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2013.06.03

「オブリビオン」を観てきました。

B00BPA6XUK予告編鑑賞時点でちょっと気になっていた作品だったので、今回さっそく観てきました。
映画『オブリビオン』公式サイト

ブルーレイを買ってしまったほどに好きな「トロン・レガシー」と同じ監督、ということで、たしかにそんな感じの無機質異世界っぽさが非常に美しいと思いました。

主人公達が生活するスカイ・タワー内部のデザインが良いです。
実際はあんな状態を維持するのは絶対無理なんでしょうが、暮らしてみたいインテリアとして非常に憧れているのであります。
壁とひと続きになっている操作パネルもかっこいい。
ああいうテーブルで仕事をしてみたいものです。(文具の置き場所は全く無さげですが)
偵察に使うバブル・シップの形も好きなんだよなあ。

人類がいなくなったあとの地球ということで、岩の砂漠のような広大な景観は、ほぼゼロからCGで作って合成しているんだろうなと思っていたのですが。
VFXメイキングを帰宅後に探したところ、ちゃんとああいう景色の土地があるんですね!
スカイ・タワーを囲む美しい雲海も、高地の崖からの実写が元になっていて、それをセット周囲の壁に映しているのだと知りました。
地球は広いんだなあ…。


お話としては、オチも含めてわりと好きな展開です。
(似た要素を含むいろいろなSF映画が浮かびましたが)モヤっとわけがわからない後味、というのはありません。
とはいえ、120分超えにするほどの濃さでは描かれていないのが残念です。
緩急に欠ける時間帯があるというか、もうすこしうまく圧縮出来なかったのかなあと思います。

トム・クルーズは相変わらず年齢不詳にばりばりと動いていてカッコいいです。
シャワーシーンが無意味に何度か入るのはファンサービス?
オルガ・キュリレンコは007のときよりすごく綺麗でびっくり。
ヴィキ役の女優さん(アンドレア・ライズボロー)はどこかで見たことがあるような気がして帰宅後に調べまくったら、「わたしを離さないで」のクリシー(主人公とコテージで同居するカップルの1人)でした。
この映画は原作含めてかなり好きなのです!
その時はほぼ無化粧の純朴な少女の役柄だったので、今回の人形のような変貌ぶりに感動であります。

モーガン・フリーマンはもう少したくさん登場して欲しかったです。
彼を主役にした、あの世界のスピンオフが一本作れそうな存在感がありました。

というわけで、(5点中3程度には。トム・クルーズ好きなので"4近くの3"くらいで)面白かった映画でした。


以下、かなり詳細な映像が入っているので鑑賞後にどうぞなメイキング動画(英語サイト)です。

Inside Oblivion

Oblivion : Behind The Scenes - VFX

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