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2015.06.27
7月から、ほぼ日手帳avec(後期版)を使う予定です。
半年ごとに2分冊したほぼ日手帳の「avec」、いいアイデアだなあ!と発表当時は感動しました。
しかし、通年分の2冊セットで買う方法しかないと知って、今年版は買いそびれていました。
(6ヶ月分で手帳が分かれているのは、「薄くて軽いから便利」という需要も大きいでしょうが、
「せいぜい半年ぐらいでノートや手帳を切り替えたい / 紙モノに対して気が散りやすい」
私のような人間への救済策(笑)だとも思っていたんです。
それがバラ売りしないとなると、うぅむという感じになってました。
いわゆる手帳好きな方々は、ちょうど6-7月位ってなんとなく「今の手帳」に飽きてきたり、反省点が出たりしますよね?
夏以降の売り出しを前に「次の手帳」のことをうっすら考え始める時期でもある!)
それが今月に入って、7月-12月の後期版だけ売り出したいうニュースを聞き、
「この知らせを待ってた!」ヽ(´▽`)ノ
となったわけです。
○avec後期販売スタート! - 特集 - ほぼ日手帳 2015
通販扱いのみかと思いきや、なんと後期版はLoftでも売っているとのことで。
さっそく最寄りの店舗にいってみたところ、オリジナル版(A6サイズ)を買うことが出来ました。
カズン(A5サイズ)は早々に売り切れたのか見当たらなかったのですが。
まぁいつも続かないのだから、文庫サイズくらいにして様子を見なさいよ...という啓示なのだ!
と思うことにします。
厚みが9ミリしかない普通のノートみたいなコンパクトさは、分厚い手帳なイメージのほぼ日手帳(1年版は14ミリ)がここまで変わることに驚きです。
表紙デザインも、そのまま使えそうにシンプルで。
昨年(2014)版は英語版で買って、その表紙の雰囲気がすごく好きなのですが、avecの「ノートっぽさ」もなかなか良いなあと。
●過去記事:ほぼ日手帳(2014)が届きました。
↑
このとき買った英語版、まだ三分の一くらいしか消費してないのですが「たまに書く日記帳」として、日付スタンプを押しつつ細々続行中です。
マリンブルー革カバーで使ってるので、ゴールドのジッパーズはいまだなんとなく"つけては外し"を繰り返してほぼ未使用...
ジッパーズのデザインは持ち歩きしてこその要素が大きいので、私には使いみちがなかなか発生しないのだと後から気付きました。
avecで使おうかなあ?
思い起こすと、文庫サイズかつオリジナル版を買うのは数年ぶり。
いわゆる「お言葉」が書いてある下部と、チェックボックス付の日付脇のスペースを取り去ると、だいたい10センチ四方くらいの空間がフリーに使えるわけです。
意外と小さい、カード並みのスペースです。
淡々と続けたいならば、何か役割を絞って書き込むべきかも。
見開きのシステム手帳に1週間分の絵日記
というのを続けていますが、これをいきなりここに1日1ページで移すのは、確実に息切れする予感です。
●過去記事:手帳絵日記5月編 +「手帳で楽しむスケッチイラスト」を読みました。
となると、やはり現在、測量野帳へ好調に実施している「今日やること帳」をこちらに移行するのが妥当と考えられます。
●過去記事:測量野帳を使いはじめました。(革カバー、だいぶ前に作ってました!)
日付や月齢も最初から印刷してあるので、今より手間無しで使えそうです。
ああーまた休眠してしまう運命なのか?測量野帳...
と、こんな具合に自分なりの「後期手帳計画」を錬っているところです。
ほんと、ここまできて矛盾している件ですが、
手帳を書くことそのものに、日々の時間を多大に費やしたくないんです。
魅力的な製品は毎年出るけれど、「○○用」と次々に増やすのはなるべく避けたい。
来年の書きもの構成にほぼ日手帳を組み込むかどうか、
続けるならどんな使い方が良いか?
サイズはA6でいいのか?
続けないなら、代替の役割を果たす方法や場所はあるのか?
7月からの、このavecのかき込み具合次第で決めようと思います!
半年分のお試し版と考えて、気楽に使おうっと。
カバーを掛けるなら、今までもほぼ日やA6ノートに使ってきたgentenのカットワークにしようかと!
