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2012.10.31

Kindleストア、日米アカウント統合までのこまごま。

前回記事の続きです。
Kindle Fire HDを注文してみました。

機器類は発表初日に注文し、次にやるべき件は日米Amazonアカウントの統合作業だな!
と、Kindleストア日本店の準備が整うのをホクホクと待っていた私。

ライブラリ(自分専用本棚のような空間。クラウドになってるのでKindle入りのどの端末にもダウンロード可能)にも、購入した書籍データ以外に、webページや手持ちのPDFから変換した .mobiデータをいくつか送り込んであるので、冊数もまあまあ充実しつつあるといえます。
こういうのを引き続き利用しながら、いよいよ日本語書籍も買えるようになるなんて。
 と、期待しまくりで手続きを開始したわけですが。

しかしなかなか思うように行かず大変だった、という話を備忘録的に。

※スタート間もない10月26日に問い合わせ、翌27日で解決した出来事です。
 現在は、下記で不具合になった過程は解消されている可能性があります。


まず米国Amazon(日本と米国のアカウントはメールアドレスをそれぞれ違うものにしています)のKindle管理ページ「My Kindle」に入ると、居住地が日本で登録してあるので、上部に、登録すれば日本Amazonでお買い物できますよ、しかも円建てで!というバナーが現れていました。
(統合自体は強制ではありません。
また、誤ってor故意にアメリカなどに居住国登録しても、先方につないでる時点で位置捕捉されてますのでご注意を。)
証明書を提出要求の警告メールが来たり、悪質な場合はアカウント凍結も速やかに行われるとか。


というわけで、そのお知らせに沿って手順を進めていくと、日本のAmazonに切り替わるので統合したいアカウントのログイン入力を行います。
・・・しかし、その先が出来ない!
We are unable to consolidate your libraries と出て終了してしまいます。

まずは日本のAmazonに訊いてみようと思ってヘルプからカスタマーサービスに入ってみると、さすがスタート直後の混乱を予想してか、「お問い合わせの種類」がアカウント統合専用の質問欄へ辿りつけるようになってました。
翌朝届いた返信によると


・Amazon.co.jpのKindleストアでコンテンツ(無料コンテンツも含む:機器類も含む)をご購入済みの場合、申し訳ありませんが、お客様自身でウェブ上からアカウントの結合ができません。

・アカウントの結合を行う前に、お客様にMy Kindleから予約中のKindle端末を登録解除していただく必要があります。
お手数ですが、My Kindleから「端末の管理」にアクセスしていただき、「登録済みのKindle」として予約中の端末が表示されますので、「登録の解除」を行ってください。

・端末が届きましたら、お手数ですが、ご自身でご登録くださいますようお願いいたします。
 (↑Kindle上のメニューにIDとパスワードを入れるだけなので簡単。)

(Kindleを買うと既に機械は本人のID登録が済んでいて、開封後すぐに使えるようになってるんですよ。
プレゼント等で自分名義のアカウントを入れて欲しくない人はギフト扱いで購入すると良いです。
それを忘れた人も、今ならMyKindleから登録解除すれば、まっさらのKindleが届けられるんじゃないかな?)

・その後、米国アカウントに登録した情報(ユーザ名とメールアドレスと請求住所)を返信して下さい。
カスタマーサービスにてアカウントの結合を行わせていただきます。


----という文面だったので、言われたとおりに自分のKindle管理ページから、まだ見ぬFireHDを解除。
同様相談で混み合ってそうだから、とりあえず返信前のこの時点でもう一回、米国Amazonから統合を試みてみるか…と操作したら、なんと!
あっさりと成功。
助かった〜

かつて購入した書籍達がアイテムページにドドっと流れ込んできました。
端末管理ページには米国アカウントで購入したKindleTouchや、iPhone等で使用中のiOS版、Macで使用中のデスクトップ版など、いつもの機器類が登録済みとなっており。


これで心おきなく日本の書籍を購入して、ライブラリに加えられることとなりました。
ちなみに、「居住国設定」下部からのリンク先に書いてあったのですが、購入する店舗は日米どちらかで切り替えが効くようです。
「好みのショッピングサイトをAmazon.comに変更」というボタンを押せばいいみたい。
私は米国のほうに50ドル分程のポイントを残したまま統合してしまったので、洋書を買うときに使えばいいのかな?
これはちょっと安心かも。

販売価格は、米国店舗だから安く買えるということでなく、品揃え含めて、上にも書いたように本人の居住国で区分けされています。
日本住まいだと洋書データの価格がだいぶ高くなっている!というニュースが当初駆け巡りましたが、どうもそれはスタート直後の混乱による(ものらしき)現象だったようで、本によってのばらつきはありますが価格修正が入って徐々に元に戻ってきている模様。

実際、円高も手伝ってか私が何ヶ月か前に購入した中には、いま日本支店で買ったほうが安いものもあります。
(あくまでも私が買うような本の分野では、ということですよ。)


まだまだ流動的で、コレだという情報が固まっていない件もありますが(まあ1週間も経ってないので仕方ないかー)、面白そうな世界であることは確かなので、このまま追いかけていこうと思います。
「電子書籍のこまごま」っていうカテゴリも新しく作ったことだし!

※本日現在、JPアカウントでログインして日本語書籍がダウンロード出来るのはiOSとAndroid版のKindleだけです。


●その他の関連過去記事●
Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。
Kindle Touchに辞書を入れてみました(文具画像も沢山入ってました)。

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2012.10.29

Kindle Fire HDを注文してみました。

Macの新製品発表イベントで湧いた(←あくまでも私周辺のネット上)夜が明けて、夕方に帰宅してみると今度はとうとうAmazonのKindle日本版が発売されてさらに大騒ぎ(←これもまた私周辺以下略)になっていました!

