「007 スカイフォール」を観てきました。
面白かったー!
●007 スカイフォール - オフィシャルサイト
上映画面にも表示されて知ったのですが、007シリーズは今年で50周年なんだそうです。
まさにその記念作品として相応しい充実度だったなあ。
ボンド役がダニエル・クレイグになって以来では初めて、「おぉ…もう一回観たい(orブルーレイ買わねば)!」と個人的に思った作品だったのでした。
変わらざるを得ないもの、と、 ずっと続くもの。という両極がテーマなのかなあ。
ネタバレしない程度に言うと結構カッコいい表現(笑)
チーム型のドラマや映画には必ず出てくるオタクな情報担当(←いつもその役柄の人が気になってしまうんだよね~)、007でいう「Q」氏が完全世代交代になって若者に変更。
デジタル中心なので、ボンドに手渡される道具類も最小限なセットであることも新しい。
このいかにも”ひょろっとしたメガネ男子(←ここはMacのノートでなく黒いVAIOをかろやかに駆使する。ソニー系の制作だからね。)”の役者さん、かなりいい感じだったのでwikiで辿って初めて知ったのですけれど・・・
「パフューム - ある人殺しの物語」で主役を怪演した人だと知ってもうホントびっくり。
作品次第で変えられるものなんだなあ。うぅむ!
金髪のハビエル・バルデムもすごく悪役にはまっています。
今回はボンド共々、彼らそれぞれの過去の経験にカギがある展開なので、暗く屈折した感じが終始双方にあり、それがいつもと違う雰囲気を出してます。
あと、当初むしろ悪寄りの存在だと思っていた、本作でけっこう重要な役柄のレイフ・ファインズ、このぶんだと次作以降も出そうな感じありありなので、ファンとしては観る楽しみが増えてしまいました。
そしてダニエル・クレイグさんはかっこよすぎるので論評できない。(•̀_•́ )
「ボンド役をやるにはもう年を取り過ぎている...」と自分で言っているとのことですが、そんなことは全然ないので!
まだまだ観たいので頑張ってください。
今回は、人←→風景との切替や並べ方など、画面枠の中の構図が非常にキッチリ綺麗にとられていて気持ち良いです。
そういうのが上手な制作陣であるように思います。
ネオン光をバックにした格闘シーンや、”SKYFALL”を訪れたMとボンドの荒野での対話場面など、こういう切り取り方はいいなあ、とひとりウットリしてました(笑)
あと、(もうニュースで先月くらいに出てたみたいな件なので今書いてもいいですね)、看板など中国っぽい演出もしてるけどアジトの孤島は軍艦島で撮影されてたようです。
サーバやエレベーター置いたりしてる設定ですが(?)けっこうな廃墟なんですね。
そして、曲の先行公開当初はそんなに思うところがなかった(むしろ、わりと無難な007路線に作ったんだなーと若干がっかりに思っていた)アデルの主題歌ですが。
オープニングロールの凝った映像と、声が深めに染みる音響でセット鑑賞するともう、抜群に良いのですね。
☆関連過去記事:DVD「アデル ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール」を買いました。
歌詞も字幕で出るので、その後の物語展開とあわせて思い起こしつつ。
ああやっぱりもう一度何らかの形で鑑賞せねばと考えてしまった今回の007だったのでした。
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