小傷も増えてきているのですが、だいぶ貫禄がついて色も深くなり、柔らかな手触りに変貌しつつあります。
私が買った頃は、茶系で3色くらいしかバリエーションがなかった気がするのですけれど、今はイエローやレッドもあるみたい。
(赤革で買い足したい〜!というのを頑張って抑え中。)
●過去記事:gentenの文庫カバーを買いました。
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2015.06.24
ラミーのローラーボールが増えました(約10年ぶり2本目:シグノ換装用)
忙しくなると心の余裕がなくなって、繊細なモノを扱うのが面倒になるのか、
それとも手先がアナログ道具向けに切り替わらないのか?
万年筆(を含む高級筆記具)から気持ちが離れてしまう期間 というのが時折やってくるのです。
それもまあ仕方ないか。
というわけで、そんな期間に重宝する日常用ペンはこのごろsignoとなっています。
●過去記事:シグノのボールペンが増えました。(ポスタルコTOOLBOXの中身公開)
「良い感じの色」ばかりを集めてウキウキしていた上の記事の時点では、そんなでもなかったんです。
ところが今や、シグノはメイン使いとなりました。
しかも、黒色インクが一番好きになりつつある不思議...。
・Lamy tipo(ピンク軸)に入れた SignoRT1用0.38青芯
・Lamy tipo(オレンジ軸)に入れた SignoRT1用0.38黒芯
・Signo RT1 0.28ブルーブラック
・Signo RT1 0.28黒
・Signo キャップ式 0.28黒
最近のお気に入りがこの一団なのです。
Lamyティポのオレンジは10年近く前に買いました。
ラミー純正のローラーボール芯もまあ悪くなかったけれど、大味な書き心地ゆえに用途が限られて、それほど使い込むことなく今に至ります。
ただ、この軸は「多くの日本製ノック式ゲルボールペン芯を換装できる」ことに昔から定評があります。
ラバーグリップはなるべく避けたい派の私ももちろん、一時期に熱中してジェットストリームやサラサの芯など入れてみたことが有り。
(しかしもともとボールペンはそんなに使わないし、メーカーによってはピッタリそのまま交換可能というわけでもなく微調整加工も必要。
「ふーんなるほど」と思ったぐらいでそのまま忘れ去ってしまった....。)
シグノにハマり始まった今、ノック式の芯ならラミー軸にOKとコミミにはさみまして入れてみたら何と!
長さを切ったり太さを巻いたりの追加作業ナシでも、違和感なく芯が入れ替えられることに気付いてびっくり。
換装好きな方々の間では常識なことであったようで、続々と「自分もやってますよ」と各所で言われてホホゥと感心した次第です。
その他、パイロットのjuiceやぺんてるのエナージェルなどを入れている人もいらっしゃるとのこと。
(私が手持ちのもので試したところ、エナージェルはラミーの穴直径では揺れやすいです。
芯先の根元近くをテープ巻きで少々補強する等の加工は必要な気が。)
ネットで検索してみると、ティポとの換装術を次々と知ることが出来て、他に試したい芯も続々と出てきました。
なんと便利な世の中になったのだろうと思います。
とはいえ、シグノRT1の軸自体もかっこいいデザインで使いやすいのは確かです。
○ユニボール シグノ RT1 | ユニボール シグノ ノック式 | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
直径はラミーより細身で個人的にはこちらの方が好きなサイズだし、ノックの時に指に触れるクリップ上部の斜め角度なども、良いねぇと思っています。
しかし!
真ん中から下の比較的広い範囲がラバーのグリップになっているのがちょっと...
今はまだ、新しくてサラっとしているのでまあいいかという状況ですが、少々劣化してきてヌメっとしてくる頃を想像するとつらい...
こういう素材なので、ペンケース内のホコリも拾いやすいかもしれません。
というわけで、ビクビクしながら使っています。
(だんだんと、こちらのラバーな皆さんともうまく付き合いたい気分になりつつあります。)
ラミーtipoについては、持ってる全部のRT1芯を入れ替えるのもコストパフォーマンスとしていかがなものかと思いましたので。
先日、ピンク軸tipoを1本買い足して満足しました。
まずは0.38芯の2色を入れ、これで止めておこうと思います。
グリップも硬いプラスチックなので、ラバー苦手派としては有り難いです。
見た目も、Safariに通じるパキっとした綺麗色だし、隙なくオシャレな形状。
僅かに、個人的にうぅむとうっすら思うことがあるとすれば、グリップパーツ表面をわざわざツヤ消し加工にしてあるのでいくらかスルっと滑りやすい。
このあいだ購入したロットリングも同じように、持つところが溝で凹んでいるデザインですけれど、こちらは全体がツヤ加工の表面なので、手指にしっかり留まってくれるんですよね。
これは私が極度の指先乾き体質であるからとも言えますが。
ビニール袋の口などはまず一発で開けられず、スーパーの荷作り台ではいつも濡れた布に触りまくってから取りかかる。ぺろぺろなめたりしませんからね?