Mac関連は、憧れつつも「まずは銀座に見に行こう…」程度には冷静になっていたのですが。
Kindleユーザーとしては、なんというか「うおぉやっとデター」という勢いに煽られてポチった次第。
どの機種も非常にお買い得で嬉しいです。

Kindle FireHDで16GB容量のものにしました。
発売当日内の注文だったので、クリスマス前の日付で届くようです。
32GBのほうにしなかったのは、iPhone等々含め、Kindleが入っているものを”ほかにもいろいろ持ってるから”コレ1枚の容量に頼り切る状況は無いであろうということと、
「どうせ次が出たらまた欲しくなるんだから安い方にしとけば?」
というもっともな助言が家庭内で投げかけられたことに因ります。
ま、あと専用カバーの値段をプラスするとそれなりの金額にもなるということで。

Kindle Fire HD 16GB


Kindleの専用端末を初めて持ってみたいという方にはPaperwhiteシリーズが、値段・機能ともにおすすめです。
活字の読みやすいe-inkなのに、画面が発光するというのはとてもいいなあ。
暗いところでもiPad的に読めるのは羨ましい。

前述したように、今年に入って米国Amazonで購入したKindleTouchがあるので仕方なく諦めた次第。
(でも、Touchは非常〜に気に入ってます!こんどの日本語書籍データに対応していないのが惜しい。)

●関連過去記事
 ・Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。
 ・Kindle Touchに辞書を入れてみました(文具画像も沢山入ってました)。


Paperwhite、とりあえずは必要にして充分と思われる機能のWi-Fi版で7980円という価格は(FireHD注文した今ですら、かなりグラグラするほどの)魅力があります。
※11月7日現在、kobo新機種に対抗してか、Paperwhiteは8480円→7980円へ値下がりが発表されています。
 購入予約者に対しても通知された模様。これは素晴らしい...!
Kindle Paperwhite
Kindle→iPhone等と機械を切り替えても、読みかけ部分が同期されているのは当初とても感動しました。

これがPaperwhite 3G版だと、「いつでも、どこでも」ネットにつながっている状態になるのです。

実はウチには、以前夫が購入した古~い世代のKindleもありまして、これも3G版な(というか確かそれが標準仕様だった)んですね。
最初にセットアップしたとき、「いったいこの通信料はどこから出ているのか?あとから請求されたりしないのか?」と怯えまくっていたのも懐かしい思い出です。

3G版だと、いつでも気付いたときに書籍がダウンロードできるということなので、これはこれで魔法のように便利ではあります。
(私の場合は、衝動買いするほどの語学力は無いので安心。と思っていたけど新機種なら日本語書籍読めるんだよなああ)
この経験から言いますと、ネット接続がタダといっても基本、Kindleストア等の関連システムかwiki位しかつながらないような制限にはなっていたかと思います。

FireHDについてですが、
「iPad(または、間もなく手にする人も多いであろうiPad mini)にKindleアプリを入れた」状態と、どう違うのか?
むしろiOS機器のほうがいろいろ出来てデザインもカッコいいのでは?
・・・という葛藤、うっすらとはあります。
しかしまあ、ここは新しもの好きの条件反射みたいなものだと思って、続くリポートを期待して頂ければ幸いです。


ちなみに、専用カバーが結構イイ感じであることはTouchのほうで学習したので、4000円超えとそこそこ高いのですが注文してみました。
さんざん悩んで、パーシモン(オレンジ)色にしたんですが、黒本体に対して派手かなあとドキドキ。
Amazon Kindle Fire HD スタンド型レザーカバー(Kindle Fire HD 専用)

また、Touchのときもそうだったのですが、本体に同梱されてくるのはUSBケーブルのみです。
パソコンに接続すれば充電はされますが、個別でコンセントにつないだほうが何かと便利な場合もあるので、必要な方は電源アダプターの調達をおすすめします。
(手持ちの同様機器で代用される場合はくれぐれも電流数値方面の対応を確かめてくださいね。)
全モデル対応でなおかつ急速充電仕様だというので、こちらも一緒に頼んでみました。
Amazon Kindle PowerFast急速充電器 (端末には付属していません)
というわけで、なんだかんだで積み上がった総額。嗚呼。


日米アカウント結合や日本語書籍を購入してみた件については、この記事と分けて書くことにします。

それにしても、各種物欲と読み欲が押し寄せる秋で、やれやれです。

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2012.10.27

ブレーメン旅の記録まとめ

<<関係している記事へのリンク。 旅の期間:2012.9.24~10.1>>

ブログにアップした順です。

ブレーメンに行ってきました。

羽田空港、楽しかったです(ブレーメン旅日記)

トラベラーズノート、ブレーメン編できました。

ドイツでいろいろ買ってきました(文具編)

ペリカーノ・ジュニアに可愛いカートリッジインクを付けてみました(文具土産その2)


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**滞在中撮影の写真は↓こちら(flickr)**↓

Bremen :: Sep 2012 - a set on Flickr

Bremen2012

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2012.10.26

ペリカーノ・ジュニアに可愛いカートリッジインクを付けてみました(文具土産その2)

前回のおみやげ記事にて、紹介し忘れたおもしろいモノがありました!

