました~
現場での演奏、大成功でしたよ。
Linkin Parkも我々も、多いにノリノリだったことは強く明記しておきたいと思います。
( ↑ 放映された音響に不整合があったのは非常に残念ではありますが。
御本人達がもうそれを望まない以上、怒るのは大人としてやめておきます。)
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既に番組観覧を経験した方々の(対象アーティストはそれぞれながら)、ネット上の体験記は今回非常に参考になりました。
私も誰かの役に立てるよう、ここに書いておきたいと思います。
興奮していたので、コマカい出来事の記憶間違いはお許しを。
なお今回は番組全部の一般観覧ではなく、リンキン・パークの演奏のみを、ライブ客として盛り上げる為の参加です。
整理番号から推測するに、だいたい300人程度は集まったのでないかと思われます。
多くの皆さんが、ツアーやファンクラブ限定のTシャツを着ていて、ある意味、服装準備は迷うことなくラクだったのでした。
私は、6月はじめに発表された米国公式サイトの新柄Tシャツを、ずうずうしくも万が一、当選したとき間に合うようにと(!)ちょいお急ぎの送料で購入していたため、恐らく誰とも模様がカブらず。ふふふ。
カラフルなアフロかつら持参の子もいて大笑いですよ。 ←邪魔になるような持ち道具でなければ大丈夫みたい。
●16:40が当選メールに記載された集合時刻でした。思ったより遅くてよかった...
場所は、テレビ朝日 ロータリー横の滝の壁があるスぺース。ちょっとした人数が集まれる程度の広場になっています。
当選時点で既に番号が通知されているので、50番づつに並び、係の人が名簿とメール(印刷物or文面の画面)の確認を進めていきます。
ペア当選なので、登録された二人が揃って入る必要があります。
テレビ局でのセキュリティのため名前を申請する必要があるそうで、同伴者を変えるときはできる限り連絡を(今回の場合はワーナージャパンの担当部署)しなければいけません。
しかし、間に合わずにいきなり違う人を連れて行っても、その場で身分証明を出したりすれば大丈夫な感じではありました。
私は、可愛い大学生のyさんを同伴して49・50番という比較的早めの番号をもらってありました。ラッキー。
ここはもう、気分だけは、私もおそろいの10代で!!気分だけな!!
整列と確認が済むと、ラミネートされた番号付き通行証のようなものを順番に渡され、下の階のスタジオ入り口方面へ案内されます。
●今回、控え室はありませんでした。
出来るだけ少ない荷物で来て下さいと最初から注意事項にありましたが、さすがに何もナシで自宅出発いうわけにもいかず、いったいどうしてよいか迷っていた件です。
屋根のある場所の駐車場地面にブルーシートが敷かれており、スタジオ入り口前に整列する時点でそこに順番にバッグ等を置いていきます。
そのまま持って入って良いのは財布や携帯など最低限の貴重品のみ。
このとき用に、ウエストポーチ等の小型バッグを用意している方も。
私は、腰だけでなく腿の部分にも大きな蓋付きポケットがついたチノパンを(前日、ジャスコのバーゲンでget!)履いてきました。
100円ショップでみつけたミニポーチ内にカードやお金などの最低限を収納し、iPhone含めて全部ポッケ内に収めることに成功。
靴は、いつものメレル ジャングルモックを履いていきました。(運動靴必須です)
携帯も、スタジオ入り時点までに電源オフにしなければなりませんが、屋外での整列待機時は操作してても構わなかったです。
twitterを使っての情報収集にはとても役立ちました。
その代わり、スゴイ勢いで電源が減ってしまい、何らかのバッテリー充電機器を持ってきてない(というか、防災用に買わねばと思いつついまだに持ってない)ことを猛烈に後悔。
楽屋にいるのであろう、マイク・シノダからのツイートもぽちぽちと入ってきており、ねんどろいど(後述)で遊んでる写真なども見ることが出来て和んでいたのですが、ギター担当のブラッド・デルソンが病欠して彼らの技術スタッフが代演することになったという書き込みが。
そこでザワザワと不穏な空気に。
どうやら来日自体も無理だった様子。嗚呼、お会いしたかった...。
●最初の動作訓練。
当初の番号順に、4列並びで収録スタジオに入ります。
てっきりリンキン・パークだけ別のスタジオでライブをやって、そこから1曲だけ中継するのかと都合良く考えていたのですが、予想が全く外れました。
私たちが群がるよう指示されたのは、同じ室内の、タモリさんや出演者や一般観覧の人が座るであろうおなじみのひな壇セットのすぐ向かい側。
そこに歌唱のためのセットが設けられており、それが出演者の順番どおりに、装備やら含めてモノスゴイ勢いで世界が入れ替えられるのです。
生放送ならではの、秒単位の仕事...!
