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2015.03.29

Ulysses(ユリシーズ)使い始めました。

150328文書編集/管理系のソフトをいろいろ調べては買ってみる というのが結構好きです。
私にとっては、アナログのペンやノートを真剣に吟味するのと面白さは同じ気がするのです。
(どちらも、頭の中身を出力する道具であることには変わりないし…)

そんなわけで、今までも何度か、思い切って購入しては、継続して愛用しているものからいつの間にか使わなくなったものまでいろいろ。

●関連過去記事:デジタルで「ひとりブレスト」するソフトをさがす:2014 後編

Ulyssesは以前から有名なMac用のテキストエディタですが、最近になって大きめなアップデートがあり、更にiPad版が新登場したということで、ネット上で「使ってる」「いいかも」という言葉をぽつぽつ聞くようになりました。
かつて検討してみて、結局Scrivenerのほうを購入した経緯があり、今回はどうだろうかと興味津々。

Scrivenerはとても良いソフトなのですが、私の用途にはだいぶオーバースペック...というのが現在時点の感想。
たくさんの資料を束ねて参照しつつ長文を構築するためのもので、大変に高機能なのです。
WEBクリッピングも出来るので、自分のブログ内での複数の記事をまとめる下記の作業にはとても役立ちました。
●過去記事:「みんなの手帳部」に載りました。(感想と裏話のこまごま。)

当初Scrivenerを絶賛していた夫も、今では「やっぱり、OSに最初から入ってる"メモ帳"が一番使いやすい気がする」などと供述しており(´Д`)嗚呼...極端すぎないか?

 
Ulysses ← 公式サイト

AppStoreでは現在4500円です。
上記リンク先でのデモ版をダウンロードして試してからの購入をお勧めします。
iCloud同期以外の全機能が使えて、10時間有効。(起動時間の合計なので、わりとたっぷり試せると思います)
メニュー等、きっちり日本語化されています。
デフォルトで格納されている「はじめに」という取扱説明書的な内容のファイルが非常にわかりやすく、指示通りにショートカットなどを操作しながらひととおり読み通すことをオススメします。

Markdownは、わかってくるとなるほど便利という感じで、Ulyssesでもこれらが書きやすいように気の利いた工夫がいくつか入っています。
私は数年前、DayOneという日記アプリを購入したときにはじめて知った記法で。
いったい何故このソフト上では、箇条書きの行頭に「*」や「#」を使うと字が太くなったり大きくなったりするのか?
という謎に、旅先で(ロサンゼルスのスターバックスで旅日記を書きつつ、真剣に)悩んだことが懐かしいです…

 
150328最終的には、shio先生の最近の下記投稿を読んで「よし私も」と購入決定しました。

3977-150320 shio的作文環境の理想郷「Ulysses」: shiology

私もブログ内にFlickrの写真タグをペーストしているのでその点も参考になりました。
さっそく「暗いモード」で使うことも真似してみると、本当に目が疲れない。
(暗くすると背景が渋い青緑になる「Solarised」というカラーテーマがお気に入りです。元々入っているセット以外にもダウンロード出来るのですが、ここで発見した「Mustarded」の配色も良い!)

まずはこんな感じで、使いこなしている方々のレビューからじっくりと勉強させて貰おうと思います。
この原稿もさっそくUlysses上で書いていますが、とても軽快で操作しやすいです。
アウトラインエディタのような使い方もラクに出来るので、原稿前段階のネタメモ作りにも良かったです。

これまでブログ原稿作成→投稿の流れで使ってきたMarsEditにうまく連携した使い方など、このあたりは今後調べるべき課題。
 

自動保存(バージョン保存も可能)なところや、HTML、PDF、EPUBなど様々な形式でのプレビューや書き出しが出来るところも、使うほどに便利と感じています。
デスクトップとノートのほうにインストールしましたが、格納データがススッと落ちてくるかのように同期してくれるのはさすがiCloud。

この性能ならば、2000円のiPad版もそのうち買ってしまいそうな気もするのですが、今まで私にとってiPadはSNSや読書や料理レシピまで、とにかく閲覧に徹した使い方ばかり。
(お絵かきソフトもいくつか入れたけど結局使ったことがないし、メモもそんなにとらない...)