●関連過去記事:ロットリングの白軸シャープペンシルを買いました。(TikkyⅡ)
ラミー ティポは通販では1200円前後ぐらいからで購入可能です。→ Amazon
PLとつくのが樹脂軸。
水性黒インクのローラーボール芯が入っています。
書きなぐり系のスケッチやアイデアメモにおすすめな感じの、じゃばじゃばした(←褒め言葉)書き味です。
キャップ式シグノは、最近、ドラッグストアで「超極細」と大きく書かれた吊るしパッケージに惹かれて何気なく買ったものなんです。
(0.28の軸はこれが初めてでした。)
シャリッとした爽やかな書き味と、ものすごくコマカ〜く書き込める細線に驚きまして。
こういうのは細字万年筆特有でボールペンで味わうことはないだろうと思ってきた、紙の繊維を分け入るかのようなトンガリ具合がここにも再現されました。
0.28の線が出るからこそなのかもしれないですね。
きりりとしていて、非常に制御しやすいペン先と言えましょう。
ボールペンなのに今どきキャップ式?と思っていた時期もありましたが、手帳の書き(描き)込み用として多くの方々におすすめ頂く理由、よーくわかりましたよ!
○ユニボール シグノ 超極細 0.28mm | キャップ式 | 商品情報 | 三菱鉛筆株式会社
これが150円で日常使い出来る日本の文具レベルの高さに感動です。
上でもさんざん書いてきたようにラバーグリップは極力使いたくない派なんですが、もうこのキャップ式シグノに関しては仕方ないや...という感じになりつつあります。
(実際、換装情報がネット上でも見つからない。そういうサイズの芯なのでしょう。)
がっしりした口金パーツを含め、軸の構造あってこその書き味とも言えるのだろう、と納得せざるを得ません。
キャップも小さくて片手の中で外せるのでそれほど不便も感じなくなってきました。
それくらい気に入ったので、こちらも替え芯を用意してあります。
あと、キャップ式シグノ0.28黒を使い込もうと思った理由として、下記のページを先日読んだ影響も大きいのです。
こういう、安直に「わー素敵!とりあえず、道具を真似しよう」に至る思考回路はいつもの癖ですねー。
すごいわー ペン類は何をお使いなのだろう、と例によって調べてみたら「もう私これ持ってる!」と気付いたのでした。
来年はMoleskineのデイリーXS買ってみようかしら...
○INEMOUSEのXSダイアリーに描かれる「1冊の本」 | Moleskinerie
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2015.06.12
「1本あれば、絵やメモがもっと楽しい! 赤青えんぴつ イラストBOOK」を読みました。
単色の色鉛筆は別として、両端から削るあの「赤青鉛筆」なんて、日常的に使ったのはもういつの頃だったのか?覚えてない気がする年齢となりました。
文具としての良さは、今までも何度か情報として得ていたので関心はあったのですが。
多機能ボールペンを何本も持ってるし、個人的には使わないかなーという感じでいました。
それが今回入手に至ったのは、この本が発売されるときいて準備しておこうというわけで!
○「1本あれば、絵やメモがもっと楽しい! 赤青えんぴつ イラストBOOK」 ←Amazon
著者のyuzukoさんのイラストや書き文字、以前から好きなんです...。
ちなみに私が買った赤青鉛筆は、セブンプレミアムの「ころがりにくい赤青鉛筆」という、2本入りのもの。
(セブン系のスーパーに吊してあって、120円ちょっとだったような。コンビニのほうでも入手できるかは未確認です。)
パッケージにトンボのマークがついてるので、中身は同社の六角軸のものです。
ということは、鉛筆としてのクオリティも文句ナシですね!
樹脂製の透明キャップが2個ついてますので、削った両端にはめることが出来て実用的です。
型番等の刻印は全く無く、中央付近に小さーく白い字で「なまえ」とあるのみで、このシンプルさも素敵。
わりとどこにでも売ってる文具なのでスーパーやドラッグストア等々、家の周辺の数店を見て回ったのですが、ここのがかなりのお気に入りなんです。
というわけで、この、赤青えんぴつ本。
事務用品というより、「画材」として大いに楽しむための本であるところに私は惹かれました!
