merciで買い物してきました。(旅にっき)
以前、CasaBRUTUSの文具特集で特集されていたセレクトショップのメルシー。
地下鉄を乗り継いで行ってきました!
○MERCI - 111 boulevard Beaumarchais 75003 Paris ←お店のHP
オシャレで文化的な新しいお店が多い地域と言われているマレ地区にあります。
(このあたりは前回の旅では未開拓だったので憧れてました!文具屋が多そうという理由で。)
最寄り駅は、8番線の「Saint Sébastien Froissart」です。
この路線、ふだん使っていた(ルーブル前などに行く用の)1番線と違いまして、ドアの開閉は自分でボタンを押さないとダメなのです。
開かないドアを見つめたまま2駅ほど通過して絶望していたところ、ようやく他のお客さんの行動に気付いて自力で降車と引き返しに成功。
ときどきアコーディオンやサックスを演奏して小銭をかせぐ人が車両に廻ってくるような、わりとのどかな雰囲気の路線です。
●関連過去記事:「Casa BRUTUS」の文具特集(4月)号も読みました。
大通りから狭い通路をぬけると、可愛い車が置いてある中庭を、ぐるっとお店の建物が囲んでます。
ブックカフェやレストランなども併設されてまして、行ったときの午前の時間帯では、調理準備がはじまったおいしそうな匂いが漂っていました。
うーむ、こういう恰好良い所でひとりゴハンするスキルは次回の課題。と心に命じた。
中に入ると天井からほうきがたくさんぶら下がっているのです。
その下あたりが、ブラシなどの掃除用具コーナーになってましたよ。
階段であちこち移動しつつ、いろんな売場をみてまわって楽しかったです。
アクセサリーから寝具まで、センスのよい綺麗なものが並んでいてあっという間に時間が経ってしまいます。
食器コーナーなどは、実際のテーブルセッティングで展示されていてとてもオシャレ。
(Casa Brutusの記事内で文具批評してた方々のうしろに映っているスペース。)
調理器具のところでは、野田琺瑯の保存容器など日本製のものも多くてちょっと嬉しかったです。
というか、文具売場などもメイドインジャパン健闘で、よく売れている様子でした。
展示の仕方がとってもハイセンスすぎて、「わあ素敵な革文具…さすがパリ…」と手に取ってみたらトラベラーズノートだった!
というくらいの魔法がかかっています。
★左:メルシーのオリジナルノート。
いろんなサイズでありましたが、A5判を色違いで。
クラフト紙色の表紙は、横罫線入り32枚綴じ。
黒色表紙のは24枚の無地なのですが、数ページおきで、透ける程の薄紙の封筒が1枚づつ綴じ込んであるのです!
こまかい紙片を入れたりしても可愛いし、使い途に夢が広がります。
★右:LIBERTY × merciマスキングテープ。
日本の誇るmtマステ、たくさん置いてありました。
リバティ模様のはここに来たら買っておきたかったので、比較的大きめな花柄のを4つほど。
可愛いです。もったいないけどちびちび使っていこうと思います。
★左:蛍光色の色鉛筆セット
わりとごつめの太軸です。
海外の文具屋に行くたびに欲しくて目を付けるのに買い忘れてきたので今回ようやく達成。
万年筆でノート書くことも多いせいか水っぽい蛍光ペンはほとんど使わなくなったので、これもきっと便利なはず。
★右:カランダッシュの849ボールペン(蛍光ピンクのほうだけ購入。)
赤芯とセットで買いました。
どちらかといえば濃ピンク風味な、スッキリした赤が出るインク色もお気に入り。
イエローのは地元で購入して元々持ってるもので、青芯で使ってます。
●関連過去記事:「Pen」の文具特集とか、カランダッシュのボールペンとか。
ちなみにベネシアンは黒芯。これで"カランダッシュ完璧3本組"になりました。
●関連過去記事:きらきらのボールペンを買いました。(カランダッシュのベネシアン)
そのほか、おつまみ置きによさそうな小皿や、ティースプーンなどをいくつか。
かっこいい手提げに入れてもらって、ついでにマレ地区の画材店などをぶらっとのぞきつつ帰りました。
(地元民のように颯爽とボタンを押して地下鉄に乗り込めた!)
