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2014.04.29
「ステーショナリーマガジン 10号」を読みました。
先日の発売日に購入してきました。
最近、週に1回程度、書店併設のカフェコーナーに出掛けるのがお気に入りなのです。
(売場の本を持ち込んでも良いそうなのですけれど、やっぱり買ったのを読みながら飲食するのが気をつかわないで済みますよね?)
読書や手帳書き込みなど、家でやっていることと全く変わらないのですけれど、なんとなく頭が切り替わっていつもと違うことが思い浮かぶ感じ。
こういう場所は大事にしないといけないですね。
そんなわけで今回も楽しいおやつ時間が過ごせたのでした。
世間では、文具関連のムック本は相変わらず数多く出ている気がします。
商品情報満載系はどれも雰囲気が似ているせいか、最近はコンビニ等で見かけても殆ど手にとらなくなってしまいました。
しかし今回のステーショナリーマガジン、そういうところから一歩抜け出ようと「じっくり読ませる」工夫が随所にあって、とても良い方向転換がなされていると感じます。
表紙の雰囲気も落ち着いていて好きです。
しばらくは、ページをぼうっと見つめて大量買いを妄想する脳内ショッピングが加速しそう。
人混みにエネルギーを吸い取られてぐったりしがちな田舎者なので、黄金週間は避けようとは思いますが
嗚呼!そんなこと言ってるけど去年の今ごろは巴里にいたんじゃないかっ!
ここに載っている東京のお店の数々、是非訪ねて廻りたいです。
本郷のスコスにはもう何年も行ってないのですけれど、ギッシリ並んだ欧州文具の棚がドドンと迫ってくる巨大写真を眺めているうちに(パソコンの壁紙にしたい..)いてもたってもいられない気分ですよ!
上野のアンジェビュローも行きたいし、カキモリの小瓶インクもいくつかおすすめを頂きつつまだ試していないから要チェックなのです。
新製品のなかでは、表紙にも載っているロディアの白表紙版がぜひとも欲しいです。
グレー方眼になったことで、相当使いやすくなったはず。
(となると今度はニーモシネ等々強力国産ライバルが存在するわけですが)あの紙の書き心地は本当に好きなのです。
あと、今ダイアリーカバーで日々使用中のアシュフォードのルガードにジョッターが出ていたのは知らなかった!
高額だし使い勝手など確かめたいのでどこかで実物をみてからになりそうですが、このシリーズ、革製品としてのクオリティの高さは十分体感しているのできっと買いたくなるだろうなあ。
定番文具編の中では、コレクトの決裁箱がたいへん興味有ります。
使いみちはいくらでも考えられる気もするので、箱好きとしてはぜひおさえておきたいです。
「趣味の文具箱」でも小日向さんの企画記事は人気ですが、今回のアイデア紹介ページも面白かったです。
封筒や祝儀袋など気に入った紙に穿孔してリフィル化する方法は、私もさっそく真似してるのですよ。
今までは仕切りやポケット用のリフィルをわざわざ買っていましたけれど、これからは自作すれば良いんですね〜。
あと、余った(挫折したとか、最初から使いもしない予感がありつつも買ってしまったも含む)手帳の生かし方も参考になりました。
この4-5月時期は、年初からの手帳構成にうっすらと「最初の飽き」「浮気欲」が忍び寄ってくる魔の季節です。
私が勝手にそう思っているだけですが同意してくださる方も少なくないはず。
それに抗えず、いくつかの計画変更をひっそりと実施しつつありまして...
