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2013.03.28
2本に増えました。(パーカーのインジェニュイティ)
「次」はどうしようかと1年くらいかけて検討していた気もするのですが、なかなか気に入ってるペンなので、とうとう増やしてしまいました!
●1本目購入時の記事:
・パーカー「インジェニュイティ」を使い始めました。その1
昨年購入したオリーブグリーン芯、しょっちゅう使っているうちにだんだんと専用化が進んできて、他の芯の存在感が薄くなりつつあり←言い訳。
●関連過去記事:インジェニュイティの新色芯を買ってきました。
オリーブグリーンの他には、同時買いしたピーコックグリーンとバーガンディ、パールホワイト軸を買ったときについてきた黒と、青芯なんて細字も中字も持ってるのです。
これらの芯を生かすために、軸がもう一本あってもまあいいでしょう。
・・・と自分に言い聞かせたのでした。
カラフルなリング多重デザインや、比較的廉価クラスの軸も出てきたにもかかわらず、初代デザインのコレにしてしまったのは、だいぶ(通販での)値段がこなれてきたことと、こういうツルっとした塗り軸の触感が好きだからです。
ちなみに私が買ったこの軸は、もともとの黒インク芯すら入ってなくて、そっくりな形のプラスチック製ダミー芯が軸内に入ってました。
並行輸入品なのでしょうがAmazonでもかなり割引率が高くて、なかなかイイ買い物ができましたよ。
今回、さらに太めのほうを選びました。
スリムじゃないほうの、レギュラーサイズ軸。
艶々とした黒 - イエローゴールドの組み合わせがなかなか色っぽい雰囲気で気に入ってます。
赤革文具に映えるのだ。
(●関連過去記事:あかね色のペンケースを買いました。
↑当時の販売ページが見つからないので廃番かもしれません。)
「首軸から上にキャップの厚み分の段差」をつけて一段階太くしたものがレギュラーで
(その代わり、キャップをしめると一体化した棒状になってスッキリ)、
スリムは逆に、「軸そのものは段差ナシ」なのでキャップをしめるとその厚み分だけ太くかぶさる。
という仕組みの差も、2本並べて眺めて学習できました。
首軸-ペン先パーツは双方ほぼ同じサイズといって良く、持つ位置によってはレギュラーとの直径差はそれほど感じないかも。
手にズッシリなのですけれど、この重量感がインジェニュイティならではの個性なのではないか?
(軽くなる程「書き心地が似ている・もっと安いペン」を連想してしまう気もするし。)
と、このごろ思い始めてきたのも、あえて1本目より太い軸を選んだ理由であります。
シュルシュルと自重だけでペンが走る書き心地はとても良いです。
万年筆のようにキャップを毎回しめて乾燥を気にしなくてもよいので、そのまま机上にコロッと置いとけることも、状況によっては非常にラクに感じるんですよね・・・。
まずは、オリーブグリーンと使用率互角になりつつある、鮮やかブルーの細字青芯を入れてその居場所を確保です。
とりあえず、青用の軸ができれば、とずっと考えていたのです。
せっかくそれなりに書き心地良く育ってきた(というか、筆記角に合わせて減ってきた)芯ですが。
表裏どちら向きでも装着できてしまうので、いったん外してまた入れようとすると、今まで使っていたのはどちら側だったのかわからなくなる!ということに気付きました。
あえて裏返して筆記角の新鮮味を味わうというワザもありますが、それにしてもすぐに区別が付くほうがいいですよね。
と、いうわけで、私は今まで使い込んできた側のペン芯のところに、鉛筆で●を書き込んでいるのです。
うっすら反射するだけの記号なのでわかりやすい。
(インクの染みに見えなくもないので、気になる方は、あえて裏側にまわすしるしとしてどうぞ)
バンクペーパーの場合、裏抜けもギリギリのところで留まってくれるので(笑)SOLA Diaryにもよく使います。
(もっとも、そんなに裏抜けを気にするほうではないので能率手帳にも使うよ..)
