« 2014年6月 | トップページ | 2014年8月 »
2014.07.31
パリで買ってきたPluminix万年筆をようやく使い始めました。
昨年のゴールデンウィーク、パリのBHVでどっさりといろんなものを買ってきたことは、下記過去記事にて書きました。
予算と帰国荷物重量を気にしなければ、家一軒改装する勢いでいろんなものを買いまくっていたかもしれない程に興奮するデパートだったのですよ....絶対にまた行かねば。
●関連過去記事:
・BHVで引き出しのつまみを買ってきました。(旅にっき)
上の記事の文具編にて買ってきた、パイロットフランス社のカリグラフィ万年筆ですが、ずーーーっと引き出しの奥に未開封で仕舞ったままのを先日発見。
忘れていたわけではないのだけれど、使いみち無い間は無理して今開けることないかなーと、視界からよけていた感じ?
しかし、2本オマケで付いているカートリッジが干からびるのも何だなあと思いまして、勇気を出してパッケージを開封してみました。
この時点で初めて気付いたのですが、これは既に持っているPlumixでなくてPluminixという名前。
Plumixのほうは2009年のパリ旅で買い、日本ではパイロット社の「ペン習字ペン」として流通しているものとほぼ同サイズの長めなデスクペンぽい軸で、けっこう気に入ってるんです。
そして昨年買ってきた短い軸のほうはPluminix。
それぞれの軸に記された単語をじっと見較べ、誤植ではないとようやく判った件なので、あーもう!ややこしい。
●関連過去記事:パイロットのカリグラフィーペンを買ってきました。(PILOT Plumix)←長いほう。
過去記事にあるとおり、Plumixは5種類も線巾が有り、私が持っているのはFの細字。
これがまた、もともと細字ゆえに「言われてみればペン先が平らっていう書き心地だわ...」という程度のうすいカリグラフィ度。
小型の手帳にメモ用として普通に使える便利さなのです。
普通の細字鉄ペンに較べればいかにも万年筆らしい(平研ぎペン先特有の)字が安定して書けるんですよ。
こちらのPluminixは、軸色のバリエーションが何色もあって迷ったくらいだったんですが、ペン先はM(中字)のみ展開のようです。
○Pluminix - Plume Moyenne - Rechargeable - Stylos plume - Stylos par famille ←パイロットフランスの商品ページ
線巾は、確かに細字Plumixより一段階太いんですが、思っていたよりはスリム巾。
カリグラフィと構えるよりは、普通に文字書きが捗りそうなシャカシャカした使い勝手です。
これおそらく、日本で売られている下記万年筆のカリグラフィ版と同じペン先じゃないかなーと思うのですがどうでしょう。
(さすが日本売り仕様のほうが外装は桁違いに立派。今さら欲しくなってきちゃったよ。)
「ヘリテイジ912」で持っているSU(スタブ)ペン先とそんなに変わらない線巾でもあります。
(Pluminixのカサっとドライな書き味とはさすがに全く違うマイルドな筆記感ではありますが。)
以前購入したときの同梱取説では、細字0.44mm、中字0.58mmなどと書いてありまして、この0.1mmちょい程度の差がわかるのかなあと疑問に思ったものですが、書き味で意外と判別可能。
というか、どうみても(同梱のインク使った結果だと)取説の2倍くらいの線巾です。
キャップをつけても全長12cmとミニペン体格なので、持ち歩きなど考えると、むしろこちらが細字巾のほうがよかったな!
と思ったところでしたが、さすが名前がややこしく似ている同士、全パーツ完全互換でした。
Plumixの首軸はうっすらとグレーが入っているのですけれど、透明青の尾軸と組み合わせてもなかなかかっこいいのです。
カートリッジが欧州ショートサイズ対応なのは、フランスの学童万年筆市場の規模のせいでしょうか。
この規格なら、あちらのセールではまとめ売りで(ひと山1ユーロ、みたいな感じで)実に安く買えるのです。
ちなみに、米国売りのPlumixシリーズはパイロットの純正カートリッジ対応なのだそうですよ。
同じ会社でも、国別にいろいろと仕様を変えた商品をだしているところ、面白いです。
今のところ、日本では売られていないペンなので検索すると私の過去記事に言及頂いている記事も多く御礼申し上げます。
こういう学生向けのお手軽文具を海外のお土産にすると、気軽に使えるうえ後々まで楽しいので非常におすすめです。
1本10ユーロ前後の価格ですし!