"気が向いたときだけの日記帳"として日付無視ですすめているほぼ日手帳や、読書メモ用にやっと1月の域に入ってきたパナマダイアリーなど、それはそれで気に入っている使い方もあります。
その他の諸々も、
決して嫌いになったわけじゃないけどやっぱり一年間同じ紙に書き続けるのは忍耐力が要るなあとか、せっかく買ったあのノートを使ってみたいだけなんだよ〜とか、試行錯誤に悩みながら自分に言い訳も忘れず、マイペースに消化中なのです。
○ステーショナリーマガジン 010←Amazon
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2014.04.25
アーロンチェアにヘッドレストを装着してみました。
ブログを10年もやっていると便利なのは、過去の大きな買い物や修理等の節目な時期がこの中を検索するだけですぐわかることです。
前回この椅子について書いたのは2010年の下記。
●アーロンチェア、9年目に部品交換をしました。
2001年に買ったとあるから、12年の保証期間はもう終わってしまったんだなーとしみじみ。
しかし、今のところ上リンク記事での不具合(というかもうこれは、ウレタン素材の経年劣化だから防ぎようがナシ...)があった以外は何も問題がありません。
そして今になってつい、ヘッドレストなるパーツを購入してしまいました。
これ、ハーマンミラー社純正の別売り品ではなくて、メッシュやその他パーツの素材感等も限りなく似たデザインで作られた他社製。
ブログやSNS上で近年多くの方のレビューをみるようになり、皆さん「おすすめ」「買って損無し」とのことだったので思い切ってみましたよ!
ずーっと前から、こういうのがあると話題になっていた製品でなんとなく知ってはいたのですが、昔は海外通販等でしか買えない憧れの部品(?)だったのです。
それが今では、いつのまにか日本語説明書付きで売られてるのですねー!
○アーロンチェアヘッドレスト【日本正規代理店1年保証】メッシュタイプ【アーロンチェアをキズから守るキズ防止パーツ付属】←Amazonで買いました
ただ、開封してみると日本語説明書のほうは、印刷の薄ーい図が入った、ごくシンプルな説明書きがぱらりと入っているだけでした。
一緒に入っていた、制作元が作ったと思われるカラーの英語取説のほうが(角度調整の仕方等)よほど詳しく情報量も多かったので、そちらも見較べながら。
ヘッドレストは全体的に黒いので、私の赤紫メッシュにグレー枠な配色の本体とあまり合わないことは覚悟していたんです。
でも付けてみると、まっくろなヘッド部がアクセントになって意外と違和感が無いんですよ。
本体枠に締め付けるレンチ穴がなかなか探れなくて、椅子を傾けたり懐中電灯をかざしたりが大変だった以外は、あっさりと取り付けできましたよ。
適当に押したり引いたりして高さを合わせてもう丁度良い感じだし、これで大丈夫でしょう。神経質に微調整せず大ざっぱに運用する派です。
ちなみに日本側でわざわざ用意したと思われる「キズ防止パーツ」なるものは付けていません。
うちにある食器棚内に敷くゴムの滑り止めとそっくりな、黒いハンカチ大の網のようなものがついてきましたけど。
コレ絶対そのうち加水分解でベタベタしてくるはずな手触りで、多少のキズよりそちらのほうが怖いもの。
現在もう、頭載っけただけで眠気が来る、というくらいしっくりきてます。
なんでヘッドレストが純正装備でついてないのかほんとに謎ですが、メーカー的にはきっと拘りがあるんだろうなあ。
私は、眠くなったらさっさと隣室のベッドに潜り込む「睡眠第一態勢」の人生を送ってきたので、仕事中に画面の前で寝たことはあんまりないのですが、これからはそれが可能な予感!
・・・という以外にも、リラックスした態勢で読書や画面鑑賞が出来るのでこれはやっぱり買って良かったと思います。
冷え性ゆえに、秋〜初夏くらいまでメッシュ部分を薄い小型毛布で包むというあまりお洒落じゃないことを毎年やっているのですが、このヘッドレストの後ろで留め付けられるおかげで、毛布がズレにくくなりました。
こんな個人的利点も嬉しかったです。
コレ無しでも十分、仕事道具としてアーロンチェアの恩恵は受けてきた10何年かでしたが、これでパワーアップしました。
まだまだ一緒に頑張ってもらおう!