我々もいわば「リンキンのライブにノリまくる観客」役の大道具みたいなもの。
とにかくちゃっちゃと番組進行を妨げず動くことを何度も指導されます。
CM明け2秒前あたりからワーワー言う練習とか←本人達を前にせずにコレをやるのはとても難しい...
移動は基本小走り、騒ぐときは縦ノリ推奨との指示も。
この時点で私とyさんは、ななななんと、ほぼセンターな最前列の立ち位置を獲得。
たまたま、入った順番と列内での位置の偶然がもたらした奇跡でした!
身長差があるので小さめのyさんを柵前に押し込み、私達はマトリョーシカのように重なってスタンバることに成功。
もう「近い」なんてもんじゃないです。
ステージもたいして高さがないので、お互い手を伸ばせばボーカルのチェスター・ベニントンと余裕で握手できるくらいの、普通のライブでは絶対得られないであろう(教室でバンド演奏してるのをすぐ前で眺めてる的な)すさまじい近距離!
しかも、この位置を忘れずに、リハーサルと本番でも同じところに立つように何度も言われます。
驚喜しましたが、まあ我を忘れちゃえばそんな秩序が保たれるかどうか?軽い疑問も湧きました。 ←実際、本番は前に割り込まれちゃったー(涙)
●そして再び列になってザザザッと小走りでスタジオから退場。
全力疾走と言うほどでもないけど、歩いたら怒られるであろう緊迫感。
我々のスタジオ入り直前には前田敦子さんが歌っているので扉の外で待ち、あっというまの退場後は少女時代が歌う。
・・・という進行にあわせて、景色ごと総入れ替えになるのです。
(・・・このスケジュールの急かしよう、彼らはアメリカで経験したこともないだろうな・・・)
走り終わりでゼイゼイ言いながらふたたび同じ駐車場に集合。
いよいよさっきの動きを繰り返しつつ、出演者を交えたリハーサルを待つことに。
●わりとすぐにリハーサル。担当係員の念押しの各種注意と携帯電源OFF。
そして再び無言で走り込む!
前田あっちゃんの「君は僕だ」が向こうからきこえてきて(これ今、映画館の上映待ちでしょっちゅうかかるので覚えてしまってたよ)ド緊張。
扉が開いていよいよ中へ。
リハなのでまだ皆は落ち着いていて、さっきのセンター前列を二人で再確保成功。
こっそりと振り返ると、(歌唱ステージ対面にトークひな壇セットがあるため)タモリさんがにこにこして他の人たちと座ってる!
更に、リンキンのメンバーがひとりづつ裏から入ってきてひな壇席に座り始めると我々側も騒然。慌てて静止するスタッフ。
ホ、ホンモノだー!!全員かっこよすぎ。
とにかく普段から映像でみてるのと、目の前で眺めるのとでは全然別人かってくらいに感じるんですよ。
立体感をともなうからなのか!
ここでおそらく台本どおりのトークの流れをチェックしてた模様。
そして「CM入り」と仮定する時間帯になり、サイドからこちら側のステージにメンバーが移動してくる。
チェスターはすぐそこに立って、やっぱり近ーい!