はたしてこれで書きものするまでになるか?という心配はあります。
しかし、Ulysses内にある程度データが溜まってきて、アイデアメモや原稿の文書倉庫のようになってきたら閲覧方面だけでも便利かもしれません。
というわけで、自分の可能性を拡げるためにも(?)近日中にiPad版をポチってみることにします。

 
○その他、大いに参考になったブログ記事
 ・マークダウンで書けてApple製品でほぼ自動同期が可能なエディタUlysses | ごりゅご.com
 ・[捗]結構イケてるかも ~Markdownベースの長文執筆ツールUlysses for Mac | 捗りあん
 ・Markdown記法で書けてバージョンごとに保存もできるライティング環境「Ulysses」 | シゴタノ!
 ・文章作成やメモ書きにも便利、Markdown記法|Web Design KOJIKA17

 
ちなみに、「毎日の日記やメモや旅日記をお手軽に美しく記録したい」「iPhoneからもデスクトップからも同期したい」という感じの一般的な目的ならば、上にもちょこっと書きましたが「DayOne」(Desktop版+iOS版)をおすすめします。
●関連過去記事:トラベラーズノート、シンガポール編できました。+おすすめな旅日記アプリ

 
というわけでUlysses、「立派なノートブック(またはシステム手帳)に育ってくれると良いなあ!」という文具的な期待を込めて、大いに使っていくことにします。

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2015.03.21

「描き方BOOK! 読みやすい文字と伝わるイラスト」を読みました。

描き方BOOK!  読みやすい文字と伝わるイラスト (MF comic essay)文具好きゆえに、日頃からまあそこそこ、量だけはぼちぼちやっているほうだとは思うのですが、自分の手書き(そして手描き)を眺めるたびに「もうちょっと...なんとかならんのか」と思っています。

デジタルで絵を作る仕事をしていますが、形状の構想を練るときはクロッキー帳などにたくさん走り描きしてから画面に向かいます。
まっすぐな線や、スッキリとして歪んでいない曲線、きらきら光る緻密な形状etc.を制作するにあたって、それがいかにIllustratorやPhotoshopの機能の恩恵に頼っているかを
(私しか解読できないような、元の下絵の粗さから)実感し、うぅむと思ってもいるわけで。

あと、文字のほうは、この年齢になってもいまだに、体調や気分によって形状が一定しないことが悩みのひとつ。
ウマいヘタの問題は棚に上げても「一定でない」ことがいつも気になっているんです。
手帳を眺めても、ここらへんの日々は好きな字、なのに先週はだいぶ乱れがちだなー等々と、しょっちゅう考えているのですが
どのようなことを対策すればいいか全然わからなくて。

私の言いたい「字の一定さ」というのは、
全文字にわたって受ける印象が均一で、読みやすいこと。
(書道的に巧いのとはまたちょっと違う。独自の癖はあって構わない。)
この人の字がフォントだったら欲しいよねと思えるような、乱れのなさ=気持ち良くサラサラと書かれていそうなことが伝わってくる感じ に憧れるのです。

この件何度も書いていますが、Instagramで自分のノートや手帳の中身を見せて下さる方、たくさんいらっしゃいます。
「いい字」を発見すると、お会いしたことはないけれど思わずファンになってしまう...
私は今まで、自分のかいたモノを晒すことに過剰な苦手意識があったけれど、IG投稿のおかげで少しづつリハビリ進行中というか(笑)克服出来るようにはなってきたんですヨ〜

というわけで、今回購入のこの本。
スーパーマーケットマニアなどの海外雑貨本でここでも何度かご紹介してきた森井ユカさんの新刊です。

描き方BOOK! 読みやすい文字と伝わるイラスト ← Amazon

・どういうことに重点を置けば、見たものをパパッとわかりやすい手描きイラストにできる手になれるか
・何に気をつけながら書けば、誰からも読みやすい、バランスの取れた「一定の」文字になるのか
・それを習慣化するために、日々心がけることとは?

知りたかったこと、この本にちゃんと書いてありました。
POPライターとしての経験も長い著者による、「文字も図形としてとらえる」考え方、私にはとても腑に落ちることでありまして。

昨日は半日がかりで、"読みメモ"をとりつつ掲載の例(イラストと文字の見本)を全部、真似して描いてみたのです。
 紙を上に置いてトレースする工程は省略。
 あくまでも、線の省略やまわしかたを手に覚えさせるつもりで、考え込まず、白紙の上にササッと。パイロットのカートリッジ1本使い切りそうでした。

ああ、なるほど。こうすればいいのか。
という突破口、たくさん開けました。
まだまだ日々の鍛錬が必要ですが、ほんとうにスゴイ授業を受けちゃったなという感じ!
(しかし、いわゆる「ペン習字」の方向を目指す内容ではありませんのでご注意を。)