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2014.04.21
「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」を観てきました。
○キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー←公式サイト
アベンジャーズチームの中では、キャプテン・アメリカがいちばん好き(主役の人の容姿など個人的総合点で!)なんですが、今回も楽しかった!
登場人物はアベンジャーズ系列全体でつながっているし、過去に関係するエピソードにはなんとなく説明っぽい回想シーンもあるんですけれど...前作の記憶はあったほうがより入り込める感じです。
主人公自身は、氷漬けで約70年間眠ったあとに掘り出されて現代に生きているという設定。
それでも結構、当時(前作)の関係者がいろんな状況で再登場してきて、重要なカギになる役どころとなります。
今回の、最大の敵役であるウィンターソルジャーがとにかく強い(ほぼ不死身な主人公の体力と互角なように見える...)ので、最初から最後まで延々と闘っていた感じです。
スカーレット・ヨハンソン演じるブラックウィドウも、あのむちむち体型でやっぱり無敵なので、それだけでもたいへん目に栄養なこと、お約束できます!
しかしながら前作と比べるとひたすら格闘している印象が強く、人間関係の起伏を眺める面白さはちょっと薄かったかなあ。
アメコミものにそういうものを求めるのが野暮なのかしら。
でも、ロバート・レッドフォードがああいう役で出るのか?という感じで意外というか、思わず帰宅後に公式サイトで確認してしまったほど。
ただ、前作ラストで離ればなれになり別の人生を歩まざるを得なかったペギーさんが、病床で主人公と再会した場面、ぐっときました。
70年も歳が離れてしまった彼女に、変わらず「僕の可愛い人」と呼びかけるところはIMAX眼鏡が思わず曇ったほど良いやりとりだったね...
そして今回も、エンドロールの最後まで小間切れに映像が続きますので帰ってはいけません。
視覚効果や音楽はたいへん良く出来ていて、機会があるならIMAXでの鑑賞はおすすめです。
(しかし、冒頭場面などは、秘密作戦ぽい雰囲気を出すためなのか手ブレ感も多めなので、殴り合ったり吹っ飛んだりしてるのを見ているうちに若干3D酔いしそうなって危なかったです。)
間もなく公開のスパイダーマン続編については、本作鑑賞前に流れた予告篇でギブアップ気味になったので2D鑑賞になると思います。
あの超大げさな跳躍シーンを立体視で追いかけるのは、三半規管が強くないとつらいかも!
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2014.04.18
扇柄の蒔絵軸が増えました。(手紙ペン)
前回、雪結晶柄を買ったときに「蒔絵軸は2本くらいでやめておこうか」などと書いていたのにこれだよ!
●関連過去記事:雪柄の蒔絵軸が増えました。(手紙ペン)
うちの近所のモールに入っている文具店でつい先日、ほぼ全商品の2割引セールが開催されまして、ホクホクと買い物に出掛けたのです。
このお店、手紙ペンの蒔絵軸をかなりの種類置いてあるのですよ。
通販サイトの写真より、実際の絵柄はずっと美しいと感心したのもこの売場で。
購入したのは「扇面 黒」という軸です。
Amazonの画面上での第一印象では、少し派手すぎる(いかにも和風アピールしすぎでは?)という感じを持っていたのですけれど、実物は、黒地に映える赤や金の模様が立体的に迫ってきて、まるで宝石をはめ込んだよう。
おお、いいね!
というわけで、3本になってしまいました。
万年筆のような値段ではないから多少あつまってもOKだよね!←言い訳
以前も書いたように、cocoiroのブルーブラック芯を詰め替えた雪柄紺軸は、ほぼ毎日使うくらい気に入ってます。
私の中では、これは限りなく「硬めのフェルトペンぽいもの」なので、その取り扱いのラクさがとても魅力で。
(心身の調子がイマイチだったり忙しくて気持ちに余裕がないときは、緊張感をともなう万年筆よりこういう筆記具のほうに手が伸びるのです...)