○「細字万年筆にこだわる」さんの関連記事:
・パイロット 「Plumix」 再び
・海外版ペン習字ペン? 「Pilot Pluminix & Plumix」
○「趣味と物欲」さんの関連記事:
・金ペン化っ! 更にチープな軸に パイロット編
●当ブログの関連過去記事その他:
・パリの旅の記事まとめ 13'
・ペンクリニックで絶好調になりました(ヘリテイジ912スタブ)
-----
[文房具--万年筆] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2014.07.28
水出しポット使い始めました 2014
季節恒例ネタとして、水出しコーヒーポットの記事を毎年書いているつもりになっていたのですが、自分のブログを検索してみてたいへんなことに気付きました。
なんと、昨年は存在を忘れていたのか、作らなかったようです。
(写真も撮ってないことをAperture内で確認。)
あの夏はLinkin Parkを追っかけ廻していて忙しかったから?
というわけで、気を取り直して作り始め、今朝1杯目を頂きました。
はるばる金沢から送ってもらった加賀棒茶をひと晩浸けておくだけなのですが、とても爽やか。
しかし麦茶の味にはない穏やかな渋みを感じます。
近年アイスコーヒーは水出しでなく、濃いめドリップ+氷で淹れていますので、そうなって以来このポットで作るのは焙じ茶や紅茶等々。
冷たいジャスミン茶も(本場の沖縄で飲む方が気分が出るけど、これはこれで)美味しかったなあ。
というわけで、季節を越えて飲みきれなかったお茶葉類はなんでも投入して、暑いうちに冷茶として美味しく飲んでしまうことにします。
夜じゅうかけて作っても、600mlポットだと、暑い日は1回の食事ですぐなくなってしまいます。
1リットルサイズを迷いつつもう何年も経ってしまいました。
2008年に購入して以来で特に壊れてもいないのですが、そろそろ茶漉しパーツが寿命かなという感じ。
茶渋がつきがちとはいえ毎度漂白するのもなんなので、普段は棒付きのスポンジで洗ったりもしているのですが、やっぱり少しづつ網がのびてくるみたい。
(ふわふわと波打ってきたし、枠への接着部分が減ってきたような...。)
このストレーナーだけでもAmazonで気軽に買い替えられるのはとても有り難いですけれどね。
6年前に購入したタリーズコーヒーは、今はもう退店してしまっていて、この田舎におけるスターバックスの勢力恐るべしです。
ちなみに昨年、隣駅近くの更地に巨大なコストコが建って以来、アイスコーヒー用の「お買い得な豆(もう挽いてあるタイプ)」で、うちのコーヒー淹れ担当のお気に入りはこの緑色のMJB缶のもの。
1kg入っているのですが、これがだいたい1000円を切る(しょっちゅう200円ぐらいの値引きも有り)ので先日も2缶まとめ買いしてきました。
気をつけて選ばないと必ずどこかが凹んでいるけど、まあ気にしない。
特に個性のある強い風味ではないのですが、食後やおやつ時が毎回楽しみな安定の美味しさなのですよ。
だいたいいつも同じことを書いている、今までの水出し茶(または水出しコーヒー)ポットの記録。
・2012 / ・2011 / ・2010 / ・2009 / ・2008
-----
○ハリオ 水出しポット ← Amazonではこちらです(茶漉しパーツ含む)
-----
冒頭の写真、濃い青色のグラスは、昨年シャルトルブルー軸のペンと「お揃いだ!」とばかりに衝動買いした無印良品のものでこの夏も活躍してくれています。
今年も売場で見かけたので(コバルトという色です)、夏の冷茶にもおすすめです。
●関連過去記事:瑠璃色の万年筆にターコイズのインクを入れました。(プラチナ シャルトルブルー万年筆)
-----
[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2014.07.25
うサボテン観察日記
台所カウンターの一番いい場所に置いてあるミニサボテン。
園芸売場で発見時、ウサギのように可愛い形だったのでウサボテンと名付け、日々見守っていたのですが。
このごろ急激に形が変わってきました。
「これは定期的に記録しておくべき」という意見が(家庭内観葉植物見守り担当から)出たので、備忘録として個々に投稿しておきます。
左は、買ってきたばかりの、昨年10月13日撮影の写真。
根元は、細かい白砂状の何かに埋まっています。
サボテンについては今までも水をやりすぎてダメにしてしまうことが多かったので、季節的にもそのままほぼ放置状態で冬へ向かいました。
「たまに、ぽたぽた程度に水をあげる」程度のお世話を続けて、今年の6月22日。
ちょっと前から、頭の真ん中がモヒカンのようにでっぱってきてまして、いよいよ何らかの成長を始めた感じ。
気温が上がってくるにつれて、でっぱりがだんだんと伸びてきた!
