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2013.01.30
「早川式操出鉛筆」が届きました。
長いこと「ほしい物リスト」の奥のほうに入れたまま、うっすら気になっていたのですが、気がつくとずいぶん(通販では)安くなっていたのでポチってしまいました。
日本の、元祖シャープペンシル(の復刻版)ということで、桐箱入り。
銀めっきの軸にはとても綺麗な模様が刻まれています。
○プラチナ万年筆:早川操出鉛筆←メーカーHP
以前購入した、ファーバー・カステルの0.7mm芯用のペンシルが非常に気に入ってまして、こういう"シュッとした"、杖みたいなデザインの軸に惹かれるように。
●関連過去記事:ファーバーカステルのシャープペンシルを買いました。
以来、ヤード・オ・レッドの銀軸なんて最高の憧れですけれど、まあお値段もそれなりにズッシリなので時期尚早と判断。
それに較べると(似ていなくもない、遠縁な見かけながらも)だいぶお財布にやさしく、0.5mm芯用で使いやすそう。
・・・という動機から検討を始めたのがこの早川式操出鉛筆だったのでした。
「思ってたより細身だったな〜」というのが開箱後の第一印象でしたが、そのぶん、軸や天冠部の彫りに繊細な雰囲気が漂い、なかなかの高級感です。
天冠のパーツをはずすと消しゴムがついていて(ここ開けてまで使うかなあ?というくらいキッチリと締まるようになっている)、外して芯を投入するようになっています。
重量感があるので、2B位までの濃度の芯が実用的かつ気持ち良く使えそうな気が。
普段づかいの軽めな樹脂軸には4Bを入れてるんです。
ナノダイヤだったかな?
すぐ筆記角が馴染む柔らかさとクッキリ黒線で楽しいけど、減りが速くてカチカチと忙しい。
パイロットのエススリー、ゼブラのテクトツーウェイライト等が現在の廉価主力軸になってます。
ノック式ではなくカチッとひねって出す方式ですが、高級なシャープペンシルはだいたいこのタイプなのでもう慣れましたよ!
出荷時標準でHBと思われる濃度が入れてありますが、非常に書き心地は良いです。
筆記中は芯の断面が紙の表面にぴたりと合って、芯先から天冠まで全く揺らがない堅牢さがすばらしい。
小型手帳へのこまかいメモからノートまで使い勝手抜群の0.5mm芯なので、他に持ってる、ちょっと良い値段した海外ブランドのシャーペン(たいてい0.7mm)とうまく使い分けできそうなのも嬉しいです。
クリップはガッチリと硬くて紙1-2枚程度しか挟めませんので、転がり留めの役割が主になるかな?
彫りはさほど深く入ってないので、手にやさしい丸軸を楽しんでます。
あえて言えば、季節柄、持った一瞬のヒンヤリが気になるくらいです。
ほどよい華奢さはあるので、上等の革ペンケースに入れて外にも(旅にも)連れ出したい!
限定とか桐箱入りとか考えるとドキドキするのですが、そう有り難がりすぎず、重め金属系の即戦力としてどんどん使っていきたいと思ってます。
★3割引とお買い得だったので、Amazonで買いました。
→ プラチナ万年筆 アンティーク 「早川式繰出鉛筆」 シャープペン限定複製 シルバー M-10000B
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2013.01.27
「美しい収納術」を読みました。
特集テーマが好きなことが多いのでよく購入している、月刊のCasaBrutusは背のデザインがスッキリと、白地にアルファベットのみで統一されていて、洋雑誌みたいなところが好き。
棚に並べたときの景色まで計算されているところが良いなぁと思います。
コレに限らず、雑誌は(よほどの必要記事のみ)スキャナで電子化して半年程度で廃棄してしまうほうですけれど、まあこうなってしまうと実はあんまり見ない。
倉庫の奥深くに仕舞い込む感覚というか...。
CasaBrutusの収納やインテリア特集は別格に好きなので、リアル本棚からはなかなか移動できません。
それが今回、ここ3年くらいの収納記事をまとめ直したムック本が出ました。
うわーこういうの待ってた!