今回、cocoiroブルーブラック芯の予備も合わせて、ボルドー芯も買いました。
これがまた、最初に買った桜柄の臙脂色軸にぴったりとまるでお揃いかってくらいに合う軸色なんですよ。
インク自体も、赤みが強めの明るい葡萄色が良いです!
アイデアスケッチやブレストメモなどに重宝する色味なのでおすすめな感じ。
●関連過去記事:蒔絵柄の軸にCOCOIRO芯を入れてみました。(手紙ペン)
今回購入した扇柄軸には、元々入っていた手紙ペン用黒芯をそのまま入れてます。
サイズ・形状ともに全く同様のcocoiro芯と較べると、
芯軸の素材にラメが入ってないことと、ペン先の根元に小さな金属パーツを使っていることと、
あと気のせいかもしれないんですが、いくらか多めにしなるので筆ペンぽさがある(cocoiroより僅かに柔らかめなような...?)のです。どうなんだろ?
ほんとうはcocoiroグレーインクの芯に興味があって扇軸に早速入れたかったのですが、店頭在庫無しだったのが残念。
黒芯は、さすが筆ペンの会社の黒!という感じでまさにくろぐろと力強いので、グレーのほうを「控えめな黒」として活用したかったのです。
クールグレー芯、いつか入手することとしましょう。
●関連過去記事:COCOIROというペンを買ってみました。
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○Amazonではこちら → 呉竹 手紙ペン 蒔絵
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2014.04.17
システム手帳、使用復活中です。
今年に入ってから、6穴のバインダー(バイブルサイズ・A5サイズの2種類とも)を日々手に取るようになりました。
2006年にボストンで買ってきたファイロファックスの赤革バインダーですが、何年か後にステッチ周辺から変な割れ目が拡がってきた事件がありました。
●関連過去記事:革のひび割れを発見して動揺のこまごま。
しかしそのコメント欄において、バインダー表面のひび割れた薄皮(透明のビニールのような被膜)をはがしてみたところウソのように割れ目が消えてしまった(←要自己責任)と教えて頂き、思い切って真似したら私のもすっかり直ってしまったのでした!
根気づよく縫い目の間の被膜も取り除いた結果、今はすっかり、つやつやしっとりの「いい革のバインダー」として活躍しています。
(繰り返しますが、試す場合は要自己責任で。
「クロス」はよく売れたバインダーだと思うんだけど、他の人はどうしているんだろう。
○善の店頭見本もちょっと可哀相なくらいしわしわになってたし...)
直径の小さなリングですが、今もかっちりと隙間無く閉じてくれる高品質さはさすがファイロファックスですし、ベルト等もないすっきりしたデザインなので他のノートと一緒に収納もしやすい。
なにかと重宝しています。
これは「献立(外食含)記録」帳として活用していくことにしました。
当初、測量野帳に同じようなメモをしていたのですが、日ごとの枠を引いたり日付を書いたりするのがめんどくさくなってきて(← なんという横着...) だったら野帳とほぼ同じサイズで最初から全て印刷してあるリフィルを使ってシステム手帳に書いていこうかとひらめいたのでした。
(綴じ手帳でなく)システムリフィルなら簡単に綴じなおせるので、保存用に売られている厚いバインダーなど使って複数年分を蓄積するなども簡単です。
使っているリフィルは、1月始まりの週間ダイアリータイプのもの。