ツノというよりは尻尾っぽい感じがなかなか良いです。
(上半身を地面に突っ込んでいるスケキヨ状態を想像)
南向きの部屋で、なおかつ昼間は(ここは私の仕事部屋ではないので)特に冷房もつけてないせいか、気温はかなり上がります。
故郷の熱帯な気候を思い出したのかもしれません。
自分の長さと重さでそろそろ傾いてきたのが心配なのですが、これは他の耳や下の胴体いや、顔?のように板状に拡がってくれるのか、ひたすら伸び続けるのか。
ハラハラしながら見守っています。
ネットで調べてみると、たぶん「ウチワサボテン」であるような気がします。
検索画像群のとおりに元気に育つならば、このあと、耳の上に更に耳が増殖したり等、二段・三段・多重が当たり前の成長が予想されます。
将来的な植え替えなども視野に入れつつ、引き続き見守りたいと思います!
[日々のこまごま] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2014.07.23
MONOKAKIノートを使いはじめました。
昨年、蔵前のカキモリへリングノートを作りに行ったとき、綴じ作業を待っているあいだ売場の棚を眺めているうちに気に入ってしまい、こちらも一緒にお買い上げ。
○MONOKAKI|原稿用紙・ノートの浅草「満寿屋」 ← 販売元サイト
その後ずっと仕舞ってあったのですが、つい先日なんとなく「"原稿用紙"ってどんな感じなのだろう」と試し書きしてみたんですよ。
小学生でも使うような、コクヨの白地-茶色罫の400字詰め原稿用紙しか体験したことがないんだもの。それすら大人になってからは縁が無い...。
ぱりっとしていて、どちらかといえばざらつきのある書き味。
予想以上に「これは私の好きな紙だわ!」という感動があったのでした。
そんなわけで1日1頁手帳のNOLTYを(好きなのに申し訳ないけど、またもや)お休みにして、試しにこちらへ移動することに。
「違うノートに鞍替えするときは他の"非クリーム紙"のノートを使ってみる」などと過去の記述で宣言していたんだけどなあ。
気付けば結局また同じような色の紙じゃないの〜 と、自分に呆れたのでした。
●関連過去記事:今年の紙色に思うことのこまごま(手帳やインクなど)
このMONOKAKIノート、表紙・見返し共に硬く厚い紙で出来ていて、ずいぶん丈夫そうです。
その上こんなに美しいデザインだし、カバーなんて全く不要な気もしたのですが...いつもの流れでアシュフォードのルガードをかぶせて使い始めました。
確かに製作時の狙いとするとおり、この見返しまでが厚紙のせいで、革カバー内側の段差が感じられずに快適なんだなあ。
当初はずいぶんページの開きが悪いような気もしていたのですが、一度使いはじめて真っ直ぐに押してしまうと、その後はストレス無い程度には水平を保てるようになった:ページの紙自体にも、柔らかいしなりがあるので立ち上がりは少ない:のでこの件は解決。
(写真の、赤いリボンは栞紐がわりに自分で裏表紙から貼り付けたものです。)
今までやたらと秤量多めで頑丈な紙のノートばかり使っていたからか、80枚綴じにしては「わりと薄いな」と感じます。
原稿用紙らしい、ぺらりとした軽さもあってめくりやすいんです。
上にも書いたように、さりさりとペン先に手応えがある、摩擦のある紙質。
なのであまりフローが渋めだったり細字過ぎたりすると、うまく字が乗らない(ような気がしてしまう)かも。
筆記音も、手帳系用紙と較べるとしっかりときこえて、指先にも表面の繊維感が心地よく伝わってきます。
私はもともと万年筆においては、なみなみとインクで滑ることよりも、こういうふうに音や凹凸で「紙の味が手にわかる」ほうが好きなのですよ。
筆記時にさりさり言う割にふわっと柔らかいので疲労も少なめな感じです。
そのせいかインク吸収力も高め。
書き終わったページのうねり具合もなかなか趣があるんですが、一方でこの季節「手汗も吸いやすい」のがつらいところ。
紙の下に進むにつれてインクが滲みがちになってくる場合はこれが原因なので、書く手の下に紙を挟むなどして工夫中なのです。
(前回レビューしたページナンバースタンプに至っては、うわーっと驚くほどに裏側までしっかりと数字がすけすけ...)
