ミードのカードでGEMの辞典ケースを作ってみました。
言葉の意味を調べるのは好きなのですが、普段は目の前のパソコンやiPhoneに入れているアプリを使うことがほとんどで。
紙製の辞書はあまり引かなくなってしまいました。
にもかかわらず、数年前に物欲盛り上がって購入したのが三省堂のGEMという英和/和英辞書。
●ジェム英和・和英辞典 ←出版元HP
これ、手のひらに乗るくらいの(iPhone4とタテヨコがほぼ同じ。厚みは2cm弱。)豆本ぽいサイズなのですが、革装丁かつコバが金塗りで。
見た目のかっこよさとコンパクトさにまず惹かれたのでした!
店頭ではどう置いてあるかというと上の写真の通り、少し大きめなサイズ(もしかして懐かしのビデオケース?)の入れ物の中心に埋め込むようセットしてあるので、外装からはあの超小型辞書とはわかりにくいかも。
黒革を使っている「英和/和英」は、柔らかな触感といい金色の使い方といい、「能率手帳ゴールドの小太りな弟」というくらい似ているのですよ。
※上写真のは、赤革の仏和/和仏です。
ちなみに、今年用に買ったEDIT手帳のミニサイズも、遠縁の親戚っぽい佇まい。
("役立つ豆知識"を箇条書きでぎっしり書き並べている用途なので、このペースだと使い終わるのは数年かかるかもしれないけど!順調に運用中であります。
●関連過去記事:
・1月終盤、手帳書きのこまごま。
・エディットの手帳(小さいほう)を買ってみました。
厚みのちょうど真ん中あたりで和英と英和に内容が分かれていまして、それぞれが上下逆さに綴じられており。
つまり、英和辞書を裏返すと和英辞書になる両サイド構造(って言うのか?)。
本文の薄ーい紙にはギッシリと小さな活字が詰まってます。
1単語につき、発音記号込みで1行(たまに2行)だけ。
という簡潔さで説明されているのが非常に無駄なくてシンプルなのです。
本当に、"ひと目でわかる"ところが好きです。
こんなサイズですから収録語数は少なめなのでしょうけれど(とはいえ英和/和英ともに双方3万語以上)、通販サイト等のネット上のレビューを見ると絶賛の意見が多いんですよ。
モバイルに適した超小型であるにも関わらず電気不要だし、古来の「字引」としての典型的な姿に皆さん愛着を持って、授業や旅行や海外生活で使い込んでいるんですよね。
活字の大きさは年齢的にキビシイものが正直あるのですが(距離を工夫すれば大丈夫だ!)
ボーッと眺めつつペラッとめくっては適当に拾い読みするのが好きです。
紙の辞書じゃないと味わえない楽しみといえましょう。
英語に引き続き、仏和/和仏辞典は比較的最近に買い足しました。
さすがにこういうのは「可愛いから」買うものでもないんですけれど、赤革装丁がとっても素敵でお気に入りです。
(旅先に紙の辞書を持ち歩くメリットは、地域によっては防犯の意味も大きいです。iPhoneは泥棒にも大人気だし。
とはいえ実は、現地ではアプリのプチロワイヤルにかなりお世話になりました。
視力問題も大きいのだけれど、1語集中の緊急時はデジタルなんだよなあ。と言わざるを得ない..悔しい。)
ところでこのGEM辞書、透明ビニール製の保護ケースがついてます。
しかしジャストサイズ過ぎて密着度が高く、抜き差しがスムーズとまではいかないんですね。
オールシーズン、革モノをこんなにピッチリと封じ込めても良いものなのか?という疑問もあるし。
収納や運搬中にバラっと開かない最低限の機能を持ったホルダーでも良いんじゃないかな?
