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2013.06.26
スチームボイラー別装備のアイロン(ティファール イージープレシング)を買ってみました。
以前から気になっていたアイロンをとうとう買うことにしました。
今までにも、半年に1度くらい「これどうかな?」と心に引っかかっていた機種だったのですけれど、あまりにも特殊な感じだったので、ちょっと勇気が出なかったのです。
何が変わっているかというと、
アイロン本体と大容量水タンクが別々になっていて(タンク側でお湯を沸かしてホース内蔵コードで連結)、とにかくハイパワーで蒸気が出る。
という、わりと業務用に近いような仕組み。
先日購入したクロワッサン(雑誌)をみていたら、アイロンの特集ページ内にて高評価でこれも掲載されており、おお..と思い出したのでした。
サイズも特殊と聞いて実店舗で見たかったのですけれど、うちの近辺ではやはりこういう機種は置いてない様子。
結局、通販サイトやウェブ上のいろんなレビューを吟味して覚悟を決めてからAmazonで買いました。
→ ○T-fal スチームアイロン イージープレシング GV5240J0
他店価格も調査の結果、現日付現在で14000円台ならお買い得です。
まず届いた外箱は、ホームベーカリーとか炊飯器が入っててもおかしくないような、高さのあるサイズ。
(ネットでの「箱が大きい」レビューを読み過ぎていたせいかもっと巨大だと思っていたので意外に、こんなものかという妙な安堵がっ。
玄関先でなんとか抱えて受け取れた程度なので、ズッシリという重量感でもない。)
しかし各種包装を解いてテーブルに乗せてみると、極力小さく見える形状にはしているのですが、やはり大迫力です。
水タンクの蓋は別の袋に入っていましたが、おそらく強い蒸気圧に耐えるためであろうガッチリ重めな金属製の機構でした。
タンクについている電源コードは2m、タンクとアイロン本体の連結コードは1.6mありますので取り回しは問題ないです。
アイロン台の脇にあるテーブルにタンク台を置いても不自由なく使えました。
ただ、このタンクと本体の連結ケーブル、大昔のコタツみたいな編み表面の極太ケーブルです。
熱を通す前によじれを直しておくのがスムーズにアイロンするコツのひとつな気がします。
水タンクは、1リットル入るのですが、穴はわりと小さめ。
細い口の付いた水差しのようなものを使っての注水が最もオススメです。
アイロンと切り離せるわけでもないので、いちいち水道の蛇口にもっていくのは無理な感じです。
(私は、パイレックスの大きめなメジャーカップを持っているのでそれで注ぎ入れてます。)
蒸気は、手元の握り内側にボタンがありまして、それを押している間のみ出続けます。
以下、気付いたところを列挙してみます。
・蒸気ボタンの押し心地が驚くほど軽いタッチなので、掛け場所による噴出頻度の調整がこまめに出来て良い。
(なんとなく、こだわりの職人的な気分に。)
・すさまじい蒸気量の割には、シューという噴出音はまあまあ静かな方じゃないか?
(これもレビューの読み過ぎで、うるさいと想像し過ぎていたので意外。)
・水タンクが別々になっているメリットとして、アイロン本体は小さく軽い。
それに加えて蒸気で浮き上がるほどの(笑)勢いなので広い面積を軽々と動かせる。
サイズは今まで持っている水タンク内蔵のものよりコンパクトなので、襟やボタン側のこまかいところまで掛けやすい。
・これまでのアイロンより半分ぐらいの時間ででシワが伸びる!
特に、もともとアイロンに強めな素材(しわになりにくい加工がされているシャツなど)などはスルっと軽く通過するだけで、購入直後のような超真っ平らな表面になってびっくり。
過去には、本来のスチーム機能に手動霧吹きを追加したりして苦労だった厚地の綿素材衣料も、今までの手間を返せと言いたくなるほどラクに掛けられた。
ハンガーに吊した衣料に蒸気を吹きかける機能も付いているので、それもいずれ活躍の予感。
・今回のために未アイロン衣料やハンカチをある程度の量を蓄積していたけれど、完了まで一度も水補給ナシで済んだ!
(今までのアイロンなら3回程度の追加給水は必要だったと思われる衣料量)
●残念+惜しいところ
・タンク内でお湯が沸く10分弱は何もせず待機する必要がある。
急ぎで掛ける可能性があるならば、もう一台普通のアイロンは必要と思います。
うちも一応、古いのを処分しないでとっておく予定ですが、いつもまとめて掛けるので使わない可能性も大。
・同じく、終了後は1時間ほど放置してタンク内を冷ましてからお湯を抜けと取説にあり。
まあ、つきっきりでアイロンの側にいる必要も無いし、今までも収納前は冷めるまで放置してたので別にいいか。
巨大なタンクを流しで逆さにするのは少し大変。しかし今回は殆ど残水がなかった。全部使い切った!