ざくざくとひとり脳内会議や、仕事のごく粗い段階のスケッチをオキナのA4プロジェクトペーパーの上でかきまくることも最近よくやっています。
今までは鉛筆芯とのコンビで書き込んでいましたが、これでようやく色違いインクも使えることになったので嬉しいなあ。
○今回の黒軸はこちらで購入しました(Amazon)
→ PARKER(パーカー) インジェニュイティ F(細字) S1-1201 ブラックGT
これはスリムではなくレギュラー直径の軸ですのでお間違いのないように。
あと、「細字」って書いてあるけどダミーの樹脂棒しか入ってなかったよ…私のは(ノ∀`)
↑
★コメント欄に頂きましたが箱のわかりづらいところにオマケ黒芯が隠されている可能性があるそうです。
箱はとっくに捨ててしまったので確認のしようがなく、ガッカリ中であります。
皆様もご注意を!!
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2013.03.20
RSSリーダーについて考えたこまごま。
先日、Googleリーダーが7月でサービス終了するというニュースが出て、(あくまでも私が属するネット周辺では:)盛り上がりました。
ここはけっこう多くの人が使っているという主流な印象があったので、へぇ〜と驚きましたよ。
うちのブログも、Googleリーダーから読んで頂いている人数はかなり多いのです。
RSSリーダーというのは、ざっくりいえば「ブログの新しい記事をいち早くチェックして、その場で読むこともできる」ものです。
ブログは、更新しました!というお知らせみたいなものを発射するので、それをポストのように受け取ってくれるんですね。
ブログ(お知らせの発射元)は自分で好きなものを登録できます。
最近は、いかにもブログっぽいところだけでなくニュースサイト等いろんなところがRSSリーダーに登録できるので、カテゴリー別にフォルダ分けしたり等うまく使いこなすと、なかなか便利なのです。
でもまあ、Googleが打ち切る程なんだから昔ほどは使われていないってことなんでしょうかね?
今はSNSもいろいろあってそこから情報をとる人も増えてるのでしょう。
たしかに、速報性の高いニュースはtwitterのタイムラインから知ることも増えてきました。
誤報や私見寄りだったりのノイズもブログ以上に多いので、アテにしすぎちゃダメとは思うけどね!
私自身は、ブログに首を突っ込むのも早かったので最初はBloglines、そこが終了だときいて2007年くらいからlivedoor Readerを使っています。
Googleリーダーのユーザーの皆さんには、移行先としての候補に是非加えて頂きたいです。
見かけがお洒落なリーダーではないんですが、その分飽きず堅実に情報を消化していく感覚が好き。
ショートカットやブックマークレット等で効率的に操作出来るし、国内サービスかつ歴史もそれなり長いので解説や改良のHow toもネット上に多い…というのも助かるかも。
○参考ページ:livedoor Readerパーフェクトガイド : NHN Japan ディレクターブログ - Season 8
「LDR Full Feed」というのを組み込むのが、有名オススメ追加機能です。
各フィードの下に付いているオレンジのボタン(またはgキー)を押すと、可能な限り全文取ってきてくれるのでラクなのです。
Greasemonkeyで動作するスクリプトです。
○ldr full feed - Google 検索
じゃあsafariではダメなのかなーと思っていたら、LDRFullFeed on Safariというものが存在してたのには感激しました。
そんなわけで、今回のGoogleリーダー終了の話にはなんの影響もなく「死角はなかった!」と安堵の私だったのですが。
feedlyというところが、Googleリーダー亡き後もまかせろー!という名乗りをいち早く上げて話題になり、急にそっちも気になってしまいました(笑)
ここ、今のところは「Googleリーダーをオシャレに閲覧する」ためのサービスなので、使うにはまずGoogleリーダーのユーザになる必要が。