万年筆インクの裏抜け耐性についてはさすが原稿用紙と言いたいくらい優秀で、手持ちの中ではパイロットの純正BBが細字でもちょっと裏に染みてるなあという程度。
いっぽうで色彩雫の紺碧などは太字(スタブペン先)でも問題なしだったのが嬉しかったです。
9mmという巾広い罫も行内での空間がとりやすくて気に入ってます。
あらかじめ行空けせずとも、本文の上下に追記できる隙間がたっぷりあいてる風通しの良さは重要だと思いました。
少なめな行数(20行)も、無理なく1日1ページ以上のペースで消費できて楽しいです。
というわけで、しばらくはこのノートを使い通してみます。
当然ながら鉛筆芯やボールペンとの相性も素晴らしくて、満寿屋の原稿用紙の書き心地は大変気に入りました。
もう少し白い色の紙ならなー...と思うのだけど。
これを機会にいろいろと老舗の紙も試して、いつかは名前入りのものなど誂えてみたいなあ。
壮大な夢ですが!
----
○Amazonではこちらです。 A5/B5/B6の各サイズそれぞれに9mm横罫と無地があります。
----
[文房具--手帳・ノート] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2014.07.17
「ページナンバースタンプ」が届きました。
発売の話を聞いて以来、買っておこう...と手帳にメモしていたのがこれ。
○ページナンバースタンプ|シヤチハタ ← メーカーHP
バシっとひと押しするごとに数字が1つづつ繰り上がっていくので、続き番号で次々にスタンプすることができます。
数年前に一度、私の中に自動連番ブーム(?)が沸き起こり、当時5000円以上はしたと思われるコクヨの総金属製ナンバリングマシン(5桁 7様式 IS-M71)を勢いで購入したのです。
連続のパターンが7種類も設定出来る、それはもうメカメカしい立派なもの。
現在も故障無く動いてくれることは確認したのですが、とにかく重くて、ガッチャンコという押し下げ音も大きめ。
数字の調整も歯車が固く、同梱されていた樹脂棒のようなもので押し廻すのに苦労しているうち、どんどん手が離れていったのでした。
当時は主に、ノートにページ番号をつけたり(そうすると冒頭に目次:重要なメモの場所一覧:を作ることが出来るので便利なのです)
日付無記入タイプの月間カレンダーに数字を入れたり 等々をよくやってました。
今もページ番号入れ用途がメインで使いたいと思っていますけれど、経理関連のファイリング用や、いろんなメモをした情報カードの散逸を防ぐための通し番号入れなどもこれで押してみたい...。
今回のシヤチハタの新製品、何が好きかと言うとやはり、プラスチックゆえの軽量さでしょうか。
そして、数字部分が日付スタンプのようなゴムベルト式のため、とても動かしやすいのです。
(この種のスタンプだと頻繁に行わなければいけない、使用開始番号の設定や調整が苦にならない。←挫折済みな件なのでこれ重要!)