ペリカンの、griffixというシリーズ。
子供用(おそらく、小学校入学くらいの年齢層から向け)として展開している筆記具で、どれもおもちゃみたいなカラフルなデザインです。
ペンのおしりについているスマイルマークがイイ感じ ´◡`
こういうの学校で使ったら勉強も楽しくなるでしょうね〜

121019

もちろん万年筆もありまして、途中に透明の窓がついてるんです。
そこから覗くインクカートリッジの筒には、なんと絵が印刷されているのでした。
(こ、こういうのって、中屋万年筆の蒔絵コンバーターしか知らなかったけど・・・子供用にあるのね!と驚愕)
Für den Füllhalter - Pelikan←ペリカンのHP

121025絵付きカートリッジ、単品買い(といっても5本×2箱セット。3.99ユーロでした)で早速購入です。
おサル軸と熱帯魚軸の組み合わせにしましたが、他にロボット/宇宙などの男の子っぽい感じの等、何種類かありました。
入ってるのはロイヤルブルー色インクです。

立ち寄ったデパートでは、ペリカーノ・ジュニアにもこのカートリッジをセットして(本当に、差し込んだまま売ってるのでキャップを取ってすぐ書ける状態で!)売ってたんです。
軸全体がカラー半透明のこのペンにはまさにピッタリで、カートリッジがばっちり鑑賞できて実に可愛らしいのだ。

あまりにも見事な組み合わせだったので感動してそのまま買って帰ろうかと思った私を引き留めたのは
「まったく同じ万年筆が色違いで何本も家にあるじゃないか!(・・・白キャップ旧型を含めると5本・・・)
という事実。


ペリカーノ・ジュニアは、万年筆に凝り出した初期の頃に、非常〜に惚れ込みまして。
いろんなインクを詰めながら、家でも外でもばりばり使っていたのですよ。
今は全部休眠させて、洗浄後にひとまとめで仕舞ってあったのを、異国の売り場でドーンと思いだしたのでした。

長らく手つかずになっていた理由は全く彼らのせいではなく、他に使うペンが増えに増えて出番が激減したからに他ならず。
今回の記事のために一本だけ復活ということでインクを通してみると、やはり名品であることを思い知らされました。

程良い太軸、指先がうまいことハマるグリップの凹み、多少のアクシデントにはびくともしなさそうな硬めのペン先。
と、余計なことを考えずガシガシと大量に書ける仕様になってます。
(紙を走るときの、"滑らかだけどシュルシュル"な手応えがたまりません。)

どの軸も発色クッキリで目立つし、がしゃっとペンケースに突っ込めるカジュアルな樹脂質感も気負ってなくて好きです。

ペン先は、国産メーカーの中字ペン先くらいと考えてよく(私の所有品は個体差がわりとあります。びっくりするほど大玉なペンポイントがついたのも持ってます)、小さな手帳にこまかく書き込むより、スケッチやノート/日記帳への大量筆記用途におすすめな感じ。
これが(日本では)1000円ちょっとで買えてしまうなんて感激です。

ちなみに、少し前に書いた、無印の歯ブラシ立てで使うのもオススメな配色とプロポーション。便利だなー
●過去記事:歯ブラシ立てをペンスタンドにしてみました。

インクは、純正のカートリッジが最もオススメです。
いろんな色が揃っていて、赤軸に赤インク入れて使っていたこともあったなあ。

他社の(いわゆる欧州規格)カートリッジや、ペリカンのコンバーターの場合、「入ることは入るけどゆるくて不安」という程度にはグラつきが発生することが多いです。
私の場合、どうしてもボトルインクを使いたい時には、コンバーターのおしりにノック式ボールペンに内蔵されている小さなバネを詰めて、軸の中で固定するようにしていました。

あともうひとつ、安全な方法としておすすめなのは、カラになった使い終わりのカートリッジに(100円ショップに売っている化粧品用移し用の)注射器を使って好きなインクを詰め替えること。
ペリカンのロングカートリッジなら結構容量があるので便利です。
(注射器噴射で中は綺麗に洗えますのでいろんなインクが使えます。)


B0007OEDDE・・・というわけで、おさらいがてらの解説になりましたが。
この可愛いカートリッジ、「詰め替え用」としても使いたく、からっぽになっても一本も捨てたくない!
の思いで使い始めました。

○ペリカーノ・ジュニアの万年筆、Amazonではこちらから各色購入できます
軸は赤・黄・緑・青の4種類で、線の太さは一種類のみ、銀色のスチール製ペン先です。
大人にも愉しい書き味ですが、もちろん、初めての万年筆としてお子様にもおすすめです。

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2012.10.25

ドイツでいろいろ買ってきました(文具編)

のろのろ更新ですが、これは書いておかねばとずっと思っていた、ドイツのおみやげネタについて。

ヨーロッパ圏は2009年のパリに続いて2度目ですが、やはり今回も文具売り場を堪能することができました!
中心街に宿泊したので、デパートや大きな商店街が固まっている地区は、歩いてすぐの距離なのです。便利~

KARSTADTという大型デパートの文具売り場はとても大きくて、子供むけから本格画材まで1フロアに揃っているのでもう、わくわく。
通りかかる度に何かちょこちょこと買っていたような気がします。
デパートだし定価売りだと思うのですけれど、モノによっては、円高も手伝って日本より半額くらいで買えるものがあったりして大興奮でした。

121019

ラミーはのインクは、ちょうど愛用の青インクがなくなったところだったので購入。
このボトルサイズはレギュラーよりちょっと小さめの30mlなんです。
他のインクに詰め替えて使い続けたいくらい可愛いし、保管にも省スペースになるかと思いまして。
(日本からも、並行輸入系の通販サイトなら手に入る商品だと思います。)
ちなみに、中央のインク溜まりなデザインは小瓶のほうにもありますが、吸い取り紙のロールはついてません。

サファリ万年筆は、せっかく店頭購入できるならとBペン先で。
白軸は以前から「次に買いたい」と気になっていた色なのです。
昔あった黒クリップ黒ペン先が格好いいだろうなと思うのですが、そこは文句言わない。

●前回の太字購入記事:太字のサファリを買ってきました。(ペン先B!)

