椅子下の敷物を新調しました。(ポリカーボネイト製チェアマットも愛用中)
この家に入居以来ずっと使ってきた、仕事部屋用のカーペットを8年ぶりに敷き替えることにしました。
正確に言うと、床面保護が主目的な「机-椅子下用のサイズ」のものになります。
今までのは、茶色に近いベージュ色のカーペットだったのですが、椅子の車輪の重みで、表面の毛が擦れはじめて褪色が目立ってきていました。
大きくて重いアーロンチェアなので、こういうのは消耗品と割り切るしかありません。
しかも、よーく見てみると、特にこぼした覚えもないのにインクの飛沫があちこちにぽつぽつと...!
手指に青い何かがついてるのもいつものことだし、これは万年筆ユーザの宿命なのかもしれません。
うちの地区では最大辺50cm以内なら粗大ゴミ(有料)扱いにせず廃棄できるので、全体重をかけながら折り畳んで縛り上げましたよ。
というわけで今回は、
・部分的に劣化しやすいのでその部分だけなんとかしたい
・気になる汚れを洗いたい(orそこだけ交換したい)
・廃棄時にコンパクトになる
という利点を考えて、タイルカーペットを敷き詰めてみることにしました。
まず最初に敷いたのが、左写真の透明のシート。これは8年前に購入して使用継続。
カーペットでは吸収しきれない椅子の衝撃を少しでも減らしたいので、フローリング保護の目的です。
(前住居の部屋で使っていた椅子下用の敷物は、キャスターの重みで、表側以上に裏面の劣化がひどかった思い出があります。
裏貼りしていた不織布がすり潰された粉状になってしまい、床面にこびりついたそれらを拭き取るのにえらい苦労をしました。)
これ、なんとポリカーボネイトの1枚板なんですよ。
もちろん、チェアマットとして販売されている商品で、ドイツ製のすごくしっかりしたものです。
よくある安価なビニールマットとは違って、経年で溶けたり割れたりということがなく、熱にも強いので床暖房にも対応します。
けっこういい値段したのですが床保護材として「ほぼ一生モノ」になるはず。と当時、思い切りました。
この上に直接椅子を置く人のほうが多いのかもしれませんが、
・冷え性なので敷物で足もとを保温したい
・ざらりとしたエンボス加工がされていて、キャスターが硬めナイロンかつ重量椅子な場合は転がり音がうるさいかも。
・これが大変快適であるというレビューのほうが多いけれど、椅子の滑りが良すぎて落ち着かない
という理由で、私は更にラグやカーペットを敷いて使用しています。
○バイエル社 チェアマット → ・Amazonではこちら / ・楽天ではこちら
欠点は
・わりと高価
(この予算でそこそこお買い得な椅子なら入手可能という話もあります。
通販サイトのレビューなどよく読んで使い勝手を検討してください。迷ったら大きいほうで。)
・届いたときびっくり
(丸められたり畳まれたりすることなく「そのまんまの大きさの板」として梱包されて届きます。
とりあえずの置き場所も確保してから受け取りを。重さもそれなりあります。)
私が買ったときと違って、円形や、カーペット上に固定して置くための突起付の商品もあるみたいです。
うちで現在使用しているのは150×120cmです。
アーロンチェア下用としても大きめなサイズとなりますが、椅子をぐいっと後ろに引いてもはみ出さないちょうどよさなので、体の大きい人にはおすすめです。
それに私は他に資料書籍用ワゴンなども周辺に置いているので、それらのキャスターからの床保護も兼ねています。
硬質かつ掃除しやすいので、レビューによれば畳部屋環境や食卓の下用にも人気とのこと。
その上に、ニトリのタイルカーペットを敷き詰めたのが今回の購入品。
40cm四方の縞柄のパーツを15枚、縦5×横3(200×120cm)で並べました。
(机の下隅から敷き詰めたかったので、チェアマットより広面積で購入。)
○吸着タイルカーペット(ST BE40X40): インテリア通販のニトリネット
15枚全て「ストライプ/ベージュ」で購入してみました。
近所にある店頭で買っても良いかなと思っていたのですが、宅配便の人が「これけっこう重いですよ」と玄関上の床まで運び入れてくれたほどの密度だったのでした。
やはり通販にして良かったです...。
タイルカーペット裏側には、床に固定敷き出来る程度にぺたぺたする素材が細いストライプ状に塗ってあります。
上記通販ページ内に掲載の、裏面写真にある白い筋がそれです。
並べてみたところ、前述のポリカーボネイト板の上にはぴたりと粘着してくれて全く動きません。
以前は、チェアマットの上でしょっちゅうカーペットが移動してしまい、椅子を移動させての敷き直しも大変だったので嬉しい!
普通のラグを敷く場合でも、このチェアマットの場合は敷物用固定シートを噛ませたほうがいい気がします。とにかく滑りが良いので。
こういうのは経年で変わってくる可能性はありますが、フローリング直上でも、「貼って剥がせる糊」的に弱めの手応えの粘着なので、素材に対してはそんなに悪影響なさそうですよ。
このように、縞の縦横を市松状になるよう敷き詰めてみました。
(せっかくのタイルカーペットなので、完全に色違いのチェックになるよう購入すればよかったかな?とあとから思ったり。
とはいえ、無地でなくなったことでインクの飛沫などの小さな汚れは目立ちにくくなるかもと期待...。)
このカーペット、意外とクッション性はあるけれど毛足が短いループ状なので椅子キャスターの転がりも良好です。
掃除機も、抵抗少なめでかけやすいのがとても気に入りました。
動く重量物が載ることでいずれこの先、凹みや擦り切れetc.の変化は必ず発生してくるとは思います。
しかし、部分的にとりはずして手洗いや新品交換が出来るのはちょっと安心かも。
敷き詰め時からも縁のほつれはほとんどありませんでした。
安さ優先なイメージがあったニトリですが、これは「お値段以上」に高品質なこと確実。
というわけでなかなか快適だとわかったので、その後、夫の仕事机の下も全く同じ装備にしちゃいました。
新年度に向けて勉強や作業の環境を整えたいこの時期、足もと環境も大事に考えましょう!
●その他、椅子関連の過去記事:
・アーロンチェアにヘッドレストを装着してみました。
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