明朝体とゴシック体の2種類があり、今回は明朝で購入しました。
届いたパッケージを眺めて初めてわかったのですが、わりと数字が大きめなんです。
印面サイズ:19.0×6.2mmと書いてありますが、ざっくりいえば「3桁押すには横2cm、高さ1cmくらいの空間は必要」かと。
なので、ノート類のページ番号用とするには結構な迫力のフォントサイズと言えます。
見馴れてくるとこの大きめなバランスがお洒落な気がしてくるのですけど。
A5ノートやMoleskineラージの下隅でも「大きい...」と思いつつ押してます。
これくらいの存在感なら、一桁目に設定出来る「No.」の印が(明朝体は特に)クラシックで良い雰囲気なので、ノートの表紙やファイルの背に通し番号を入れる用としても、かなり格好いい気がします。
補充インクは、黒が付属していますが、商品サイトによるとこれらの別売りインクも使えるとのこと。
あえて緑や紫、または赤色等で使ってみてこそ真の文具マニア...とかなんとか思っていたのに、いざ開封してみると
「面倒だからいいや、この黒で!」
とさっそくインクパッドにぽたぽた染みこませている自分がなんとなく残念です。
とはいえ、黒もなかなか良いのですよ。
印字はクッキリとまっくろけなので視認性は抜群だし。
エッジの小さなかすれや揺らぎ、各桁高さのごく僅かなズレなどがたま〜に観察できる「スタンプ字っぽさ」も気に入ってるんです。
紙への浸透力も抜群なので裏からもしっかり透けて見えるのが残念ですけれど、これも味と思えばいいかもなあ。
パッケージにはさみこまれた紙を開くと、インキ補充補方法や各桁の廻し方等の取説が書いてあります。
それほど難しいものではありませんが、いくらかのコツを手が覚えるまではとっておいたほうがよいです。
インクパッドをカチッと音がするまで奥に差し込まないと押し下げ時にひっくり返ってくれないことや、ロックボタンを押すと大きな音で勢いよく戻るのでちょっと手を添えておいた方がいい、等は使っているうちに学びました。
あと、紙に当てる部分が透明プラスチックになっているのも罫線や方眼に合わせやすくて便利です。
ガイド替わりの凹みもついているので、わりとすぐに適正な押印位置を探れるようになりました。
100の桁は手動というのが意外と盲点で、ページ番号などを押していると、例えば199の次は100に戻るのでご注意です。
ざっと使ってみた感想はこんな感じです。
今までにない手軽さは非常に気に入りましたのでおすすめです。
もうちょっと小さい字バージョンも出てくれれば、ゴシック体で買い足してもいいな〜。
----
○Amazonで買いました。→ シヤチハタ ページナンバースタンプ
----
[文房具--その他のモノ・本] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2014.07.14
電動歯ブラシを使いはじめました。
今までずっと手磨きだったのですが、先月からいよいよウチにも技術革新が訪れました。
「迷ったら高いほう」
という、偉い人の教えが思い浮かんだので購入したのは下記機種。
○ダイヤモンドクリーン HX9303/04 歯垢除去力7倍 ソニッケアー ← メーカーHP
乾電池式かつ清潔を保つ手入れもなかなか厄介という、大昔に使っていたときのイメージしかなかったので、現在の高機能ぶりには驚愕!
まず充電の方式が斬新で、付属品のガラスのコップに本体をポンと放り込んでおくだけでいいのですよ。
コップは本体高さの半分もなさそうな小さいものなのですが、ガラス自体にかなり厚みと重さがあります。
充電時のぐらつくような不安定さは全くありません。
電源コードと繋がっている銀色の台座のうえにコップを普通に置くことで、電気が通り抜ける(?)ようなのですが、文系まっしぐらの脳には全く理解できない仕組みです。
歯ブラシ本体側の底面も少し窪んでいるだけのツルッとした表面で、とにかくこのコップに入れておけば電気が補給されているようです。
電池の減りを気にしたり端子の凹凸を合わせてスタンドに立てたりしなくて良いのが、これほどラクだとは...!
という感動は、使って初めて理解したことでした。
ちなみにこのコップはうがい用にどうぞとのことですが、普段づかいするには重いのでウチでは充電のみに固定置きです。
(本体を洗った水が少しづつたまってくるので、それなりの頻度ですすぐ必要は有り。)
ブラシの振動は非常にこまかくて力強いので、私の場合は数日の慣れが要りました。
最初のうちは、ブラシ周辺の樹脂部分などが歯に当たったりすると、歯医者治療並みにイヤな感じの振動音(ミィィィィン....)が頭蓋骨内に響き渡るんです。
それが怖いのなんの。
これを克服=毛の部分のみ歯に当てられるようになると、気持ち良く使えるようになるのです。
コップ充電以外で、その他、この機種の便利なところは
●いくつか磨きのコースがあって、例えば標準の「クリーン」だと2分程度で自動的に止まるようになっている。
