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2015.02.27
新聞を電子版で読み始めました。
2月に入ってから、紙の新聞を止めてしまいました。
デジタル版に切り替えることにしたのです。
10年以上洗剤だのお米だのを貰いつつ、ずーっと契約してきたところへ
「今度はもう更新しません。」
とびくびくしながら言ってみたところ、
「はいわかりました、長い間ありがとうございました」
と、実に予想外に、アッサリと終了。
そういう時代なのか?
新聞自体をもう読まない
(ネットのニュースサイトや、新聞デジタル版の無料会員分だけにする)
ということも一応考えたし、そうしている人も多くなってきているのでしょう。
それであんまり困らないような気もしますし...
まあしかし、紙版と違って大量に洗剤をくれない代わりに(笑)年間契約する必要もないので、まずはデジタルに移行して様子を見ますかという感じです。
★良かった点
・起きてすぐ新聞が読めるようになった!
大きめのマンションなので、地上階のポストまで取りに行く手間が要らなくなったのは、絶大な有り難さ。
今までは外出帰り時点での回収だったために、朝のうちに新聞を読んだことがない...
・不要物や家事を減らすことができた快感は大きい。
古新聞をまとめて廃棄場所に持っていく労力(やはりこれも下階へ行くのは試練!)が無くなりました。
本体だけでなくチラシの多さと重さにも参っていたので、これらがポストから消えただけでもすごいラクになりました。
ベランダ花壇作業の敷物やら、非常時含めて何かの資材として? 古新聞が全く無いのもどうだろうと思っているので、現在分はちょっとづつ処分中。
・iPadで読むのが意外とラク。
紙時代の癖がまだ抜けてないせいか、私はもっぱらリビングで息抜き時間として読むことが多いです。
上写真のように、紙そのままの見かけで読めるモードがありまして、それをぱらぱらとめくっていくのがお気に入り。
もう少し画面が大きいといいな(噂の12インチ版が出たら読書用も兼ねて速攻買い替えたい!)と思うのですが、指先でつつけば記事部分が拡大されます。
retina画面なので現状このサイズでもまあ読みやすい。
デスクトップなら見開きでもいけます。
一目で入る情報量が多いので、ぎっちり詰まった紙新聞の配置って好きなんですよ。
書籍(ゴシップ系週刊誌含)の広告を眺めるのも、紙版ならではの楽しみ。
通勤仕事だと違ってくる件でしょうが、そういえば携帯では閲覧したことがありません。
電車の中で読むのは便利かも。
・夫はタブレットでなくて仕事機のMacノートで読んでいるようですが、紙時代とは比べものにならないほど新聞を開くようになったとのこと。
斜め読みで良いので、デジタルになってもまずは紙レイアウトで全面に目を通すことをおすすめ中です。
・紙では朝刊のみの契約だったけれど、デジタルだと夕刊も読めるようになった。
エンタテイメント系の記事が多めな雰囲気なので面白い。映画や美術館の情報なども。
・たいした頻度でもないけど、今までは旅行に出ると配達を止めて貰わざるを得なかった。
(その分の料金が減るわけでもない。海外行くと毎度1週間-10日分も!)
今度からは、行った先からも新聞のサイトから読めるということですよね。
★良くないと思われる点
・朝夕刊読めるとはいえ、3800円/月 って大きいよなーと結構思います。ちょっとしたAdobeだ。
この金額に値するものが得られているか? を常に注意深く確認しつつ購読していきたいと思います。
切替直後の今は、体験として新鮮だから頻繁に眺めているけれど...
「電子の積ん読」は未読の存在が視界に入らない分、紙以上に始末が悪いのは身に覚え多いに有りです。
・紙じゃなくなって寂しい ← 上に書いたことと矛盾しているけど、触感的に。
記事スクラップはデジタル版でも機能としては存在しますけれど、果たしてここで使うかな?
・チラシがなくなって寂しい ← これも上に書いたことと矛盾してるけど。(買いもしない巨大なマンション広告を眺めるのは嫌いじゃない。)
うちのほうはスーパー激戦区なので、電子新聞になると各店の特売情報が得られないのは痛いなあと思っていたのは事実です。
しかし、下記のサイト(タブレット用の閲覧アプリ有り)でチラシの画像が読めることがわかって解決。
○チラシ・広告・キャンペーン・クーポン情報満載|シュフー Shufoo! あの店の情報も掲載中
徒歩圏内のスーパーやドラッグストアだけ選んで登録して、日々、買い物前にiPadで真剣にチェックしてます。
本当に便利なので、新聞とらなくなってもこれは使い続けよう!