マイク・シノダ(以下、マイクと書いた箇所は録音機械のことでなく、彼を示すと思ってください)は少し引っ込んだ位置でキーボードの前にいるけれど、結構体の大きい人なのだなあ。
二人とも、スタンバる私たち集団を見回して、すごくいい笑顔でニコニコ。
ブラッドの代役の人は、パーカーのフードをかぶってサングラスまでかけて、人相がほとんどわからず。
極力、存在感を消す工夫をしていたのかも(涙)
Bギターのフェニックスとドラムのロブ・ボードンは私たちの逆側のかつ機材に隠れていた位置なのであんまりよく見えない~
更に高い段の上に居るジョー・ハーン(ハーン先生!)もキリリと真面目な面持ちで演奏機材の前でスタンバイ。
●その後の展開はもう超模範的というか、きっちりCM明け直前のカウントで大騒ぎ開始。
バーン・イット・ダウン(BURN IT DOWN)のイントロ、ドラムの入り辺りからズンズン足下に音が響いてきて一挙に盛り上がりました。
リハなのにチェスターの声が全力。
マイクも鍵盤を弾きながら、大きく手を振ったりでこちらもブワーっと煽られる!
これぞプロの仕事なんだと感動...している暇もなく、一生懸命やらせて頂きました!
サビに入る時に光の演出もカッと赤くなったりして、こちらもノリ方の度合いを切り替えやすかったです。
たった一曲分(しかもまだリハ)なのにもう全員汗だくになって演奏終了。
チェスター深々とお辞儀。
なんと更に一歩踏み出して近いところの観客とにこやかに握手を開始。
スタッフが軽くオロオロしてたので、空気を読んだマイクは速やかに退場にかかってました。
yさんもチェスターに握手して貰い、私も便乗してさらっと指先を"接触"させて頂き感動。(ふわふわしてましたー)
もう本当に、歌い方の激しさと相対して、終始、折り目正しく柔らかな雰囲気出しまくりの方だったのでした。
やがて引き剥がされるように、再び列になって走り去らざるを得ない私たち。
もう全員からホカホカ上がる湯気が見えてきそう。
こんなんであと一回、本番大丈夫だろうかとかなり自分が心配になるほど消耗。←このへんの状況は、当選する前からの予想的中。体力作り全く間に合いませんでしたから...
●本番前の休憩(約30分程度だったか)
ちなみにトイレはリハ後の30分程度の休憩時にしか、基本行けないと思った方がいいです。
トイレも行列するし、食事するようなヒマはないのですが、各待機時にガブガブ水を飲んでしまうことは全くオススメできません。
(休憩時、ここでいったん地面に置いた荷物も回収できるので、私は駅で買ったペットボトルの残りの水をyさんとちびちび分け合った程度。まさにサバイバル...)
この人数なので「どうしても行きたい人」は待機時などにも連れてってもらえたようですが、かなりギリギリなタイミングなので、最悪、入場できないことを覚悟したほうがよさげ。
★いよいよ本番。直前の整列。
(この時点で既に番組は始まっており、自宅でテレビをつけているファンの方々のツイートでだいたいの放映状況が流れてきている。)
さっきの休憩で、yさんから手のひらにしっかりとLPマークを油性マジックで描いて貰う。う、上手い...
前に向けて手を振った時にメンバーに見てもらおう。←必死
リハまでは大きめの石がついた指輪もしていたのですが、頭の上で手を叩く時に邪魔すぎ・勢いで石が外れる可能性すらあったので、付けるのやめました。
一応、進行の動きはさっきのリハと同じはずだったけど、やっぱ皆さん目の色が変わってしまい(笑)ドドド・・という勢いで雪崩れ込み。
割り込まれて当初より後ろに行かざるを得なくてカーッとなったんですが!
まもなくCM明けということになり、直後、イントロもはじまって怒濤の大騒ぎが始まったのでした。
リハーサルと違ったのは、とにかく後ろから凄まじい勢いで押されまくる!
これ柵前だったら肋骨がどうにかなってそうじゃん、と一瞬でポジティブに気分を持ち直し。
チェスターはリハーサルと全く変わらない安定度で熱唱し、手を上下に振りまくるマイクの動きは先程の演奏以上にノリノリ!