●その間にも僅かに振動が止まる瞬間が30秒くらい毎にあり、つまりこのタイミングで磨く位置(表裏や上下等々)を自分で移動せよという、親切なお知らせ機能がある。
私は、クリーンモード2分+歯ぐきマッサージ用に少々弱めの振動1分が組み合わさった「ガムケアモード」が気に入ってます。
煙草は吸いませんがコーヒーやお茶は頻繁に飲むほうなので、「ホワイトニングモード」も組み合わせていきたい予定。
●ここまでくるとこの程度当たり前になってしまうかもですが、本体丸洗い可能なので清潔に維持できます。
ブラシ自体も根元が長いのでそれほど下までは汚れも流れず、本体の家族兼用は全く気にならない。
逆に、残念な点を挙げると
●複雑な植毛デザインとはいえ、替えブラシが高額。
Amazonでも1本あたりだいたい1000円位。
3ヶ月に一度の交換(毛の色が変わってお知らせしてくれるらしい)とのことだけれど、プリンタのインク並みに"ここで儲けている"感じがしないでもない。
コストコで、海外仕様のたくさん入ったパッケージを売ってた記憶があるので、次回訪問時に見てこなくては。
ちなみに、標準形状のブラシの他に、インターケアーというブラシヘッドを試しに使っています。
どのブラシもスタンダードとミニの2種類ありますが、ミニだと大人の歯にはあまりにも小さい気が。
●ブラシはさすがに個人で使い分けているけれど、色チップやリングなどで各々のしるしをつけられるようにして欲しかった。
(マジックで書く程度ではすぐ落ちてしまうし)。
ブラシを置けるスタンド的なパーツも無し。
仕方ないのでウチでは個人別にガラスのお猪口を用意して、そこに各々のブラシヘッドを入れておくようにしています。
研磨剤が入った歯磨き粉では歯が削れすぎてしまうとのことなので、電動歯ブラシ用のジェル状のを使っています。
冒頭写真の、GUMのもので300円ちょい位です。
普通の歯磨きチューブよりだいぶ小さなパッケージですが、ブラシの窪みにほんの豆粒大でいいので意外と長持ちしそう。
その他おすすめなのは約1000円と高額ですが、フッ素入りの「ウェルテック ジェルコートF」で、寝る前の歯磨きには手磨き時代からコレを使っています。
電動用のは泡がぶくぶく出ないという理由もあってか、日々の洗面台掃除も以前よりだいぶラクになったのも嬉しいです。
この機種は「USB端子付き充電トラベルケース」なるものも同梱されていまして、コンセントだけでなくPCからの充電も可能とのこと。
充電機能付きケースや海外対応のアダプタ等々、充実したセットがついてきます。
開封当初は「コレまではさすがに使わないんじゃない?」と半笑いでしたけど...
よく考えてみると、国内はともかく外国の場合は最低でも1週間程度滞在しますから、
現在の使用頻度なら意外と有り難い必需品になるのかもしれないなあ。
それくらい、磨き終わりの歯のツルテカな手触りは
手磨き時代は相当念入りにやらないと得られなかったレベルのものなので、かなり満足しているんですよ。
いい大人なので、こういう方面にも"新しもの"を取り入れて効率と成果を上げていかないと。
と、気付きつつあるこのごろです。
----
○Amazonで買いました ↓
フィリップス 電動歯ブラシ ソニッケアー ダイヤモンドクリーン ホワイト HX9308/80 2017年7月現在の最新機種
----
[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック | ↑top
2014.07.12
5本差しのキップ革ロールペンケースが届きました。
今日届いたばかりの「5本差しキップ ロールペンケース」です。
神戸のナガサワ文具センター、メールマガジンはけっこう前から読んでいるけれど、実際に買い物したのは初めてかもしれません。
本当は、旅先の目的のひとつとして直接行きたい...
以前から気になっていたキップ革のシリーズ、品薄だったりして入手のタイミングをなかなか掴めずにいたのですが、ようやく!
ポチってからウチに来るまでがAmazonお急ぎ便かと思うほど速かったのも印象的でした。すごい。
3〜5本程度の筆記具を気軽に持ち出せる、長く使えそうなペンケースをちょうど探していたところで。
このロールペンケースは知る人ぞ知る10本差しもあるので興味津々なのですけれど、さすがに私には太巻き過ぎるような気がしました
(・・・が、いずれ欲しくなる可能性も否定できず)。
ボルドー革のほうにしました。
黒革の、糸色や内側の赤になっている配色にとても惹かれたのですけれど、赤革文具好きの魂が「こちらを選べ」と言ったのです。
わりと渋めの葡萄色で、今後の経年変化でも深みや光沢が加わっていきそうな気がします。
ボルドーは内側がベージュ色です。
革ではなく、エクセーヌという眼鏡拭きっぽい繊細なフンワリ感のある人工布。軸が綺麗になりそう。
開箱直後の印象は「ずいぶん平たいなあ」だったのです。
しかし、革はフワフワで手によく馴染むあたたかみが可愛らしいのなんの!