・給水タンクが透けているわけではないので、あらかじめ1リットル量って入れないと溢れて大変なことに。
(100円ショップでいいので、注ぎ口付きで大きめな計量カップの調達をおすすめします。)
同様の理由で、掛け中に現在どのくらい水が残っているのかもわからないのがちょっと不安。
・蒸気量がものすごいので、周囲の暑さと湿気は覚悟。
風通しの良い部屋で作業しないとつらいかも。特にこの季節。
・本体との連結コード(中をスチームが通る)は、火傷するほどではないですがかなり熱くなります。
まあ空気的にシケシケ暑くて怖いので接近自体全くおすすめできませんが、小さいお子様には注意されて下さい。
・アイロン台は脚付きで蒸気抜けがいいものを使わないと、衣料に水気が残りそう。
私は昨年ぐらいに、立って作業できるほど高さが上げられる(調整して椅子使った高さももちろん可能)下記の製品を楽天で購入。
運搬移動が楽な車輪足と折りたたみ時の操作性、シャツボタンの部分が掛け面で凹んでいるので負担が掛からない工夫など配慮が細かい。
「着せて」アイロン掛けができる立体的な形状なので肩や脇も掛けやすいです。
何より今回レベルのアイロンだと、掛け面の裏が一瞬モクモクと煙るほど蒸気抜けが良い構造だと判明したので、この点が最もオススメ。
- 仕上げ馬やアイロン仮置きの台は取り外せます。広々を優先で私は使っていません。
・購入にあたり、クロゼット内のカラーボックス一段分を空けておいたのですけれど、合体状態では惜しくも高さ数ミリの差で入らず。
タンク台から本体を外して、並べるようにして安置するとなんとか収まった…という程度には収納場所をとります。
コードを巻き取る仕組みはないです。(それ用の隙間はデザインされているので束ねて押し込む。)
こういう大型アイロンと脚付き台をそのままにしておける家事室、夢ですなあ!
とはいえ、総合では圧倒的に
「もっと早く入手しておけば良かった!」に尽きます。
掛け時のラクさ(軽々操作と、沸騰待機を除く作業時間の短さ)そして仕上がりの美しさがとにかく段違い。
布ものを片っ端からピッシリとアイロン掛けしたくなります。
ここまで楽しくなるならば、十分に買い物の甲斐はあったと言えましょう。
○イージープレシング - アイロン - Home Page-T-fal Japan ←メーカーHP
先代機も含めて10年以上ティファール製のを使っていますが、ここのは蒸気性能と掛け面の滑りが非常に良いのでどの機種もおすすめです。
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2013.06.22
ミードのカードでGEMの辞典ケースを作ってみました。
言葉の意味を調べるのは好きなのですが、普段は目の前のパソコンやiPhoneに入れているアプリを使うことがほとんどで。
紙製の辞書はあまり引かなくなってしまいました。
にもかかわらず、数年前に物欲盛り上がって購入したのが三省堂のGEMという英和/和英辞書。
●ジェム英和・和英辞典 ←出版元HP
これ、手のひらに乗るくらいの(iPhone4とタテヨコがほぼ同じ。厚みは2cm弱。)豆本ぽいサイズなのですが、革装丁かつコバが金塗りで。
見た目のかっこよさとコンパクトさにまず惹かれたのでした!
店頭ではどう置いてあるかというと上の写真の通り、少し大きめなサイズ(もしかして懐かしのビデオケース?)の入れ物の中心に埋め込むようセットしてあるので、外装からはあの超小型辞書とはわかりにくいかも。
黒革を使っている「英和/和英」は、柔らかな触感といい金色の使い方といい、「能率手帳ゴールドの小太りな弟」というくらい似ているのですよ。
※上写真のは、赤革の仏和/和仏です。
ちなみに、今年用に買ったEDIT手帳のミニサイズも、遠縁の親戚っぽい佇まい。
("役立つ豆知識"を箇条書きでぎっしり書き並べている用途なので、このペースだと使い終わるのは数年かかるかもしれないけど!順調に運用中であります。
●関連過去記事:
・1月終盤、手帳書きのこまごま。
・エディットの手帳(小さいほう)を買ってみました。
厚みのちょうど真ん中あたりで和英と英和に内容が分かれていまして、それぞれが上下逆さに綴じられており。
つまり、英和辞書を裏返すと和英辞書になる両サイド構造(って言うのか?)。
本文の薄ーい紙にはギッシリと小さな活字が詰まってます。
1単語につき、発音記号込みで1行(たまに2行)だけ。
という簡潔さで説明されているのが非常に無駄なくてシンプルなのです。
本当に、"ひと目でわかる"ところが好きです。
こんなサイズですから収録語数は少なめなのでしょうけれど(とはいえ英和/和英ともに双方3万語以上)、通販サイト等のネット上のレビューを見ると絶賛の意見が多いんですよ。
モバイルに適した超小型であるにも関わらず電気不要だし、古来の「字引」としての典型的な姿に皆さん愛着を持って、授業や旅行や海外生活で使い込んでいるんですよね。
活字の大きさは年齢的にキビシイものが正直あるのですが(距離を工夫すれば大丈夫だ!)
ボーッと眺めつつペラッとめくっては適当に拾い読みするのが好きです。
紙の辞書じゃないと味わえない楽しみといえましょう。
英語に引き続き、仏和/和仏辞典は比較的最近に買い足しました。
さすがにこういうのは「可愛いから」買うものでもないんですけれど、赤革装丁がとっても素敵でお気に入りです。
(旅先に紙の辞書を持ち歩くメリットは、地域によっては防犯の意味も大きいです。iPhoneは泥棒にも大人気だし。
とはいえ実は、現地ではアプリのプチロワイヤルにかなりお世話になりました。
視力問題も大きいのだけれど、1語集中の緊急時はデジタルなんだよなあ。と言わざるを得ない..悔しい。)
ところでこのGEM辞書、透明ビニール製の保護ケースがついてます。
しかしジャストサイズ過ぎて密着度が高く、抜き差しがスムーズとまではいかないんですね。
オールシーズン、革モノをこんなにピッチリと封じ込めても良いものなのか?という疑問もあるし。
収納や運搬中にバラっと開かない最低限の機能を持ったホルダーでも良いんじゃないかな?
