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2013.09.22

金ペン堂でペリカンの800を買いました。(5年ぶり2本目)

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神保町の金ペン堂、ついこの間行ったような気がしていたのですが2008年以来でした。
ここで前回購入したEFペン先の緑縞は、もうずーっと素敵な書きごこちのまま日々稼働しています。

M800はそのずっしりなボリュームゆえに、体調によっては「ちょっと重いかなぁ」と思ってしまう時もあるのですけれど。
しかしそれ以上に、金ペン堂チューンの心地よさで休眠させるヒマも無くて。
そろそろまたペン先違いで仲間を増やしたくなってきたので、今年踏み切ってみようと決心。

●前回の購入記事:金ペン堂でペリカンの800を買いました。

 
行き方自体ほぼ忘れていましたので、近年の訪問レビューが掲載されたブログやGoogleマップのストリートビューでじっくりと事前調査はお約束で。

辿り着いてみると、何も変わってなくてひと安心です。
(ご家族の方なのかもしれませんが、中の人が増員されていました。)
常にお客さんが出たり入ったり問合せの電話が鳴ったりで、極狭の店内はなかなかの活気。
ショーケースの中に、ペリカン達が型別・色別にまとまってピカピカ大量に並んでいる風景、ああこれも以前のままだ!

やはり前回と同じく、万年筆のお金を払う人のうしろにおとなしく並んで順番を待った私です。
「800の太さで買いたいと思ってるのですが。」
と、(きっぱりとその気満々で)即反応いたしましたよ!

それ以降のあいだは私以外の「買いに来たお客」もなかったので、店内混雑することもなく。
EFも以前買いましたという件からじっくり和やかにお話が進んで、楽しかったなぁ。

Mはだいぶ太いですよとも言われたのですが、既に持っているペン先達との使い分けを考えると、ベストな選択であろうという考えは揺るぎませんでした。

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ペン先は調整済みで販売されているとはいえ、何通りかの個性別にざっくりと分けられているような気がします。
とりあえず渡された1本目を試し書きすると、その様子を観察されてすかさず
「いやこっちのほうがきっと書きやすいかもしれません」
と違うのを渡され。

「もし、前の時代の平らな研ぎの感じがよければこっちも書いてみてください」
というのも体験させてもらいましたし
(でも先方の予言の通りこういうのは、適応筆記角が限定されるので私の手には書き出しに少々難があり。
それ以降の書き心地はいかにも、ちょっと以前のペリカンの感じだったので楽しかったんですが。)

とにかく、まったく書き心地が異なる何本かのM800中字で「星野」と書き試しているうちに。
「たぶんこれが一番気持ち良く書けるんじゃないかと思いますね」
と手渡されたものは、いままで体験したことないようなトゥルン(?)とした豆腐のような滑らかな筆記感。
それでいて、ショワっとした筆記音もあるんですが、インク出はたっぷりとしています。

「…おおぉ…これは面白い…良いですねー!!」
と驚いていると、
「その(私の)書き方には合ってると思うんで、これにしますか?軸の交換ついでにもう少し(調整を)やっておきますし」
とのことで。わーい。

 
青縞-金トリム軸にしたのは、まあシンプルに言えば消去法的に「持ってない色味がこれだから」という理由が一番大きいんですが、近年はシルバーよりゴールドと組み合わせた色軸のほうが好きになりつつもあり。
いつも赤系の二番手候補として迷っていた配色ではあったのです。
残り3本しか飾ってなかった赤縞軸が800ではもう製造されない色であることも知ってはいましたけれど、既にM400のBニブで所有しているのでぐっとこらえ、スルーということで。
それじゃなくても去年600のルビーレッド軸を買っていますので、赤ばっかり続くのもどうかと思いました…。

ちなみに、ダメモトで尋ねてみた茶縞軸は
「ここのところまた急に問合せが増えてあっというまに」
旅立ってしまったとのこと。
皆さん、考えることは一緒ですね!