買いたい物、本当はもっともっと大量にあったのですけれど…
エールフランスの荷物重量制限のことを思うと踏み切れないのが苦しかったなあ。
鋳物製鍋だのガラス皿だの巨大な羽根ハタキだの、重くて大きくて壊れやすいものほど欲しくなるのは何故なのか?
前回、ナニも考えずにどっさり書籍や文具(主にノート類)を持ち帰ったので空港カウンターで超過料金をとられまして。
心の傷は深いよ...。
今回導入した「スーツケース用の秤」がどれだけ役に立ったことか。
複数のバッグを均等重量にするにも重宝なので、荷作り時から旅行者必須アイテム!
●関連過去記事:オレンジ色の荷物計量器を買いました。
ガイドブック掲載率高めのせいか日本からの観光客もわりとたくさんいた印象なので、隠れ家ショップ(?)特有の緊張はほぼ必要ありません。
もちろん英語が通じますし、ひとりでも安心して買い物できる素敵なお店でした。
場所はわかりやすいので、皆様もパリ観光の際はぜひ。
旅日記を手書きしながら、おやつもここのブックカフェで!が夢。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
ついに蛍光色の色鉛筆ゲットですね!w
1990年代のパリやリヨンの地下鉄では、楽器演奏などせずに自己紹介と失業した旨だけを大声でしゃべり、乗客から小銭を得るという荒業を良く見ましたよ。
投稿: cretinino | 2013.05.22 19:12
見つけたときは「今度こそ!」という勢いで、1本売りじゃなくてセットのほうにしちゃいました...
物乞いの人は、道でも駅でも多いなあという印象でした。
地下鉄は、スリが激増したという話だったのですんごく用心してました。
中国方面のお金持ちが大勢観光に来ていてシャネル前に行列してたり、経済事情いろいろなのを垣間見ました。
投稿: ほしの | 2013.05.22 20:31
当方の蛍光色鉛筆使用状況はと申しますと、日本のメーカーにあまり無い赤系統の色(ほしのさんの写真で左から2番目がそれだと思います)偏重になっています。スタビロの蛍光ペンにも同色があり、1991年頃から5年周期くらいのマイブームです。w
投稿: cretinino | 2013.05.23 10:08
うーむ、覚悟はしていましたが今回買ってきたこれ、見かけはOKですが、描いた発色が驚愕するほど薄いです。ナニが混ざってるんだ?
スタビロなどはこういうのとは別モノに良いんでしょうなあ...
画材屋さんには売ってたし、そちらにすればよかったっヽ(`Д´)ノ
(というわけで、私の蛍光色鉛筆欲求は次の旅でも続く。
あっ。でもなんか通販で買えそう。興奮!)
投稿: ほしの | 2013.05.23 16:43
スタビロは色のサンプルとして引用しましたが、液体インクの蛍光ペンです。
現在、自分が使っているの蛍光色鉛筆はステッドラーです。(通販で一生懸命買い集めたLYRAじゃない。w LYRAは当分保管しておきます。)昨年末に名古屋のLOFTで偶然見つけて、安定的に買えるのを期待していたのですが、3月頃には無くなってしまいました。
投稿: cretinino | 2013.05.23 17:16
つい先程、蛍光の色鉛筆を各社検索してたところです。
LYRAもAmazonで買えそう。
スタビロとどっちにしようかなあ。(買う気でいる)
Moleskineの、2本で2000円弱というのは論外。
ステッドラーの蛍光色鉛筆、海外生活をしている方のブログなどでしか情報が無いので日本ではもう、テキストサーファーゲルの勢力が強すぎる感じはありますね〜
ではこれ、次の欧州旅でのターゲットにしようっと。
投稿: ほしの | 2013.05.23 17:33