○2014年1月始まり 【バイブル】 週間ダイアリーメモ[022] :商品詳細 | 能率手帳公式通販サイト
このリフィルはかなり以前から出ているデザインのもので、クリーム紙にのったフォントの雰囲気も上品で好きです。
でも、レフト式スケジュール愛好家の私にはこの見開き8分割はなかなか使いこなせないレイアウトで。
購入しても活用できない年を何度か経験した因縁のリフィルなのです。
今回、ほぼ定量のデータを繰り返し書き付けるには非常に向いているとわかりました。
朝晩の(夫と一緒に食べた分の)食事を、主な材料とともにこまかーく書いています。
1年分以上の資料データが溜まれば、季節感がともなう献立が作りやすくなるかもしれないという期待有り。
まああと、健康のためにもなるべく外食率を減らしたいので
(献立記録をつけるのは、これが一番の理由かもしれない。
10年日記を付けていてしみじみわかったのは、外食が無駄に多いということなので。)
家で作ったときと色分けしたりして、"自作率"がわかるようにしています。
長く続くといいなー。
A5の6穴バインダーは、帳簿付けの勉強(今年の会計から青色申告へ進出しようかと。諸々手続きはもちろんしました)に使っています。
ソフト会社サポートとのやりとりを印刷して貼ったり、本で得た知識をまとめたりなど。
ほんとはルーズリーフのバインダーにしたかったのですが、革で持っていたのは6穴のほうだったのでこちらを優先。
(昔に挫折した)ほぼ日カズンを解体したページや、オキナのプロジェクトペーパーなど、好きな書き心地のA5紙に自分で6穴を開けて使用中。
月間ブロックなどのリフィルをセットすればお金の出入りの記録もつけやすい。
●購入時過去記事:A5のシステムバインダーを使い始めました。
上記の過去記事に詳細にレビューしたとおり、ダヴィンチのA5スリムバインダーは、5000円〜1万円弱の買いやすい値段にも関わらず革の触り心地はなかなか良いし、ベルトやホックやペンホルダーのない(←伸縮式なので隠すことが出来ます)シンプルさ、かつリフィルぎりぎりのスリムサイズなので非常に使い勝手が良いのです。
ぱたんと完全に水平に開くので、限りなくルーズリーフ感覚で運用できる件もお気に入りで。
(5×3の情報カードを、リフィル上辺からちょっと顔を出す程度の位置に 3穴だけ開けて切り込みを入れてリングから外しやすくした自作の栞も作ってみたのですが、これなかなか使いやすくて自画自賛中。)
●その他関連過去記事:
・赤革のシステム手帳を買いました。
・ワニ柄のバインダーにしてみました。
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2014.04.15
マウスの裏にすべすべシールを貼ってみました。
今の机にしてから約7年、会社等で普通に使ってそうな、まさに事務仕様のスチール製なのでとても頑丈です。
しかし近年で気付いたのは、天板表面に施してある僅かなザラザラ加工が、マウスを使っている場所だけつるっつるに滑らかになっていること。
やっぱり長年マウスパッド無しで使ってると削れるんだなーと少しガッカリしてました。
今の机の期間だけでもマウスを3個ほど買い替えてますが、最も長持ちしているのはMac用のMagicMouseでしょうか。
やはり、マウスもボールペンも「ラバーのパーツが無いのが最強」と言えましょう。
どんなに気に入っていても、いつのまにか溶けたり変色したりでどうにもならなくなるのは悲しいことです!
(ワコムのタブレットのペンも、軸部分が今年に入って急にネチネチしてきたので買い替え済み...)
