Kindleストア、日米アカウント統合までのこまごま。
前回記事の続きです。
●Kindle Fire HDを注文してみました。
機器類は発表初日に注文し、次にやるべき件は日米Amazonアカウントの統合作業だな!
と、Kindleストア日本店の準備が整うのをホクホクと待っていた私。
ライブラリ(自分専用本棚のような空間。クラウドになってるのでKindle入りのどの端末にもダウンロード可能)にも、購入した書籍データ以外に、webページや手持ちのPDFから変換した .mobiデータをいくつか送り込んであるので、冊数もまあまあ充実しつつあるといえます。
こういうのを引き続き利用しながら、いよいよ日本語書籍も買えるようになるなんて。
と、期待しまくりで手続きを開始したわけですが。
しかしなかなか思うように行かず大変だった、という話を備忘録的に。
※スタート間もない10月26日に問い合わせ、翌27日で解決した出来事です。
現在は、下記で不具合になった過程は解消されている可能性があります。
まず米国Amazon(日本と米国のアカウントはメールアドレスをそれぞれ違うものにしています)のKindle管理ページ「My Kindle」に入ると、居住地が日本で登録してあるので、上部に、登録すれば日本Amazonでお買い物できますよ、しかも円建てで!というバナーが現れていました。
(統合自体は強制ではありません。
また、誤ってor故意にアメリカなどに居住国登録しても、先方につないでる時点で位置捕捉されてますのでご注意を。)
証明書を提出要求の警告メールが来たり、悪質な場合はアカウント凍結も速やかに行われるとか。
というわけで、そのお知らせに沿って手順を進めていくと、日本のAmazonに切り替わるので統合したいアカウントのログイン入力を行います。
・・・しかし、その先が出来ない!
We are unable to consolidate your libraries と出て終了してしまいます。
まずは日本のAmazonに訊いてみようと思ってヘルプからカスタマーサービスに入ってみると、さすがスタート直後の混乱を予想してか、「お問い合わせの種類」がアカウント統合専用の質問欄へ辿りつけるようになってました。
翌朝届いた返信によると
・Amazon.co.jpのKindleストアでコンテンツ(無料コンテンツも含む:機器類も含む)をご購入済みの場合、申し訳ありませんが、お客様自身でウェブ上からアカウントの結合ができません。
・アカウントの結合を行う前に、お客様にMy Kindleから予約中のKindle端末を登録解除していただく必要があります。
お手数ですが、My Kindleから「端末の管理」にアクセスしていただき、「登録済みのKindle」として予約中の端末が表示されますので、「登録の解除」を行ってください。
・端末が届きましたら、お手数ですが、ご自身でご登録くださいますようお願いいたします。
(↑Kindle上のメニューにIDとパスワードを入れるだけなので簡単。)
(Kindleを買うと既に機械は本人のID登録が済んでいて、開封後すぐに使えるようになってるんですよ。
プレゼント等で自分名義のアカウントを入れて欲しくない人はギフト扱いで購入すると良いです。
それを忘れた人も、今ならMyKindleから登録解除すれば、まっさらのKindleが届けられるんじゃないかな?)
・その後、米国アカウントに登録した情報(ユーザ名とメールアドレスと請求住所)を返信して下さい。
カスタマーサービスにてアカウントの結合を行わせていただきます。
----という文面だったので、言われたとおりに自分のKindle管理ページから、まだ見ぬFireHDを解除。
同様相談で混み合ってそうだから、とりあえず返信前のこの時点でもう一回、米国Amazonから統合を試みてみるか…と操作したら、なんと!
あっさりと成功。
助かった〜
かつて購入した書籍達がアイテムページにドドっと流れ込んできました。
端末管理ページには米国アカウントで購入したKindleTouchや、iPhone等で使用中のiOS版、Macで使用中のデスクトップ版など、いつもの機器類が登録済みとなっており。
これで心おきなく日本の書籍を購入して、ライブラリに加えられることとなりました。
ちなみに、「居住国設定」下部からのリンク先に書いてあったのですが、購入する店舗は日米どちらかで切り替えが効くようです。
「好みのショッピングサイトをAmazon.comに変更」というボタンを押せばいいみたい。
私は米国のほうに50ドル分程のポイントを残したまま統合してしまったので、洋書を買うときに使えばいいのかな?
これはちょっと安心かも。
販売価格は、米国店舗だから安く買えるということでなく、品揃え含めて、上にも書いたように本人の居住国で区分けされています。
日本住まいだと洋書データの価格がだいぶ高くなっている!というニュースが当初駆け巡りましたが、どうもそれはスタート直後の混乱による(ものらしき)現象だったようで、本によってのばらつきはありますが価格修正が入って徐々に元に戻ってきている模様。
実際、円高も手伝ってか私が何ヶ月か前に購入した中には、いま日本支店で買ったほうが安いものもあります。
(あくまでも私が買うような本の分野では、ということですよ。)
まだまだ流動的で、コレだという情報が固まっていない件もありますが(まあ1週間も経ってないので仕方ないかー)、面白そうな世界であることは確かなので、このまま追いかけていこうと思います。
「電子書籍のこまごま」っていうカテゴリも新しく作ったことだし!
※本日現在、JPアカウントでログインして日本語書籍がダウンロード出来るのはiOSとAndroid版のKindleだけです。
●その他の関連過去記事●
・Kindle Touchが届きました(カバーも買いました)。
・Kindle Touchに辞書を入れてみました(文具画像も沢山入ってました)。
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コメント
まだ Kindle が届いておらず、米国のサイトで購入した書籍も無いので、自分に直接の影響が及ぶ可能性はかなり少ないですが、ほしのさんの調査・行動力とレポートに敬意を表して証人としてコメントを残します!
投稿: cretinino | 2012.10.31 11:38
こうなることはうっすらわかっていたのに見事に、最初期の大混乱に身を投じてしまった感じです(笑)
人々にKindle実機が届く頃にちょうど、体制が整っている段取りなのかもしれないですね〜
楽しみにしましょう。
投稿: ほしの | 2012.10.31 14:31