●Casa BRUTUS特別編集 完全保存版 美しい収納術: STRAGE BOOK (マガジンハウスムック CASA BRUTUS)
月刊時の感想を今までにも何度か書いていますけれど、ここに載る収納は家主がとにかく、知恵と時間とお金を惜しみなくかけているであろう事が、他誌との違いだろうなあ。
棚や引き出しも、オーダーで作りましたという素晴らしいものが多い。
箱やファイルバインダーひとつ取っても、時間を掛けて納得のいくデザインのものを発見し、徹底的に集めて揃えた統一感の美しさと言ったら、誌面の写真を撫でたくなるほど。
(特に、見えない場所の)収納関連はせいぜい100円均一店モノや、日頃発生する空き箱コレクションでまかなっている(「Apple製品の箱が一番お洒落なので再利用するまで捨てられないわ〜」とか言ってる)レベルでは ← 私です、あまり参考にならないか?と考えてはいけないのです。
手本にするべきはそのセンスと、目指したいと思う気持ちかと。
文具やら本やら、好きなモノが身の回りに集まっている環境を愛する方々には、こういうのもあるんだなあ(いつか真似したいなあ)という実例見本帳として手にとって欲しい気がします。
表紙にもなっていますが、平林奈緒美さんの仕事資料収納アイテムの数々は、月刊掲載時から憧れです。
その他、標本のように小物を収める箱収納法や、小型食器の引き出し内での並べ方、蔵書を使いやすく壁一面に置いていく方法等々。
食品ストック系だと、野田琺瑯の、あの白い箱がぎっしり冷蔵庫内に積まれているページが圧巻。
4個程度の所有でもう使い切れていない自分はおおいに反省です。
琺瑯って、洗いやすいし冷えやすいからもっと活用しないとね…
というわけで、過去のとびとびになった特集誌のほうと入れ替えて、この本を長くとっておくことになりそうですよ。
しかしここにもいくつか掲載されているけれど、壁一面、天井までの造り付け棚というのは、見た感じのスッキリさはとてもかっこいいのですけれど、日頃の埃とりの掃除や、地震対策は大変じゃないかなぁ..
と、一応似たような(といっても小さーい)棚を持っている身としていつも気になります。
●関連過去記事:収納特集雑誌を読みながらもくもくと。
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2013.01.22
1月終盤、手帳書きのこまごま。
なんと、来週で終わっちゃうんですね、1月…(頭をかかえる)
年度末までは、きっと一瞬かも。
ウィークリーで今年版から使い始めたSOLA Diaryソフトカバーのバーチカル、順調にページが進んでいます。
いろいろなペン先やインクで試しているけれど、どれも非常に心地良く書ける。
休眠中だった万年筆も復活しつつあるほどで、なんだか新鮮!
●関連過去記事:SOLA DIARYを使い始めました。
A5もの広さがあるとメモ欄にも必要事項がたっぷりと書けるので、コレ1冊に大事な(事務的にも重要な)ことが集約されている安心感があります。
使用開始はいつのことになるかわかりませんが、同じくソフト装の横罫ノートも買い足したよ!
目次付でなおかつ、ページ番号が振ってあるところが良いと思います。
とはいえ、ここまで約10週間分使ってきて気付いた問題点があるとすればまず相変わらず、「開きが硬くて(綴じ部分に一番近い中央部の)金曜日の列が書きにくい」ことかなー。
構造としてはほぼ水平に開く感じはあるのですが、背で紙束をまとめている糊の層に柔軟性がないのです。
使い続ければ改善できることなのか、結局ずっとこんな感じなのかは、追って観察していきたいと思います。
(このあたりの綴じ方のクオリティがハードカバーとの価格差なのかな?)
完全じゃないけど、解決法は見つけました。
週の初めに、板状のもの(重い本とか)をのせてギュっと見開きを押す!
コレやると金曜列の使い心地がかなり違います。
あともう一点、比較的「手の油分がのっかりやすい(それが筆記に影響しやすい)紙」。
季節柄ハンドクリームなどは欠かせないのですけれど、うっかりペタリと手を触れてしまった場所は水性インクが驚愕するほど滲むのでわかります。
こういうことって基本、どんな紙だろうが万年筆で使うときは気をつけるべきことなんでしょうけれど、この紙は特に心する必要があるなあという実感です。
右手の、手帳に触れる部分の下に情報カード大の紙片をはさんで書き込むとなかなか具合良いです。
Meadの5×3などはサイズも紙質も含めてこの用途にオススメ。
というわけで、(手洗い以外に)これもなんとか、解決法発見。
当然 上に書いた、「見開き広げプレス」も、素手でツツーっとやるのは避けたほうがいい感じ。
手汗が気になってくる暑いシーズンも引き続き要対策でしょう。
ちなみに上掲載写真のシャープペンシルは昨年購入したカヴェコのものです。
最初0.7で購入して、デザインも使い心地も非常に気に入ったので0.5も細字用として後日増員!