普段はトラックボール(KensingtonのSlimBlade)を愛用していますが、Illustratorで作画するときだけは、私はマウス以外の機器では無理です。
根を詰めすぎると、腱鞘炎一歩手前ぐらいまで痛んでくるのでなるべく避けたいのですが、こればかりは。
MagicMouseが売り出されたときは
「かっこいいけど使いものになるのかなー」
と不安でしたけれど、今やすっかり慣れてしまいました。
ホイールもゴム部分もないので、手に触れる面を掃除用ウェットティッシュなどでサッパリ綺麗にできるのが非常に有り難い。
Bluetoothだからなのかわかりませんが、Windows時代に悩んでいたスチール机特有の電波乱反射もほぼ感じられず。
しかし、前述の件に戻りますが、底面もわりと固い素材なためか「机が削れる」んですよねぇ。
あと、底に貼ってある黒いゲタ状のパーツ側もたいらに磨り減っていて、マウス自体の滑りにガサガサ感があって不満。
というわけで、10年くらい前はマイクロソフト製マウスでよく使っていた記憶がある、底面用のシールを買ってみました。
○パワーサポート エアーパッドソール for Magic Mouse PAS-60 ← AMAZON
これを裏面につけると摩擦がかなり減って、すべすべとマウスが動くようになるのです。
MagicMouseのゲタ状パーツと同じ形状のシールが2組ついてました。
ただ非常に迷ったのは、Amazonのレビューには、好評以外に
「これを付けたら動かなくなった」
という報告も散見されること。
どうも何らかの個体差(製造時期差?)で、このシールの厚み分が浮くだけでも操作不能になるマウスが確実に存在するようなのです。
1mmの半分以下じゃないかなあと思ったので、ほんのちょっとだけ爪で浮かして操作してみたりした結果
「まあ大丈夫だろう」←こういう時は必ず強気かつ楽観的になる性格です。
とギャンブル的な気分で注文してみました。
結果、私のはOKでした。なかなかのすべすべ具合。
ついでに、かっこいい革のマウスパッドでも探そうかしらと思っていたところ、
「(革のデスクマットを使っているので)天板がぜんぶマウスパッドになっている感じ」
なるご教示がTwitter方面から降ってきたのでした。
なんてことはない、普段キーボード下に敷いてある比較的小型めなレザーデスクマットを、マウス使用時だけ右にちょいとずらせば、同じ高級体験ができるということであります。
●購入時の関連過去記事:革のデスクマットがお気に入りです。(100% Leather Desk Mat)
この系列からは、上記デスクマットと完全にお揃いの、マウスパッドサイズのものも販売されているのですけれど。
当初は迷いましたが、けっこう良い値段します。
デスクマットと兼用したほうが、
(同じように磨り減ってきたらどうしようという心配は若干あるものの、マウスはそんなに常用しない生活なので)
経年でそれなり革文具な貫禄が出て、いい感じになるかも?
こういうのは、使ってナンボだしな...
このデスクマット革の上で動かすと、マウスは非常にまろやかな滑り具合。
動き云々よりも、手首がぺたっとスチール天板に貼り付かず、革の感触が心地良いです。それが一番良かったかも。
というわけで、ブログを書いている今はトラックボールに戻っていますが、少しづつ工夫しながら(夏の暑さも視野に入れつつ)対策をしていきたいと思います。
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2014.04.09
パリの旅のまとめ記録です。(Exposureでアルバムも作ってみました)
パリに行ってからもうすぐ1年経つじゃないか!
ということで、ずーーーっとやらずにいた旅の記事まとめを作りました。
(いろいろ回想して、もうちょっと量が書けるかも?
と思っていたからこその先延ばしだったんですが、どうやらもうネタと気力が尽きたようです....)
おみやげもの(ほとんど文具ですね)の記録も含めると、そこそこの記事数になったかな?