 
こういうふうに書きたい/描きたいという欲求があるにもかかわらず、手がそのとおりに動かなくて歯がゆい思いをしている"かきもの好き"な人は(ここを読んで下さる方々の中には特に)多いと思うのです。
いい文具を買い集めたところで、それだけでは決して叶えられない件もあると、なんとなくわかってきたりして。

世間には「すぐ描けるかわいいイラスト」に関するHow to本が続々と出てきています。
しかし、単なる見本帳という域を超えて
「このように目と手を鍛えれば、ドがつくほどの素人でも問題ないので楽しく上手になりましょう」
という核心を教えてくれる内容のものはけっこう少ない気がします。

まだまだしっかりと勉強と"手馴れ"が必要だなー(道具だけはいっぱい持ってるし)。
と実感する良書でした。 おすすめです!

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2015.03.19

チタン色のはさみを買いました。

150316先日、10年以上ぶりくらいにハサミを買いました。

こういうのって、(よほどの文具マニアでもない限り)しょっちゅう新しくするものでもないですよね?
特に不満がなければ、学生の頃からのを家でいまだに使っている方も多いんじゃないかと思うんです。

そんなわけで、なんというか「いま話題のハサミ」がこんなにも進化したものだとは思わず...。
その切れ味に驚愕しました。

PLUS Stationery/はさみ フィットカットカーブ ←メーカーHP

これは「プレミアムチタン」というもので、
「刃にチタニウムをコーティングすることで、50万回以上(PPC用紙を切断した場合)持続する切れ味を備え、さびや汚れにも強くなっています。」
とのこと。
刃の色は、普通の銀色のよりずっと高級感があって、いかにも切れそう。これがチタンの色なのか...。

持ち手の色は5色ほどから選べるのですが、ここは全体の一体感をめざして茶色を選んでみました。

指が当たる場所にはふんわりとしたラバー的なもので出来ており、こまかいところまでしっかり頑丈に作られています。
ベルヌーイ曲線とかいうのはよくわからないんですが、(夫から説明を受けたけど一瞬で耳から抜けました)
このカーブがかかった刃の形のせいでよく切れるらしい...。

ほんの少しの力で押しただけでスルスルと切り進めていけるのには本当に感動します。
歳を重ねるにつれて、こういうことがきっとどんどん有り難くなっていくはずなんですよ!
買ったらすぐ、パッケージ裏の厚紙をチョキチョキ試してみてください。
この軽〜い手応えだけで家中が騒然となったほど(笑)。

持ち運びや収納時の周辺保護のためのキャップもついているのもなかなか便利です。

ただし、先端がそんなに鋭くはない形状なので、切り紙装飾などのこまかい細工用途には向いてないかもしれません。

 
今回、近所のダイソーで購入したと思われる「古雑誌を束ねるヒモ切り用」のハサミがどうにも切れないことに我慢できなくなったので、今までの私の普段づかい分をそちらに廻したのです。
やっぱり100円刃物は寿命が短かったなーと反省。

長く使いたかったので、"自分用"はわりと高めのを買ってみたのですが、
(とはいえ、Amazonでは400円台かつ送料無料なんですよね!)
期待を裏切らないものでした。

家でこまごまと仕事をしているとハサミは「ほぼ毎日使う道具」のひとつ。
包丁やカッターなんかもそうですが、ちょっと奮発して入手した、よく切れるモノが身近にあるというのは実に気持ちが良いものですね。
こういうハサミなら、またずーっと末永く使えることでしょう。

可愛い宝飾品や雑貨などを雑誌から切り抜いたスクラップ帳、ここ何年も作っていませんでしたが今回を機会に再開したくなりました。

●関連過去記事:
分解できるキッチン鋏を買いました。
 ↑ 台所ではこれが本当にオススメです。頻繁に食洗機にかけている割には切れ味も落ちず、毎日お世話になってます。

ペーパーナイフを使い始めました。
 ↑ これも「買って良かった」切り文具のひとつ。価格の安さと飽きないシンプル形状が魅力。

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2015.03.13

タンザナイト色のインクを使いはじめました。

150307日本橋方面では恒例の「世界の万年筆祭」の真っ最中な時期ですが、吹き荒れる花粉と年度末な日々のせいにして、今年はじっと閉じこもっております。
(出掛けてしまったら最後、今回はスゴイのを買ってしまう予感がする...中屋の細軟ペン先とか...ペリカンの灰色縞軸とか...!)