livedoor Readerの登録データをエクスポートしてとりあえず体験してみることにしました。
○参考ページ:2日で50万超のGoogle Reader難民が Feedly に流入。新機能を毎週追加へ - Engadget Japanese
うーむ、なんだか綺麗すぎて戸惑い中です(笑)
iOSアプリも万全に揃っていますし、まるで海外雑誌をサラサラめくり続けるかのような軽やかさを感じます。
Preview機能なども便利なので結構うらやましい…。
「全く違う紙で同じものを読む」のもなかなか面白い体験なので時折の並行閲覧は続けており、アンインストールするほどではないのですが。
livedoor ReaderからFeedlyに乗り換えるか?というには、個人的には一押しも二押しも足りない現状です。
慣れすぎたネットサービスというのは、手に馴染んだペンやノートのようなものですね。
たとえオシャレじゃなくても離れがたいものなのだなあとしみじみ。
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2013.03.14
「Casa BRUTUS」の文具特集(4月)号も読みました。
インテリアとか建築方面の雑誌だと思っていたのですが、今回は文具の特集ときいて、こちらもホクホクと注文しました。
○Casa BRUTUS (カーサ・ブルータス) 2013年 04月号 ← Amazon
全ページのなかで半分強が文具関連に割かれているのですが、非常に内容が濃くて大満足であります。
しかも雰囲気がお洒落!
「あの人の筆記具」という特集がとても読みごたえありましたよ。
単純な商品紹介よりも、「あの人(他の号でも何度か見かけたことのある、主にクリエイター職の方々)は普段これを愛用している」を中心にした構成で。
他人様の机の上やノートの内容やペンケースの中身を知りたい人には一見の価値ありです。
20人それぞれの、使い込まれたり、たいせつにストックしてただ眺めているだけでも楽しいという文具は、メーカーも国内外いろいろで。
旅先のスーパーにでも売っていそうな気軽な価格のものも多く、お揃いで使いたくなってきます。
ポストイットに漫画を描いたり、無地のツバメノートを大量にとっかえひっかえ使う方法など、興味深い発見も多し。
そして、私の本棚にも数年前から並んでいる「文房具を買いに」「なにを買ったの?文房具」の最新バージョンとして、「片岡義男の文房具を買いに 2013」が掲載されてまして。
今回も「ふらっと思いついてドサっと買ってとにかく積んでみました」という感じの、ノートやペン達の写真は健在だったのでした。
どう使うのか今のところわからないし実際は使わないかもしれないんだけれど、びっしりと書き込んでみたいという気持ちを起こさせてくれるから惹かれる。
・・・という極力淡々とした(しかし文具マニアなことは隠せない深さを保つ)文体にも再会できました。
ジャケットの胸に差すのなら、「阿呆にしか見えないポケットチーフとやらより、定規のほうがはるかに好ましい。」
って、いいでしょ?
これ、連載してくれないかなあ!
●関連過去記事:「なにを買ったの? 文房具。」を読みました。
パリのセレクトショップ「メルシー」が選んだお気に入り日本製文具の特集も楽しかったです。
(ここのお店、パリへ行く機会があれば是非買い物に行きたいです。マレ地区にあるらしい。)
フランス先行発売の歴史があるフリクションやショットノートを褒める一方で、ハリナックスは紙へのダメージがあるからちょっと受け入れ難いとか、クルトガは真価がわかりにくい…いう彼らの意外な不満点も、他国の人の視点を学習できて衝撃だったのでした。
あと、ヴィトンの文具専門店もフランスに登場したときいて、これもまた「いつか行ってみたいところ」としてフセンを。
店内写真がかっこいいのなんの。
最近急激に、思い出したようにラミー2000のメカニカルペンシル(7年前に購入した0.7mm芯仕様)の使用度が高まっている私としては、「ラミーの秘密」も楽しく読むことが出来ました。
シャンパンゴールドの新色アルスター欲しいです!