間奏時点で既に溜息が出てくる位ギュウギュウに圧縮されてたのですが、そのまま飛んだり跳ねたり大合唱しているうちに曲が終わってしまいました。
いやはや、完璧です。
お辞儀後のチェスターとまたもや握手大会になりそうだったのですが、こんどは速やかに退場。
生演奏と生歌の素晴らしさに震えながらスタジオを走り去りました。
疲労よりも、うわーすごいもの聴かせてもらっちゃった!という喜びが遙かに勝って良い気分でiPhoneを開けてみると。
例の音声でテレビ鑑賞した人たちと、今の自分たちの興奮状態との温度差に困惑しつつも、誘導スタッフの方々の「大成功です!ご協力ありがとうございました!」の言葉に一斉に拍手。
最後の整列後に荷物を各自回収して、解散となったのでした。
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さて帰宅後、夫に頼んでおいた録画を怖々と眺めてみましたが。
とりあえず客席側は、にょきにょきと上がった手のシルエットだけで顔まではとても判別できず、安心~。
トークでにこやかにアリガトウゴザイマスというマイクも素敵だ。
彼らがタモさんにプレゼントしてたねんどろいどは、私もAmazonで速攻予約しましたよ。9月末発売!
○LINKIN PARK ねんどろいどぷち LINKIN PARK set (ABS&PVC製塗装済みトレーディング可動フィギュア)
というわけで今回の慌ただしさにめげず、どうか今度は単独ライブでまた来日して頂きたいと思います。
プロ魂というものを目の当たりにして、(私の日常とは全く違うベクトルですが)とにかく各方面のやる気、出ましたよ。
世代を超えたお友達もたくさん出来て、ほんっと楽しかった!また会おうねー!
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2012.06.19
「スノーホワイト」を観てきました。
楽しみにしていたので、日曜にさっそく行ってきました。
●映画『スノーホワイト』公式サイト
以前から大作っぽい宣伝はされていましたが、主にクリステン・スチュワートのファンに需要が集中するであろうお伽話リメイク映画だと思っていたら、もう!
いろいろ予想外でたいへん面白かったのです。
こんなに特殊効果使いまくりとは、かなりびっくり。
魔法の鏡のなかからとろーんと液体金属っぽいマモノが出てくるのは予告編でみたことがあるけれど、それどころじゃなくて、悪の敵軍の甲冑が体ごと石のようにスローモーションで砕け散るあたりからロードオブザリング並みに(CG的な)期待度が高まりました。
特に、黒い森や妖精の森などの不思議風景な描写がすごくて、リアルすぎて若干気持ちが悪いエフェクトも多々。
まばたきするキノコの大群とか...あと、"綺麗な目のゴラム"のような顔をした妖精(?)がなまなましく可愛い...
「もののけ姫」が超リアル実写に作られるとしたらこんな感じかも!と思ったりもしました。
あと、継母女王の顔(老人と若者を行ったり来たり)の移り変わりなんかもすごくリアルで、どのへんがホンモノに近い時点なのかすらわからない。
-- ↓ CG関連の解説ですが、映画のシーンも入ってるのでネタバレてますよ ↓ --
○Snow White & The Huntsman: Visual Effects Secrets - YouTube
○Snow White Gets Grimm | AWN | Animation World Network
けっこう感動したのはエンドロールの映像がものすごく格好良かったことなんですが(まるで先日の「ドラゴンタトゥーの女」冒頭映像みたいな重厚感。分野は違うけど...)、制作元のThe MillがVimeoで公開していたのでぜひ。
(といっても映画館でやるそのまんまなので、鑑賞前には見ない方がいいです。)
○Snow White & the Huntsman - Titles on Vimeo
登場人物方面の印象ですが、もう完全にシャーリーズ・セロンの貫禄勝ちかもなあ。
超悪役ではあるんですが、そうなるに至った昔の出来事などがちょいちょい回想で出てくるとつい、同情すら覚えてしまう私。
若さと美しさを熱望する、鬼気迫る演技もすごいのだ。
「素」で勝負な画面の多いクリステン・スチュワートと違って、継母女王はCGもふんだんにかぶせられて最初から最後まで様々な姿に変わりまくるので、彼女の方に好奇心と注目度が上がってしまうっていうのもある。
そして、ホントに綺麗だし!