こういう辞書は、取り出しやすさで使用頻度が決まるし…
と思ったので、手作りしてみました。
使ったのは、現在私が心の中で「工作用紙」と呼んでいるMeadの情報カードです。
今までも、引き出し内ペントレイの間仕切りを作ったことがありますし、そのフカフカな薄手画用紙的な質感を生かして、普段から「インク吸い取り紙」「ノートの上で手汗ガードカバー」「読みかけ本や雑誌の栞(書き込みも出来て便利)」等々、雑多な役回りでも大活躍中なのでした。
なんとこのカードを、コの字に折り曲げて2枚を向かい合わせに貼り合わせるだけで、ちょうどGEM辞書がぴったり入るサイズの四角い筒が出来ることを発見。
辞書のほうが1cmくらいはみ出すのですが、飛び出たこの部分をつまむことで容易に本体が出し入れできるという都合の良さ!
マスキングテープでグルグル巻きにしたのはほんの思いつきだったのですけれど、適度な耐久性強化と防汚効果があることがわかりまして、手持ちの何種類かで全面カバーしてみました。
こうして撮影してみるとものすごい適当さを感じるので、来年あたり違うテープでキッチリ作り直しますとも(涙)
Meadのカードは裏面が無地なので、そちらをおもてにして折るべきだったのでは?という反省も有り。
スムーズに出し入れできつつも簡単にスッポ抜けないよう、折り位置は微調整して下さい。
幅広テープで底も作れば完璧です。
辞書が当たる部分だけは粘着しないように、両面を貼り合わせます。
底全部を覆わなくても問題なし。
というわけでこれからも頑張ります。(工作じゃなくて語学的な方面。)
--関連過去記事
●情報カード(特価品)をカナダで買ってきました。
↑ Meadのカードはここで1パック79セントでまとめ購入したので、まだまだたくさん工作+書き込み可能。
●リーガルパッドが気に入ってます。
↑ Meadモノといえばカードよりこっちの方をよく使ってます。こういう紙の書き心地が実は好き。
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○ジェム英和・和英辞典
↑ Amazonで購入しました。4200円。仏和/和仏に加えて独和/和独も出ています。
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2013.06.19
27インチ画面に買い替えました。(Dell U2713HM)
液晶ディスプレイを買い替えました。
24インチ(1920×1200)→ 27インチ(2560×1440)
と、憧れの高解像度に!
アプリケーションやウインドウを、頻繁に切り替えながら操作する作業が仕事上増えてきたので、もうちょっと広ければラクなのかも?とうっすら考え続けてきました。
購入したのは今回もDellです。
○デル デジタルハイエンドシリーズ27モニタ(デル デジタルハイエンドシリーズU2713HM LED搭載27インチモニタ) | Dell 日本 ←メーカーHP
仕様をよく調べてみたところ、LEDバックライトのせいなのかそれまで使っていた画面(24インチ:Dell U2410)より消費電力が低く、重量も1kgぐらい軽く、しかもいくらか安価。
いやはやすごい時代になったものです。
箱は巨大でしたが、持ち上げたときに「えー」と思ったくらい軽量で。
先代の24インチと同じく、多様な接続口があるのも魅力の機種。
Windows機をはじめとして、いろんなものを同時につなげられるので多ポート仕様は必須じゃないかなー。
1920×1200の今までは、MacからはHDMIでしたが、2560×1440を出すためにDisplayPortでつなぐことにしました。
Macの場合、Thunderboltにケーブルを差し込むわけですが、これはMiniDisplayPort規格と互換性があるので
MiniDisplayPort - DisplayPortの変換ケーブル使用がスマートかつ最善です。
ケーブルの値段はピンキリでしたがあまり安すぎるとレビューに「映らない」等が増えてきて微妙だったので、バランスを考えて2000円台後半程度のケーブルを注文するつもりでした。
(この2mのやつをamazonのウィッシュリストに入れていた)
しかし、うちにあるケーブル類の在庫を調べてみると、DisplayPortの2m長が既に2本も余っており。
(今回のディスプレイには同梱されていませんでしたが、これまでの機種だとオマケでついてきてたような気がします。
Windows含めてこの接続をやったことがなかったので、何用なのかよくわからないまま一応取ってあった。)
うまく活用できないかと考えつつ検索したところ、アダプタとして使える20cmのお買い得ショートタイプを発見。
半分以下の予算で済むし、既にもっているDisplayPort用とつなげば長い変換ケーブルとして使えるはず!