カートリッジも日本の半額くらいでかなり安かったので、青とターコイスを買いだめてしまいました。
これでしばらく大丈夫。

notoはなんとセールのワゴンにじゃらっと並べてあったので。
6ユーロ弱くらいだったかな。
このボールペンは、いろんな色の軸が出ていますが、黒ーシルバーのコンビがいちばん元祖っぽい感じで好きなんです。
(オレンジやブルーなどの単色軸よりほんのちょっと、たしか3gほど重い仕様。)

丸みのある三角軸で持ちやすいし、前重心なところが好きで。
いつも伊東屋で試し書きしては迷っていたので、良い機会になりました。
ラミーのボールペン芯の評判は微妙ではありますが、この軸形状はかなり手に合い、体温で温まってくると(笑)太字なインクもなかなか書きやすい。
惜しまず常用したいと思ってます。


121019

クレールフォンテーヌのノートはドイツでも学生向けにポピュラーなようで、売り場ではオックスフォードと二大勢力だったのもパリの時と同じ。
1-2ユーロ台でホチキス留めタイプなら入手できるので非常にお得感が。
(パリではフランス罫レイアウトのばかり買って、ブログで話したあと結局いまだに「勿体なくて使えない」休眠品になってしまっているので…いけませんなぁ…)
こんどこそ即戦力に!とノーマルな横罫レイアウトのを選んでいたらA6やA5でこんなに集まってしまい。

●関連過去記事:フランス罫線のノートを買ってきました。

121019フランスのコンビニをさまよった前回、学童用就学準備品のリストに入ってたのかもしれませんが、保護者の方々がノートといっしょに買っているのを目にして気になりまくっていたビニール製ノートカバー。
これもめでたく発見したので一緒に買いました。
(ホチキス留めの厚みにジャストサイズに作ってあるのですが、薄くてぺらんぺらんな素材なので予備に2枚購入。
赤や緑などの色付きビニールもありました。
店によって質感がちょっと違ったりもしたので、メーカー純正品というわけではないと思います。)

日々のメモ帳として今のが終わった次回から、早速使い始める!とここに誓います。


ファーバーカステル、なんとここで念願のパーフェクトペンシルデビューとなりました。
この子供用軸、以前「ステーショナリーマガジン」に載っているのを眺めて以来なんとなく狙っていたので、これを機会に使ってみます。
鉛筆の細さがとても可愛いです。

121019

三角軸にぽちぽちがついたジャンボグリップ鉛筆、こちらはけっこう太めで私の手には非常にしっくりくる形状。
このサイズが削れる鉛筆削りと、デザインがお揃いの消しゴムのついたパッケージもひとつ選んでみました。
(Thaliaという大きな書店の子供向け文具コーナーが地下にありまして、主にそこで鉛筆類を買ったのですが。
地上階に上がると階段脇で同じ鉛筆のグレー軸がなんと3割引になっており、ショックだったなあ。1本買ったけどさー…)

1本だけですが、面白いと思って手に取ったのが、軸にてんてんと凹みが彫ってあるスタビロの鉛筆。
ジャンボグリップ鉛筆と、太さも丸み三角形状も同じ感じの軸なんですが、右利き用・左利き用それぞれ売られてるんです。
握るほうの手にあわせて指が沿うよう、斜めの凹みの向きを違えるという工夫。
写真のは右用です。とても持ちやすいですよ。


ドイツ全般というより一応、"ブレーメンの繁華街"限定の印象で言いますと、
ラミー/ペリカン/ファーバー・カステル が3大「どこにでも売ってる」筆記具メーカーです。
空港の小さな売店のレジ脇にも、サファリがざくざくペン立てに差して売られていたのにはちょっと感動しました。

大雑把な分類では、ペリカンが幼児用絵の具セットから始まる低年齢向けからの廉価文具を幅広く担当。
日本では全く見かけませんが、プリンタ用のインクカートリッジもたくさん売ってました。

ラミーはもうすこし学年が上~大人が使う感じで、お洒落な販売什器を使ってデザインの良さをさりげなくアピール。
(ただし、日本で○○年限定色と言われるようなレギュラー外の軸色は全く見かけなかったので拍子抜け。
かっちりと、普通の手堅い品揃えなところがドイツらしい というべきか?)

ファーバー・カステルは鉛筆系がたくさん。画材などプロ向け製品も豊富。
ボールペンとペンシルのセットなど少し高いものは、お土産にもなるよう綺麗にパッケージされた製品群も多し。

モンブランを初めとする高額品の売り場も、各所で見かけてグラっとはきてましたけれど。
まあ、ドイツだからとてもお買い得というわけではない気がしました。ぎりぎりなところです。


私の滞在当時、1ユーロがちょうど100円というかなりの円高で、数字に弱い私でもさすがに換算がラクで(笑)。
・・・デパートなどで売っているいわゆる「定価」で換算してみると、日本の有名どころな割引通販店がつけているのとだいたい同等くらいかな?
それに日本のほうがずっと(限定モデルと呼ばれるものは特に)品揃えもいいし、陳列も美しいんですよね。
海外でお得に買うならDFSなんですけれど、今回は立ち寄るタイミングに縁がありませんでした。

当初はドーンと一点集中で行こうかと思ってましたが、学童向け文具のセールをやってるお店も多くて、廉価の普通の文具をざくざく買って帰って楽しもうという方針に変更。
低予算で好きなものをざくっと買ってこれたので、ドイツ文具買いは実に満足に終了です。
その他、雑貨な買い物もあるので、またそのうちボソっと書きます〜

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2012.10.17

「ボーン・レガシー」を観てきました。

B008DCHRIAこの映画は2週間くらい前に行ってまして、ここに記録するのを忘れてました。
ドイツとの時差はマイナス7時間でしたが、これくらいだと(あくまでも、私が習慣としている超夜更かし型活動形態だと)帰ってきた直後でもほとんど影響がないようです。
数日ちょっとだけ早寝になった程度で、映画のレイトショーも問題なく行けた!