「なくても替わりの情報源がたくさんある」時代になりましたから、新聞業界は昔よりはずっと大変なのだろうとは思います。
頑張って欲しいです。
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2015.02.21
最近のKindle読み、新機能のこまごま。
つい先日のことですが、Windows版に引き続き、Mac(デスクトップ)版のKindleでも日本語書籍が読めるようになりました。
ようやくだなあ...!
もう今まで、タブレットやスマホ以外で表示出来なかったのが本当に不便で。
机上の27インチで読みたいときは、不本意にもAndroidエミュレータやら、iPadミラーリングのソフトを使ってました。
○Amazon.co.jp: Kindle for Mac ← AppStoreではなくAmazonサイトからの配布になったようです。(対応はOS 10.9.5〜)
○Amazon.co.jp: Kindle for PC ← Windows版はこちら
なるべく大きい画面で読みたいという理由で、雑誌等の大判だったりカラー図版が入った電子書籍データは、今まではほとんど他社(デスクトップアプリやブラウザ表示可のところ)から購入していたんです。
しかしこれで、年間の定期で配信購読を申し込んでいるもの以外は 可能な限りKindle買いに集約していけそう!
「趣味の文具箱」なんかも今後はこちらで...。
過去に購入した31号も、早速デスクトップ版にダウンロードしました。
27インチ画面だと紙版よりいくらか大きめのサイズで見開き表示が出来る上、動作も軽く大変快適。
●関連過去記事:・「趣味の文具箱」をKindleで読んでみました。
あんまり良いことじゃないとは思うんですが、最近は、電子書籍の選択肢があるかを基準に本を選ぶようにもなってきました。
それでも、うちの二部屋に設けてある壁面本棚は8-9割ぐらい埋まってます。
家族の職業上、本を買うのは控えるという選択肢はとれないんですが、ぎっちぎちという見かけは息苦しいのでこれぐらいで全体量は抑えたいと考えることは常々。
どうなっていくのかなあ。
しかしとりあえず私の場合、部屋の本棚がいっぱいになってしまうという強迫観念(?)から解放されたので、いわゆる「軽めのエッセイ」だとか「映画のノベライズ」だとか「長編なシリーズ小説」etc.
昔は「気になってるけど迷っていた」本を電子版でどんどん読めて満足。
個人的には昔愛読して今は電子データで"買い直し"というパターンも多く、例えばアーサー・C・クラークなどのSFものを最近どっさり購入しました。
それらの紙版は今のところ廃棄はしていませんが、電子で読めればもう手に取ることはないかも。
古い文庫の極小文字から解放されたのは、とてもとても有り難いです。
とはいえ、まだまだ紙でしか存在しない書籍や雑誌も多いので、Amazonの段ボールは届き続けるのでしょう...
村上春樹氏はご自身でもKindleは御愛用とのことなのですけど、著作が頑なに電子化されてないのはまあ、ご本人とは関係なく業界的な事情なんだろうなぁ...ああ残念。
もう1点、最近のKindleで感動したのが「Word Wise」という、洋書向けの機能。
これはKindle端末で読む場合のみ表示されるのですが、
難しめな単語の上に平易な英訳を添えてくれる というもの。
英英辞書を使って読むようなものなのですが、いわゆる辞書タップ(調べたい単語を指で押して辞書引きする)と違い、単語英訳が最初から強制的に表示されているのがけっこうラクだなあと。
端末上での設定は下記リンク先に。
○Amazon.co.jp ヘルプ:Fire & Kindleサポート › Kindle本について› Word Wise - 語学の学習
英訳表示率(単語の難易度)調整や、もちろん非表示にも出来ます。
知っている単語だとしても英訳説明自体がけっこう勉強になる気がするので、私は一番多く出る設定にしているのですが、
「知らない単語を辞書タップ→単語和訳を読む→英語読みに再び頭を切り換える」
という今までの読み方がいかに非効率だったかを知った次第です。
WordWiseをONにすると、左掲載の写真のようになります。
このように全行間が広大に空いてしまうのは微妙ですが...。うぅむ仕方ないのかー
ちなみに、Amazonの販売ページにて「Word Wise: 有効」という表示が出ている本ならばこの機能が使えます。
全ての書籍が対応しているわけではないのですが、よく売れてる本優先で徐々に増えてきているみたい。
先日、Word Wise有効の書籍なのにどうやってもこの機能が出ない書籍があったのでKindleのカスタマーセンターに問い合わせたところ、不具合として確認されたとのことで修正をかけてくれるとのこと。
いつ治るかはハッキリわからないらしい。待ってます。
私は日本語で1度読んで気に入った小説や、好きな映画の原作ぐらいしか読む気になれないんですが。
つまり、あらすじからオチまでがいちおう既知であることが前提...という力量しかありません。とほほ。
今読んでるのも、映画も観たし翻訳版もなかなか面白かったので、その記憶が薄れないうちにと英語版。
○The Hunger Games (Hunger Games Trilogy, Book 1)[Kindle版]
しかし、この機能かなり気に入りました。
見上げていた厚い壁がぐぐっと下がってきたような感じ?