レビューもMac+Dell画面との成功例が複数上がっていたので買ってみることにしました。
結果、全く問題なく今のところ使用できています。
今回で、Thunderboltは初めて使いました。ほほーう便利...。
その他、USBハブが側面と裏下部に合計4口もついてまして、これがあるとポータブルHDや板タブレットをつなげたり、もちろんiPhoneの充電も机まわりで簡単に出来て重宝。
24インチの時はUSB2.0でしたが今回から3.0のハブになったのでワーイと思っていたのですが、MacもWindowsも対応機種じゃないのでパワー的に全く関係ないのが残念です。
USB3.0のポータブルHDは非常に速くてバックアップ等に便利だと聞いてますので、次回のMac買い替え(いつだよ?)が楽しみです。
一方で地味に不便なのが、U2410の側面でUSBといっしょについていたカードリーダーポートが無くなったこと。
デジカメのSDカードを抜いてここに突っ込むのを習慣にしていたため、いちいちカードリーダー機をくっつけることにまだ慣れません。
(リーダーをつけっぱなしにしておけばいいのか…?)
肝心の画面についてですが。
ギラギラ反射タイプではないので非常に見やすいし、(交換保証はあるのですが)ドット抜けも見つからず。
あと、24インチの時は色が安定するまで時間がかかったけれど今回はそういうこともなしで、すぐにパッと明るくなる感じ。
アームも回転と昇降が自在なので、画面下部にキーボードがアームレストごと収納できて机上がスッキリするのですよ。
前回の画面ではAdobeRGB対応してたにも関わらず色設定に非常に苦労して、まるで暴れ馬のよう。(何日も何日も試行錯誤して、最後には妥協…そういう個体だったのか仕様だったのか今となっては謎。)
今回はほとんどプリセットの標準のまま、いくらかの調整だけで良いような。
輝度もコントラストも半分(50)くらいの値で使ってます。
さすがの低電力仕様というべきなのか、上部の排熱スリットのみがごくほんのり温かいだけなのです。
ただしこういうのってTVと同じで、大画面てわりと一瞬で目が慣れますね〜
(なにかを全画面表示にしたときに「おおっ」となるし、ウインドウをいくつか立ち上げているときに視界に余裕を感じるのでさすがだなあと思うのですけれど…。)
もっと最初から切り替えれば良かったです。
実は震災直前までは27インチ(といってもだいぶ前の購入なので解像度自体は低いわ部屋は暑くなるわで微妙だったのを)使ってましたが、何も対策してなかったので、揺れたとき机から吹っ飛んでしまいました。
重さのせいで画面は割れちゃうし散々で、それで大型ディスプレイを買うのを1度やめたのです。
もう大丈夫と安心したわけではないので、地震後からべったりタイプの耐震ゲルマットを敷いてあります。
防災面においては新ディスプレイの軽量さが逆に気になるので、ゲルマットをもう少し厚くて密着度強いのに替えようかと思案中。
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○デジタルハイエンドシリーズ U2713HM 27インチワイドモニタ (WQHD対応) ←楽天Dellではこちら。
本家Dellサイトのほうが期間限定でとつぜん値下がったりすることもあって、必ずしも価格が連動してないのです。
手持ちポイントとの兼ね合いで買う場所を選んだほうが良いと思います。
保証等は、楽天Dellでも本家Dellでも全く同じ扱いです。
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2013.06.17
「華麗なるギャツビー」を観てきました。
○○映画 『華麗なるギャツビー』 公式サイト
↑私のMacからだと重くてぜんぜん開かないのだった… ので、下記もご参考に。
○華麗なるギャツビー (2013年の映画) - Wikipedia
143分と結構長めの作品なのですが、なかなか面白かったです。
凝った派手な映像と、時代背景関係なくじゃんじゃんかかるJay-Zなどの歌音楽で、まるでミュージカルを観ているよう。
「ムーラン・ルージュ」もこんな感じだったなあと思っていたら監督さんが同じでした〜
(今回の作品で役者は歌いませんが。)
世界恐慌直前で景気が最高潮だったアメリカの雰囲気が良く出ていて、パーティ場面などは見事です。
今作のテーマデザインとなっているアール・デコの装飾を堪能しました。
冒頭掲載のCDジャケットの画像がそれなんですけれど、日本市場向けの「華麗なるギャツビー」というフォントで作り替えたこのデザインは、仕方ないとは言えかなり無理があるなあと思う。曲線が似合わないんだよね。
ニューヨークの摩天楼(クライスラービルやロックフェラーセンターなど)もこの系統を基本にした建築なのだそうです。
この時代ならではの、ドレスや宝飾品のデザインも素敵で。
デイジーがつけてるダイヤのアクセサリー、あれ拡大図どこかにないかなあ。
→と思って探したら、すぐ見つかりました。
ブランドはティファニー。かっこいい!
