「トランスフォーマー/ロストエイジ」を観てきました。
○映画『トランスフォーマー/ロストエイジ』 ← 公式サイト
立体メガネでこめかみが痛くなっちゃったり毎度煩わしいのですけれど、この作品についてはIMAXで観ることができて良かったです!
本編が始まる前にちょっとだけ撮影シーンなども上映されたのですけれど、IMAX向けを意識して作り込んであるシーンも多くて、冒頭からなかなかの迫力でした。
うちの最寄りのIMAXシアターはそんなに大規模だとは思えないんですが
(トロン・レガシーがこけら落とし上映だったのを記憶しているので比較的新しめ。)
前のほうに座ったのでちょうど視界いっぱいに映像が拡がって、戦闘中の各種破片がバンバン飛んでくるような気がする立体感がすごいのであります。
今作からキャスト一新ということで、マーク・ウォールバーグとその娘+彼氏という関係の3人組が主要キャストになっています。
このシリーズは一貫してそうなのですけれど、ヒロイン役をはじめとしてモデル級の美人しか出ません。
今回新登場のニコラ・ペルツも、あんなに可愛い高校生かー!田舎の真ん中に住んでてレーサーの彼氏とか無理がありすぎる設定だよなー!(とこちらの顔が険しくなるくらい)すてきなのです....。
しかしながら登場人物が変わった割にはそれほど印象は強くなくて、ストーリーも基本的には、良い意味で「お約束」な感じはしました。
やっぱりCGのすごさをじゃんじゃん見せつけること第一というか。
今回は、「人間が人工的に作ってみたトランスフォーマー」の話を絡めつつ、香港-中国が主要舞台になるんですけれど、あの人口密度のなかで巨大ロボットが格闘するものですからもう、高層アパート群をばりばりと破壊しまくりです。
(あの大暴れのせいでどれだけの人が犠牲になったのか?
・・・などということは微塵も感じさせない明るい映像なのは、さすがマイケル・ベイ監督。
しかし、北京の空気は、いつも彩度高くからっと青空な印象のこのシリーズにおいてもやはりスモッグ気味で、少し心配に。)
以前の作品でも見られた現象ですが、最初の時点では色も判らないほど埃かぶってボロボロのトラックだったオプティマス・プライムが、だんたんと息を吹き返してきて、路上ですれ違う普通の車からちゃちゃっとエネルギーを吸い取って、ペイントも鮮やかなどんどん綺麗な仕様に変わっていくところがすごくかっこいいのです。
あと、最古参のひとりと思っていたバンブルビーが、今作では他のロボット達に若造扱いされているのがファンとしては気の毒に思いました。
(つぶらな瞳の童顔なのもロボット界ではよくないらしい..。)
そして唯一のドンヨリポイントは、主題歌がLinkin Parkじゃなくなったことですが、仕方ないのかー!
というわけで、音響・映像ともにIMAXで楽しむエンターテインメントとしては非常に良く出来た作品だったと思います。
つい先日地上波で放映された1作目と較べるとCG技術はやはり、相当の飛躍がありますね!
まさに今バンクーバーで開催されていて今年も行きたかったなあとうっすら考えていたのですが、SIGGRAPHの上映会に参加しているような興奮を味わうことが出来、ちょうどよかったわとラッキーでした。
機会があればメイキングなどもいろいろ見てみたいです。
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