« 2014年12月 | トップページ | 2015年2月 »
2015.01.31
椅子下の敷物を新調しました。(ポリカーボネイト製チェアマットも愛用中)
この家に入居以来ずっと使ってきた、仕事部屋用のカーペットを8年ぶりに敷き替えることにしました。
正確に言うと、床面保護が主目的な「机-椅子下用のサイズ」のものになります。
今までのは、茶色に近いベージュ色のカーペットだったのですが、椅子の車輪の重みで、表面の毛が擦れはじめて褪色が目立ってきていました。
大きくて重いアーロンチェアなので、こういうのは消耗品と割り切るしかありません。
しかも、よーく見てみると、特にこぼした覚えもないのにインクの飛沫があちこちにぽつぽつと...!
手指に青い何かがついてるのもいつものことだし、これは万年筆ユーザの宿命なのかもしれません。
うちの地区では最大辺50cm以内なら粗大ゴミ(有料)扱いにせず廃棄できるので、全体重をかけながら折り畳んで縛り上げましたよ。
というわけで今回は、
・部分的に劣化しやすいのでその部分だけなんとかしたい
・気になる汚れを洗いたい(orそこだけ交換したい)
・廃棄時にコンパクトになる
という利点を考えて、タイルカーペットを敷き詰めてみることにしました。
まず最初に敷いたのが、左写真の透明のシート。これは8年前に購入して使用継続。
カーペットでは吸収しきれない椅子の衝撃を少しでも減らしたいので、フローリング保護の目的です。
(前住居の部屋で使っていた椅子下用の敷物は、キャスターの重みで、表側以上に裏面の劣化がひどかった思い出があります。
裏貼りしていた不織布がすり潰された粉状になってしまい、床面にこびりついたそれらを拭き取るのにえらい苦労をしました。)
これ、なんとポリカーボネイトの1枚板なんですよ。
もちろん、チェアマットとして販売されている商品で、ドイツ製のすごくしっかりしたものです。
よくある安価なビニールマットとは違って、経年で溶けたり割れたりということがなく、熱にも強いので床暖房にも対応します。
けっこういい値段したのですが床保護材として「ほぼ一生モノ」になるはず。と当時、思い切りました。
この上に直接椅子を置く人のほうが多いのかもしれませんが、
・冷え性なので敷物で足もとを保温したい
・ざらりとしたエンボス加工がされていて、キャスターが硬めナイロンかつ重量椅子な場合は転がり音がうるさいかも。
・これが大変快適であるというレビューのほうが多いけれど、椅子の滑りが良すぎて落ち着かない
という理由で、私は更にラグやカーペットを敷いて使用しています。
○バイエル社 チェアマット → ・Amazonではこちら / ・楽天ではこちら
欠点は
・わりと高価
(この予算でそこそこお買い得な椅子なら入手可能という話もあります。
通販サイトのレビューなどよく読んで使い勝手を検討してください。迷ったら大きいほうで。)
・届いたときびっくり
(丸められたり畳まれたりすることなく「そのまんまの大きさの板」として梱包されて届きます。
とりあえずの置き場所も確保してから受け取りを。重さもそれなりあります。)
私が買ったときと違って、円形や、カーペット上に固定して置くための突起付の商品もあるみたいです。
うちで現在使用しているのは150×120cmです。
アーロンチェア下用としても大きめなサイズとなりますが、椅子をぐいっと後ろに引いてもはみ出さないちょうどよさなので、体の大きい人にはおすすめです。
それに私は他に資料書籍用ワゴンなども周辺に置いているので、それらのキャスターからの床保護も兼ねています。
硬質かつ掃除しやすいので、レビューによれば畳部屋環境や食卓の下用にも人気とのこと。
その上に、ニトリのタイルカーペットを敷き詰めたのが今回の購入品。
40cm四方の縞柄のパーツを15枚、縦5×横3(200×120cm)で並べました。
(机の下隅から敷き詰めたかったので、チェアマットより広面積で購入。)
○吸着タイルカーペット(ST BE40X40): インテリア通販のニトリネット
15枚全て「ストライプ/ベージュ」で購入してみました。
近所にある店頭で買っても良いかなと思っていたのですが、宅配便の人が「これけっこう重いですよ」と玄関上の床まで運び入れてくれたほどの密度だったのでした。
やはり通販にして良かったです...。
タイルカーペット裏側には、床に固定敷き出来る程度にぺたぺたする素材が細いストライプ状に塗ってあります。
上記通販ページ内に掲載の、裏面写真にある白い筋がそれです。
並べてみたところ、前述のポリカーボネイト板の上にはぴたりと粘着してくれて全く動きません。
以前は、チェアマットの上でしょっちゅうカーペットが移動してしまい、椅子を移動させての敷き直しも大変だったので嬉しい!
