木箱ペン立て(小型)を使いはじめました。
今までもここに何度か書いている、チェコの文具メーカーであるコヒノール社の木箱ペンスタンドですが、現在入手できるなかでは一番小さいサイズである3マス×1列タイプのも持っています。
今までと同じく、分度器ドットコムさんから購入。←蓋付きの仕切り箱も気になる!
●木箱関連過去記事:
・能率手帳ゴールド、8年目が届きました。 :これは完全に「やってみたらピッタリだった」という、このとき限りの風景です。
・コヒノールの木箱ペン立てが好きです(4箱目) :普段はこんな感じの内容物で
・ガラスの机上台、気に入ってます。 :こんなふうにサイドデスクの上に並べてます。
この小型箱は、長いこと私の机の傍らでTVまたはエアコンの”リモコン立て”として使われてきました。
(仕切りの板を引き抜くことが出来るため。)
しかし春ぐらいから、このように「ミリペン専用スタンド」として本来の筆記具立ての役割に復帰です。
元々持っているものや、色違いや太さ違いを何本か買い足して、結果的にほとんどコピックのマルチライナー入れとなってます。
セピアや、グレー(←中央のマスに入ってる4本がそうです。)色はそんなに使っておらず、やはりなにかと出番が多いのは黒です。
それにしても、この状態から0.1と1.0を見分けるのはとても難しくて!
しょっちゅう間違うので、現在は下写真のように、0.1のほうのキャップ頭にシールを貼って対策してます。
「0.1」は、当人の筆圧や製品個体差もけっこう左右されそうですが、ゲルボールペンでいう0.28、万年筆では国産メーカー品のEFと同等くらいかな という使用感です。
「0.03」にもなると、細さに感動しますが、もう視覚的に限界値...
このマルチライナーは、コマゴマとしたイラストがとても描きやすくてかなり好きになりました。
こういう、細いニードルに繊維の頭が乗ったペン(ファイバーチップというのでしたっけ?)は、高確率で曲げて壊すか倍以上の太さまで潰してしまうか、がいつものことだったのでここ10年以上敬遠してきました。
しかし意外と今こういうのを使うのも楽しいと思えるようになったのは、「手が変わってきた」ということなんでしょう。
いいことだ!
とはいえ、このマルチライナーはあまりにも軸が軽すぎ、ペン先も(0.1やそれより細いのは特に)針のごとく華奢すぎで。
イラストに書き添える単語程度ならまあ問題ないのですが、文章用としては、私の手にはまだまだ無理な感じです。
紙を連射でつっついているような感じが、今にも折れそうでちょっと怖くなってくるんですよねー
そこにくると、適度にしなってその都度で筆圧を逃してくれる万年筆のペン先の仕組みが、いかに文字を書くことに向いているかよーくわかるんですよ!
先日の絵日記ネタで書きましたように:過去記事:手帳絵日記をつけています。
(今も続いています。奇跡だ。)
マルチライナーの良さは、カラーペンの塗りに滲まないところです。
本当のところは、もう少しくろぐろとした濃い黒インクであって欲しいと思うのですが、扱いやすさやお買い得さを考えると贅沢かな。
今すっかり日常使い用となりつつあるロットリングのアートペンの(顔料インクじゃないのに!)まっくろけ具合にハマりつつありまして。
自分は、黒インクなら、墨絵のような濃淡味わいのあるほうでなく ひたすら漆黒であるほうなら大好きなのだ…と新発見。
●関連過去記事:ロットリングのアートペン、再びのお気に入りに。
万年筆は染料のなかでそういうのを開拓していこう。← セーラーの純正黒で現状けっこう満足していたところ、最近エーデルシュタインのオニキスをおすすめ頂き興味津々。
顔料系ならロットリングの製図ペン系統がやはり究極では? とか。
今後、使い切れる程度内で(...これが一番難しい...)ゆっくり開拓していきたいと思います。
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