というわけで、一貫して、文具はとにかく道具である。ということを気付かせてくれる(モンブラン149もBiCのボールペンも同列に、丁寧に撮られ語られている)よい雰囲気を味わうことができました。
自分も真似して(またヨーロッパなどに行くことがあれば)こういうカッコいいのを買ってきたいなー!というページにフセンをつけていたら、ひらひらといっぱいになってしまった今号です。
そういえば私、Macをメイン環境に据えてから半年弱、1日単位用のTodoリストはOS標準の「リマインダー」を結構愛用してたんです。
「メモ」なんかもそうだけどiCloudで同期できるってホントに便利だなあと。
・・・しかしいつのまにか再び昔のように
”日付スタンプを押したノートへ毎日箇条書き” へ戻ってしまいました。
どう考えても、あらゆる面で便利なのはデジタルでやるほうなのに!
紙へ書く、あの感じがないと寂しい。
という理由しか思いつかないんですけれど。
アナログ道具による不自由から生まれる負荷も、人生の上で大事なんですよきっと。
とカッコいいことを言ってみます。
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2013.03.13
「趣味の文具箱 25」を読みました。
最初の号を買ったのはつい最近のような気もしてましたけれど、なんとこれで25刊目。
全部もってる自分もすごいなー
○趣味の文具箱 25 ← Amazon
表紙の写真が美しい!
モンブランのファンとしては、これ眺めてるだけで白いゴハンがおかわりできそうです。
「死ぬまでに絶対使ってみたいペン」特集とのことで、定番な名品もたくさん掲載。
図鑑的に楽しく読むことが出来てなかなかの満足度です。
この『趣味の文具箱』が創刊されたくらいの時代ちょうど、私の万年筆への興味も「そういえば学生の時使ってたなー」という感じにフッと湧いてきたのでした。
初めてこの本を買った頃はサファリにコンバーターを付けるワザ(?)を覚えたばかりの初々しい段階。
モンブランやペリカンの特集にフセンを貼りまくりながら「いつか買うわ」と、ページの端がしなしなするほど眺めてました。
・・・という記憶が、今号、原寸大の146+149の写真がドーンと載ってるページをひらいたときになまなましく蘇った次第。
(年月を経た今は、実物をページに押し当てて「おおホントに同じ大きさだ」とニヤニヤするくらいにはなりました。
そうそう、ペリカン800の原寸大ページも。)
きっとこの記事は、今にも買いそうに決意している人にはたまらない吸引力があるだろうなあと思います。
ヴィンテージ含む名品から新発売のペンまでぎっしり掲載されているので、次に欲しいものを頭の中で確保するにはちょうどよいカタログとして使えそうですよ。
モンブランもペリカン(のそれぞれ1本目)も、だいぶ以前にめでたく達成されたわけですが、"これで終了"とならないのが万年筆の沼の深みだなあ。
いつのまにかいろんなペンがどんどん増えていって大変なことになりつつあります。
一生モノが何本になったら満足するんでしょうか。
昨年、春に中屋のミュージック、秋にペリカンのルビーレッドを買ってしまったので。
今年は大物買い(に限って)は自重の予定だよ...
大特集されている茶縞ペリカンも、800型だからまあなんとかこらえてスルーしましょう。
(800は金ペン堂チューンの緑縞EFがあるから、もうこれで完結な感じ。
コンディションは全く文句なしだけれど、軸重量がもうすこし軽い方がいいなあと思う時もあるのです。
だから、コンコルド広場、ルビーレッドときて、またステキなのが出たら600型で。と考えてます。)
●関連過去記事:
・ルビーレッド色の万年筆を買いました。
載ってる新製品で気になる(というか買うだろうなの予感)は、やっぱりプラチナのシャルトルブルーかな。
ブルゴーニュがとても良かったし、あの濃青軸にターコイスなどの空色系インクを入れて細字で。とかなんとか妄想中。
↑最近また個人的細字ブーム到来なのです。
●過去記事:ブルゴーニュ色の万年筆を買いました。
巻頭、小日向さんの東京ステーションホテルの旅情あふれる机仕事の記事はうっとりと読ませて頂きましたが、「なんと!」と思わず声に出た解説がひとつ有り。
ステッドラーの2mm芯ケースに入っているアレ(短いパイプ状の部品)が、芯ホルダーのノックボタンとして付け替え用のパーツだったってことですよ。
コレは一体なんだろうなーとボンヤリ思っていた数年。
嗚呼、ようやくスッキリしたのでした。確かに便利だわ。
というわけで、今号もオススメです。
各デパート恒例の文具祭りイベントも盛り上がる春の読み物として、ぜひどうぞ。
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2013.03.06
「みそマドラー」を買いました。
雑誌などで台所や生活雑貨系の特集も増えてくるこの季節、何度かコミミにはさんで気になっていたこれ。
「はたして、こんな変わったもの使うか?」と思い直してはスルーしていたのですが(い、いつのまにか手がすべったらしく)届きました!