普通のラグを敷く場合でも、このチェアマットの場合は敷物用固定シートを噛ませたほうがいい気がします。とにかく滑りが良いので。
こういうのは経年で変わってくる可能性はありますが、フローリング直上でも、「貼って剥がせる糊」的に弱めの手応えの粘着なので、素材に対してはそんなに悪影響なさそうですよ。
このように、縞の縦横を市松状になるよう敷き詰めてみました。
(せっかくのタイルカーペットなので、完全に色違いのチェックになるよう購入すればよかったかな?とあとから思ったり。
とはいえ、無地でなくなったことでインクの飛沫などの小さな汚れは目立ちにくくなるかもと期待...。)
このカーペット、意外とクッション性はあるけれど毛足が短いループ状なので椅子キャスターの転がりも良好です。
掃除機も、抵抗少なめでかけやすいのがとても気に入りました。
動く重量物が載ることでいずれこの先、凹みや擦り切れetc.の変化は必ず発生してくるとは思います。
しかし、部分的にとりはずして手洗いや新品交換が出来るのはちょっと安心かも。
敷き詰め時からも縁のほつれはほとんどありませんでした。
安さ優先なイメージがあったニトリですが、これは「お値段以上」に高品質なこと確実。
というわけでなかなか快適だとわかったので、その後、夫の仕事机の下も全く同じ装備にしちゃいました。
新年度に向けて勉強や作業の環境を整えたいこの時期、足もと環境も大事に考えましょう!
●その他、椅子関連の過去記事:
・アーロンチェアにヘッドレストを装着してみました。
---
[物欲&オススメ品 その3] | 固定リンク | コメント(0) | トラックバック | ↑top
2015.01.21
青色申告の準備についての初心者的こまごま(おすすめ本とか書類保存ファイルとか)
確定申告、平成26年度分からは「白色でも記帳が義務化される」と聞いて、どうせだったら青色申告だよなあ!