キャリー・マリガンの可憐な感じとまたピッタリ合う雰囲気なんですよ。
とまあこんな感じに視覚的な期待がかなりあったので、非常に満足な作品です。
話の内容については(少なくとも恋愛方面の内容については)10〜20代の頃に読んでいれば美しいラブストーリーだと思ったかもしれないけれど、今となってはちょっとイラっとしちゃう点が多々あるなあ。というのが本音。
レオナルド・ディカプリオさんはそういう「人の弱さ」を好演していました。
最後の事件のあと、逃げるように旅立ったあの夫婦はどうなったんだろう。
いろいろとその後の物語を考えてぼーっとしてました。
うん、でも総合的には今年度かなりのお気に入り映画になりそう。
こういう文芸映画もありだなあと。
私は村上春樹翻訳の原作を読んだのが最初。
村上氏がこの小説に非常に思い入れがあっていつか翻訳しようとずっと考えていた… という話で購入したのですが、それもなんとなくわかるような世界でありました。
思わず引き込まれる読みやすい文体ですけれど、今回の鑑賞で視覚/装飾的に相当な割合で補完されたことも多いので、再読が楽しみ。
○グレート・ギャツビー (村上春樹翻訳ライブラリー) ←Amazon
何度も映画化されているので、過去の同じ作品も観てみたくなりました。
この写真、先日の旅で毎日のように利用していた、パリのPorte Maillot(ポルト・マイヨー)駅のホームなのですけれど、ポスターデザインと、元々の貼り場所のタイル枠(浮き出している文様など)がいい感じに一致していて、さすがアールデコお膝元の国だ!と感動したのでした。
今はもう全然違うポスターが貼ってあるんだろうな〜。
国際会議場であるPalais des congrès de Paris(パレ・デ・コングレ)至近で、空港にも行きやすいので非常に便利な駅とはいえ、大きいけどちょっと古い箇所が多く、各路線への地下道も決して綺麗なわけではないんですが。
観光客の勝手な願いですけれど、徐々に進められている他の駅のように近代的には改装せず今後もこのクラシックな雰囲気を保って欲しい気がします。
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2013.06.13
パリのデルフォニックスで鉛筆スタンドを買ってきました(旅にっき)
デルフォニックスのルーブル店で購入した「ペンシルスタンド」です。
鉛筆が一本だけ入ります。
大きめのペン立て等、他にもいくつかの種類があったのですがこのシンプルさが(値段も手頃で!)良いなあと思いまして。
調べてみると、Paper-Woodという名前の製品で、ベニヤと厚紙を重ねたものであるとのこと。
このオレンジの部分は紙なのだと、ページを読むまで気付きませんでした!
みっちりと押し固めてあるようで、サイズの割に重みがあります。
○合板研究所 Plywood Lab.
すこし重めのシャープペンシルを差し込んでも問題なく、安定して使えるのでした。
写真は、普段は赤の2mm芯を入れてほぼ毎日のように使っている伊東屋の木軸シャープペンシルなのですが、こんな感じの取り出しやすい角度になるんです。
普通の鉛筆よりはちょい太め直径でも大丈夫。
子供向けなおにぎり型三角軸である、ファーバー・カステルの「ジャンボ・グリップ」もぴったりです。
これ、ブレーメンの街の文具セールで数本買ってきたのです。(専用の削り器も一緒に。)
この記事の一番下の写真がそれです。
●ドイツでいろいろ買ってきました(文具編)
このペンスタンドは厚みが1.5cm程で、狭い隙間に差し込むように立て置くことが出来ます。
場所をとらずに鉛筆(または細めのシャープペンシル)専用の場所が作れるので便利。
ベニヤの木色とオレンジの縞々が鮮やかで素敵ですよ。
ちなみにこの店はパリとはいえデルフォニックスの支店なので、ここで売ってるもののほぼ全ては日本で購入出来るものです。
当初は、「いいのがあったら帰ってから買うか」などと考えつつお店を覗いてみたのですが、日本人のスタッフの方から"ルーブル店限定"であるというロルバーンノートをご案内頂きまして、それ以降は普通にじゃんじゃんと買い物してしまいました。
・・・というわけで「限定」という言葉に弱い人は気をつけよう! 私です(・∀・)ノ
この時、出てからそんなに経っていなかったネオンイエロー軸サファリの中字もうきうきと購入。
(定価で21ユーロだったので、まあ欧州ならではのお買い得価格だったからOK。と思うことにしました。)
レギュラー色の軸でしたら必ずBペン先にしたかったのですが、この軸はMまでしかなかったです。
元祖の、黒クリップ/黒ニブの濃厚イエロー軸サファリが至高であると確信していますが、ネオンカラーもなかなか良いものですね。
クリップのシルバー配色が目にも爽やかで、気に入りました!