今回、旅まとめ初の試みとして、Exposureというところでアルバムページも作ってみました。
Internet Explorer「以外」のブラウザなら綺麗に表示されます。
●Paris 2013 by Y Hoshino - Exposure
ブラウザへのドラッグアンドドロップで写真を送り込むと、今どきのオシャレなレイアウトで写真集を作ることが出来るのですよ。
無料なら3アルバム作れます。
(その他、無限にアルバムを作れる等のオプションがついた、年に49ドルと99ドルのコースが有り。)
ちなみに、日本語の説明文はありません。
さらっとしかHow toを読んでいないので、もっと効率よくやる方法があったのかもしれないのですけれど、気付いたことを。
・作成中は、こまめにDraft保存していかないと(時々、保存しながらでもなお)ポロポロと、送り込んだばかりの写真が消えてしまう時があった。
1枚づつでなく、まとめてドロップしたほうが良かったのかも。次、試してみます。
サーバーの接続具合とか、他のブラウザで行えばうまくいったのかなあ?と思いつつ度々やりなおしながら、根性で全部Safariで作りましたよ。
・写真は、Apertureから直接ドラッグして掲載できたものもあれば、どうしてもプレビュー表示が出なくてPhotoshopで保存しなおしてデスクトップからならば大丈夫だったデータも。
何故、そういう差が出たのかは不明。撮ったカメラは全部同じだし...。
・日本語非対応。
テキストを書く場所はたくさんあるのですが、日本語は表示されず。
毎週、他の人が作ったおすすめサイトが載ったDMが送られてきて楽しく眺めているのですが、写真に添える長文の旅日記を書くには外国語力が必要なようです。
写真のインパクトで勝負して、あとはぽつぽつと単語だけで説明するのも有りかと思うので、気にしないことにしました...
あとから編集ヘルプや動画を見て、次回作への意欲が湧いてきましたので、もう少し使ってみます。
良い感じに活用できるようになったら、有料コースでも全然構わないなという程度には気に入っているサービスですよ。
書籍等でも(長年勝手に)お世話になっているWEB世界の師匠こもりさんのツイートで、このExposureを知ったのですが下記にも書いてらっしゃいます。
・写真で物語を紡ぐ、Exposure by A Memorandum
昨年ゴールデンウィーク時期のパリは毎日のように雨が降ったので天気には全く恵まれませんでした。
薄型ダウンジャケットが手放せない気温だったし。
なおかつ店も美術館も軒並み休業になるメーデー(5月1日)があったりして、あまりおすすめできる時期ではないのかな。
だからこそ、たまーに晴れた日の青空が忘れがたいのですが。
2009年のときの記憶も頼りに、ひとりで行ける場所がちょっとだけ増えたかも。
この旅は、Cyber-shotのHX9Vで撮りました。
ちょっと重いけど、とても良いコンパクトカメラです。
WX300を新しく買ってしまったけれど、今後もサブ機として旅の荷物に入れます。
一番好きなのは、Exposureにも載せた、コンコルド広場(PLACE DE LA CONCORDE)の写真かな〜。
噴水の水滴がそのままビシッと写っていて、おおっと感動したのでした。
美術館の額縁の彫り模様とか、住宅ベランダの鉄線の曲がり具合などのアールデコなデザインに萌えて撮りまくったのが懐かしいです。
もちろんまた行くよ、いつかね!
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2014.04.04
ポスタルコのツールボックスを使っています。
以前ここに書いたSnapPadと同じ時だったので、購入したのは昨年でした。
実際に使っているところを見せて頂いたりして、ここの製品の中ではかなり以前から気になっていたものだったので、ようやく手に入って嬉しいです。
そして、またいつもの赤革にしました…!