そんなわけで、もちろん普段読むのはほとんど日本語本ですけれど、Kindleは楽しいです。
iPhone5sの小さい画面で読むのは(特に乗物内では)気分が悪くなってくるので、可能な限りPaperWhiteを持ち歩くようになりました。
"電子書籍読み対策"が最大理由で、次回のiPhoneは6plus相当の大型画面にしよう!と決意中。
●関連過去記事
(電子書籍関連カテゴリーを作りました)→ 電子書籍のこまごま バックナンバー
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2015.02.14
シャルトルブルー軸の細軟ペン先を買いました。
愛用しているプラチナのシャルトルブルー軸やブルゴーニュ軸に、新しいペン先の品揃え(細軟:SF/極太:C)が加わったのだそうで。
それもとっくの、去年の夏のことだったらしい・・・あらまー知りませんでした。
○プラチナ万年筆/Century ← メーカーHP
軟調ペン先に対する長い間の苦手意識のせいで、脳内で自動的にスルーしていたのかもしれません。
(実際、5年ほど前に最初の中屋万年筆を買いに行った時、よく売れてるペン先ですと聞いて細軟を試させてもらいました。
うぅむ、あの時ぜんぜん好きじゃなかったんだよなあ。)
極太ペン先は、それ以前の黒軸のみの発売時期に購入しておりまして、これは10年日記などにも重宝してます。
細線傾向なプラチナのことなのでやはりと思いましたが、私のは他社製で例えれば一段階下の「太字」程度。
けっこう使い勝手いいんです。
●過去記事:センチュリーの黒軸、愛用中です(極太ペン先)
しかし黒-金軸の見た目があまりにも渋すぎるので、気分によっては、赤透明ブルゴーニュのほうに首軸ごと付け替えたりしていたのでした。
(シャルトルブルーもそうですけど、濃暗系の透明軸なので、真っ黒の首軸になったところで全く違和感無しなのだ!)
最初から色付き軸で買えるのは羨ましいなあ。
さて「細軟、今ならもしかしたらイケるかも?」と思ったのは、昨年実に7年ぶりで休眠から起こしたフォルカンが予想外に大活躍しているからであります。
●過去記事:パイロットのフォルカンペン先、楽しいです。
♯3776系の、"普通の細字"はけっこうガチッと硬いペン先なのです。
インクフローに関係なく、自分の手に馴らすのにそれなりの時間がかかった個体もありました。
私の場合、過去に中屋万年筆の細字が結局扱いきれず、太字へペン先交換してもらった経緯もあるくらいで...
●過去記事:中屋万年筆、ペン先交換してみました。
こういうペン先に「軟」の特徴がつくわけだから、むしろ最初から使いやすかったりして。
・・・などと超都合良く自分を洗脳していくうちに、とうとうポチってしまいました。
あの晩はすこし酔ってた。飲んだら(Amazonを)見るな!しかし7000円台は魅力!
結果は予想通り。
ものすごく気に入ってるんですよ!
やっぱり、手が変わったんでしょうかねぇ。
普通の細字と違ってよくしなりますが、フォルカンのようにペン先が「開く」という感じはありません。
細軟だからかもしれませんが、筆圧次第で太さが変わるというほどでもありません。
プラチナのブルーブラックインクを入れてますが、これだと0.4ぐらいのゲルボールペンと同じぐらい。
(色彩雫を入れるともう少しみずみずしく太めになるのかな?)
「軟」とはつくけれど、昔の万年筆ってだいたいこんなしなり具合だったんじゃないかな?
現行品があまりにも硬すぎるのでは?
というのが正直な感想です。
私はヴィンテージ品と言われるペンは買ったことがありませんが、親世代から譲られた「よく使いこなれた昔の万年筆」に似た、ほどほどな柔らかさでなんとなく懐かしい気が。
このペン先、無駄な筆圧をぺこぺこと逃してくれる弾力が楽しいです!
