« 2013年12月 | トップページ | 2014年2月 »
2014.01.25
今年からデイリーA5手帳も使い始めてます。(NOLTY メモリー2)
週間管理用に買ったNOLTYの手帳用紙が書きやすくて、「このままでは1日1ページ版も買ってしまうかも」というくらい気に入ってしまったのは先日のこと。
結局、まだまだ手帳コーナーが健在な近所の書店であっさりと買ってしまいました〜。(意思弱っ)
●関連過去記事:
・青革のダイアリーカバーが増えました。
・来年の週間手帳を買ってきました。(NOLTYベルノA5バーチカル)
○2014年1月始まり NOLTY メモリー2(ネイビー) :商品詳細
↑ 時節柄、メーカーでは売り切れみたいなんですが、店舗の手帳売場などにはまだまだ並んでるかと思います。
先日レビューしたウィークリーの「ベルノ」と共通になりますが、これは販売元の用紙解説ページによると、大判(A5以上)のサイズに使う規格の紙のようです。
すべすべした「手帳らしい紙」なのだけれど、程よくコシがあってしっとりマイルドな書き味。
万年筆との相性はかなりいいです。
「どちらかといえば引っかかり少なめなスムースな書き味が好き」派・「こまかく書きたい」派の方には1度味わって頂きたい使い心地。
インクとの相性は、そう厚いわけでもないので万能とは言えませんが(パイロット系だと太い場合は線端が裏からも透けて見えるかも)、滲みなどは特に感じられません。
日々使うにはこれくらいでいいんだよなあ!というちょうど良さがあります。
鉛筆芯でもスベスベ気持ちよく書けるので、気がついたら終始シャープペンシルの文字になっていることも。
(消しゴムで消せるって便利なんだよね…)
日記帳的な使用を想定しているのか、きっちりと元旦〜大晦日までのページ構成がメインになっていて、うしろのメモやカレンダー系などの他の付録は少なめのページ数に抑えられています。
(そこが逆にスッキリしていて使いやすいです。)
メインは、1ページづつ日付入りの7mmの横罫ノート。
罫左端にさりげなく時刻数字も振ってありますが、7:00〜18:00という(私には)まるで使いものにならない時間帯なので。
例によって、模様だと思うことに…。
フォントのサイズや形状・上品な字色も含め、デザインのレイアウトはさりげなく目にストレスがない。
こういうところはさすが手帳の会社という気がします。
あえて難があるとすれば、すこしクリーム色(の赤みがかった感じ)が濃すぎではないかと思うことはあり。
この紙の上ではモンブランのブルーブラックがほぼグレーに見えるのはちょっと面白いのですけど。
(一方でブルー系インクとこのクリーム紙は、かなり派手なコントラストになります。)
上写真の1日1行の年間ページなどは、重要事項を書いたときの目次として利用するつもりです。
業務日誌を兼ねた情報ノートを目指したいので、素直に開始日である18日のページから書き始めました。
そう頻繁には無いことですが、A5サイズ1ページの範囲を超えるときは17日以前の白紙ページを使って運用することにします。
当面はそんなゆるいルールだけでやっていこうか...。
この手帳にはもともと暗め紺色の合皮カバーがついてます。
ステッチと「2014」の文字が銅色なのも上品で、触感も悪くない。
しかしここはA5サイズ革カバーマニア(?)の私。
今回は、かつてHERZでほぼ日カズン用にオーダーした赤革を装着してみました。
●関連過去記事:赤革の手帳カバーが届きました(カズン用):前編
この手帳は、ほぼデイリーページのみのボリュームなので、(月間やら週間やらオマケ等々で"全部盛り"のカズンよりは)さすがに薄めです。
実はアシュフォードのルガードにもなんとか入りそうな程なのですが、あちらのカバーは背に革が重ねられていて厚く硬くなっている仕様。
いったんギリギリなボリューム手帳をいれてしまうと、それに合わせた折れ目というか復旧に時間がかかりそうなクセ がついてしまいそうで怖い。
その点、HERZの革はふわふわと柔らかい1枚革なので、中身の厚みにさほど影響されない気がします。
長らく使用率低めな参考書の上に掛けていたカバーだったので「こんなんだったっけ?」というほどカサついた手触りになりかかっていたんですよ。
しかし、毎日触る役割のものに着けて1週間経っただけで、なんだか生き生きと色つやが蘇ってきたのが不思議。
革小物ってこういうところが正直で面白いですね!
やっぱりいいなあと撫でたくなるフンワリ感です!