クリステン・スチュワートは、どちらかといえばクール美少女って感じなので、継母女王の表情や見かけのクドさと比較すると存在感がすっきりしすぎ(言い方を変えると、感情の起伏が少なめで地味に感じる)なのが残念かなあ。
でも、黒髪なびかせて森の中を走り回ったり闘ったりするシーンが、次回最終章を迎える「ブレイキング・ドーン」の続編と、私の頭の中ではけっこうダブってわくわくしました。
(せっせと自炊電子化したトワイライト・サーガは先日全巻読了。おもしろかったー!
紆余曲折経て、クリステン演じるベラもやっと最強になるので、まさにこういうシーンもありそうな感じ。)
あと、クリステンになる前の子役の白雪姫、ものすんっっごい可愛いのです。
Raffey Cassidyちゃん。この子は今後大物になりそうな気がするので要注目です。
今までの白雪姫に期待されるような恋愛要素は無いに等しいので、森の案内役のハンツマン(マイティ・ソーの人)などはひたすら敵と闘いまくります。
7人のこびともきっちりと出てきますが、皆モサモサしたおじさん(でも良い人!)なところが妙にリアル。
というわけで、どのシーンも凝りまくっていて非常に見所が多いたのしい作品でした。
いつかまた、ブルーレイなどフルハイビジョンでじっくりと見直したい。
小学校低学年くらいのお子様連れで来ている方もいましたが、うーん、残酷かつリアルすぎる(小鳥の心臓を爪で 以下略etc)視覚効果の場面がいくつもあったので、ディズニー絵本の延長を夢見てしまうと全く違って怖い思いをしますよ。
グリム童話ってそういうのが多いな...
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2012.06.14
今年もサーキュレーターを出しました。
昨年購入したサーキュレーターです。
わりと暑かった上に空気がムシムシした先日、エアコンの除湿をつけるか迷ったのですがコレがあったのを思い出しました。
これ、Amazonでなんど1980円だったのです。
→ZEPEAL ゼピール サーキュレーター ブラック DKS-20
サーキュレーターは、部屋の空気を効率よくかきまぜて室温を快適にするためのものですが、節電が叫ばれた昨年、けっこう話題になったので買ってみたのでした。
こんな値段だったので、ダメ元という感じでポチりましたが、想像以上に昨夏は活躍してくれたんです。
キッチンとも続き間になっている、うちではかなり広めの空間に置いていたのですが、エアコンの冷気が一カ所に溜まらずに遠くまで届く!
あと、先日のような
「エアコンつけるのはもったいないけど部屋の風通しをもっとなんとかしたい」
という微妙な室温とうっとうしい湿度の場合、開けた窓際に置くと(写真のような場所)、体感温度がかなり下がって快適に。
日が落ちると寒くなってきたので消したくらいです。
最近こんな気候なのでぼちぼちと周囲の人におすすめしているのですが、脱衣所に置いて風呂上がりにつけたり、室内干し乾燥用にも好評でした。
扇風機のように、体に当てるというのでなく、遠めの位置の天井に向かって空気を放射するイメージで。
真上に向けることも出来ます。
(そういえばうち、去年はサーキュレーターを使いすぎて扇風機を出さなかったほどです。)
リモコンがついてるわけでもないし、(送風角度はスタンドで調節すれば大丈夫ですが)自動クビ振り機能などもついてません。
弱中強の3段階の風力に変えられますが、弱でもだいぶパワフルです。
音は、この風力の割には静かだと思います。
(黒・白版とも商品レビューが大量に付いているので、自分に合った使い方や音量に収まるか、そこから判断してみてください。)
中をあけて掃除ももちろん出来ます。
収納も、大きめのレジ袋に入れてクローゼットの隅や棚の中にコンパクトに置けるサイズなので、今年出す時はしばらく捜し回ったほどですよ。
昨年、入手に出遅れてしまい、Amazon限定という白色バージョンは、暑くなった頃には品薄が続いてました。
しかたなく、と黒を選んだのでしたが、まあそちらも意外と落ち着いてて存在感低めなところは良いかな。
でも、おすすめした方は皆さん白を買われているので、やっぱり背景に馴染みやすくて可愛いんだろうなあ。
(プラスチック製の本体に静電気でくっつくホコリの目立ちやすさは、黒のほうです...)