これだけ細い線なのに、わずかにザラりとした摩擦もあって心地よし。
ちくちくゆるゆると、コマカイ絵や字を手帳に書き付ける楽しさ、これを使えばきっとわかりますよ〜
ただし、「適している筆圧やスピード」があるというのもまたわかりました。
今の私がたまたまそういう時点にいるのでしょう。まだちょっと手首痛いし。
(ぐいぐい勢いで書くタイプの人にはあまり向いてないはず)
フォルカンと違って、その心得があったとしてもさほど筆文字な線も出ませんので、単純に、手との相性ですね。
不思議なことに、こうして細軟に入れ込むことで、普通の(軟がつかない、ほとんどしならない)細字ペン先のこりっとしたボールペンみたいな感じの良さにもあらためて気付きました。
紙の繊維感をさりさりと味わうにはうってつけで、これはこれで愉しい...と久々に思えるようになり。
相乗効果ですかね?
冒頭掲載の写真にも写ってますが「本栖」細字がいまそんなふうに”いい子に育った”感じ!
●過去記事:プラチナの本栖万年筆を買いました。
最近、ひとさまの美しい(可愛い/センス良い/たのしい)ノートや手帳面を眺めるのにInstagramを開くことは私の癒やしになっていまして。
タグを辿っては、いいなあと思った方々を積極的にフォローしては鑑賞させてもらってます。
ほんとすごいんだよ。
私が捕捉範囲でのブログとかtwitter上では全然知らなかった方々も多くいらっしゃって、もう楽しみで。
やはり同じようにこういうことが好きなお友達同士で濃いめに盛り上がっていて、相当数のいいねがついてる有名人(?)も。
他のSNS以上に匿名性があって「画像だけで好きなことを語れる」感じが手書きを披露しやすい場になってるのかも。
テキスト情報中心の趣味ネットワークだと、最初からそこに無駄な自慢とか蘊蓄を入れて自分を大きく飾る人、たまにいるでしょ?
そういうんじゃなくて、見えてる次第ってところが私にはたぶん心地よいのだと思うんです。
私は、飲み食い写真の合間で、たまにブログのネタになりそうな文具撮影をして送り込むぐらいですけど...それでも楽しいのです。
こまかく書き込まれた素敵手帳の数々が流れてくると、同じような道具:つまり、うんと細字が書けるペン:が欲しくなってくるんですね。
今回の買い物もその作用なのでしょう。
これだけ持ってても新しいの買っちゃう(シャルトルブルー軸自体2本目だ...)自分がほんと情けないんですが。
次の中屋万年筆こそは細軟で!
などと、うっすらうかびあがる計画を必死で振り払い中。
余計な出費が発生しないよう、来月の日本橋方面のイベントには近寄らないようにしようっと。
プラチナの万年筆、やっぱり好きだなあ。
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○Amazonで買いました。軸色によって売価が違うのが悩みどころ!(でも安い)→ プラチナ センチュリー 細軟
記事内で紹介した極太ペン先もおすすめです。
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●その他関連過去記事
・瑠璃色の万年筆にターコイズのインクを入れました。(プラチナ シャルトルブルー万年筆) ← これは普通の細字。現在、黒インク用。
今回の細軟との見た目識別をどうするか悩み中。軸にシールでも貼る?
・ブルゴーニュ色の万年筆を買いました。 ← 黒軸の極太ペン先につけかえて使用中。
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2015.02.04
黒いドクターグリップ、毎日使ってます。
今年に入ってから、そこまで酷使した覚えもないのに手首を痛めてしまいまして、整形外科に通ったりと大騒ぎしてました。
(血液検査までお願いしたけれど「いろんな数値がとっても健康ですよ?」と言われて帰されて以来、なんだか症状軽減。)
結局、よくわからないままに現在に至ります。
まあ、いいトシの大人だからいろいろあるよね。
というわけで、手の調子が悪くなり始めた頃に「これならラクかな?」と、久々に買ってみたドクターグリップのシャープペンシルです。
それにしても、ドクターグリップと名が付くだけで種類や色数の多いこと...。
「フルブラック」は、まず見た目で惹かれて以前から、カッコいい!と店頭で気になっていたもの。
口金パーツまでツヤ消しブラックなところに惹かれました。
ラミーとかカヴェコのペンシルに通じる、"独逸筆記具"っぽい雰囲気が良いです。
(クリップだけ鏡面シルバーなのがちょっと惜しい。)
○ドクターグリップ フルブラック | シャープペンシル | 製品情報 | PILOT
グリップの持ち心地は、今まで所有のドクターグリップの中では一番好きな触感です。
ツヤの無いラバーで、フワっとした、どちらかといえば柔らかめかな?
