デジタルで「ひとりブレスト」するソフトをさがす:2014 前編
2008年に以下の記事を書きました。
相変わらずコレ系のソフトを相棒にパソコンに向かうのが好きです。
手書きとは違う部分の脳が動く気がするし。
(文字が速く打てる利点が生かせるからかもしれないです。
万年筆片手に紙の上で考えを練るのとは、また別ということで。)
というわけで、6年ぶり(!)に同じような内容でまとめてみました。
3月にいきなり初めてのMac版が出て、更に全面無料化されたのMicrosoftのOneNote。
あれはかなり驚きました。
うちのブログでこのソフトについて初言及したのがなんと2004年なんです。
Macに憧れつつもメイン環境を長らくWindowsにしてきたのはOneNoteがあったから。
というのも理由のひとつだったほど、日々使ってきました。
以来、Macで早く出て欲しいと切望してましたがまさかタダとは!
→ Microsoft OneNote – ノート作成ソフトウェア
さっそくインストールもしたし、iPhoneやiPad版も入れてみたのですよ。
しかし結論からいきなり言ってしまうと、たぶん(少なくともMacでは)あんまり使わないかなー。
これからもアップデートされるのだろうけど、まだまだストレス多し。
無料になった代わりに、Microsoftのクラウド上限定でデータが保存されるようになったようです。
これが動作のモッサリ化を引き起こして、良い印象を持てませんでした。
1文字打つごとに同期ボタンが反応して、裏で保存しているのがわかるし…
やはり、同じ無料バージョンでも、Windows版のほうが動作も軽くて使いやすい気がします。
あと、私の環境に限ったことなのかわかりませんが、ATOKでの文字変換(文節ごとの移動や変換)がうまく動作しません。
この時点で、やれやれ…と思ったのですが、打ち込んだフォントが標準でMSゴシックだったりするのがもう決定打です。
とにかく、個人的な設定がほとんど何も変えられないので、これが無料ということなのか…というがっかりのほうが大きかったです。
作文仕事より、WEBからのクリッピングなどに特化すればストレスは少ないかな?
iOS端末からも、テキストボックス等がデスクトップ側で貼り付けたそのまんまのレイアウトで閲覧出来るのはかなり便利だと思いますし。
今回のクラウド同期版のOneNote、「いまごろ出るのはタイミング遅いよ!」という感想が正直なところです。
(Windowsの世界では今どれくらい浸透してるんだろう...?
いまだに数ヶ月に1度、使い方について記事にコメントやメールを頂きます。)
数年前までと大きく事情は変わり、こういうソフトはクラウド保存や複数端末での同期の機能がついてないと「残念」とレビュー上で言われてしまう時代になっているんですよね。
OneNoteなりの歴史や個性は認めるけど、出来ることが似通いすぎている大御所Evernote等々から乗り換えるほどじゃない。
と思うんですけれど、どうでしょうか。
これじゃなくても同じことがこなせるソフト、もう出過ぎているような気がします。
私自身は、Evernoteは有料で契約していろんな件の同期に使っているし、
(レシピサイトからのクリッピングだけでなく、料理本から直接スキャナやカメラで取り込んだデータをiPadから閲覧しながらゴハンも作ってます。
ホントこの機能だけでも便利すぎるんですが、無料の容量ではすぐ足りなくなってしまう使い方。
画像からも文字検索してくれるので、材料や料理名での検索が料理本スキャンのデータからでも可能なのが素晴らしい。)
Dropboxも今のところ容量内だけど、超えればお金払うのは全然構わないという位には活用してます。
(家族間での共有フォルダも作っておくと、データの受け渡しに何かと便利…
結局、こういうことにも使ってた自宅サーバーも近年撤去して、スッキリしました。)
いやはや、すごい時代がきたものですよ。
次記事で、現在Mac上で(OneNoteの後継的役割で)使っているソフトを紹介したいと思います。
→ デジタルで「ひとりブレスト」するソフトをさがす:2014 後編
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