・【Amazon.co.jp限定】 ZEPEAL ゼピール サーキュレーター ホワイト DKS-20W
この値段でそこまで言うのかよーという気はしますが、あえて1シーズン経過して感じた問題点を挙げるなら
『タイマーや作動中ランプが付いてないので消し忘れ注意!』です。
・・・前面の隙間がこまかいせいもあってか、視覚的には「回ってるのかどうかよくわからない」というのがあります。
いままで、何度、無人の部屋に放置されて夜中に(下手すると朝起きてから)消したことか...
電源につなぐタイマー装置を買おうかと検討してるくらいです。
電器屋さんの売り場みたいに、リボンでもくっつけておけば送風状態が判断できていいのかなあ。
まあそれだけ、動作音が小さいということでもあるんですけれど・・・
というわけで、この価格なりに割り切れれば(各色分の3桁数に及ぶレビューを読みまくった限りでは、効果的な使い方の情報も数々得られた反面、動作音等の個体差も存在するのはわかった)、かなりおすすめな越夏製品です。
暖房した室内の空気攪拌にもとても良いそうですが。
今年こそ白をもう一台、別室用に購入予定なので、備忘録として記事にしてみました。
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2012.06.12
「ミッシング ID」を観てきました。
トワイライト・サーガ好きとしては、ジェイコブ(テイラー・ロートナー)が主演するので"おさえておきたい"映画のひとつ。
そして今回も単独鑑賞でした...
夫はちょうど同じ時間帯に上映された「BLOOD-C The Last Dark」を観てました。
有名なアニメみたいだけど、私はほんのちょっとしか知らない。
とりあえずこれで、お互い有意義な時間になったのさ!
原題のAbductionを「ミッシングID」にしちゃうセンスっていったい...と思ってたのですが、観終わってみると、このタイトルも内容のツボがわかっててなかなか良い感じが。
高校生版のジェイソン・ボーン シリーズのような感じ、との前評判は聞いてました。
普通の家庭の(といっても中の上くらいの経済状態には見えた...)高校生が、学校の課題で調べていた子供誘拐情報のサイトで、自分の写真が載ってるのを発見することからストーリーが大きく動きます。
今までの人生は何だったのか、という自分探しを始めようとした矢先にドドーン! ←以下略
テイラー・ロートナーはもともと子供の頃から空手の試合実績がすごい人らしいので、かなり多くの格闘シーンがあり、動きも見事なものです。
今後のこちら系の俳優として安泰にお仕事を続けていくような予感がします。
そしてジェイコブ時と同じくやたらと上半身脱ぎます。
主人公の家の近所に住んでる美人の幼なじみ(←ほんっとよくあるパターンだ。)はリリー・コリンズちゃん。
実年齢はもうちょっと大人ですが、髪型も 太眉も、女子高生って感じがとーっても可愛い!
思わず、紺色の大きめブロックチェックのシャツが欲しくなってしまいました。
トシまったく考えてないから、似合わないだろうなあ..