しおり紐は、グリーンのが1本もともと付いてるんですが、小さい手帳と共通の細〜いやつなのです。
こういうノートの上では少々存在感が物足りない…!
というわけで幅広リボンの可愛いのを引き出しの中から発見したので。
自分で背にテープ貼りしてメインページのほうで使用することにしました。
この手帳直前まで雑記帳としていたコクヨの装丁ノート、もうちょっとで終わりそうではあるのですが。
紙質の個性ある贅沢さゆえか、毎日向き合うにはほんのちょい「飽き」がきていたのは認めざるを得ない事実でして…。
硬めなので、ペン先によっては疲れ気味になるのも気になってました。
ただ、薄く柔らかい紙を使い続ける反動でこういう紙も必ず恋しくなる時があるのです。
10月からずっと使い続けていましたから、もちろんお蔵入りにはしませんよ!
デイリー手帳は、365日ずっと
「決まった面積の中で」「全く同じ紙に」
書き続けるということが、私には非常にハードルが高いと思ってきたのでここ数年なんとなく避けてきました。
(単純に、季節に1回くらいは手帳を替えたくなるマニア的=飽きっぽいともいう 性分のせい等々.....の個人的な理由も大。)
手元に控えているたくさんのノート在庫(早く使ってくれ!いう声がする。)を思うと、この手帳よく買ったよなあ。
正直言って年末まで続いたらほんっとすごい、自分を褒めてやりたいと思ってます。
でも、現状とっても楽しいし、今の気分と紙がピッタリ合っている感じ。
心地良く日誌運用が出来ているので「これからよろしくー!」と、長期継続を祈りつつ。
[文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2014.01.21
ほぼ日手帳も青革カバーで始めました。
●関連過去ログ:ほぼ日手帳(2014)が届きました。
デザインもシンプルだし(紙もカド丸だし)、万年筆で書きやすいし。
久しぶりに使ってみてやっぱり良かった!と思っているところです。
これは一応「気が向いたときに書く」と決めている手帳なのです。
自分の頭の中で整理したいこと(どうするか迷っていることや、先延ばしにしていることや、疑問に思っていることetc.)をずらーっとアウトラインプロセッサのごとく書き並べて可視化し、いくらかの励ましの言葉を添えつつ”スッキリする”ことが主な役目。
なので、寝る前にお気に入りのペンで書くと楽しいのですよ!
カバーは、なんとなくで着けてみた2006年用マリンブルー革が思いのほかしっくりきているので、しばらくこのままで。
(先日のアシュフォードのルガードといい、今年は青革が自分の中でキテいるような気もします。)
しかし予想通り、1月1日の場所から使い始めたものの、毎日規則正しく書いてるわけでもないので印刷の日付は無視するようになりまして。
空白ページがイヤなので、日付スタンプを押して無理矢理に今日のページにしてしまっています。
すっかり「A6トモエリバーの方眼ノート」と化していますが、まあいいか。
忙しかったので、現在既に1週間分くらい遅れた日付で書いてます。
大量書き込みで調子が出て印刷日付に追いつけるか?
もしくは、使い終わるのに2,3年かかる覚悟もしなければならないか…?
自分でも楽しみになってきました。
今までのほぼ日手帳の挫折の歴史を思い起こすと、
・貼り込みしすぎて半年も経たないうちにズッシリと膨らんできて、怖くなった。
・薄さゆえなのか、手から空気から湿気を吸い込んで、紙が波打つ(時々ヨレる)ようになったので、梅雨シーズンに心が離れた。
・・・これが2大原因です。
もうレシート貼りなどはしなくなったので前者は防げますが。
夏の気候を(気持ちが)超えられるかどうかが勝負だな!と自分に言い聞かせているんです。
でも今年は、いろんな人のノートをネット上で見せて貰う機会が多いせいなのか、紙に向かうことが楽しいし、そんなときはけっこう前向きな気分になるのです。
現在のいろんな構成やら方針が何月までもつことやら謎ですが、このまま続いたらいいなー。
[文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント(3) | トラックバック | ↑top
2014.01.13
青革のダイアリーカバーが増えました。
年明けからぱたぱたと忙しい毎日が続いてまして、いわゆる正月ボケもなかった分、既に年度末まっしぐらな気分ですよ...。
元旦から新しく使い始めたウィークリー手帳、なかなか良いです。
●関連過去記事:来年の週間手帳を買ってきました。(NOLTYベルノA5バーチカル)