○レイエ 計量みそマドラー ← Amazon
さてその後、数日分の味噌汁制作時で使ってみました。
おお、これなかなかおもしろいです(驚)
味噌に差し込んでクルっと廻すと、ワイヤーの中に丸いかたまりが生成され、そのまま鍋の中で溶かすと味噌汁が完成。
(味噌が残り少なくても、スプーンのように何度か掬いながら廻すと球状味噌が出来ます。
いったんお玉の上 or 鍋の液体内で直接ぐるぐるやっても、綺麗に溶けてくれますよ。)
両端の丸いワイヤーは大小ありまして、大きい方でだいたい2杯分作れる量がとれます。
(小さい方は一人分)
これを使うことで、毎度同じ量で味噌汁が出来るので、うっかり濃すぎたり薄かったりの味のばらつきが出ない、とのこと。
ああ確かに。自分の味って慣れ過ぎてよくわからなくなってくるものなのです。
大人として、塩分量も気をつかわないとですね。
見た目は非常にシンプルな作りではあるのですが、ワイヤーはがっちりと丈夫で、予想外の硬度。
パイプとの接合もぐらつきはないし、ちょっと握ってもしなったり丸型が崩れたりということはありません。
特に感心するのは、ワイヤーの根元(持ち手パイプの両端)部分にゴミや水分が入らないように樹脂で蓋がされていること。
手入れも、食洗機に入れられるのでピカピカに保てるのも有り難いです。
ぱっと見では、1000円超の値段が付いてることに躊躇するのですが、手に取ってみると細部にわたって丁寧に工夫がこらしてある品質の良さがわかりました。
新潟県三条市の会社の製品なのですが、さすがメイドインジャパンと感心であります。
うちは大人ふたりですし、大きい方の丸型ワイヤーで片側しか使わないかなと思ったのですが。
小さい方は、調味液や卵の攪拌棒として結構活躍しています。
前述したようにワイヤーがしっかりと硬いので力が伝わりやすいんですね。
味噌汁以外にも、ちょっとした混ぜもの用途に手に取ることが多いので、これはよい買い物だったのではないか!