映画『ボーン・レガシー』公式サイト


マット・デイモン主演のボーンシリーズはすごく好きで、この「レガシー」制作のニュースをきいたときは非常に嬉しかったことを覚えています。
しかしその後、監督の降板が発表され、それに追随する形でマット・デイモンも出ないことになり、どうなるんだろうと思ってました。
主演が変更されたことで、ストーリーもそれに合わせてスピンオフものに作り替えたようです。
前作の「ボーン・アルティメイタム」と"同時進行している別件"という扱い。

・・・こういう筋書きにしちゃったことへの、ちょっと無理矢理であとづけ感のあるエピソード(今までの3作で1回も出なかった「薬」の件とかね。っていうかこれを主軸にしちゃうところ)に、若干モヤっとなったのは正直な感想であります。

しかし、マット・デイモンは出演しないものの「アルティメイタム」のシーンがちょいちょい挟まれてるので、覚えていると臨場感が倍増して非常に面白いんです。
組織のメンバーは引き続き同じ役者さんだし、こまかいBGM(もちろん最後の歌も!)も共通なので。
世界がつながっているのはじゅうぶん感じれられてわくわくしました。
逆に言うと、前作観てないとコレの意味わかるのかな?という疑問もしょっちゅうありましたが。

主役のジェレミー・レナーは大人の渋さがあって、少年ぽい雰囲気のマット・デイモンと全然感じが違うところもまた良いなあと思います。
(けっこうファンなのです。思わず本作公式サイトの壁紙をダウンロードしたよ…)

しかし、相手役のレイチェル・ワイズや、組織の偉い人役のエドワード・ノートンなど、濃い人々が脇にいすぎるんですよね。
特にエドワード・ノートンのワルそうな感じときたら、これだけでさらにスピンオフ映画が1本撮れそうです。

結局(脇の)彼らが、これだけで終わらずまだ何かやりそうな空気をバンバン出しているので「続編もあるんだろうなあ」という予測がついてくるという順序になっています。
もう少し主役の存在感も立ち上げて欲しかったところです。
ちなみに、バイクを使って最後まで追い込みをかける戦闘員は、日系の人なのです。
「プレデターズ」で寡黙なヤクザ役をやっていて、日本代表として(笑)気になる存在でした!

あらためて場面の要所を確認したかった「ボーン・アルティメイタム」は今の時期、レンタルショップでは借りられまくって全く入手できず!
皆考えることが同じだ。
仕方なく、(高画質で素晴らしいんですが、値段が値段なので)こういうときの奥の手であるiTunesレンタルにて鑑賞しました。
ああー(´Д`)やっぱり前作が傑作であることは明白。
俳優の顔ぶれがどうというより、アクションの緊張感あふれる畳みかけ方がすごい。
次回作でいよいよこういうふうになってくれることを願います。

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2012.10.15

「ノート&ダイアリースタイルブック Vol.7」を読みました。

4777925145買いました。7年目!
ノート&ダイアリースタイルブック Vol.7(Amazon)

いつも9月早々から手帳買いの話で(頭の中が)盛り上がっているはずなのですが、今年は諸々バタバタしていたせいか「忘れていた」に近いレベルで、店頭偵察は完全に出遅れています。
本誌上で初めて知った商品が多すぎる今回であります。早く都会に行きたい!

以下、おすすめなページのメモ。

●谷川俊太郎さんの創作ノート
 手書きの字を見たのは初めてかもしれないです。
 予想外に、いまふうで可愛らしい(そしてスッキリとして読みやすい)字を書かれるのだなあ!と思ってしまいました。
 ひらくたびに、拡大写真をずーっと眺めています。

●小日向京さんのスマイソンパナマノート(の山)
 うおぉ。ずいぶん増えたのですね。と、写真に釘付けに。
 書くことへの想い、共感しました。

●[以下、ノート&ダイアリー大図鑑 内]マークスのエディット
 ほぼ日手帳対抗馬として以前から気になっていた存在だけれど、60種類もあるとは…
 いちど使ってみたい。特に、B7の小さいのが非常に惹かれます。コロっとした存在感がいいねー

●ミドリのMDノートダイアリー
 日付が空欄なのも含めて自由度の髙いレイアウトが好き。これも以前から気にしている手帳。

●ほぼ日手帳の英語版
 懐かしい。元祖のほぼ日も創刊当時こんなレイアウトだったんだよね…。
 (いずれ、ユーザーの要望やらが重なってごちゃごちゃしていく前に買っておこうかな?と思わずにいられない。)
 表紙のデザインが素敵。ソニア・パークさん発のプロダクトとしても興味あり。

●LIFEのレノバーノート
 これも表紙の雰囲気が良い感じ。A5版8mm横罫のが欲しいなあ。

●PTMのA5ノートカバー
 古地図柄が格好いい!太軸のペンが入るホルダーも使いやすそう。
 ここのブランドは革質も素晴らしいのです。

●アシュフォードのルガード
 これは是非、店頭で実物を見たい美しい革ですね。
 システム手帳は今のところあまり使わないけれど…A5のダイアリーカバーがあるのかー!><

●ロディアのロディアラマ
 「開き」の具合がよいならば欲しい…色が綺麗で可愛い。

●実際のノート使用例(6人)
 皆さんどれも素晴らしい!「こまかい字でひたすらビッシリ」という使い方に長年憧れが。
 振り返ってみて、自分はまだまだ揺らぎがあるなあと思うわけです。
 辞典編集者の方がお使いの、ダイゴーのトッピングノートは、好きな写真が表紙に仕立てられていいですね。
(時々twitterでお話しするのですが、私はこの方がぽちっと描かれる可愛い犬猫イラストがとても好きなのです。誌面の手帳にも登場しててウフフとなりました。)

●どうぶつポケットふせん
 派手すぎる!と思ってたけど実はその点がかなり重宝した普通版の蛍光イエローが使い終わる所なんですが。
 ここに載ってるパンダがおそろしく可愛い。これは(買わないと)まずい。

●カランダッシュ849ボールペン ラポヤ
 久々、欲しい模様の849が出たな〜!とテンション上がり中。

121013●SOLAダイアリー&ノート
 来年の手帳、買ってみたのです。おそらくクオバディスと交代候補になるのかもと期待しています。
 余計な指紋をつけたくないので(?)まだちらっとしか触ってませんが、使い始めが近くなったら、ここの更新で、また!


