デジタル雑誌の年間購読を始めました (Martha Stewart Living)
本年も当ブログをよろしくお願いいたします。
紙媒体で購入していた時期も長かったし、以前からどうしようかなと思っていた電子版のMartha Stewart Living。
iPadのNewsstand内で読める形式の月刊誌ですが、思い切って1年分の定期購読を申し込んじゃった。
今後通貨事情で変動していくとは思いますが現在、1年購読で1700円。
(六ヶ月購読で1000円。1号ごとの更新契約で1ヶ月170円。自動更新無しの単品購入(バックナンバー含)だと350円/1冊)
●Martha Stewart Living Magazine for iPad
現在も、書店やAmazonで紙版を購入すると輸入雑誌ゆえに1冊1000円超え!
それに較べれば感涙の安さと言えましょう。
定期購読すると1冊あたりがぐーんと下がるのも特徴な、本国での値段を素直に円換算した値段なのが有り難いです。
し、しかも、契約してみたら、最初の1冊(ひと月分)はお試し無料という太っ腹なので実質13冊分。わーい。
終了のタイミングで「要らん」と思ったら契約解除しないと自動更新となってしまうのが定期購読の緊張するところですが、今のところはずっと読みたいと思っている雑誌なので嬉しいです。
(契約関連の諸々設定はiTunesStoreに管理ページがあります。)
●公式サイト入り口はこちら→ marthastewart.com。
以前1度購入して、電子雑誌としてのクオリティの高さが結構気に入っていました。
無料の見本誌がありますので興味がある方は是非。上に並べた画像も見本誌のものです。
これも年に1~2回くらいは新しいのが出てるみたい。
(TVショーのほうとは内容はほとんど連動してないです。最近見てないなー)
これはそもそもの紙版とも共通することですが、写真(撮り方と、被写体の数々)が非常に美しくてセンスがあると思います。
内容は日本でいう「クウネル」や「天然生活」といった雑誌が近いかもですが、国が違うと雰囲気もだいぶ変わるなあという印象はあります。
ざっくりくくると生活情報誌ですが、特集記事はシーズン行事に合わせたものも多く、料理や住まい(インテリアから庭仕事まで)・家事関連の提案を中心に幅広め。
スクラップブッキング用品などの独自ブランドも展開しているだけあって手工芸ネタも多いので、文具の話もちょこちょこあったり。
ハロウィンやクリスマスで盛り上がる秋~冬の号は特に読み応えありますよ。
印刷用のデータと全く同じというよくある電子書籍とは違いまして、表紙からいきなり写真が動き始まるし、記事内にも調理風景やインタビューなどの動画が豊富。
タップすることで写真が入れ替わったり、品名が写真の上に浮かび上がったり、わりとタブレット向けにきちんと作った仕掛けが多いのです。
また、章内で次のページに行くときは縦方向、次の章に移るときは横方向、とめくり方向が違うのも結構面白い。
(タテヨコに階段状に読み進む方法は現在地がわかりにくいので当初とまどいましたが、ページ構成全体をサムネイル俯瞰できるボタンを発見して一件落着。)
iPad画面に最適化されたレイアウトをかっちりと作り込んであるので、指先での拡大やテキストの選択もできないのがちょっと惜しいのですが。
..となるとやはり、なるべく大きい画面のタブレットで読みたくなりますから、KindleFireHDなどのサイズでは厳しめかも。
(現在のところKindle版は販売されていませんが。)
端末から削除しても、購入分はいつでもダウンロードし直せますが、1号あたりのデータの重さは上記のように凝った作りゆえそれなりあります。
そうそう。
今回読んでみてオオっと思ったのは、広告ページもそのまま掲載されているところ。
食品等が中心ですが、これらを眺めるのも大きな楽しみの一つ。
webなどに応用できそうな綺麗なデザインのものが多いです。
(日本の電子雑誌は広告部分が白抜きになっていることが多いのでこの点残念すぎる。)
もしかしたら来週か中旬くらいで2月号が出てしまうかもしれないのですが、ポチった当日がちょうど元旦だったし新年キリのいいところから読み始めたかったので1月号からスタートしました。
読みものページもわりと多いため、電子辞書を引き引き早速楽しんでいます。
(語学力ゆえに)なかなか読み終わらないところもお得感倍増です。
ちなみに電子辞典はジーニアスが入ったシャープのものを長いこと使っています。
iOSアプリで辞書買うのは結構好きなんですが。
しかし実は、物理的にキーボードボタンがついている”専用機”のほうをついつい愛用。
iPhone/iPad用向けだと下記の辞書がかなりわかりやすいので気に入ってます。
○コウビルド英英和辞典(米語版) | iPhone | 物書堂 ←販売元サイト
英英もありますが、多少収容語数が少なくても英英和のほうが頭に入りやすく面白いのでおすすめ。
ジーニアスのほうで調べて難解だった言葉でも、コウビルドの簡潔な例文でナルホドと思った件が多いです。
★関連過去記事:デジタル雑誌の年間購読を始めました(pen)
↑更新して今も読み続けています。
その間気付いたこと。
自炊書籍も含めて、電子データの「置き場所をとらない」利点は素晴らしいのですが、それは欠点にもなり得るんだなぁと。
リアル書棚ほどには視界に入らないせいか、その存在(雑誌の場合、最新号が出たこと)を忘れてしまったら最後、死蔵の危険性が甚大。
月2回発行の上記「pen」などは、次号や次々号が出てからまとめ読みするなんてことも度々あります。
今回契約した雑誌も気をつけなければ...!
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コメント
私は「real simple」を年間購読(2100円)してみました。
つくづく思うのは、英語と日本語ではデザイン性に差があるということ。
以前日本語の同誌を読んだけど、英語のそれにはかなわない(すでに廃刊)。
紙じゃないと詳細な色合いはわからないけれど、カリグラフィーを書く時の参考にすることがあります。
モチロン、次号までに読み切るのはヒーコラなのですが…
投稿: yuru | 2013.01.06 17:04
おお、とても良い雑誌ですよね。
やっぱり電子版はお買い得!
そーいえばありましたね、リアルシンプル日本版。
手帳の付録が印象に残ってる雑誌だけれど、確かになんか見た目に違和感(文字とあってない感じ)がありましたね。それで覚えてます。
ライフスタイルの差もかなりあるんでしょうが、アルファベットの合うレイアウトデザインというのは日本のそれとは違いますものね〜
これから一緒に頑張りましょう。
投稿: ほしの | 2013.01.06 19:42