これがやはり(ジェイソン・ボーンの)マット・デイモンだったら深刻な空気も出せるのかもしれませんが、そこは今回の二人なので非常に爽やかにまとまってます。
つまり、ただの若い人向けアイドル映画。・・・と言いきってしまうのはあまりに勿体ないのは脇役陣の豪華さゆえ。
他の映画でも活躍していた、比較的中堅以上の知名度な方々がすみずみまで出ていたような。
・・・じーっと眺めてやっと、もしかしてこの人は?と気付いた位にすっかりおばちゃんな貫禄になってしまってたシガーニー・ウィーバーは、しかしやっぱり彼女じゃないと!な役回りなので気持ち良かったです。
そして、悪役はこれ以上ないってくらい顔が役柄に合ってて、一目見ただけでやばそうなことがわかる。
(目が綺麗で一瞬騙されるけど、やることは極悪非道という系統)
どこかでみたことがあると思ったら、この前のミッション・インポッシブルでもテロリストのボスをやってたんじゃなかったっけ。
スウェーデン版のミレニアムシリーズの主役でもあるんですが、これだとわりと地味な見かけの印象でした。←良い人役だからだきっと。
すんごい演技がウマイというわけでもないし、話の割に軽い感じも確かにあるので作品評価はそんなに高くないかもですけど、アクションも本格的だったし、純粋に「ああ楽しかった!」的な息抜きで見るにはじゅうぶん面白い映画でした。
○参考資料:ミッシング ID - Wikipedia
さーてもうすぐ今度はトワイライトつながりでベラ(クリステン・スチュワート)が出る映画もはじまるよ。忙しい。
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2012.06.03
黒い炊飯器を買いました。
先月買ったばかりの炊飯器です。
ネットでポチッた時はかなり品薄で、届くまでだいぶ待ちました。嬉しい!
今まで使ってたのは、サンヨーの2002年製。
当時は圧力IHの仕様は珍しくて、「通販生活」のカタログで絶賛されていた記事につい背中を押されたのを覚えています。
その後長らく、盛大に蒸気を吐きながらウチの御飯を炊き続けてきました。
10年経てば充分使いきったとも言えるのですが、日々常用したのは最近5年くらいと言ってよいかも。
前半はガスコンロの住居に住んでいたので、炊飯専用土鍋や圧力鍋で炊くのをメインにしていたのです。
その後IH熱源のところに引っ越してからは土鍋は当然無理なので、ルクルーゼなど含めて試しましたが、いまひとつ。
ガスといろいろ違いすぎて、美味しく炊ける加熱時間や加減が以前と全く違ってつかめない。
結局、諦めて家電に頼ることになったのでした。
・・・しかし、ここ1年位確実に味が落ちたというか、仕上がりがパサっとして硬めにしか炊けない。
基本、まとめ炊き後に小分け冷凍する主義なのですが、レンジ解凍すると団子状にかたまりがちで当然おいしくない。
明らかに機械の中のどこかが経年劣化しているのを感じていました。
というわけで、そろそろ寿命なのかもしれないと真剣に検討したわけです。
見かけ上の最低条件は、「持ちやすい取っ手がついていること」。
うちは結構コンパクトな台所設計なので、普段、炊飯器は大きめの引出しの中に格納して、炊飯の時だけシンクに乗せて稼働させてます。
そして食後にパーツ洗浄後、ふたたび仕舞い込んでます。
(「隠す収納」とかいえば聞こえは良いですが、レンジやホームベーカリー等々に専有されて棚のスペースが非常に限られている為...)
炊飯器は取っ手がついてるのが当たり前と思われるかもしれませんが、店頭調査で唯一、デザインがオシャレ!と思った三菱製のキューブ状のは、(蒸気が出ない仕組みのため)据え置き想定。
結構重かったし、出っ張りも何も無くてお重のようにひたすら四角く、毎回持ち上げるには全く向いてない感じでした。
というわけで、決めたのは東芝製。
●東芝 IH保温釜 「真空圧力かまど炊き」:家電製品 Toshiba Living Doors←メーカーHP
ネットの評判など下調べはしたけれど、もうどれもそれなりウマそうに炊ける宣伝なのでなんとなくの相性で(笑)!
「迷ったら高いほう」ということで上位機種にしたんですが、黒しか無いのは残念です。
●真空圧力IH保温釜 RC-10VGE←メーカーHP
会社に関係なく、(ハイエンドになるにつれて)黒と赤っていうのが炊飯器の最近の傾向みたいなんですよ。
調理器具なんだから、普通に白あるいは銀色程度でいいのにって思うのですけれど....この重厚感は何故だろう?
下位機種との違いは、ほとんどが、内釜の厚みや溝の数等の僅かな仕様差(このまま鍋として火に掛けたいくらいカッコイイ、打ち出し模様のついた鉄釜的デザイン)なのですが、コーティング保証が5年というのはすごいですね。
炊飯コースは覚えきれないほど多種多様に渡り、パン・ケーキや蒸しものができるモードまであります。
白米用だけでも、最速22分、最長で60分かかる炊飯設定がいろいろと有り、それらをやわらか~おこげまで5種類の食感に炊き分けできるという....