と真剣に考えたのが2年前の夏くらい。
今までは、年明けにばーっと諸々かき集め、経費などの出金系はExcelにまとめて一覧にし、国税庁HPのPDF作るシステムに直接入力。
という短期決戦な流れでやってました。
まあそんな感じでOKな働きぶりがしばらく続いていたのですけれど。
しかし近年の収入と税金の額を考えると、青色による節税力は相当大きいということに(やっと、ハッキリと)気付きました。
年末年始(2013-14年)に集中してネットで情報を集めたり、下記のようなHow to本を読み込んでみて、なんとか理解できそうと思ったので。
昨年の正月明けすぐくらいに青色申告承認申請書を税務署に送りました。
その後、何度か申告講習案内等のお知らせ文書が税務署から郵送されてきているので、受理されている模様。
今からだと、3月15日までに申請すると、来年提出の申告(いきなり今年のは無理ですご注意!)から青色で出来ます。
以下、自力記帳をしたこの一年のために読み直したり購入したりして役立った本。
○フリーランスを代表して 申告と節税について教わってきました。
これは、2007年に買った本でしたけれど、当時の確定申告時からかなり役立ちました。
(当時は、必要経費の考え方についてとにかくいろいろ知りたかった。)
対話形式で読みやすいです。
今もよく売れているみたい。
○図解 いちばんやさしく丁寧に書いた青色申告の本〈’15年版〉
店頭で立ち読みした時点でいちばん頭に入りやすかったので、即購入。
毎年の版が出ています。
典型的な「入門教科書」という感じですが、アンダーラインをひきつつノートにまとめながら1冊読み通すことで、帳簿の仕組みの基礎や専門用語の数々が初めてわかった感じ。
その時点で知りたかったことがちゃんと全部解説されていたので、インデックス付箋をつけて長期保存のマニュアルになる予定。
○最新 知りたいことがパッとわかる勘定科目と仕訳が見つかる本
この本は、あらゆる仕訳例がジャンル別にまとまっていて、解説と共に非常に重宝してます。
辞書的に使えるので、超初心者に限らず自力で記帳する人には手元にあって便利ではないでしょうか。
こちらも、自分の場合によく使いそうな事例が載ってるページにはインデックス付箋をつけてすぐわかるようにしてあります。
インターネットのおかげで、どんなものが何の科目になるのか?程度のことはさくっと調べられるご時世ではあるのですが。
それでもかなりこの本は役立ってます。
ソフト上の「かんたん記帳機能」的なものにばかり頼りたくない
(それが必ずしも正しい結果になるとは限らないということにも気付いた。だんだん慣れてくると、帳簿上でちゃんと入力したくなる。)
場合にも有効です。
上に書いたように、最近の記帳ソフトは超初心者にも迷い無く入力できるよう親切な手引き機能が満載なので、ある意味「何も考えなくても」進行できてしまう面も多いんです。
しかしやっぱり、入門レベルとはいえ簿記の知識の土台はあったほうがタメになるよなあと思えた本。
これは書店売りではありません。
初めて購入した「やよいの青色申告」パッケージ版の付録の教科書本。
○やよいの青色申告 15<新消費税対応版>←現時点最新版
(おそらく毎年似たような感じの本はついてると思われます)
操作法だけでなく、なんで青色申告でお得になるかだとか、最初の書類申請から記帳の基礎知識まで、オールカラーかつ大型フォントで超初心者むけにものすごく親切に解説されています。
この一年で、この本もけっこう付箋だらけとなりました。
ソフトウェアの「やよいの青色申告」ですが、
こちらはMac版が存在しないので、とりあえず下記のような感じで2台にインストールして使用してます。
● 普段のメイン記帳用に、Mac内Parallelsに入れたVista内
↑ Parallelsのような仕組み上での動作保証はされていないけど、全く問題なく操作できてます。
● 万が一のバックアップ 兼 Parallels上でなにか不具合が出たとき用として、8.1が入っているWindowsノートパソコン
(こういう場合の複数インストールはOKなので、両方とも認証されました。 → 弥生製品のライセンスについて)
○青色申告_やよいの青色申告 15 | 青色申告ソフトなら弥生 ← 体験版ダウンロードできます。
このソフトについては、Amazonでのレビューをみて当初かなりびびっていた「有料サポート(ときどき勧誘電話もかかってくるらしい)」。
しかし、結局わりと早いうちに自分から申込んでしまいました。
電話は、加入してもかかってきたのね(笑)!その後どうですかみたいな感じで。
サポート、少なくとも初年度のこの1年はかなり役立っているように思います。
さすがに電話相談するほど緊急なことはなかったんですが、昼にメールで質問したことが夕方までにはちゃんと回答されて助かったことが多数。
こんな場合はどう記帳するのが一般的に正しいか?