しかし、アルファゲルのようにプニプニとひたすら力を逃す方向でなく、加えた力を正しく芯先に伝えてくれるシッカリ感がとても良いです。
なにかすごく覚えがあるなーと思ってたら、ワコムのタブレット(intuosやcintiq)のグリップと近い素材である気がします。なるほど。
intuos4の太径ラバーグリップ愛用!
特に4Bの芯を入れて使うと、どんなに大量に書いたり描いたりしても筆圧が最低限で済み、手指ストレスが限りなくゼロ。
まるでインクが出ているかのようなぬるりとした流れすら感じます。
柔らかい芯なのでしょっちゅう振って芯を出さないといけないわけで、煩わしいと言えるのはそれくらいかな。
0.5mmだけど、意外と折れないのも驚き。
私の筆圧が(いい方向に)変わったのか、軸の仕組みが特に優秀なのか?多分後者。
そんなわけで、へぇえと感動するほど書きやすいので最近0.5mmシャーペンはこればっかり。
手帳やノートへの万年筆使用率も若干減ってきてしまったほどなのです。
(「書き」に集中出来るからというのもあります。
万年筆だと、良くも悪くも気が散りがち。
インクと紙との相性だの、次に欲しいペン先etc.のことをうっかり考えしまうからさ....私だけか。)
真っ黒とはいえ、リングの色別に4種類ありまして、私はロットリングっぽさを狙って赤を選択。
文字どおりのフルブラックである黒リング軸とも迷いました。
全黒軸が一番格好いい。でも渋すぎる!と葛藤しました。
それにしても、こんなすごいシャープペンシルを800円で入手できて毎日ばりばり使える、今の学生さんがうらやましい。
私も負けずに勉強(と仕事)で使ってこの思いを取り返したいと思います。
このグリップ、ワコムのタブレットのもそうなんですが、周辺環境の白いホコリを拾いやすいです。
ご愛用の方は、ペンケースの中などをお掃除する良い機会になるかもしれません。
こういうマットタイプのラバー、いくらかフンワリしたもの特有の性質として、経年による寿命もそれほど長くないかもしれない。
機構部分の優秀さはその何倍もの年月使えそうなだけに、ラバー部分だけ買い替えられたらいいのになあと思います。
せっかくなので何本か買って使い分けしたいくらいですが。
あいにく4B芯以外入れる気にならないので、この赤輪軸1本を使い倒すのみであります。
ああ、はやく0.7や0.9mmにも4B位の濃い芯が出ないでしょうか!
昨年出た、0.9mm芯用のドクターグリップもさっそく愛用していますが、2B入れて使っては「もっと柔らかいといいのになあ」といつも思います。
○ドクターグリップGスペック 0.9mm | 製品情報 | PILOT
ちなみに今回のフルブラック軸、あまりに握り心地と書き心地のラクさが気に入りましたので、ボールペンでも買ってみました。
○ドクターグリップ フルブラック | 油性ボールペン | 製品情報 | PILOT
このボールペンに使われているアクロインキ、黒芯では以前から「タイムライン」軸にて書類用に使っています。
こちらのドクターグリップでは青芯を入れることにしました。
(軸は、わかりやすく青リング軸で。)
アクロインキは、ほんとに油性なのかしら?と思いたくなるほどスルっスルな書き心地。
寒い時期に重たくなる、海外メーカーのボールペンの感じに馴れていると面食らうほどのなめらかさですよ!
眩しい位に強く鮮やかなロイヤルブルーの色味も使い勝手良しです。
●関連過去記事:
・「タイムライン」のボールペンを買いました。
・カヴェコの「ペンシルスペシャル」を買いました。
↑ このマットブラック軸の見た目も非常に気に入ってます。現在に至るまで0.5/0.7/2.0の3本を入手済み...
金属で重めなので、やっぱり0.5mm軸で4B芯がいちばん心地いいです。
・アルファゲルのシャープペンを買いました。
↑ このグリップを好きだという意見をあまり聞かないのですけれど、けっこう気に入ってます。
同じ芯でも、力の掛かり方が変わるせいか他のペンシルと書き心地が全く違うところがいい。
経年で隙間が空いてきたので記事当時のものは全て買い替えましたが、今後も使います。
シャープペンシルもまた、楽しい「沼」なのだなあ。こまったこまった。
ちなみに、白軸バージョンもありました。
こちらのほうが春夏向けかつ、じょしっぽいのかも。
(フルホワイトじゃなくてピュアホワイトとのこと。)
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