ポスタルコおなじみの圧縮コットンと牛革の構成です。
革は後ろ側にもぐるっとまわっていて、滑らかでしっとりな触感が心地良いのです。
前面のスナップをはずすと、いきなり2つに折れる仕組みはいつも感心します。
(上の写真、買いたての頃に撮ったので手帳が2013年版です。すいませんっ)
革に癖がついてない新品のうちこそ支え無しでは無理だったのですが、今では二つ折りにしたままでも机の上に自立できます。
この「仕切り付きの細長い箱」っぽさが文字どおり道具箱という感じで、なにかと重宝なのでした。
どれくらい大容量かというと、鉛筆が36本も入るんだそうです。
今のところ私の場合は、フリクションカラーズやテキストサーファー等の、主にマーカー類をガサっと大量に入れてます。
手帳等はあまりデコらないほうですが、本に線を引きながら(といっても、参考書などのHow to系に限りますよ..)読むのが普通になってきたので、多くの本数がまとまって手元にあるのは便利です。
これなら持ち運びも出来るし。
●関連過去記事:フリクションのサインペンが気に入ってます。
ハードカバー本またはモノリスのように、側面を下にしてケースごと”立てる”ことも出来るのですよ。
隙間に収めたり、机のスペースを少しでも空けたいような時は意外と使える態勢なのですが、多分この置き方をやっている人はあまりいないだろうな…
(下の写真はノーマルな置き方です。普通はこのように自立させて使います。)
写真のように蓋を開けて開いた時点では、仕切りが存在するトレイのように使えるのですが、閉じている間は完全に一室になってます。
万年筆の場合、カクノやサファリを複数お持ちの方も多いと思いますが、それらの廉価ペンをドドンとまとめ入れする「大人っぽいケース」としてもおすすめです。
(それ以上の値段帯の物の場合は、内部での更なる保護としてペンシースが必要とは思います。)
こまかく分類が必要なものよりは、混在前提で放り込める系を入れたほうが気を使わなくて済むかなーと思います。
文具に限らず、デジタル小物+ケーブル類もうまく並べれば効率よく収まりそう。
その見かけに反して、ケース自体の軽さも気に入っているポイントです。
それなりの大きさがあるけれど、持ち運びが苦にならないんですよね。
ぱくっと掴んだときに手のひらに当たる、すべすべな革の質感も好き。
というわけで、ちょっと勇気が要る値段でしたが、いろんなものを入れて、長く楽しく使えそうです。
●関連過去記事:
・POSTALCOのSNAP PADを買いました。
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2014.04.01
新しいアイコンセットを作りました。(続:きらきらボタンセット)
4月だ!
ということで、新しいデスクトップアイコンを作りました。相変わらずのひかりものです。
HPで無料配布中です。
Mac版・Windows版それぞれお使い頂けます。4個組です。
前回の制作からまたもやずいぶん経ってしまいました。
その間にOSのバージョンも変わってしまうわで、生成方法で忘れそうになっていた件もいくつか。
(コレといった説明は出来ないんですが、OS10.9を境に、今までの方法では違和感がある現象がいくつかあって...まだちょっと腑に落ちてない。)
今や、Retinaディスプレイ対応などにきっちりと沿うように作ると、1024pix四方など笑えるほど巨大な画像データを内包させなければいけないのですけれど。
これはそういうの気にしないで、半分以下のサイズから原図を作ってます。
それでもWindows・Macとも、「普通の使い方でそれなり綺麗に見える範囲」内で支障なくお使い頂けると思いますのでお許し下さい。
Windowsは、先日はじめて8.1マシンを触ってみましたが、言われてるほどダメじゃないよという感想です。
特に、ウザい煩わしいと有名なスタート画面などは、これは置くボタンの種類を厳選するとランチャーとしてけっこう重宝するので、私はわりと使ってます。
(取捨選択が出来る分、MacのLaunchPadよりは使い勝手良しな気も...)
アイコンの表示については旧来とさほど変わっていないようなので、表示メニューの「最大」までは対応できるデータで作りました。
ちなみにお仕事では、わりとこういう方向性の絵柄をそれなりの数やっています。
その合間に、同じ道具を使ってやっぱりこういうアイコンをちくちくと作っているわけです。
「あんたも好きねー」と自分に言いたくなったのですが、なかなか楽しい。
自己鍛錬(+PR)も兼ねて、もうちょっと機会を増やさないと駄目ですよね。
今年は、ってもう4月なわけですが3Dソフトを使えるようになりたいのです。
LightWaveなどのHow to本はここ10年くらいの間に買ったのが家に何冊もあるのですが、ちょっと勉強しては短期間に知識が耳の穴から流れ出てしまう(忘却の彼方)を繰り返して今に至るので、いつまで経っても「超初心者」の域を出られません。
こういう方面をモノにできる、なにか重要な感覚が欠如しているような気がします。
とはいえ、MODO勉強してみたいんだよなー。←懲りてない