このデルフォニクス パリ・ルーヴル店は、ルーブル美術館と地下で直結しているショッピングモールである「Carrousel du Louvre(カルーゼル・デュ・ルーブル)」の中にあります。
○CARROUSEL DU LOUVRE - accueil
デルフォニックスはその中では小さめの店舗なのですが、日本のベストセラー文具から、有名ブランドの高級万年筆までがたくさん並んでいてそのセンス良い品揃えでいつもお客さんで賑わっていました。
このモール、ここ以外にもアクセサリーや玩具や生活雑貨等々、お土産にぴったりのオシャレ小物を売る店が揃っているので、見学ついでにぶらっと歩くにはとても面白い場所です。
ガラスの螺旋階段が入ったAppleStoreも入っていて、ここも大混雑。
フードコートは各国向けの料理が食べられる巨大な空間で、ちょっとお高いですが美味しかったです。
このモールで気をつけるべきは、トイレが有料(5月当時で1人当たり1.5ユーロ)で、その代わり何の店?思うほど装飾に凝った楽しげな空間の一角なので見つけにくいことです。
壁にいろんな絵柄がプリントされたトイレットペーパーがお洒落にディスプレイされているので、それでなんとかわかった位。
(2009年の訪問時はとうとうトイレの場所がわからず、モールを何周も回った後にホテルにとぼとぼ歩いて帰ったのでした。
この時は近いところに泊まったから良かったんですけれど。)
その苦い思い出もあったので、今回はバシバシと利用させてもらいました。
入り口のカウンターで利用人数を言って、バスの料金徴収口みたいな穴に小銭を流し込むと、男女に分けた列に並ばせてくれます。
有料だと知って途中で驚いて帰る人も結構いるので、待機が長すぎて困るという程でもなかったのですが。
しかし世界中のお客が集まる場所ですから余裕をもって入るべきかも。
1回ごとにお掃除の人が個室に出入りしてモップで床を拭いたりするのでこちらも緊張しますが、まあ入ってしまえば快適です。
(1階上がったフードコートのフロアにもトイレがありますが、ここは普通のビル内のトイレという感じで1ユーロもしなかったと思います。
でも衛生的にいまひとつで、便座がなかったりしたのでびっくり。
もちろん、ルーブル美術館内のトイレなら、普通程度には綺麗で無料です。)
ここまでトイレ話ばかりでなんなのですが、このモールでもうひとつ衝撃だったのは、前回訪問では私の買い出しの中心地となっていたヴァージンメガストアが閉店していたことでした。
文具・書籍(特にバンドデシネと呼ばれる分野の欧州グラフィック漫画)・音楽方面と広大に揃っていた良いお店だったのに。
代わりにこの場所にはPrintemps:プランタンの売場が入るんでしょうか、大きな垂れ幕がかかっていました。
映画「ダ・ヴィンチ・コード」ですっかり有名になった「逆さピラミッド」の広場が真ん中にありまして、これもこのモールの目玉です。
撮ったときは奇跡的に人が写ってない瞬間でしたが、ここに手を差し込んで記念写真を撮る人で、朝から晩まですんごい混雑している場所なのです。
というわけで、ペンスタンドのことだけ書こうと思ってたのにこれまたすっかり観光案内になってしまいましたが、デルフォニクスのルーブル店、行けたらいいなとずっと思っていたので大満足です。
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2013.06.09
お揃いで万年筆も買ってみました。
旅先の文具買い出しで、ファーバーカステルのオンドロ(Ondoro)という0.7mmシャープペンシルを入手したことは以前書きました。
●BHVで文具もいろいろ買ってきました。(旅にっき)
太軸かつ鉛筆そっくりの六角デザインが予想以上に使いやすく、毎日手に取る筆記具となりつつあります。
結局、この持ち心地ならと、万年筆のほうも先日ポチってしまいました。
嗚呼...このお揃い癖をなんとかしたい…(頭を抱える)
定価は14000円、通販売価では今のところ1万円前後といったところでしょうか。
1万円なら日本産金ペン先のスタンダードモデルが購入できる現在、こちらはスチールペン先なので決してお買い得とは言えませんが、しかし!
とても楽しいです。気に入っちゃった。
ペン先は、サファリよりほんの少し長いという程度。
シュッとした形状とポチポチ模様がなかなか格好いいのです。
軸に比してだいぶ小さめな鉄ペン先ゆえに、筆記時のしなりはほとんど無いと言えます。
しかし、特筆すべきはそのインクフローの豊潤さ。
細字(日本産ペン先でいう"細め個体な中字"程度。)なのに紙の上でキラッと光るほどはインク出があるので、書き味も滑らかで。
みずみずしいせいで一瞬、これはふんわりな柔らかペン先?と錯覚してしまうほど。
こういう仕様なので、万年筆らしい表情に富んだ趣のある書き味を求めることは無理なのですが、ボールペン的にガッシガシと高速大量筆記可能な頼もしさは、持ち心地にもペン先にも確実に有りです。
能率手帳用にはすこし太くみずみずし過ぎるので、ノート上で活躍中。
通販ではFペン先しか売ってなかったので、線巾1種類じゃ増やし甲斐がないや…(?)と諦めていたのですが。
調べてみるとMやBも海外市場では存在するようです。
Faber-Castell - Ondoro ←メーカーHP
オレンジ軸への心残り、解消できる時がいつか将来やってくることを心待ちにしたいと思います!
上に掲載した写真の通り、首軸がかなりの度合いでくびれているのです。
そのせいか(六角軸であること以外)お揃いのシャープペンシルほどには「鉛筆似」な感じはありません。
このくびれの細さのせいで、持ったときのゴツさが消えるのは良いかも。
軸内部は、ねじ込み部分は金属パーツで上下ともしっかりと作ってあるので好印象ですが、この部分が華奢なせいか締めがゆるいと筆記時にギシっと揺れるので注意です。
総重量32gとなかなかのズッシリ感なのですが、そのうちキャップが17gを占めますので!これは外して書くべきでしょう。
廻すのではなく、プチっとはめる勘合式キャップですが、シッカリ目な手応えなので密閉性もよいと思います。
コンバーターも最初から付属してました。
「コンバーターがちょっと緩い」というレビューを見かけたけれど、私の個体もそうだった…
下記のとおり、他メーカーの代替品はたくさんあるからまあいいや、なのですけれど。
カートリッジは普通の欧州規格なら大丈夫そうです。
ウォーターマンやペリカンのロングサイズも使えそうですが、まだまだ余っているBiCのお徳用ショートカートリッジでじゃんじゃん消費中です。
このカートリッジ、買った直後はペリカン青どころじゃないほどシャバシャバし過ぎていて、だいぶ水っぽいなあと思っていたのですけれど、今になってようやく(蒸発して多少煮詰まったのは確かで。)ラミーっぽい鮮やかロイヤルブルーに変貌。
いいぞいいぞー!