まだ数回の使用ですが、基本は「極上『かまど名人』コース(60分)」というのにしてます。
●商品特長 | 多彩な炊飯コース←メーカーHP
今どき一時間かかるのは長いほうかもしれませんけれど、浸水含めてこの時間内できっちり管理してくれるのでラク。
真空圧力という名前の通りに、どこまでのレベルかはわかりませんが釜内部の空気を抜き取る仕掛けが特徴のようで。
炊き始めにポンプの機械作動音は少し鳴りますが、たいして気に障るほどでもなし。
これもまた今どきの炊飯器の特徴なのか、蒸気は驚くほど少なめ。
というか、古い機種が放出しすぎであったことに気付かされました。
ぱさつきがちの食感だったの、そのせいかなあ・・・密封力、大事ですね。
保温時も、1時間近く経つ頃に空気抜きの音がします。
(その作動後に釜を開けると、プシューっという空気が流れ込む音と抵抗感がある。)
そのせいでかなりの長時間、美味しいまま保温できるのがウリになってます。
カタログのように40時間保温までは実験するつもりもありませんが、日によっては帰宅時間が相当遅くなることも出てきつつあるので。
つやつやの炊きたてのような風味が続くのは大事だなあと実感してます。
さらに付録に、空気抜きポンプにつなげる外付けホースとジップロックのような袋がついていたのですが、どうやら炊く前のお米を真空保存できるセットみたいです。
(面白そうだけど、周囲にお店も多いのでここまでして備蓄保管はしないかなー。と今のところ片付けちゃった。)
内釜の他に、お手入れ(毎回の洗浄)が必要なパーツは、今までも圧力式を使っていたので内蓋・圧力弁周辺といった構成がだいたい似たような感じ。
他社より比較的単純かつ少なめだと思います。
こういうのをサボると、体は壊さないまでも御飯の風味に直結しそうな気がするので、自力で外してよいパーツ類はパカっと分解して毎食後、水を通すようにしています。
肝心のゴハンの味ですが、もう誇張でなく「ものすごく、おどろくほど!」美味しいです。
10年前のくたびれかけ炊飯器からの技術飛躍はすさまじい....。
2kg単位で、スーパーで買える"まあまあ"程度の無洗米を買ってきているのですが、そんなんでも旨味が染み出た(「甘い」とかいう感想よりまた上の、複雑なウマさ。)ぴかぴかのご飯が炊きあがり、今までの米はいったいなんだったんだという感想。
↑掃除機買った時も似たようなこと思ったなー!
そして前述の通り、保温経過後や、まとめ炊き小分け冷凍→レンジ解凍後も、非常に満足な味と食感。
おこげ入りの炊き込みご飯なども作りたいのですが、まだしばらくは「かまど名人コース」の白ご飯に病みつきになってそうですよ。
私の中では、土鍋で炊きたての(そしてちょっと焦げ目のある)ごはんの旨さは不動の位置にあるのですが、家電でこの次元近くまで毎回きっちりと自動再現出来るとは!
という感動が、いまだに蓋を開けるたびに(笑)こみ上げてきます。
こんなに技術が進むなら、今度はもうすこし買い替え期間を短くしたい。
贅沢かもしれないけど、5-6年後にまたなにか画期的な炊飯器を買って「今まで食べてきたゴハンは何だったんだ!」とレビューしてみたいなあ...
○Amazonで買いました。現日付時点、4万円台前半ならお買い得圏だと思います。
(ウチの近所の電機店は6万円台かつ品切れ)
TOSHIBA ダブル真空圧力かまど炊き ダブル真空圧力IH保温釜 1.0L(5.5合) パールブラック RC-10VGE(K)
○楽天ではこちら→TOSHIBA RC-10VGE(K)
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●家電系の直近過去記事:赤い掃除機を買いました。
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[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック | ↑top