« 「アメイジング・スパイダーマン」を観てきました。 | トップページ | 「愛しの文房具 no.2」を読みました。 »

2012.07.06

ガラスのペン皿をもらいました。

一ヶ月以上前のことになりますが、実家にある古い荷物をだいぶ整理しまして、今後使おうと持って帰ってきた数少ない物のひとつがコレです。

母がくれたものなのですが、そのまた母(教師をしていた祖母)が若い頃から持っていたものだとか。
キラキラしていて綺麗だったので、子供の頃に頼み込んで譲り受けたのだそう。
私は家の中にこういうものがあるなんてこの歳になるまで全然気付かなかったんですけれど、やっぱりひと目で「おぉ、これはいいね」と。

120706

いつの頃のものなのかわかりません。
きっと昭和の初めのほうじゃないかな?
その価値や、何かの記念品なのかも不明ですが、ぶ厚いガラス製。
ページ押さえの重しにも都合よさそうなほど、とにかくズッシリしてます。

側面ぐるりの外側が波状にぽこぽこしていて、縁だけすりガラスになっているところがレトロ感たっぷり。
底面裏側には小さな丸い粒状の出っ張りが規則正しく並んでいて、天井の照明に反射してちらちらと光るのですよ。
内壁は平らですが、中には2カ所の低めな仕切りが立ってまして、鉛筆程度の細いものならきちんと並びそうな小さな凹みが5列づつ入ってます。

この器、23×7cm程あって結構長いのです。
新品の鉛筆を置いても、ひとつ分の小部屋は消しゴム入れとして使っていけるほどの空きが。(それを狙った設計なのかも?)

120706

私の場合は、鉛筆ぐらいにスリムな筆記具はあまり持ってなくて、普段の万年筆やシャープペンシルを混ぜて並べるとだいたい3〜4本くらいが適正容量かな。

ガラスのカドがさりげなく丸まっているので、凹みと軸直径が合わなくても傷つくことはないと思いますが、硬い素材には違いなのでそっと置くように心がけないと...。

中屋のライター軸やモンブランの149が横たわっても十分に空きが出る長さなので、USBメモリやリップクリームやミニ付箋やMONO消しゴム等々、"横の小部屋"は必要に応じてちょっとしたものを装備する便利な場所になってます。

今までも何度もここに書いてきたことですが、万年筆は落下でペン先を駄目にした経験以来「机にコロリと直置きしない」を大原則に心がけています。
トレイに入れっぱなしというのも(埃がたまるので)おすすめできませんが、まあとにかく、目の前でこういう場所にお気に入りが収まってると安心。

昔から受け継いできたものなので、一生モノとして大事に使っていこうと思います!


120706ところで今まで使ってた革のペントレイ(4年前に土屋鞄製造所で買いましたが、廃番になってました...残念。)は、玄関のカウンターに置くことにしました。
ここに、夫が帰宅後に鍵類や財布や時計などをじゃらっとその場で並べ、翌朝またここで回収して出勤するという役割の「忘れ物防止皿」に!
けっこう効き目あります。
今までちょっと安っぽい箱状のものを置いて実践していたのですけれど、今回でようやく満足...。

この目的にはもうちょっと大きなサイズのほうが使い勝手良いと思うんですが。
革なので少々ながら耐衝撃性があるし(ポチっとインクの染みはありますが)高級感もそれなりあって気に入ってくれました。

●当時の関連記事:革のペントレイを買いました。

|

« 「アメイジング・スパイダーマン」を観てきました。 | トップページ | 「愛しの文房具 no.2」を読みました。 »

コメント

意外に透明なのにビックリ!(昭和初期のガラス製品というと、青みがかったものを連想してしまいます。)

投稿: cretinino | 2012.07.08 19:41

ごくごくうっすら、言われてみればという程度ですが、厚みのせいかほんのちょい青くて涼しげです!
...とにかく、洗剤で洗ったらぴかぴかになったのでした。
落下させない限りは、綺麗な状態を保つのは簡単そうです。

投稿: ほしの | 2012.07.08 21:38

コメントを書く

コメントは一度保留され、管理者による承認の後に掲載されます。
書き込みから閲覧可能な状態になるまではお時間を頂きますことをご了承下さい。



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ガラスのペン皿をもらいました。:

« 「アメイジング・スパイダーマン」を観てきました。 | トップページ | 「愛しの文房具 no.2」を読みました。 »