という件のモヤっとした疑問が、かなり些細なレベルから教えてもらえて有り難かったです。
あと、加入したことで「弥生ドライブ」という、専用のデータストレージの使用権を得られたのもなかなか便利で。
自分のマシン内にも何重もの履歴でバックアップを作ってくれるだけでなく、ソフト終了時に自動でバックアップを送信してくれるところが良いです。
(クラウドから直接開いて編集も可能で、自分は基本、この方式をとっています。
マシンを切り替えて操作するときに便利でした。
Dropboxを使ってみたこともあったのですが、保存のタイミングが合わないのか同期がうまくいかず。)
スタンダードと言われるソフトなだけあって、入力に慣れてくるほど「良く出来てるなあ」と感心することが多い機能がたくさんついてます。
有料サポートに入っている限りは最新版を送ってくれるらしいので、それに見合った状況のうちは使い続けようと思っています。
ここの会社だけでなく、近年流行のクラウド版確定申告を使うかは、かなり迷うところです。
一応、代表的な各社の試用も経験したのですが、いずれ長期にわたってちゃんとやろうとすると当たり前ながら月々の料金が発生してくるし。
Mac版ソフトを熱望していたけれど、Parallelsで「やよいの青色申告」が動くならまあいいやという気分になってしまっています。
口座取引を読み込んで自動仕訳、チャットで相談できる等々、さまざまなことが大変便利になっていることは体験して知っているのですが、完全に乗り換えるのもなあという感じ。
頭が超文系なのでどうなることやらと思っていましたが、手帳だのノートだのを常時ちまちまと記録することが好きな性分が意外にもこの方面でも役立った気はします。
なんとかこの年末年始と同時に、初年度の帳簿もだいたいまとめ終われたかな?という感じです。
(もちろん、私の場合たいして複雑でもないパターン化されたものが中心の出入金ばかり。
そして、発生の都度、家計簿的に入力できるくらいのヒマはあるからで。
という大前提が存在します。
しかし情報収集を始めた頃はびびりすぎていて、記帳代行サービスとか税理士さんに依頼だとかの選択肢も考えていたんだよね。大進歩です。)
ちなみにこの一年、領収書等の各種書類をまとめるのに、コクヨのノビータというクリアフォルダがとても役に立ちました。
○ノビータシリーズ|商品情報|コクヨS&T
入れる書類の量に従って、フォルダの厚みが変わってくれるところが大変便利。
普段のレシート類は、専用の箱やフォルダへ忘れず放り込むようにしています。
それらをA4紙に貼り並べて、ノビータのポケットに収納というのが月末の定期作業となっています。
12ヶ月分のレシート+カード明細などの書類を分野別に収納できるよう、私は20ポケット版を使用。
もっとこまごま余裕をもって分けたければ30や40ポケットも有りです。
毎月ぎゅうぎゅうに詰まった感じになりましたが、年末はかなりぶ厚くなりましたよ。
○Amazonではこちら → コクヨ ノビータ
1年が終わった今は、ノビータから取り出して別のバインダに(長期保存が必要なので、キングファイルのようなタイプのものに背ラベルを貼って)綴じ込んでしまったので、ぺったんこの空っぽ状態から再スタートしてます。
各ポケットには、エーワンの月別インデックスラベルでとても見栄え良く使えました。
○[ 02101:インデックスラベル 月別 ] - 商品情報|ラベル・シールのエーワン
1-12月を順に貼っていくと、ぴったりA4の高さ内で12ヶ月分のラベルが並ぶことに感心したのでした。
数字の視認性も高いし、ラベルがコーティングされていて丈夫だし、まっすぐ貼れるガイド線etc.隅々まで気が利いています。
○Amazonではこちら → エーワン(A-one) インデックスラベル 月別 12面 32×23mm 6シート(72片) 02101
というわけで、まだ決算書は出力していないので最終段階に至っておらず油断は出来ませんが、
"帳簿付け"って、いろんなことが数字でわかる深ーい世界なんだな!
と実感した1年でありました。
これからも続けられるといいな〜。