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もちろん、ここで買うならこれしかないなという感じで、さっそくウォーターマンのブルーブラックを入れてもらいました。
(耐光性をのぞむならパイロットのブルーブラックがおすすめとのこと。)
ウォーターマンBB、私が所有しているのはいまだに前のラベルデザインのボトルなのですけれど、現行の新版は成分もちょっと違うのだとか。
帰宅後使ってみると、緑色への変色は相変わらずだし ← これはむしろこの現象が好きだったので安心した
どう違うのかな?という感じはあるのですが。
青みの深さが少し違うような気がしなくもない?
・・・とにかく、現在使用中のマルマンボストンノートの上では書き出しの見事な藍色を経て、すこし経った頃にはもう、夜の海のような深い青緑となっていたのでした。

ちなみに、キャップが固まりがちなウォーターマンのボトルは、あくまでも私の解決法ですけれど、こりゃダメだわと思ったら、しめたまま水道の流水の下にボトルをさかさにしてくぐらせます。
そうすると、蓋がしまってるはずなのに、その周辺でかたまったインクがするすると流れ落ちる!
そうなったあとにギュッとまわせば大抵外れます。
くれぐれもペンチなどでキャップをぶっ壊してはいけません。

130922とにかく、このインクは新旧混ぜるのはおすすめできないとのことでしたので(まあ確かに、うちのはだいぶ古いインクではある。)、以前のほうは他のペンで使い切ってくださいねと言われ、新ボトルも一緒に。
あと、ペリカンの箱に入った小型革ペンケースもオマケで頂きました。
その後、透明軸をつかった吸入実演やら、お手入れ-管理法までビッシリ書かれた紙もつけてもらい。
最近、慣れのあまりか諸々ちょっといいかげんになっていた気もするので、よい矯正となりました。
勉強になったなあ。


そしてうまいこと再び新客が歩み寄ってきたタイミングで、ご挨拶して帰ったのでした!
ああよい買い物をした。満足であります。
次(また5年後?)は、ホワイトのM400が可愛くて良いかなぁ。

 
自分はわりとドライめな(インク出がそう多くない、筆記音もうるさいくらいの)ペン先が向いているのだと思いこんでいましたけれど。
今回のはすべすべショワショワの豊潤フロー。
 ↑何を言っているのか自分でもよくわからないけどそんな感じ。いわゆるヌルヌルっていうのではないと思う。
良い仕上がりになっているので書き味がコレジャナイと思うようになったらいつでも持ってきて下さいねとのこと。

まだまだ万年筆の世界は奥深いのだ。
と深々と頷きつつ、ノートにあおみどりの文字を書き散らしている毎日です。

誕生日プレゼント、どうもありがとう!だいじにしますよ


 
年に1,2度するかしないかのひとり東京遠征文具ツアー、今回も、手帳を含めてたくさんの店をまわり、どっさり買ってしまいました。(はたらくぞー)

しばらくは、そんな「買った」系のネタが(といっても年中こういう話ばかり書いてますね)続きそうですが、どうぞ大目にみてやって下さい。


●その他、"おおもの系ペリカン"についての関連過去記事:
 ・ルビーレッド色の万年筆を買いました。

 ・ペリカン限定万年筆「コンコルド」を買いました。

 ・ペリカンの400が増えました。

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» 金ペン堂でアウロラグリーン [資格と、デジタルと、文具、と。 から]
お久しぶりです。。なんかほんと2013年は私にとって苦悩の年で なんかもんもんとして気づいたら10月。。。がくり。 今回は、文具話です。ちまちまいろいろ買っているのですがおいおい・・。 この土曜日に、金ペン堂へ発作的に?いってきました。 金ペン堂。万年筆好きの方なら有名な神保町のお店です。 いろいろ記事を読むと、すごく厳しいイメージ (モンブランのインクは禁句...... 続きを読む

受信 2013/10/07 17:52:01

コメント

万年筆のこと、ブログを拝見しています。
金ペン堂でいいですね。私も金ペン堂M1000をもっています。
平研ぎのM800、いいですね。私もほしいです。
東京へ飛行機で片道1時間かかるところにすんでいるので滅多なことがないと東京にいけません。通販で買うのは怖いし、またいつか金ペン堂に行って購入したいです。

投稿者: 花畑 (2013/09/22 22:11:05)

