BHVで文具もいろいろ買ってきました。(旅にっき)
"パリの東急ハンズ"といえるBHVで、インテリアパーツ売場にうっとりハマっていた件は以前アップしました。
●関連過去記事:BHVで引き出しのつまみを買ってきました。(旅にっき)
それ以外にもコマゴマと各階を見て回って楽しく過ごしたのですが、文具部門も書いておこうと思います。
巨大、というほどの規模ではないのですが「濃い」売場であることに感激。
(・・・というよりこれは一般的文具売場の話で、後から気付いたのですがプロ向けの本格画材コーナーが別の階にあったのでした。)
学生用・事務用・お土産用・モンブラン等高級ブランド筆記具のショーケースという構成。
昨年は1ユーロ100円だったのに、この時点で130円超えしているという通貨事情のため、高額なブランドものを買って帰るのはちょっと抵抗あり。
消費税も(高額品の場合 手続きすればいずれ返ってきますが)20%近く取られるのです。
以下、買ったいろいろなものから、いくつか抜き出してみます。
学生用ノートの棚全面にずらりと並ぶクレールフォンテーヌ社製のノートを眺めると、ヨーロッパのデパートに来たなあという実感が。
カラフルな表紙が一面に続く景色に惚れ惚れです!
そっと開いてみると大部分のノートがSeyès:フランス罫 なことにも興奮しました。(上写真)
横罫や方眼もあることはあるけれど、品揃え少なめ。
●最初の購入体験記はこちら:フランス罫線のノートを買ってきました。
クレールフォンテーヌのノートは今までの旅先の買い物でだいぶ冊数も貯まったし、勿体なさゆえに結局いまだ消化できていないので、今回はすごく我慢しましたとも。
それでもぬかりなく、このサイズ専用ビニールカバー付きで買いましたが。
(名前orタイトルを書く紙片用のポケットが表紙についているところが、学生用な雰囲気で良いです。
ドイツで買った比較的ぺらぺらビニールのとは違って、しっかりしたクリアホルダーのような硬さがある素材。)
"お膝元"な国の売場に来て思うのは、クレールフォンテーヌ社製の紙もの製品の商品群の多さです。
日本ではノートぐらいしか知らなかったのですが。
○Clairefontaine - Fournitures scolaires et bureau
HPにある電子カタログ、440ページを超えるボリュームなのですが、ぺらぺらとめくっていくと(そんな効果音が付いてるんです..)子供用ラクガキ帳やペンケースなどのファンシーグッズから、プロが使う本格画用紙の数々まで、その守備範囲の広さに驚きます。
面白いのでどうぞご覧になってみてください。
横罫のホチキス綴じA5ノート。
ATOMIC SODAというメーカーのもの。
アンティーク風味の、なんとなく日本ぽい(千代紙風な?)表紙デザインのノートが並んでいたなかで、いちばんフランス的花柄のを選んできました。
紙はとてもしっかりしています。
パイロットのカリグラフィ用万年筆、plumixのミニサイズ軸を買いました。
軸色がたくさんあって迷いましたけれど、今回は透明ブルーで。
カートリッジは欧州規格のもので、青インクで2本入ってます。
ペン先はMなのでおそらく1.5mm巾位かと思われます。
日本で売っているペチットワンに雰囲気が似ているところが面白いかも。
●長い軸を購入時の記事はこちら:パイロットのカリグラフィーペンを買ってきました。(PILOT Plumix)
さすが先行発売されたフランスなだけあって、フリクションもたくさん売ってました。
ステッカー類。
ただし、作りが細かくて、立体感やキラキラ光沢なども隙無くきっちり仕上げてあるのはだいたいメイドインジャパンなのです。
のっぺりした素朴さの「外国のシール」っぽいのを、あえて探します。
枠内に文字を書き込めるラベルステッカーも、旅のお土産文具としてよく買うもののひとつです。
ノートのタイトルから箱類の中身表示まで重宝していますので、飽きがこなさそうなデザインで買い足すことにしました。
定番のボールペンは既に持ってるので、BICの鉛筆を。
短めに削られてキリっと尖った2本セット。
3Bは濃くて使いやすそうです。
どこのペン立てでも見かけるような、馴染みやすくてさりげない外観が好きです。
買い物に使えそうなビニールのショルダーバッグ。
わりと大きくて巾50cmくらいはあります。
ファスナーやボタンなどはないシンプルなものです。
マチも約15cmと大きめなので、クローゼット内の物品(小型家電やバッグ類、袋入りの衣類/寝具等。ストックしている空き箱もここにまとめようか?)整理用にもよさそうです。
中に書類ボックスを立てて入れるとノートパソコンや書籍類の一時置きとしても使い勝手ヨシです。
そしてこれ、鉛筆型がかっこよかったので一目惚れで入手した、ファーバーカステルのオンドロというシャープペンシル。
かなり太軸です。
白・黒・オレンジの3色がありまして、どれも発色がクッキリと美しく、ガラスケースの中で目を惹きました。
(特にオレンジの第一印象が良かった。
この色が好きな人には超おすすめな、濃くて美味しそうなオレンジです。)
実は40%OFFのシールが、白軸にポチっと貼ってありまして。
値引き後なら50ユーロ台なのでお買い得なはず。
「むっしゅー、よ、よんわりびきは・・・しししシロだけなんでしょうか?」
というようなことを必死で尋ねる。
理由はわからないのですがとにかく、白軸のみお買い得だったのでした。
輝く白さ!といっていい程にまっしろけなので、定価売りのオレンジ軸じゃなくてもいいか という気に。
六角のカドが手に当たるかと思ったのですが、平らな面も広いせいか全く気になりません。
適度な重量感と太軸なところが手の中でとても安定して、予想外レベルの持ちやすさと書きやすさ!
芯は0.7mmです。
後ろの銀色の部分をひねることで芯が出ます。
ただし、ここは外すことは出来ず、先頭の口金部分を廻して内部パーツごと外に出してから小さい栓を外し、芯の出し入れをする仕組み。
(最初書いてみて、芯が揺れる感じに若干ガッカリしたのですが、このパーツを口金内にしっかりねじ込み直すと固定されてビクともしなくなりました。
ファーバーカステルっぽい、一体堅牢な安定感がよみがえって安堵。)
現在、シャープペンシルは一貫して"濃いめ芯"にハマっているので速攻、手持ちの国産2Bと入れ替えてしまいましたが、0.7mm芯でもそれ以上の濃度が出てくれないかなあといつも思います。
この「オンドロ」は、お揃いでボールペンやローラーボールや万年筆もあるようです。
ということは帰国後に買うものは決まっているな!
と、(心のメモ帳の)Todoリストにしっかりと書き込んでから、買い物を続けた私なのでした。
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○Amazonではこちら → ファーバーカステル オンドロ
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ああ楽しかった。
写真は、今まで数回分の旅先買いにて蓄積したノート。
クレールフォンテーヌだけでなく、Oxford製も混じっています。
半数くらいがフランス罫で、あとは実用性を考えて方眼などにしました。
色味が綺麗で、背を眺めてるだけでうっとり。
・・・などと言ってる場合ではないので、これから気合いを入れて使っていきます。
も、もう買わんぞ!
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