でも早く使い切らないとね。
ちなみにカートリッジは行方不明やバラけを防ぐために、まとめて箱収納してあります。
●関連過去記事:
・カートリッジインクの収納箱を作ってみました。
というわけで白い六角ペア、目にも涼しくて日仏それぞれの良い買い物となりました。
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ファーバーカステル オンドロシリーズは下記で購入できます
○Amazonではこちら
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2013.06.03
「オブリビオン」を観てきました。
予告編鑑賞時点でちょっと気になっていた作品だったので、今回さっそく観てきました。
●映画『オブリビオン』公式サイト
ブルーレイを買ってしまったほどに好きな「トロン・レガシー」と同じ監督、ということで、たしかにそんな感じの無機質異世界っぽさが非常に美しいと思いました。
主人公達が生活するスカイ・タワー内部のデザインが良いです。
実際はあんな状態を維持するのは絶対無理なんでしょうが、暮らしてみたいインテリアとして非常に憧れているのであります。
壁とひと続きになっている操作パネルもかっこいい。
ああいうテーブルで仕事をしてみたいものです。(文具の置き場所は全く無さげですが)
偵察に使うバブル・シップの形も好きなんだよなあ。
人類がいなくなったあとの地球ということで、岩の砂漠のような広大な景観は、ほぼゼロからCGで作って合成しているんだろうなと思っていたのですが。
VFXメイキングを帰宅後に探したところ、ちゃんとああいう景色の土地があるんですね!
スカイ・タワーを囲む美しい雲海も、高地の崖からの実写が元になっていて、それをセット周囲の壁に映しているのだと知りました。
地球は広いんだなあ…。
お話としては、オチも含めてわりと好きな展開です。
(似た要素を含むいろいろなSF映画が浮かびましたが)モヤっとわけがわからない後味、というのはありません。
とはいえ、120分超えにするほどの濃さでは描かれていないのが残念です。
緩急に欠ける時間帯があるというか、もうすこしうまく圧縮出来なかったのかなあと思います。
トム・クルーズは相変わらず年齢不詳にばりばりと動いていてカッコいいです。
シャワーシーンが無意味に何度か入るのはファンサービス?
オルガ・キュリレンコは007のときよりすごく綺麗でびっくり。
ヴィキ役の女優さん(アンドレア・ライズボロー)はどこかで見たことがあるような気がして帰宅後に調べまくったら、「わたしを離さないで」のクリシー(主人公とコテージで同居するカップルの1人)でした。
この映画は原作含めてかなり好きなのです!
その時はほぼ無化粧の純朴な少女の役柄だったので、今回の人形のような変貌ぶりに感動であります。
モーガン・フリーマンはもう少したくさん登場して欲しかったです。
彼を主役にした、あの世界のスピンオフが一本作れそうな存在感がありました。
というわけで、(5点中3程度には。トム・クルーズ好きなので"4近くの3"くらいで)面白かった映画でした。
以下、かなり詳細な映像が入っているので鑑賞後にどうぞなメイキング動画(英語サイト)です。
○Oblivion : Behind The Scenes - VFX
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2013.06.01
BHVで文具もいろいろ買ってきました。(旅にっき)
"パリの東急ハンズ"といえるBHVで、インテリアパーツ売場にうっとりハマっていた件は以前アップしました。
●関連過去記事:BHVで引き出しのつまみを買ってきました。(旅にっき)
それ以外にもコマゴマと各階を見て回って楽しく過ごしたのですが、文具部門も書いておこうと思います。
巨大、というほどの規模ではないのですが「濃い」売場であることに感激。
(・・・というよりこれは一般的文具売場の話で、後から気付いたのですがプロ向けの本格画材コーナーが別の階にあったのでした。)
学生用・事務用・お土産用・モンブラン等高級ブランド筆記具のショーケースという構成。
昨年は1ユーロ100円だったのに、この時点で130円超えしているという通貨事情のため、高額なブランドものを買って帰るのはちょっと抵抗あり。
消費税も(高額品の場合 手続きすればいずれ返ってきますが)20%近く取られるのです。
以下、買ったいろいろなものから、いくつか抜き出してみます。
学生用ノートの棚全面にずらりと並ぶクレールフォンテーヌ社製のノートを眺めると、ヨーロッパのデパートに来たなあという実感が。
カラフルな表紙が一面に続く景色に惚れ惚れです!