仕事にもメモにも活躍中なのです。
●関連過去記事:カヴェコの「ペンシルスペシャル」を買いました。
カワイイ!と思って購入したEDIT手帳の小型サイズ。
さてどう使おうかとうっすら悩みつつ年末ぎりぎりまで未開封でした。
●関連過去記事:エディットの手帳(小さいほう)を買ってみました。
とりあえず正月に、年賀状の印刷について図を描いてみたのだけど
(ハガキ用トレイで使うときに、印刷面の上下裏表の区別にいつも悩むため。)
それをキッカケに、"いつも手に取る覚え書き"として使いやすいかも..と気付きました。
傍らに置いといても邪魔にならないコンパクトさだし、辞書っぽい紙質なのでぺらぺらとめくりやすいんです。
見た目や表紙の触り心地も、読み返す楽しさを後押ししてくれてる!
以降、現在まで、日付は無視・箇条書きで(1項目につき3-4行〜多くても1ページ分程度)・「自分に教えておきたい(外界から入ってきた)お得な情報」を時系列で書き増やしていってます。
PCに向かいながら片手間に書くことも多いので、なにかの操作関連メモであることも多いんだけど…
「Macの修飾キー図解」の次は「シャツの漂白方法」が来たりする混沌具合が読み返してなかなか楽しい。
まだそんなに毎日熱心に書く用事もなくて、今日の日付にもページが1週間ばかり追いついてないけれど。
このペースがノッてくればいつか逆転のタイミングがあるような気がします。
現状1軍にも2軍にも分けてないんですけれど、内容を分別しないでひたすら時系列に書き連ねる「情報の放牧」の面白さってこういうことなのかなー?
●関連過去記事:「放牧する」ノート作りをやってみようかな?
EDITのぺらっとした紙はブルーブラックインクでくっきりと書き付けるのが似合う気がするんですが、ウォーターマンのだと緑化変色がすごく早い傾向であることに気付きました。
今はプラチナのブルーブラック使用率多め。5mm幅のほそーい横罫なので細字を楽しむメモ帳にもなってます。
※2014年版以降の情報収集でこの記事に辿り着いた方へご注意※
ここでレビューしたものと2014年〜版は、ページの紙質が変更されています。
書き心地やインクとの相性等、ここに書いた内容と違う可能性がありますので、どうぞご注意ください。
外界からの取り入れ情報がEDITだとすれば、自分の頭の中から発信する方面の、「アイデア」「検討」「対策」などは引き続き雑記帳(今はマルマンの文庫サイズの「カバーノート:差替用」← 文庫サイズでは一番好みに合ってるので2〜3冊周期で必ずコレに戻ってきてしまう。)に書き連ねています。
考えながらのびのび書くにはやっぱりA6以上の広さは欲しいのでこの組み合わせは具合良し。
検索してみたところ、昨年は4月始まりのEDITもあったそうなので、それまでにこの方式での春版B6との併用を真剣に検討しましょう。
時節柄各種用件が忙しくなってきており、SOLA Diaryへ集中的に詰め込んでいる事項も多いので。
それ以外の領域は心身の余裕がないと進められず、いまだざっくりレベルの実施ですけれど。
情報の方向(自分の外から/内から)のみでメモ帳を分けるって、けっこう面白いなと思っている次第です。
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2013.01.11
無印の仕切り箱がペン収納に好適(その2)
無印良品のアクリルケースや、専用の仕切り箱をそれぞれ(または組み合わせて)小物整理に使ってる方は多くいらっしゃるかと思います。
各種文具収納用としてなかなか高機能である件は、今までの記事でも何度か書いてきました。
2007年のものですが、下記事を(その1)とします。
●関連過去記事:無印の仕切り箱がペン収納に好適。
↑
これ、最終的には4つ購入して机の天板下引き出しに格納。
(記事当時より中身・収容本数ともに今はだいぶパワーアップしてますけどこの場所)で威力を発揮しています)
中程度規模軸:モンブランなら146、ペリカンなら800まで:ぴたりと並ぶ便利なサイズだったのに!