一読の感想はこんな感じです。
とにかく知らないモノが多かったので、興味津々でたいへん楽しく眺めました。

フランスに引き続き、ドイツでも非常に安かったので、またクレールフォンテーヌのノートいっぱい買ってきたんですよ~。使うのが楽しみで!

「欲しい」と実際の消化スピードが全く噛み合ってないため、その他どっさりと未使用ストックがある現在、どこまで物欲を我慢できるかが(←いつものことですが→)この秋冬の課題ですね。
手帳も、あと2冊くらいは、"はずみ"で買ってしまうであろう予感にびくびくしています...

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2012.10.13

トラベラーズノート、ブレーメン編できました。

121012ドイツ旅のトラベラーズノート、作成完了しました。
いつものように全冊ずらっと並べた写真はそろそろ(ボリューム的に、片付けなどが)きつくなってきたのでやめときますが、使用開始から9冊目に到達!

今回も、
『書かない・描かない・貼るだけ・旅中は作業せず帰宅後一気に』
というパターンを貫いてしまいましたが、毎度のことながら、作るのはとっても楽しかったです。

市販のガイドブックにあまり情報が載ってなかったせいで、どんな滞在になるのだろうかと若干心配していたのですが、さすが世界遺産を抱える街。
現地に行ってみると、旅行者のためのサービスや配布資料が非常に充実してまして。
ノートに貼る"ネタ"というか、”素材”に事欠かない結果となりました。
厳選しつつ最後のページまで使い(貼り)きることができましたよ。

表紙は最初の掲載写真のとおりです。
貼り付けてある地図は、ブレーメンの観光案内公式サイトでダウンロードできるPDFで、このデータはかなり重宝しました。
サイト全部の翻訳ではありませんが、日本語ページまであります。
ブレーメン 体験 ! (www.bremen-tourism.de)

地図はベクターデータで作ってあり、見ておくべき名所の位置や通りの名前まで書き込んである本格的なものだったので。
徒歩でまわれそうな範囲のみをAcrobatで拡大印刷するなど、自分仕様に工夫した何バージョンかを作って持って行くことが出来ました。素晴らしい。

お馴染みのブレーメン4動物像は、これまた現地配布の観光ガイドの表紙を切り抜いたもの。
白背景でこの写真がいちばん可愛かったので、見つけた当初から「トラベラーズノート表紙用に」と余計に確保しておいたのです。

121012

裏表紙は、前回と同じく、航空会社がスーツケースにつけてくれる荷札バーコードラベルを。
行きの乗り換えCDG(パリのシャルル・ド・ゴール空港)、BRE(ブレーメン空港)、帰りの乗り換えAMS(オランダのスキポール空港)、この記号が全部入っていて、なおかつ綺麗な感じの箇所をうまいこと採取成功です。
空いてるスペースに、ホテルのごく近所だったので毎日とおっていたマルクト広場と市庁舎(←これが世界遺産)、ベトヒャー通りの赤煉瓦建造物のパンフレット写真の切りぬきがぴったりとはまりました。
写真のような眩しい青空の日は滞在中ただの一度も無かったのですが(涙)思い出深い場所となったので、丁度良し!


それにしても毎度思うのですが、トラベラーズノートのサイズって、航空券はもちろん、チケットやリーフレットの類が気持ちが良いほどぴったりと収まるんですよね。
折ることを前提にすればA4とも相性がいいし、こういう使い勝手も9冊まで長続きしている理由の1つだなあと。

121012 121012

121012 121012

現地でのレシート整理は今回も、LAノート作成時から使い出した「草原ミツバチノート:B7」が活躍してくれました。
鉛筆だので単価はほんっと安いんですが、コマカい文具をたくさん買ったのでレシート量が多いのなんの。

●関連過去記事:トラベラーズノート、LA編できました。

自宅作業においては
トンボのスティック糊「消え色ピット(Gという一番太いサイズ)」の効率と性能に助けられました。
作りたての本日現在、この糊の爽やかめな香りがノートをひらくとふわふわ漂ってくる状態! イイネ!

あと、以前「趣味の文具箱(16)」記事にちらっと書いた記憶がありますが、紙素材をまっすぐ切るのに欠かせない道具は、ミドリのレターカッターです。
折ったところにスライドさせ、レシートからチラシまで、スパスパと直線切断できる優れもの。
意外と長期間の切れ味が維持出来るので、封筒開封以外にもスクラップ用途に必ず重宝すると断言できます。
とても小さいので旅先携帯にもおすすめです。ピンクや透明もあります。 
ミドリ | 商品カタログ | レターカッターII 透明 青 →AmazonではこちらAmazon発送なら送料無料です

トラベラーズノート オフィシャルサイト

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旅行記ネタも続けたい上に恒例手帳シーズンも襲いかかってきて、書きたいネタに溺れつつありますが、大量すぎて詰まってしまう前にどんどんいこうと思います!(自分に言い聞かせる)