そっと開いてみると大部分のノートがSeyès:フランス罫 なことにも興奮しました。(上写真)
横罫や方眼もあることはあるけれど、品揃え少なめ。
●最初の購入体験記はこちら:フランス罫線のノートを買ってきました。
クレールフォンテーヌのノートは今までの旅先の買い物でだいぶ冊数も貯まったし、勿体なさゆえに結局いまだ消化できていないので、今回はすごく我慢しましたとも。
それでもぬかりなく、このサイズ専用ビニールカバー付きで買いましたが。
(名前orタイトルを書く紙片用のポケットが表紙についているところが、学生用な雰囲気で良いです。
ドイツで買った比較的ぺらぺらビニールのとは違って、しっかりしたクリアホルダーのような硬さがある素材。)
"お膝元"な国の売場に来て思うのは、クレールフォンテーヌ社製の紙もの製品の商品群の多さです。
日本ではノートぐらいしか知らなかったのですが。
○Clairefontaine - Fournitures scolaires et bureau
HPにある電子カタログ、440ページを超えるボリュームなのですが、ぺらぺらとめくっていくと(そんな効果音が付いてるんです..)子供用ラクガキ帳やペンケースなどのファンシーグッズから、プロが使う本格画用紙の数々まで、その守備範囲の広さに驚きます。
面白いのでどうぞご覧になってみてください。
横罫のホチキス綴じA5ノート。
ATOMIC SODAというメーカーのもの。
アンティーク風味の、なんとなく日本ぽい(千代紙風な?)表紙デザインのノートが並んでいたなかで、いちばんフランス的花柄のを選んできました。
紙はとてもしっかりしています。
パイロットのカリグラフィ用万年筆、plumixのミニサイズ軸を買いました。
軸色がたくさんあって迷いましたけれど、今回は透明ブルーで。
カートリッジは欧州規格のもので、青インクで2本入ってます。
ペン先はMなのでおそらく1.5mm巾位かと思われます。
日本で売っているペチットワンに雰囲気が似ているところが面白いかも。
●長い軸を購入時の記事はこちら:パイロットのカリグラフィーペンを買ってきました。(PILOT Plumix)
さすが先行発売されたフランスなだけあって、フリクションもたくさん売ってました。
ステッカー類。
ただし、作りが細かくて、立体感やキラキラ光沢なども隙無くきっちり仕上げてあるのはだいたいメイドインジャパンなのです。
のっぺりした素朴さの「外国のシール」っぽいのを、あえて探します。
枠内に文字を書き込めるラベルステッカーも、旅のお土産文具としてよく買うもののひとつです。
ノートのタイトルから箱類の中身表示まで重宝していますので、飽きがこなさそうなデザインで買い足すことにしました。
定番のボールペンは既に持ってるので、BICの鉛筆を。
短めに削られてキリっと尖った2本セット。
3Bは濃くて使いやすそうです。
どこのペン立てでも見かけるような、馴染みやすくてさりげない外観が好きです。
買い物に使えそうなビニールのショルダーバッグ。
わりと大きくて巾50cmくらいはあります。
ファスナーやボタンなどはないシンプルなものです。
マチも約15cmと大きめなので、クローゼット内の物品(小型家電やバッグ類、袋入りの衣類/寝具等。ストックしている空き箱もここにまとめようか?)整理用にもよさそうです。
中に書類ボックスを立てて入れるとノートパソコンや書籍類の一時置きとしても使い勝手ヨシです。
そしてこれ、鉛筆型がかっこよかったので一目惚れで入手した、ファーバーカステルのオンドロというシャープペンシル。
かなり太軸です。
白・黒・オレンジの3色がありまして、どれも発色がクッキリと美しく、ガラスケースの中で目を惹きました。
(特にオレンジの第一印象が良かった。
この色が好きな人には超おすすめな、濃くて美味しそうなオレンジです。)
実は40%OFFのシールが、白軸にポチっと貼ってありまして。
値引き後なら50ユーロ台なのでお買い得なはず。
「むっしゅー、よ、よんわりびきは・・・しししシロだけなんでしょうか?」
というようなことを必死で尋ねる。
理由はわからないのですがとにかく、白軸のみお買い得だったのでした。
輝く白さ!といっていい程にまっしろけなので、定価売りのオレンジ軸じゃなくてもいいか という気に。
六角のカドが手に当たるかと思ったのですが、平らな面も広いせいか全く気になりません。
適度な重量感と太軸なところが手の中でとても安定して、予想外レベルの持ちやすさと書きやすさ!
芯は0.7mmです。
後ろの銀色の部分をひねることで芯が出ます。
ただし、ここは外すことは出来ず、先頭の口金部分を廻して内部パーツごと外に出してから小さい栓を外し、芯の出し入れをする仕組み。
(最初書いてみて、芯が揺れる感じに若干ガッカリしたのですが、このパーツを口金内にしっかりねじ込み直すと固定されてビクともしなくなりました。
ファーバーカステルっぽい、一体堅牢な安定感がよみがえって安堵。)
現在、シャープペンシルは一貫して"濃いめ芯"にハマっているので速攻、手持ちの国産2Bと入れ替えてしまいましたが、0.7mm芯でもそれ以上の濃度が出てくれないかなあといつも思います。
この「オンドロ」は、お揃いでボールペンやローラーボールや万年筆もあるようです。
ということは帰国後に買うものは決まっているな!
と、(心のメモ帳の)Todoリストにしっかりと書き込んでから、買い物を続けた私なのでした。
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○Amazonではこちら → ファーバーカステル オンドロ
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ああ楽しかった。
写真は、今まで数回分の旅先買いにて蓄積したノート。
クレールフォンテーヌだけでなく、Oxford製も混じっています。
半数くらいがフランス罫で、あとは実用性を考えて方眼などにしました。
色味が綺麗で、背を眺めてるだけでうっとり。
・・・などと言ってる場合ではないので、これから気合いを入れて使っていきます。
も、もう買わんぞ!