もうこの仕様のは売ってないんですよ…
仕切り壁の位置がタテヨコ逆のものなら生き残ってます。
間違ってコレ買ってきて、あとから呆然….
そして、最近買って気に入ったのが、この仕切り箱。
○アクリルメガネ・小物ケース用ベロア内箱仕切 | 無印良品ネットストア
もちろん当初は眼鏡置き用に買ったんですが、このメガネはいわゆる初期rogan向けなので常用でなく、机上での読み書き時など限定でつけるもの。
蓋がついてないこういうメガネ皿みたいなのがあると何かと便利な気がして。
シンプルすぎる形状なので500円は意外と高い?とも思ったのですが、大きさピッタリだし、四方の壁も高くベロアのふかふかな毛足で耐衝撃性もじゅうぶん。
ディスプレイの脇など小さな隙間にも置けてなかなか使いやすいし、視覚的にも邪魔にならない。
めがねっこ(めがねおとな)の皆さんには是非おすすめなアイテムだと思います。
でもとりあえず、いつものように万年筆も格納してみましょう。
・・・とやってみたらこれがまた!
モンブランの149や中屋のポータブルなど、長めの軸のペンが誂えたようにぴったりとはまる。
しかも、これらを2本並べても触れ合わない程度に安全な横幅は有りで。
(毛足のある内部なので、多少揺らしても軸が転がることはありません。)
"歯ブラシ立て"がカジュアル筆記具1本用ペンスタンドだとしたら、こちらの"眼鏡トレイ"は大事に守りたい高級ペンの「1本(最大で2本)置き場」ということになりましょうか。
●関連過去記事:歯ブラシ立てをペンスタンドにしてみました。
転用度の高さ、さすがだ無印。
というわけで、本来の眼鏡用にも惜しみなく使いたいので、2箱目を入手したばかりです。
コロリと1本、149(洗浄後長らく休ませていたFペン先が急激にお気に入り中!)を寝かせ、手帳やノートパソコンとともに日当たりのよい部屋へ移動したり。←こういうのなんていうんですか、家庭内ノマド?
普段からの「手元の1本用ペントレイ」としてかなり便利に愛用しています。
現在、売り場に行くたびにうぅむと思ってるんですけれど、このベロアの仕切り箱が引き出し内に1個づつすっぽりと収まるアクリルのケース。
○アクリルメガネ・小物ケース | 無印良品ネットストア
4段のタワーのように縦にするもよし、参考画像をみると横にも重ね置き出来そう。
クリスマス用と称して、この引き出しに赤や緑のベロアを使った限定色の仕切り箱が既にセットされたものも売ってまして。
結構欲しくなってホホゥ(これにペン並べまくったらすごくいいかも)と眺めていたのでした。
まだ残っているお店も多いかも。
無印雑貨に発生しがちな「いつのまにか廃番」の悲劇をここで味わいたくないので。
とりあえずこのふわふわな仕切りだけでも!めがねユーザーの人数分と、体格の良いペン達の収納用に、もう少し買っておこうかと思ってます。
●関連過去記事:
記事内で、商品名から無印のストアへのリンクは(既に廃番等の理由で)該当の商品ページが存在しない場合があります。
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2013.01.05
デジタル雑誌の年間購読を始めました (Martha Stewart Living)
本年も当ブログをよろしくお願いいたします。
紙媒体で購入していた時期も長かったし、以前からどうしようかなと思っていた電子版のMartha Stewart Living。
iPadのNewsstand内で読める形式の月刊誌ですが、思い切って1年分の定期購読を申し込んじゃった。
今後通貨事情で変動していくとは思いますが現在、1年購読で1700円。
(六ヶ月購読で1000円。1号ごとの更新契約で1ヶ月170円。自動更新無しの単品購入(バックナンバー含)だと350円/1冊)
●Martha Stewart Living Magazine for iPad
現在も、書店やAmazonで紙版を購入すると輸入雑誌ゆえに1冊1000円超え!