全体にシボも入っていて、しかしそんなに凹凸はなくとにかく柔らかいので視覚的にも気になりません。
最近の机上常駐メンバーを入れてみました。
左から、ペリカン800、モンブラン146、149、プラチナセルロイド金魚、ファーバーカステルのシェブロンペンシル。
(他にもいろいろ入れてみましたが、私の持ってるものは全て問題なく格納可能。
一番長いのは中屋のポータブル漆軸ですが、これも双方の身長ぴったりに収まりました。)
モンブランの白い☆印、見馴れていたけれど、あらためて良いなあと思えるのはこういう時かもしれません。
それにしても、太軸をまとめてみたにもかかわらず、驚くほど小さい直径に丸まってくれるのは有り難いです。
最初は「薄いんじゃないか」と心配だった、革そのものの耐衝撃性もけっこうある気がしますよ。
ひらたく拡げた革自体も、その柔らかさゆえにペントレイっぽく使えそうです。
外出時、私は小心者なのでモンブラン等々を持ち出すことはまずないと思うのです。
しかし廉価なりに、プレピー万年筆やCocoiro(の芯を入れた手紙ペン)は愛用していますので、まずはそのあたりから格納して、さらっと近所に出掛けたい。
あと、近年はシャープペンシル大好きですから、お気に入りの1本+棒状消しゴムのmonoZeroなんかも入れて、軽々と外出しようかと思っているのです。
というわけで、「小さくまとまる5本差し」の丁度良さには、想像するほどにうきうきしているのです。
これからも、フワフワの革を撫でつつ楽しく育てていこうと思います。
○NAGASAWA 神戸 キップ ステーショナリーシリーズ PenStyle 5本差しキップ ロールペンケース ←楽天支店で買いました。
●関連過去記事:
*ファーバーカステルのシャープペンシルを買いました。
↑眺めるたびに「かっこいい..」といまだに感動してます。観賞用と言ってもよい存在。
*セルロイドの金魚、愛用中。(その他万年筆ネタ)
↑長いことインクを入れっぱなしだったので先日しっかり洗浄したら、怖いくらい書き味が良くなったので使用再開。
プラチナのペン先はやっぱり良いなあ。
-----
[文房具--万年筆文房具--その他のモノ・本] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2014.07.07
「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を観てきました。
2D字幕版にて鑑賞しました。
うっすらな予備知識時点では「どうかな?」と思ってたのですが、なかなか面白くて満足!
戦闘シーンが多い映画はあんまり見たくないほうなので、ヘンなデザインの異星生物が情け容赦なく暴れまくって人類勝ち目無しな戦いのところを眺めていると、うぅむ..となっていたのですけれど!
(動きも大きいので、これはやはりIMAX3Dを選ばなくて良かったとホッとする。
それだけすごい迫力ということです。)
トム・クルーズは相変わらずカッコいいのでした。
同じ日・同じ時間を何度も繰り返してそこから先に抜けられなくなっていることを、あるとき登場人物が気付き、なんとかそこから抜け出そうと(延々続く繰り返しの中で)少しづつ方向転換を試みる...
