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2014.05.23

インクを替えたら書き心地が良くなったという話。

140523プラチナのライトブルー色のカートリッジインクを使っていると年末ぐらいの記事に書きました。
●関連過去記事:年末なので思い切ってインクを整理してみました。

シャルトルブルー軸の細字に入れて色味は気に入っていたのですけれど、どうも使い続けるにつれて書き味に違和感が。
筆記時にペン先が滑って空回りしているというか、うまくインクが乗らないというか…
手応えが、「紙と噛み合ってない」感じ?
同じ色系統でも、ペリカンのターコイスを入れていた時とは書き心地が違うような気もします。

このままではじわじわとストレスが蓄積して、いずれ手が離れてしまいそうな予感。
駄目なインクというよりは、たまたま私の持っている個体との相性が良くなかったのだろう...と思うことにします。

それにしても元々このペンはどういう状態だったのか?
購入時の、良品だと喜んだ記憶も確信が揺らいできた程でした。
なので思い切って洗浄し、一番スタンダードと思われる黒を試すことに。

そうしたら、全然違うんです。
プラチナ特有の、こりこりと紙の繊維の上を進む弾力と、シャープな描線が戻ってきた!
細字ながらも僅かな濃淡のなかに、ごくごくうっすらと青みが見えるのは、プラチナ黒インク特有のものなのか、それとも前のインクが洗い切れてないからなのか?
たぶん後者かなあ?繰り返し使ってみないと不明ですが、涼しげで素敵。
黒自体、好んで使ってきたインク色とは言い難いのですが、ここではじめてグッときたような気もします。

細字にも関わらず、みずみずしく紙上に盛り上がる申し分のない流量なので、紙を選ばず滑らかにペン先が進んでとても楽しいです。
やっぱりこの「指先の骨の延長のように」文章が書ける心地よさが、私の万年筆好きの原点なのだなあ。
というわけで、しばらくはこのシャルトルブルー軸、黒の細字専用にします!

ペン先調整と大騒ぎするほどでもないけれど、気になっている小さな不具合って、インクを替えるだけで氷解する(場合もけっこうある)んだなあ。
という教訓を、久々に得たのでした。
これは初心者の方でも、インクが増え始めるとわりとすぐに実感してくる件ではあります。
 
それにしても今シーズンは、ノートや手帳を眺めてみると、例年と全く違って驚くほどロイヤルブルー+ターコイス率が低め。
夏もこの雰囲気が続きそうな予感がします。
ブルーブラックや黒や鉛筆色などが中心で、この渋みと落ち着きはいったい…。
私の中にどんな変化があったのか?
という分析も、このペンで長々と書いてみたくなってきたのでした。

●関連過去記事:瑠璃色の万年筆にターコイズのインクを入れました。(プラチナ シャルトルブルー万年筆)

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コメント

やはり、そうでしたか。
プラチナのライトブルーとパープル(バイオレットだったかな)はそういう感じですね。
新旧問わず、あまり万年筆との相性は良くないとおもいます。
私も精進で使っていましたが、ペン芯から前になかなかインクが来てくれなくて、このままだとペン先を傷めかねないと思い、やめました。
最高にマッチする色なんですけどね!
残ったのは、プレピーサインで使いましょう(笑)

投稿: しまみゅーら | 2014.05.24 07:37

そうなんですよ、明らかに「インクの粒(?)が大きい」という感じなので、ガッカリでした。
黒は、ブルーブラック以上にフローが良いので気に入りました〜
プラチナ細字のいいところをうまく引き出してくれるインクだと思います。

投稿: ほしの | 2014.05.24 14:28

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