こういう辞書は、取り出しやすさで使用頻度が決まるし…
と思ったので、手作りしてみました。
使ったのは、現在私が心の中で「工作用紙」と呼んでいるMeadの情報カードです。
今までも、引き出し内ペントレイの間仕切りを作ったことがありますし、そのフカフカな薄手画用紙的な質感を生かして、普段から「インク吸い取り紙」「ノートの上で手汗ガードカバー」「読みかけ本や雑誌の栞(書き込みも出来て便利)」等々、雑多な役回りでも大活躍中なのでした。
なんとこのカードを、コの字に折り曲げて2枚を向かい合わせに貼り合わせるだけで、ちょうどGEM辞書がぴったり入るサイズの四角い筒が出来ることを発見。
辞書のほうが1cmくらいはみ出すのですが、飛び出たこの部分をつまむことで容易に本体が出し入れできるという都合の良さ!
マスキングテープでグルグル巻きにしたのはほんの思いつきだったのですけれど、適度な耐久性強化と防汚効果があることがわかりまして、手持ちの何種類かで全面カバーしてみました。
こうして撮影してみるとものすごい適当さを感じるので、来年あたり違うテープでキッチリ作り直しますとも(涙)
Meadのカードは裏面が無地なので、そちらをおもてにして折るべきだったのでは?という反省も有り。
スムーズに出し入れできつつも簡単にスッポ抜けないよう、折り位置は微調整して下さい。
幅広テープで底も作れば完璧です。
辞書が当たる部分だけは粘着しないように、両面を貼り合わせます。
底全部を覆わなくても問題なし。
というわけでこれからも頑張ります。(工作じゃなくて語学的な方面。)
--関連過去記事
●情報カード(特価品)をカナダで買ってきました。
↑ Meadのカードはここで1パック79セントでまとめ購入したので、まだまだたくさん工作+書き込み可能。
●リーガルパッドが気に入ってます。
↑ Meadモノといえばカードよりこっちの方をよく使ってます。こういう紙の書き心地が実は好き。
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○ジェム英和・和英辞典
↑ Amazonで購入しました。4200円。仏和/和仏に加えて独和/和独も出ています。
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コメント
革がボロボロになって捨てたのは何年前だろう…
書店で辞書売り場を通るとみてしまう…
伊語がなくてさぁ。
ま、iPad miniに入ってるんですけど。
GEMはかっこいいよねぇ。
ケースは編みました。
電子辞書のケースもコットンで編んだし(こっちは伊東屋ミニ手帳とペンケースいれて持ち歩き中)、大きさ融通できるから結構便利。
けどまさかMeadとは…お見それしました…
投稿: yuru | 2013.06.26 06:52
たまたまカードもテープも使い切れないほど余っていたのでやってみただけですね。
でも(それじゃなくてもそんなに頻繁に使うとは思えないのに)ビニールケースに密封しっぱなしというのは好きな感じではないのでつい。
まあデジタルのほうが便利なのは確かだから、限りなく、これが最後に買う紙製外国語辞書になるのかも?という予感はします。
投稿: ほしの | 2013.06.26 13:31
はじめまして、ほしの様。
ほしの様の記事を拝見し、現在GEMの購入を検討している者です。
でも、実物の内容を確認することができないので、迷ってます。
もし今もGEM英和・和英をお持ちであれば伺いたいのですが、和英の部分で「(食べ物の)イクラ」と「れんこん」を調べると、単語は掲載されていますでしょうか?
もしあれば、それぞれが何と英語で書いてあるか教えていただけると嬉しいです!!><
購入の参考にさせていただきますので、よろしくお願いします。(o^-^o)
投稿: ひまわりパパ | 2017.11.06 21:07
こんにちは。
申し訳ありません、字が余りにも小さすぎて現在の私には使いものにならず(笑)他の方に差し上げてしまいました。
お役に立てずすいません....
投稿: ほしの | 2017.11.06 23:06
ほしの様
そうでしたかー。お忙しいところ、ご返信くださりありがとうございました。
実はいつもブログを楽しみにしているので、これからもご無理をせずがんばって下さい!^^
それでは失礼します。
投稿: ひまわりパパ | 2017.11.06 23:29