というループものというジャンルの筋書きです。
今作のトム・クルーズ演じる主人公も、敵の生物からの人類殲滅作戦に必ずつながってしまう繰り返しからなんとか抜け出そうと、その「ループ経験者」であるヒロインと共に毎回なんらかの学習をしつつ勝利に向かっていく...という流れ。
このパターンのストーリーの映像作品に必ず存在する"同じ場面の繰り返し"は、飽きる原因になるのが欠点です。
しかし結構うまいこと折りたたまれ(省略され)て、それでも観客が"最初"からのループをうっすら感じつつも、新しい要素や今後の解決ヒントが混ぜ込まれていきます。
集中力を削がない巧みな構成になっていることには、大いに感心しました。
忠実にループを最初から最後まで8回分放映したという、ハルヒの「エンドレスエイト」については、そのエピソードを聞いただけでゲンナリしたんですが、今回の映画はそういう疲労感はほとんど無しです。
私がはじめて映像で体験したループものは、Xファイルのシーズン6「月曜の朝」というエピソードなんですが、これもわりと「またきたか!」とイライラして見てた記憶が(笑)。
面白かったけど。
ヒロインのエミリー・ブラントさんは、ものすごい戦場の中でもきらきらと美人で、見ていて気持ちが良いです。
もうちょっとトム・クルーズといちゃついても(?)良かったのではないかという疑問すら浮かんだほど。
そんなわけで、話のオチや、手の込んだエンディングクレジット時のCG含めて予想外に気に入った映画だったのですけれど、今まで観た映画の中ではだんとつにルーブル美術館の扱いが乱暴だったので心が痛みました。
それだけがつらいよ...。
[映画・テレビ] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2014.07.02
オイルヌメ革のジップトップショルダーを買ってきました。
(例によってこのブログを検索してみたところ、)最初に土屋鞄製造所から買いものをしたのは2006年頃です。
その頃からずーーっと、
「どうしようかな」「いつか欲しいんだよな」「しかし私のような出不精に使いみちがあるのか?(←これが最大の懸念)」
と、うっすら検討と葛藤を重ねてきた品物をようやく入手しました。
土屋鞄の長年の人気商品である、オイルヌメのジップトップショルダーです。
つい先日、東京に出た(代官山蔦屋)帰りに、新丸ビルの店舗に寄ってそのまま購入してきました。
ずっと通販買いでお世話になっていたので、店で直接というのは初めてかも。
これ、店舗限定色のオレンジ革なんですよ。
通販で取り扱っている「ブラウン」と「こげ茶」ももちろん店頭にありまして、私としては、今までこの革で購入のトートバッグやミニボストンとお揃いの、こげ茶のほうにするつもりでした。
・トーンオイルヌメ ジップトップショルダー / 土屋鞄製造所
しかし、こんな鮮やかな色も売っていたとは!全くの予想外。
前回ふらっと寄ったとき店舗限定は「ダークグリーン」しか置いてなかったので、これもなかなか渋いなあと眺めていたのでした。
・【店舗限定色】トーンオイルヌメジップトップショルダー / 土屋鞄製造所
このオレンジ、ネットの画像上では「ブラウン」革によく似ているのですが、実際の色系統はずいぶん違う気がします。
2月に購入して先日ここでもご紹介したgentenのレンガ革ポーチを、更に彩度を上げてパキっとさせた「明るい赤茶色」と言えます。
●関連過去記事:gentenで羊革のポーチを買いました。
このオイルヌメも、シボの凹凸の個体差はかなりある革なのです。
可能な限り、在庫から好みの感じのを好きに選ばせてもらえたら!
と思ったのが、今回店頭買いしたかった理由でもあります。
棚に置いてあったオレンジ革のこのバッグ、きめ細かい浅めのしぼが程よく入っていて、既にほんの少しツヤがあり...
まさに理想どおり。
中綿が入っているかのように厚くフンワリな手触りと、立ちのぼる新しい革の香りにドキドキしながら結局、最初に眺めたこのバッグに即決してしまいました。
(「こげ茶」のしっとり落ち着いたチョコレートな感じもやはり素敵だったのですが。
小さめバッグなら多少派手色のほうが、普段の地味めな服装のアクセントになって元気が出そうです。
販売店舗やクリスマス限定品などによっては、ネイビー革や赤革などもあるそうですね。)
手入れ等の説明も丁寧にして頂き、防水スプレーの小さな缶もオマケにつけてもらったのでホクホクと嬉しく、その後はるばる山奥へ帰宅したのでした。
サイトの説明丸投げですみませんが、内部構造や容量など、下記のページが非常にわかりやすいです。
お店では、500mlペットボトルも立てて入っちゃいますよ〜と言われました。
本やノート等はA5判ならスムーズにタテ入れ出来る、意外な大容量なのも有り難いです。
(厚いカバーなど付けない状態なら、なんとか普通サイズのiPadでもネジ込めるかなーという感じですがminiやKindle PaperWhiteなど7インチ程度の端末サイズ迄にしておくこと推奨です。
マチと高さがあるので、けっこう大きいレンズを付けたカメラもスッポリいけますよ。)
最近わりとせっせと散歩にも行くようになったし、美術館をはじめとする都内ひとり旅も← 大げさ..もう少し果敢に挑みたいと思っているところなので、こんな鞄を道具として手に入れるのは楽しいものです。
今も、箱ごと置いている部屋に革の香りが漂ってうっとりしているのですが。
毎日のように雨が降るこの時期は、なかなかデビューさせてやれないのが残念です!
-------
●関連過去記事:古い記事なので販売ページへのリンクが切れている場合お許し下さい。
-------
[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(2) | トラックバック | ↑top