と安堵しているところです。
濃度に失敗することがなさそうという意味では、小さなお子様のお手伝いもまかせやすいかもです。
すくなくとも最初のうちはとても面白がって、率先して味噌汁作ってくれます。おとなで実験済み。
まあぜんぜん、こういうの無くても味噌汁は作れるんですけれど。
あると多方面に役立つので、飽きない楽しい道具だなと思ってます。
自分や、いつも作ってくれる人へのプレゼントにもおすすめな感じです。
○計量みそマドラー | オークス株式会社 ← メーカーHP
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●近年の台所用品関連 過去記事はこちら
・クウネル台所特集を読みました。(+台所用品をレビューした記事総まとめ)
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2013.03.02
PopClipが便利です。(Macアプリ)
1月頃にセールで安かったので衝動買いしたMac用アプリなのですけれど、毎日なかなかの活躍(私の中ではもう必須機能)なのがこのPop Clipです。
○PopClip for Mac ←制作元サイト。
現在のところ、おそらく450円くらいがapp Storeでの定価かと思いますが、上記のページから試用版が落とせるのでそちらから始めても。
iPhoneなどで、文字列を選択すると「コピー」や「ペースト」等々のメニューが字のすぐ上に立ち上がりますよね。
この機能がMacOSの上でも使えるアプリなのです。
標準でも、コピペ関連以外に、内蔵辞書での検索やウェブ検索などのよく使いそうなメニューが入っていて重宝します。
○PopClip User Guide ←ユーザーガイド
面白いのは、エクステンションを別途ダウンロードして組み込めば、更にいろんなメニューをポップアップさせることができるのです。
○PopClip Extensions ←このページに一覧が。
データをダブルクリックするだけでPopClipの中にインストールされます。
ちょっとづつ数が増えてるので、こまめにこのページの更新を(RSSなどで)チェックするのがおすすめです。
これらの中で私が入れているのは、
・Paste and Match Style
コピーした文字列をプレーンテキストのデータで貼り付けてくれます。
popメニューでは「ペースト=」と(日本語で)表示されます。
・Full/Half Width
選択した文字列の半角←→全角を切り替えてその場で直してくれます。
(私は、全角スペースを半角巾にしたいときよく使ってます。)
・Google Translate
選択した文字列をGoogle翻訳のページに送り込んで訳すまでを実行してくれます。
・Google Maps
選択した施設名や住所などの文字列をGoogleマップで検索してくれます。
・Amazon
選択した文字列でAmazon内を商品検索してくれます。
日本Amazonに設定できます。
・Open in Chrome と Open in Firefox
選択したURLをそれぞれのブラウザで開いてくれます。
Open in Safariも有り。
その他、選択した文字列やURLを、さまざまな記録系アプリやwebサービスに送り込んでくれるエクステンションがありまして(例えばEvernote等。)これらの種類は日々増えていますので、きっとご愛用のものに合うものがみつかるはず。
私はYojimboという、Evernoteによく似たデータ管理+ウェブクリップ用のアプリをかなり昔から使っているのですが、これ用のエクステンションもあってすごく嬉しい!
このアプリのレビューもいずれまた。
ポップアップの配置順や、表示されるアイコンの大きさなどは調節できますし、動作させないアプリも設定出来ます。
エクステンションの管理などもここからするのが簡単なので、メニューバーのアイコンは表示しておいた方がいいかも。
ポップアップが出るタイミングは、使う場所によってはダブルクリックやトリプルクリックで出るときも有り。
コピーやペーストなどは特にそうですが、キーボードのショートカットでやったほうが速い!と思われる方も多いかもしれません。
特に、単語の辞書引きなどはトラックパッドの場合、3本指タップでぴょこんと出てくるのを知ってから、私もこちらのほうがラクだと思ってます。
しかし、ここ1年くらいトラックボール使用が定着しつつある私にはPopClip、指先の最低限の動きだけでいろいろと操作できる便利さを味わってしまうと、手放せないくらい便利です。
マウスよりは、トラックパッドやトラックボールを多用する人のほうが有り難く使えるアプリなのかも。
(機器レビューもいずれ後述しますが、数年前からマウスのクリックしすぎで腱鞘炎ぽい症状や肩こりが出るのに悩んでいたのでした。
こまかい制作系では普通のマウスorペンタブレットじゃないと無理なんですが、その他の動作はトラックボールに替えたことで非常に楽になりつつあります。
KensingtonのSlimBlade愛用。ドライバにちょっと癖があるのですけれど、カッコいいからOK。)
そういえば、スチール机だと動作がおかしくなる問題は、Microsoftの無線マウスであれだけ悩まされていたけれどAppleのMagicMouseだと今のところ問題なし。
MSとの違いと言えば電波がBluetoothということなんだけど、そういうものなんですかね?
デジタルの入力道具もまた奥深し。