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2013.06.13

パリのデルフォニックスで鉛筆スタンドを買ってきました(旅にっき)

130611デルフォニックスのルーブル店で購入した「ペンシルスタンド」です。
鉛筆が一本だけ入ります。
大きめのペン立て等、他にもいくつかの種類があったのですがこのシンプルさが(値段も手頃で!)良いなあと思いまして。

調べてみると、Paper-Woodという名前の製品で、ベニヤと厚紙を重ねたものであるとのこと。
このオレンジの部分は紙なのだと、ページを読むまで気付きませんでした!

みっちりと押し固めてあるようで、サイズの割に重みがあります。
合板研究所 Plywood Lab.
すこし重めのシャープペンシルを差し込んでも問題なく、安定して使えるのでした。

写真は、普段は赤の2mm芯を入れてほぼ毎日のように使っている伊東屋の木軸シャープペンシルなのですが、こんな感じの取り出しやすい角度になるんです。
普通の鉛筆よりはちょい太め直径でも大丈夫。
子供向けなおにぎり型三角軸である、ファーバー・カステルの「ジャンボ・グリップ」もぴったりです。
これ、ブレーメンの街の文具セールで数本買ってきたのです。(専用の削り器も一緒に。)
この記事の一番下の写真がそれです。
ドイツでいろいろ買ってきました(文具編)


このペンスタンドは厚みが1.5cm程で、狭い隙間に差し込むように立て置くことが出来ます。
場所をとらずに鉛筆(または細めのシャープペンシル)専用の場所が作れるので便利。
ベニヤの木色とオレンジの縞々が鮮やかで素敵ですよ。


ちなみにこの店はパリとはいえデルフォニックスの支店なので、ここで売ってるもののほぼ全ては日本で購入出来るものです。
当初は、「いいのがあったら帰ってから買うか」などと考えつつお店を覗いてみたのですが、日本人のスタッフの方から"ルーブル店限定"であるというロルバーンノートをご案内頂きまして、それ以降は普通にじゃんじゃんと買い物してしまいました。
・・・というわけで「限定」という言葉に弱い人は気をつけよう! 私です(・∀・)ノ

130522 130522
 
130514この時、出てからそんなに経っていなかったネオンイエロー軸サファリの中字もうきうきと購入。
(定価で21ユーロだったので、まあ欧州ならではのお買い得価格だったからOK。と思うことにしました。)
レギュラー色の軸でしたら必ずBペン先にしたかったのですが、この軸はMまでしかなかったです。

元祖の、黒クリップ/黒ニブの濃厚イエロー軸サファリが至高であると確信していますが、ネオンカラーもなかなか良いものですね。
クリップのシルバー配色が目にも爽やかで、気に入りました!


このデルフォニクス パリ・ルーヴル店は、ルーブル美術館と地下で直結しているショッピングモールである「Carrousel du Louvre(カルーゼル・デュ・ルーブル)」の中にあります。
CARROUSEL DU LOUVRE - accueil

デルフォニックスはその中では小さめの店舗なのですが、日本のベストセラー文具から、有名ブランドの高級万年筆までがたくさん並んでいてそのセンス良い品揃えでいつもお客さんで賑わっていました。

このモール、ここ以外にもアクセサリーや玩具や生活雑貨等々、お土産にぴったりのオシャレ小物を売る店が揃っているので、見学ついでにぶらっと歩くにはとても面白い場所です。
ガラスの螺旋階段が入ったAppleStoreも入っていて、ここも大混雑。
フードコートは各国向けの料理が食べられる巨大な空間で、ちょっとお高いですが美味しかったです。

130428 Paris 130428 Paris

このモールで気をつけるべきは、トイレが有料(5月当時で1人当たり1.5ユーロ)で、その代わり何の店?思うほど装飾に凝った楽しげな空間の一角なので見つけにくいことです。
壁にいろんな絵柄がプリントされたトイレットペーパーがお洒落にディスプレイされているので、それでなんとかわかった位。
(2009年の訪問時はとうとうトイレの場所がわからず、モールを何周も回った後にホテルにとぼとぼ歩いて帰ったのでした。
この時は近いところに泊まったから良かったんですけれど。)

130429 Parisその苦い思い出もあったので、今回はバシバシと利用させてもらいました。

入り口のカウンターで利用人数を言って、バスの料金徴収口みたいな穴に小銭を流し込むと、男女に分けた列に並ばせてくれます。
有料だと知って途中で驚いて帰る人も結構いるので、待機が長すぎて困るという程でもなかったのですが。
しかし世界中のお客が集まる場所ですから余裕をもって入るべきかも。
1回ごとにお掃除の人が個室に出入りしてモップで床を拭いたりするのでこちらも緊張しますが、まあ入ってしまえば快適です。
(1階上がったフードコートのフロアにもトイレがありますが、ここは普通のビル内のトイレという感じで1ユーロもしなかったと思います。
でも衛生的にいまひとつで、便座がなかったりしたのでびっくり。
もちろん、ルーブル美術館内のトイレなら、普通程度には綺麗で無料です。)

 
ここまでトイレ話ばかりでなんなのですが、このモールでもうひとつ衝撃だったのは、前回訪問では私の買い出しの中心地となっていたヴァージンメガストアが閉店していたことでした。
文具・書籍(特にバンドデシネと呼ばれる分野の欧州グラフィック漫画)・音楽方面と広大に揃っていた良いお店だったのに。
代わりにこの場所にはPrintemps:プランタンの売場が入るんでしょうか、大きな垂れ幕がかかっていました。


映画「ダ・ヴィンチ・コード」ですっかり有名になった「逆さピラミッド」の広場が真ん中にありまして、これもこのモールの目玉です。
撮ったときは奇跡的に人が写ってない瞬間でしたが、ここに手を差し込んで記念写真を撮る人で、朝から晩まですんごい混雑している場所なのです。

というわけで、ペンスタンドのことだけ書こうと思ってたのにこれまたすっかり観光案内になってしまいましたが、デルフォニクスのルーブル店、行けたらいいなとずっと思っていたので大満足です。

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コメント

フランスでトイレというと、自分がフランスに行かなくなってからニュースで見た、自動洗浄機能付の有料トイレを思い出します。(「サニゼット」と言うらしい。)

ヴァージンメガストア撤退は、Fnacとの競争に負けたせいでしょうか?

投稿: cretinino | 2013.06.14 15:14

(検索する→)あ、このトイレ施設ですね!
道を歩いてると度々見かけました。
これ1度入ってみたいと思うんですが、閉じ込められたらとか中で溺れたらとか思うと非常に勇気が要ります(笑)

Fnacはシャンゼリゼ店に行きましたがすごく巨大です。
繁盛してますね〜これは完全に競争で勝ってるなあ。
Mac製品などもたくさん置いてあるので旅中重宝しました。

投稿: ほしの | 2013.06.14 15:31

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