こんばんは。いつも読んで頂いてありがとうございます!
遠方にお住まいですと、旅行のついでのような時ではないとなかなか寄れませんよね。
いつか行ってみたい憧れの遠方文具店、私もたくさんあります。
金ペン堂も、次はいつだろう?
それまでに、何を買うかじっくり考えておかなければ。

投稿者: ほしの (2013/09/22 22:38:51)

前回の金ペン堂での購入も、お誕生日近くだったのですね。おめでとうございます。

10年くらい前、自分が昼休みに徒歩で金ペン堂に行ける場所で働いていた事を、懐かしく思い出します。(M400の青縞、ニブはFを購入。)

投稿者: cretinino (2013/09/22 23:49:34)

ありがとうございます〜
せっかくの機会なので、むりやりイベントに絡めて記念にしたかったというか....!
金ペン堂が徒歩圏内にある環境だったらもう、(財政的に)たいへんなことになっていたかも(笑)
のんびりじわじわと増やしていこうと思います。

投稿者: ほしの (2013/09/22 23:58:26)

こんにちは。二本目、いっちゃいましたか~(笑

僕も2008年に800のMを買いました。緑縞です。広島から大阪にきて下宿を始めた年で、バイトもまだだったので生活費を削って買いました(笑 ずっと、ほしのさんの過去日記でM400を見てはペリカン欲しい~と思っていたのが今でも忘れられません。

僕のはネットで購入でしたが、中々相性の良いニブです。Mのわりにフローがやや渋めなので、ストライクゾーンど真ん中は狭いのですが、その少し外側が今まで体験したこと無いぐらいに広く、平べったいニブが好みなのと相まって、総合的に使いやすさは未だにNo.1です。フローが渋めといっても、つゆだくではない、という程度のもので、大抵の紙ですぐに乾きますし、安定しているので使い勝手は良いです。こういうものを納得の価格で安定して生産出来るのがペリカン魅力なのだなと思いました(^^)

投稿者: Griffith (2013/09/23 13:19:32)

こんにちは!
とうとう2本目のおかわり、いっちゃいました〜

何年か前までの、平らな研ぎが特徴だった(中字以上の)ペン先、いまだに憧れが強いんです。
でも、私の手でうまく書き出せるのはM600まで。
どの店で書かせてもらってもM800は難物でした。
私みたいな人間が多いから近年のは丸くなっちゃったのかなぁ?
上手に使いこなしてらっしゃるのが実に羨ましいです!

年々使い続けると、自分の手にどんどん沿っていく、そだてる喜びが湧いてきますよね。
ペリカンの万年筆は、そういう愉しみもじっくり味わえる名品であると私もしみじみ思いつつ使っています。

投稿者: ほしの (2013/09/23 14:48:41)

 この前、M800、金ペン堂で買った奴が、首軸からポッキリ折れたように胴軸が外れてしまい、修理してもらいました。保証書があったので無料でした。ラッキー。

 ペリカンの万年筆は、新品だと本当に一本一本書き味が違いますよね。いいのもあれば、(自分にとっては)ハズレなのもあり、「品質管理どうなっとんじゃい!」と言いたくなるようなのもあったり。

 だから、金ペン堂やフルハルターのようにペリカンを「最初の一筆から快適に書けるようにしてくれる」お店が大事なんだな、と改めて今思いました。ちゃんと(自分の手に馴染んで)書けている限りは、素敵なペンたちですからね。

 逆に、そういうお店でなくても全然問題の起きない国産ペンのクオリティもすごいと思いますが。(ペンをネットで買えるって、実はすごいことなんじゃないでしょうか、と今思いました)

投稿者: しまみゅーら (2013/09/24 13:28:29)

修理してもらえて良かったですね〜私も気をつけなければっ!

はい、私も、国産メーカー品の万年筆は、わりとホイホイAmazonなどで買ったりが多いですし、ちゃんとしたものが届いて楽しく使えてます。
ペリカンに限らず海外品は、「素」の状態が良いものとそうでないものの差が大きいので、購入時の緊張感は国産品より格段にアップしますね(笑)

じゃんじゃん買い集めたい欲もさすがに卒業しましたから、今後はゆっくりと金ペン堂のような確実な店で増やすぐらいにしていこうか。と(今の所は!)思っているのですが…。

投稿者: ほしの (2013/09/24 13:51:09)

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