「手帳の会社の用紙」らしいスベスベと滑らかな表面触感なのですが、大判仕様の厚みのせいなのか?モチっとした弾力が僅かに感じられ、筆記具を問わず非常に書きやすいです。
思わず、正月中にもう1冊追加で(同じ用紙でA5判1日1ページ版である「メモリー2」を)買いそうになったほど。
一瞬の気の緩みが「使い切れない手帳の山」を築くので、ここはふんばりどころですよねー
この紙は、オレンジがかった少し赤っぽいクリーム色なのですが、この上にモンブランのブルーブラックインクで字を書くと青みがほとんど抜けて、鉛筆を溶かしたような地味色になるんです。
そこがまた使いやすくて。
(白い紙だと、暗いブルーグレーであることがわかるのですが。
実に表情豊かな:あんまり細字だと薄いところがroganではよく見えないほどの:濃淡がつくのも面白い、楽しいインクではあります。
146のEFだけではなんなので、先日からセーラーの長刀中細に入れて使い始めました。いやーいいねえ。このペン先にも合う...。)
●関連過去記事:年末の文具系こまごま。 ←年末にインクを買った話
手帳は、去年まで使っていたSOLA Diaryとほぼ一緒の見かけなのですが、週を統括するメモ欄がこちらでは逆L字にくっきりとレイアウトされていて、それがとても使いやすいことに気付きました。
右ページ横罫線には、分野別週間ToDoを。
各日下部にまたがる無地(Note)欄には
「これから○○の件はこうしたらどうでしょう?」
的な、自分への提案を書き留めるようにしています。
まだようやく2週目の使用なのでこれからいろいろ変わっていくかもしれないけれど、1つ言えるのは
「やっぱりA5サイズが使いやすいわ!」
です。必要にして十分。
同じ手帳のB5のほうにしなくて良かった...なんであんな巨大なのと迷っていたのか?
というわけでやっと記事の本題ですが、カバーを今年も新調しました。
昨年までウィークリー手帳につけていたものの色違いを誕生日に貰ったので!
(注文したのは私だけど。やっぱりメーカー直営のオンラインショップにしか在庫はなかった...)
アシュフォードのルガード、2個目は青革です。
赤革は、1年使ってほんとに気に入ってるんです。
今はコクヨの装丁ノートに装着し、雑記帳として日々使用中です。
●関連過去記事
・赤革のダイアリーカバーを買いました。 ← 中身の感じなどもこちらにレビューがあります。
蛍光灯などの下では、濃いめの紺色で、赤革ほど縞も判別できません。
しかし、明るい日の下だと青インクで染まったかのような鮮やかさになって、その模様も小波を思わせるものがあります。
でも、赤のほうとは表情が違い、こまかい縞目です。
←左の写真は、instagram上で加工した色味ですけれど、光線によってはこれくらいまで明るい青にも見えるのです。
いま現在は革の匂いも新しくてビシッとコードバンみたいな硬さもあり、手触りもヌメッとすべるほどの滑らかさ。
赤革のほうもまだまだあまり経年変化らしきものはないのですけれど、ほんの少し柔らかくなってきました。
まあこれでしばらくは、身の回りのノートやら手帳やらに立派な着せ替えをさせるだけの装備が整ったなあ。
(このサイズが好きゆえにA5の革カバー、けっこう手元に集まりました。みんなちゃんと何かにくっついて稼働中ですよ!)
楽しく使っていきたいと思います!
●その他関連過去記事:
・チョコレート色革のノートカバーが届きました。
今年は"多ノート派"に変貌の予感。
なにか立派な志があるわけではなくて、単に「味わってみたい紙がたくさんあるから」という理由なのですけれどね!
デコレーションや多色なインク等での可愛い使い方は得意じゃない性分なのですけれど、地味系なりに、使いはじめた感想などもここにぼちぼち書いていけたらいいな−。
[文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2014.01.04
「ハンガー・ゲーム2」を観てきました。
前作の1は映画館で観てなかったのですけれど、スターチャンネルで何度か放映を眺めているうちに、けっこう好きになってしまいました。
(話がバトル・ロワイヤルと似ているという噂で鑑賞を避けてたんですが、ああいうホラーっぽさは無いよ?)
続編の今回も、1と同じように勝ち抜きバトル中心の話かと思っていたのですが。
主人公が初勝利して以来、住民達にじわじわと高まってきた政府への反乱の気運や、若いもん同士(....)の恋愛模様etc.