そんなわけでささやかながら、以前から気になっていたインクをひとつ注文しました。
ペリカンのエーデルシュタインシリーズのひとつ、タンザナイトです。

名前は素敵ですが、わかりやすく言えばブルーブラックに分類されるのだと思われます。
春先にしては地味色な、"実用系"を選んでしまったかなー?
という思いは、ちょっとだけあったのですが...。

 
試してみた第一印象は、「予想していたよりずいぶん黒い」でした。
宝石のタンザナイトって、こういう色なんですよ。
シリーズのお約束通りにその名を付けているのだとすれば、もうちょっと明るい青紫な要素が多いと思ってました。

 
インク出の多めなペン先で書いてみると、限りなく紺に近い黒?という感じ。

しかし字の中でいくらか淡くなった部分には、濃いめの新品デニムのような藍色(青ではない、紫っぽさ)が浮かび上がっていて。
ああ確かにこれはブルーブラックなのだなあと気付く、とても微妙な色味なのです。

 
最終的には、中屋万年筆の赤溜軸にてメイン使用することに。
私のは「太字」ではありますが、他社製の中字とほとんど変わらないくらいのスリムなインク出のペン先なんです。
意外と表情豊かな濃淡の線が出るのもお気に入り。
バンクペーパーの白地の上では、日の沈んだ後の雲のようなブルーグレーの趣もありで。

ぱっと見で目を惹くような華やかさはないのですが、とても気に入りました。
私にとっては、黒や濃グレーにかわる用途としてばんばん使っていけそうです!

150312

隠れた色味を楽しむという感じのインクですので、使うペン先は中字以上のほうが楽しいかもしれません。
箱裏には「Extra Soft Ink」とあり、このインクの特徴である、なかなかのフローの良さを示す言葉なのかなあ。
(それゆえにペン先を選ぶかもしれません。しかし渋めな個体の活用先として良いかも。)

 
このシリーズでは、ペリカンからの貰い物ですが他に緑色の「アベンチュリン」を持っています。
●関連過去記事:ペリカンのアベンチュリンインクを使いはじめました。
綺麗だからとおすすめをうけたのですが、私にはあまりにも不慣れな鮮やかさかつ、ボトルの容量が大きすぎで。
いつまで経っても減らないのがもうすでに不安です(笑)
色彩雫みたいにミニボトルで出してくれたら集めまくりたいんですが...無理でしょうねぇ

タンザナイトはきっと使い切ってみせるよ!

150312●その他関連過去ログ:中屋万年筆、ペン先交換してみました。

5年以上ぶりにラミーのアルスター細字も引っ張り出してみましたが
(現行の「オーシャンブルー」軸ですが、伊東屋限定「ブルースター」だった時代の2004年に買いました。)
今までで一番書き心地よく感じます。

かつては、ガッシリな鉄ペン先特有の硬すぎる書き味で、正直いってそれほど愛用までに至らなかったのです。
今回、タンザナイトを入れてみるとそんなことを忘れるくらいにすべすべと書けるようになりました。

こういう感覚も、インクの性質次第でけっこう変わるものですね。

 
次のエーデルシュタインは、季節柄なんとなく「トパーズ」が欲しくなってきているのですが、またこの巨大なボトルを増やす気なのか?
と自分に言い聞かせ中なのです。

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Amazonではこちらです。
 カートリッジタイプも有り、まずはペリカーノなどで試してみたい方はこちらのほうが気軽でいいと思います。
 容器のアルミ缶も可愛いですよね。
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2015.03.04

3月から、バンクペーパーのノートを使います。

150224日々の雑記用に使っているノートがほぼ使い終わりましたので、3月から新しいものに切り替えることにしました。

昨年9月から今まで使っていたのはカキモリで作ってもらったトモエリバー紙のリングノートですが、分厚くしすぎたかな〜という反省が。
使っても使ってもなくならないボリュームに、終盤でおなかいっぱいになってしまいました。

定期的に味わいたくなる良い紙であることは確かです。
あと2冊(ドット罫と方眼で作りました...)の在庫がありますから、将来再び帰ることになる予感。

●関連過去記事:カキモリのトモエリバー紙ノートを使い始めました。

 
今度は、すべすべと薄いトモエリバーとは全く違う感じの紙で心機一転始めたいと思いまして。
大量にある手持ちノートの在庫から選んだのは、A5サイズの「SOLAノート」です。

2013年に使い通したSOLA DIARYのノート版。
バーチカル式週間手帳の使い方がある程度確立できましたし、なにより、バンクペーパーの素晴らしさを楽しく味わうことが出来た1年でした。

●関連過去記事:SOLA DIARYを使い始めました。
手帳はこの年限りで販売が終わってしまってがっかりしたのですが、幸い、ノートのほうは現在も続いているようです。よかったー! 