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2012.10.10

能率手帳ゴールド、6冊目を買いました。

いよいよ、2013年分で6冊目に到達!
今年もまた、革の感じは運(というか、店)にまかせてみよう…ということで、通販にしてみました。

121010

●昨年の購入時記事:能率手帳ゴールド、5冊目を買いました。

届いたのは恒例の赤い紙箱でしたが、中にはいつもと違う小さなカードも入ってました。
この手帳、2013年度版でなんと発売50年目になるとのこと。
(「わたしと能率手帳ゴールド」という内容の感想文を送ると、30年分が収納できる桐箱が当たるそうですよ。)

50年ほぼ変わってない、というところがいいですねぇ。
来年も悩むことなく全く同じのが使えるという安心感は大きいですよ。

いつも同じようなことを書いていますが、1年間で刻々と変わる様子を見守るのは楽しいです。
10月にもなると当初のまっさらな感じとは全く違う風格が出てきて、表紙のシボは、ところどころ薄れてつるっとした箇所がいくつも発生してますし、羊革の表紙もフワフワな触感になってきてます。
開封直後に「綺麗だなあ」とうっとりした、金箔の小口の輝きも今はこまかい爪傷だらけ!
(でも剥がれてないのは素晴らしいと思う)

去年も思ったのですが、真新しい表紙の革って、極々うっすらと赤い光沢が入ってるんですよ。
使うにつれていつのまにかそれが消えていったのですけれど・・・
ピシっと一様すぎるほどの表紙の緊張が、月を追うごとにとれていくのです。
これホント面白いです。

使い方は近年もう定着してまして。
ToDoや目標などを書き並べているととても面積が足りませんから、左側ページの週間予定欄はオーソドックスに、主なスケジュールと、家事の記録
(洗濯したとか掃除したとかのレギュラー用件+衣替えなどのシーズン的な記録含)。
時間軸は特に使用せず。

右側ページは、主にお金絡みのメモ
(支払とか公私の購入品+検討品などのリスト含む)。

とこんな感じに用途を絞って書き込んでます。
でもこれで結構ギッシリになる週も多いので、丁度いいなあ。
外へ持ち出したときに、購入検討品リストが手元にあるのは助かるし。

巻頭の年間予定表は、縦1行づつのガントチャート的レイアウトで、これも「横倒しにして1日一行の横書きトピックページ」として書き込むのが習慣になりました。
(映画鑑賞記録など含めて、後々になってすぐ把握できると便利な主要出来事を記入)

そして巻末のメモページ群は、今年の場合、フライトスケジュール他の日程や各機関連絡先などをこまかく書き込んであるページがかなり役立ってるかも。
(旅先でも必ず携帯している唯一の手帳なので。
 機内でもここを開いて入国書類を書く。
 私にとって”トラベラーズノート”と言えばこっちになっちゃうのかもしれない。)


121010たびたび見返す過去の分も含めて、割れや破れが一度も生じたことがない製本は、さすがだなあと思っています。
後ろのポケットも、写真のように情報カード入れとしてピッタリなので活躍中。
「y」のシールは昔ボストンで買ってきた封緘用ステッカーで、金箔を使ってるそうだけど…ホントかな?
まあ私には、名入れ刻印などせずにコレで充分!
あと10枚くらい持ってるのでここ専用に使い続けます。

万年筆もペン先を問わず書きやすい、すこしざらっとした和風な紙質も大好きです。
(こまかく書き込む小さな場所だからこその良さなのかもしれないです。
これがぶ厚い大判ノートだったらまたちょっと飽きるかもしれない、絶妙な表面密度と書き心地。)


とまあそんなわけで、現状、この手帳だけは文句もないので「来年も使う」を毎度確約できます。
逆に、それ以外は毎年試行錯誤して物欲に負けても良い。と自分に決めているので、来年はクオバディスを休んでみようかな?という計画もあり。

たくさんいらっしゃるであろう、能率手帳ご愛用の皆様、お揃いで来年もよろしくお願いします。

○今年もAmazonの伊東屋支店で買いました→ 2013年1月始まり 能率手帳ゴールド 黒 3121


●関連過去記事:手帳を問わず、の手帳本。
 ↑おすすめな手帳本「能率手帳の流儀 」のレビューです。
 当時はまだ、これから使ってみようとしていた初々しい時代。今も役立つ良本です。


●この手帳の購入記録記事:
2010年・能率手帳ゴールド、4冊目を買いました。

2009年・能率手帳ゴールド、3冊目になりました。

2008年・はじまりは、能率手帳ゴールド。

2007年・手帳買い、とりあえず終了(と誓う)。

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2012.10.08

羽田空港、楽しかったです(ブレーメン旅日記)

120924  Haneda Airportうおぉ、今月の用事にバタバタしている間にあっというまに一週間経過!
明日辺りからブレーメン旅のトラベラーズノート、作り(貼りまくり)始めようと思ってます。
資材はどっさり持ち帰ってきたので1冊埋まるはず…。

少し前の記事で書いたピカピカの新品スーツケース、素晴らしい使い心地でしたが、たった1度の旅行でそれなりの貫禄がつきました。
●関連過去記事:赤いスーツケースを買いました。

もちろん故障はないのですが、こまかい擦り傷や、ベルトコンベアでこすれたらしい黒い塗料の痕(これは洗剤で拭きまくったらなんとか落ちた..)等々がうっすらと、全面に…。
貼り付けた林檎シールにも斜めに色落ちが入って、やはり途中で積み替え(乗換地)があると消耗しますね。
いや、まあ、イイ感じではあるんですよ。
鏡面反射度はだいぶ低くなりましたが、ますます愛着が湧いたというか!