それに較べれば感涙の安さと言えましょう。
定期購読すると1冊あたりがぐーんと下がるのも特徴な、本国での値段を素直に円換算した値段なのが有り難いです。
し、しかも、契約してみたら、最初の1冊(ひと月分)はお試し無料という太っ腹なので実質13冊分。わーい。
終了のタイミングで「要らん」と思ったら契約解除しないと自動更新となってしまうのが定期購読の緊張するところですが、今のところはずっと読みたいと思っている雑誌なので嬉しいです。
(契約関連の諸々設定はiTunesStoreに管理ページがあります。)
●公式サイト入り口はこちら→ marthastewart.com。
以前1度購入して、電子雑誌としてのクオリティの高さが結構気に入っていました。
無料の見本誌がありますので興味がある方は是非。上に並べた画像も見本誌のものです。
これも年に1~2回くらいは新しいのが出てるみたい。
(TVショーのほうとは内容はほとんど連動してないです。最近見てないなー)
これはそもそもの紙版とも共通することですが、写真(撮り方と、被写体の数々)が非常に美しくてセンスがあると思います。
内容は日本でいう「クウネル」や「天然生活」といった雑誌が近いかもですが、国が違うと雰囲気もだいぶ変わるなあという印象はあります。
ざっくりくくると生活情報誌ですが、特集記事はシーズン行事に合わせたものも多く、料理や住まい(インテリアから庭仕事まで)・家事関連の提案を中心に幅広め。
スクラップブッキング用品などの独自ブランドも展開しているだけあって手工芸ネタも多いので、文具の話もちょこちょこあったり。
ハロウィンやクリスマスで盛り上がる秋~冬の号は特に読み応えありますよ。
印刷用のデータと全く同じというよくある電子書籍とは違いまして、表紙からいきなり写真が動き始まるし、記事内にも調理風景やインタビューなどの動画が豊富。
タップすることで写真が入れ替わったり、品名が写真の上に浮かび上がったり、わりとタブレット向けにきちんと作った仕掛けが多いのです。
また、章内で次のページに行くときは縦方向、次の章に移るときは横方向、とめくり方向が違うのも結構面白い。
(タテヨコに階段状に読み進む方法は現在地がわかりにくいので当初とまどいましたが、ページ構成全体をサムネイル俯瞰できるボタンを発見して一件落着。)
iPad画面に最適化されたレイアウトをかっちりと作り込んであるので、指先での拡大やテキストの選択もできないのがちょっと惜しいのですが。
..となるとやはり、なるべく大きい画面のタブレットで読みたくなりますから、KindleFireHDなどのサイズでは厳しめかも。
(現在のところKindle版は販売されていませんが。)
端末から削除しても、購入分はいつでもダウンロードし直せますが、1号あたりのデータの重さは上記のように凝った作りゆえそれなりあります。
そうそう。
今回読んでみてオオっと思ったのは、広告ページもそのまま掲載されているところ。
食品等が中心ですが、これらを眺めるのも大きな楽しみの一つ。
webなどに応用できそうな綺麗なデザインのものが多いです。
(日本の電子雑誌は広告部分が白抜きになっていることが多いのでこの点残念すぎる。)
もしかしたら来週か中旬くらいで2月号が出てしまうかもしれないのですが、ポチった当日がちょうど元旦だったし新年キリのいいところから読み始めたかったので1月号からスタートしました。
読みものページもわりと多いため、電子辞書を引き引き早速楽しんでいます。
(語学力ゆえに)なかなか読み終わらないところもお得感倍増です。
ちなみに電子辞典はジーニアスが入ったシャープのものを長いこと使っています。
iOSアプリで辞書買うのは結構好きなんですが。
しかし実は、物理的にキーボードボタンがついている”専用機”のほうをついつい愛用。
iPhone/iPad用向けだと下記の辞書がかなりわかりやすいので気に入ってます。
○コウビルド英英和辞典(米語版) | iPhone | 物書堂 ←販売元サイト
英英もありますが、多少収容語数が少なくても英英和のほうが頭に入りやすく面白いのでおすすめ。
ジーニアスのほうで調べて難解だった言葉でも、コウビルドの簡潔な例文でナルホドと思った件が多いです。
★関連過去記事:デジタル雑誌の年間購読を始めました(pen)
↑更新して今も読み続けています。
その間気付いたこと。
自炊書籍も含めて、電子データの「置き場所をとらない」利点は素晴らしいのですが、それは欠点にもなり得るんだなぁと。
リアル書棚ほどには視界に入らないせいか、その存在(雑誌の場合、最新号が出たこと)を忘れてしまったら最後、死蔵の危険性が甚大。
月2回発行の上記「pen」などは、次号や次々号が出てからまとめ読みするなんてことも度々あります。
今回契約した雑誌も気をつけなければ...!