紙についてはダイアリー版のほうのレビューに詳しく書きましたのでそちらを読んで頂ければと思います。
昨日、初書きでいきなり3ページも埋めてしまったほど「やっぱり良いねぇ!」と感心のバンクペーパーでした。

世の中では「万年筆に最適」とうたわれる新開発ノートが定期的に売り出されますが、期待しすぎたかなあ...という感想を持ったことのほうが多い。
"私の好きなペンでの書き心地が素敵!"
結局はそれがすべてなんだなあ、とバンクペーパーを使うたびに思います。
いつになるかわかりませんが、次にカキモリ行ったら今度のノートはこの紙で!と決意。

 
私が持っているのは横罫のソフトカバー版です。
近年は、方眼より横罫が好きなのです。
あと、クリームよりホワイト紙好きに移行しました。
バンクペーパーは、ペン先太さを選ばずインクの濃淡や発色がとても綺麗であるところも気に入ってます。

7mm罫なので、8-9mmの太罫を使っていた今までと較べると、ずいぶん密度濃く書き込めるなーという印象を持ちました。
(お値段高めのノートには珍しく、上部の余計な空きがほとんど無いレイアウトなので余計そう思いました。)

150301 150301

大きな特徴として、

・既にページ番号が振ってある
 番号脇にはチェックボックスと、日付入れにも使えそうなドット、一行日記が入りそうな程よく太めの空間も有り。

・巻頭に、全ページ分の見出しが書き込める目次付。
 ここにもチェックスボックス付なので、内容を識別するための工夫がいろいろと出来そう。

とても気が利いていて、今後の使用が楽しみになる予感。

現在私は、どんなことでも(当日のToDoから、コミミにはさんだ家事の豆知識、アイデアメモまで)すべて1冊にまとめてしまう方法をとっています。
書きっぱなしだと、あっというまに忘却の彼方へ流れていくのは困ったもので。
それらを資料として読み返せるよう管理するために、目次の重要性は年々おとなになるにつれ高くなってきました。

 
目次付ノートで構築する「Bullet Journal」という書き込み方を最近知ったのですが、内容は、私が現在やっていることと比較的似ている気がして親近感が。
ToDoに優先順位をつける等、フランクリン・プランナーぽさが元になっているというか...
ノート術としての新鮮は特になくて、「ノート1冊派(多ノートの逆)」は、突き詰めると、こういうやりかたに集約されていく人が多いのでは?と思っています。
自己流を中心にしつつも、目次の方法を真似してみようかと考えているところ。

Bullet Journal: An analog note-taking system for the digital age

箇条書きで情報をまとめる『バレットジャーナル』のはじめかた - NAVER まとめ

Bullet Journal - Google 検索

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さて、このSOLAノート、ソフトカバー版には栞ヒモが付いてなかったので、自作しました。
幅広のリボンを少し長くとって、背表紙にマスキングテープで留めつけるという雑な方法ではありますが、これがなかなか使い勝手良し。

この用途のために、菓子類や、贈り物についてくるリボンで気に入ったものをこつこつと収集しています。
今回も、欧州帰りの方に頂いたチョコの箱に巻かれていたチロリアンテープ風のデザインで、とても可愛いのです。

「わざわざ買わずに集める」のをお約束にしています。
ロゴ入りリボンも、贈られた思い出が蘇って楽しいですよ。
MONTBLANCやSMYTHSONのはリボン自体も上質ですから、大事に丸めて出番待ち。

小巻にしたリボンは、ゼムクリップで端を留めつけておくと、外すときも簡単です。
当初は輪ゴムでくくってまとめていたのですが、数年たたずにぼろぼろになってリボンの布にこびりつきます!(落とすの大変でした..)

150304

カバーは久しぶりに、赤革のルガードです。
青革は今、週間手帳のNOLTYベルノに装着中。
これをつけたくて、A5判優先で選んじゃうんですよねー

全188ページ、このノートでも長い旅になりそうですよ!

●関連過去記事:
 ・赤革のダイアリーカバーを買いました。
 ・来年の週間手帳も引き続き同じもので。(NOLTYベルノA5バーチカル1)

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○Amazonで購入できます → SOLAノート
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