120924

120924 Haneda Airport 120924


今回はじめて、夜中の羽田空港出国の便を選びました。
国際線ターミナル、入るのは初めてです。
カウンター付近もさほど混雑せず、夜の暗さで落ち着いててなかなか良い雰囲気。
羽田空港国際線旅客ターミナル

120924あと、楽しみにしていた「江戸小路」という商店街。
歴史系テーマパークを歩いているようで面白かったです。
手ぬぐいや和風メモ帳など、旅情緒溢れる品揃えな小型の伊東屋も発見。

中のレストラン群も食べたいところがいっぱいで(うどん屋「つるとんたん」の前がすごい行列でした)、ウロウロ歩き回って協議の結果、おでん屋さんを発見。
銀座 おぐ羅(おでん・だし茶漬け) | 羽田空港国際線旅客ターミナル

ここの「7品おでんとだし茶漬け定食」、美味しかったです!
まさに、出入国のタイミングで食べたい献立。
(この店、朝6時~夜0時すぎまでやっているので覚えておかなくちゃ。)

他にも美味しそうな所たくさんありましたので、国内移動時でもこのターミナルに寄って食べに来たいと思います。

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120925 Charles de Gaulle International Airportブレーメンは日本からの直行便はないので、行きはパリで乗り換えました。
羽田発はJAL運航機で、食事など含めそれなり快適でしたが、視聴システムが古くて(コントローラでの反応がちょい悪め)、映画ビデオもほとんど見ず。
乗り物酔いの薬を飲んでひたすら寝てましたので、実際の12時間中、3、4時間くらいの飛行感覚。

計画通りに行けば、スムーズに乗り換えて昼前にブレーメンに着地できるスケジュールだったんですが…

・「欧州入国時は最初の乗り替え地で入国審査」というのをチケット購入時は知らなかった
 →実際のところ、少々入国に問題がある人が列前方に居て、えらく手間取った!

・シャルル・ド・ゴール空港が想像以上に巨大だった
 →乗り換えターミナルに行くまでに、敷地内のモノレールとバスを乗り継いでひたすら移動が必要だった!

というわけで、辿り着いた時にはブレーメン行きの搭乗は締め切られ(涙)
カウンターで次の便に振り替えてもらえたのは良かったのですが、3時間以上先だったので。
うわー想定外にヒマになったなあと一瞬あたまを抱えたのですが、さすがパリです。
小さめの乗り換えターミナルではありますがお洒落なゆったりソファのあるスペースも。
床からコンセント付の柱が椅子前に設置されていて、これもまた便利。

120925  Charles de Gaulle International Airport写真のとおり、ここでしばらく過ごすために売店でヨーロッパタイプの電源アダプターを購入。
これからは手荷物の中にもアダプター必須だな…
世界中のコンセント形状→ヨーロッパのCタイプにつながるという仕様のもので、8ユーロくらい。
しっかりした作りでガチっと安定して刺さってくれる高品質なものだったので。
気に入って旅中はこればかり使ってました。モトは取った!

この空港の場合、Wi-Fiもしっかりと有料だったので、ここは泣く泣くPaypalで1000円ほどお支払い。
クロワッサンをかじりながらネットをやりつつ、上陸しないパリでの3時間を過ごしたのでした…とほほ。


なんだかんだで現地まで合計16時間弱くらいは飛行機に乗っていて、更に待ち時間を足せば…
という具合にたいへんな長旅になりましたが、無事、初めてのドイツに着地。
今思えば、なかなか貴重で楽しい経験だったのでした。

(次のいつかの更新につづく!)

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2012.10.03

ブレーメンに行ってきました。

ちょいと用事がありまして、先週ずっと、ドイツのブレーメンという素敵な街に行ってました。
季節柄なのか、ほぼ毎日雨が降ったし、日本よりも10度以上冷え込むのでダウンの上着が手放せなかったのですけれど。
しかし濡れた煉瓦壁や石畳もまた美しく、ドイツっぽさが堪能できました!

この国の観光イベントといえば川下りや古城巡りといったものが浮かびますが、ブレーメンはあまりそういう要素はなくて。
600ページもある分厚い「地球の歩き方・ドイツ」でも僅か6ページしか掲載されてなかったので、当初かなり不安に。
しかしそのおかげで、諸々の国情報ページとあわせても厚さ3mm程度のボリュームに裁断・製本し直して持って行きましたよ!
外に持ち出しやすくなったおかげで便利に使いました。


ブレーメンと言って思い出すのはコレ、の人も多いであろう”音楽隊像”は、たどり着いて思わず「エッ…?」と言ってしまったほど意外に小型で華奢な感じ。
大きな建物の影にひっそりと建っていて、天気や時間帯によっては周囲が無人だったりも。
とはいえやっぱりわかりやすいので、単にロバ・犬・猫・トリのぬいぐるみ4体を重ねてつなげただけの即席なもの含め(笑)、観光案内所のマークや屋台のお土産もみんなコレがイチオシです。

前足をさわると幸福になるという話があるようで、足や鼻先だけ大勢の人に撫でられて金色になっているところがなんとも可愛らしいのですよ!
雨にもめげず、いろんな角度から撮りまくりました。

●参考資料:ブレーメンの音楽隊 - Wikipedia


120926 Bremen世界遺産にも指定されているような古典的名所と、網目のように整備された公共交通網+買い物客で賑わう巨大デパートやアーケード…といったモダンな要素がうまいことコンパクトに組み合わさっている街でして。
住んでみたいなーと(無責任に)思ったりも。


800枚くらいは撮ったのですが、宿泊先でのネット回線が予想以上にパワー不足(orアップロードに規制かかっていたか)だったので、Flickrへ写真が1枚も上げられませんでした。
今やっと前半分くらいをアップしたところで、これからさらに増やそうとしているところ。

(ロサンゼルス情報もなんだか書き終わってない件はあるのですが)続く更新で旅行記録も読んでいただければ嬉しいです。
値段も規模もコマゴマながら、買い物(ほとんど文具)も欧州ならではの楽しさだったので、それもまた!

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