見どころが増えてきた感じです。
140分超の長編ですが、話のわかりやすさも手伝って意外とあっというまでした。
ジェニファー・ローレンスは可愛いなあ。
前回ほど試合場面が多くないこともあり、新しい登場人物の個性があんまり掴めなかったのは残念かも。
いつのまにか(負けて、さらっと)いなくなってる人多し。
最後の最後なのですが、主人公が身につけている「マネシカケスのブローチ」が動きながら燃え上がるCG、非常に気に入りました。
ちょうど上に掲載のジャケット画像がそのシーン。
かっこよくてひとりウホウホと盛り上がりました!
最近から原作小説のKindle版が半額以下のセール価格になっており、1の上下巻を購入して読み始めました。
(このシリーズは今までも何度かセール対象になってるのですが、200円台はお買い得。)
今回映画で鑑賞済みなので2までは買うか、3は鑑賞後までとっておくか。悩ましいところです!
サンプルの冒頭部分を眺めた限りではそれほど難しくない気がするので、原語での並行買いもしようかと。
Kindleはこういう買い物もしやすくて良いな〜
総合評価としては、前作を気に入れば観る価値ありです。
次作3に向けて、なにかが起こりそうな絶妙なタイミングのところでプチっと切られてしまうので、もちろん次も行くだろうなあ。
トワイライトシリーズが(全然関係ない作品での私生活スキャンダルで)気分的に盛り下がって興味が無くなってしまったので、次の関心先がうまくみつけられてよかったです。
○ハンガー・ゲーム Kindle版←Amazon
夫はこの時間中、IMAX3Dで「ゼロ・グラビティ」を鑑賞してました。
とても良かったそうです。
私はこういう、始終手に汗握る系の映画は好きじゃない(体質的に合わないと言ってもよい)ので、皆さんにおすすめされる作品ではありますが、残念ながらパスです!
さて、この作品以前に昨年終盤で観たものを簡単にまとめておくと。
・11/3 パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々/魔の海
★★★☆☆(5点中3)
前作をテレビ鑑賞してまあ結構面白かったのですけれど、今回はそれほどでもなかったような。
途中で少し飽きてしまったのは私が、対象年齢より大人すぎるからかも?
・11/9 キャリー
★★☆☆☆(5点中1.9くらい)
前日にBSでシシー・スペイセク主演版を観てしまったので脳内でいろいろと比較の結果、点数辛め。
かなり忠実に同じ映し方なシーンを入れたり、逆に、出来事を現代風にアレンジしたりの工夫もあるけれど。
最大の欠点は、キャリー演じるクロエ・モレッツが最初から見た目も声も可愛すぎること..
というか、他の人が普通すぎなのか。
母親役のジュリアン・ムーアも、ちょっと知的なイメージが強すぎて、旧作ではすごく出てた狂気な感じはあんまり無かったような。
ちなみに、スーに起こる、旧作にも原作にもないエピソードも全く余計。
しかしまあ、数ある割にはあんまり当たらないことが定説の、「スティーブン・キング原作の映像作品」としては平均的な出来じゃないでしょうか。
今回、所有している原作が古すぎて(昭和60年の文庫初版!)読みづらいので買い直したんですよ。
紙は白いわ、フォントサイズも大きくなってるわで感動。
これだけの版(今回は第三十四刷で、表紙も映画の場面写真。)を重ねているので、翻訳もちょこちょこと現代風に修正されているのも確認です。
映画の微妙さにめげず、これからもキングのファンとして読み続けたいと思います。
文庫をまた買い直したいので、次はファイアスターターのリメイクを御願いします。
主演イメージとしてはエル・ファニングちゃんなんだけど、もうすでに成長しすぎてしまったな〜
旧作のドリュー・バリモアはET後それほど経ってない年齢の時だったけど、ぽっちゃりしすぎて全然イメージが違ってがっくり。
作品も当然のごとくイマイチな評価だったはず。
・11/7 悪の法則
★★☆☆☆(5点中1.3くらい)
「こういう展開だと知ってたら絶対みなかった」が評価の全てです。
スタイリッシュな(ようにも見える)予告篇に完全に騙されました。
ベテランの人気俳優が勢揃いするので、決してB級な印象はないんです。
でも、ストーリーがドン引き。
登場人物達がこれでもかという残忍な方法で徹底的に追い落とされるのでかなり悲しくなりました。
それなり良い教訓を与えてくれるセリフのやりとりもあったけど、とにかく気が滅入ってしまったのでほとんど思い出せない(笑)
ペネロペ・クルスとハビエル・バルデムの夫婦共演は興味深かったですが。
とにかく大事なことなのでもう一度言いますが「こういう展開だと知ってたら絶対(以下略)」!