たった2色なのにここまで万能に可愛いものが描ける(作れる)なんて。
手作りが好き・可愛い文具が好き・手帳やノートへの書き込みが好きな皆さん〜
赤青えんぴつのパワーに驚くこと間違いなしですよ。
普段は市販のマスキングテープやシール類に頼りがちな、ちょっとした飾り枠やラインなどの描き方はとても参考になりました。
(私は、「ランダムな水玉模様の描き方」のページにしっかりとフセンを貼りました。)
赤/青のお互いに対して、どういう比率で描き込むとおしゃれにかわいく見えるか、というセンスある差し色の加減も学ぶことが出来ます。
赤+青にさらに1色足す時の組み合わせ方のページも好き。
私は主に足すなら、黒ペン派ですが、グリーンもいいなあ。
無地の紙面が(ノートだけでなく、カードやレターセットや包装紙までも!)
赤と青の2色を使ったちょっとの描き込みで、オリジナリティあふれる可愛い文具になってくれるお手本がたくさん。
そうそう、自作の手帳枠も作れてしまうのですよ。
白地だけじゃくて、クリーム紙や、クラフト紙のブラウンの上にも合うんだなあ。
How to本的な堅苦しさは無いので、どのページから眺めて真似しても即役に立ちます。
こういう配色だし、太めの線で印刷してあるので、コピー用紙程度の厚みを重ねてもしっかり透けるのも便利ですよ。
「(横に本を置いて真似することに自信がないなら)まずは、色も形もそのままなぞって、手に覚えさせてみては?」
と提案します。
そうなったあとしぜんと自分流の飾り方が生まれてきそうな気がします。
赤と青の配色の万能さ、まさに色鉛筆の「最低単位数」的な存在となりまして、すっかり気に入ってしまいました。
両側キャップ装着である上、まだまだ新品なのでだいぶ長身ですが、そのうちいつものペンケースに放り込めるくらいコンパクトになるのが楽しみです。
外出書き(描き)ものにも必須アイテムとなりそうな予感ですよ。
※上写真は、最近から(システム手帳につけている絵日記の)ネタ帳として独立させたメモノートです。
絵日記にリフィルとして一緒に綴じてると、いちいちパタパタひっくり返すのが面倒で。
バインダーに差し込む形で持つことにしました。
10年くらい前のほぼ日手帳についてた懐かし付録なんですが、こういう"オマケの薄型メモ"ばかりを収集する箱があるんです...
能率手帳ゴールド付録のメモ帳も未使用。2冊×8年分...!今年こそ使いはじめる!
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2015.06.04
手帳絵日記5月編 +「手帳で楽しむスケッチイラスト」を読みました。
4月ぐらいからはじめた
●過去記事:手帳絵日記をつけています。
に続き、5月編です。
なんとまだ、ほそぼそと同じような感じで続けています。
(Instagram上ではもう少しこまかく、週の前半終了時や日毎などの更新も気が向けば載せてます...)
Bindexのバイブルサイズリフィルを使っていることは4月編と同じです。
やはり見開き1週間規模は、日々の継続に今のところ適量だし、情報量が多くて読み返しが楽しい気がします。
「いつでも中断したり差し替えたりできる」
のがシステム手帳の良いところ。
この形式に、飽きたり、なにか次の段階に進みたくなったらこの時点までで綴じてもいいわけだし。
手帳についてのいろんな情報を書きとめる用のリフィルも、つねに描きかけページの直後にはさんであります。
文具類は、これはすごいと思ったり、誰々さんが愛用とコミミにはさんだり(!)したものは積極的に取り入れるようにしているので、今後変わっていくかもしれません。
昔からの定番から新製品まで、便利で優秀な画材も多いとわかりつつあり調べるほどに試してみたくなるので
無理に万年筆使わなくてもいいかな?と思うときもあり。
(私は本当に、アナログの描き道具:もちろん描き方についても、無知なのです!
こりゃ〜知るべきこといっぱいあるなぁ...)
SNS上に載せて感想を頂いたり、イイねボタンを押してもらうのは、かなりのやる気の素になっていますし、文具や手帳好きな方々とのつながりも楽しい!
しかし当然、それだけを支えには出来ません。
手帳は、自分自身と向き合う道具。
自分が役立てたり楽しんだりするものですから。
他人に"見せるため"とか"ほめられたい"目的が第一で作るのも違うと思うし。←個人の感想です。
ネットの情報や画像なんて、電車の窓の風景みたいなもので。
もう、どんどん流れ去ります。
昨日の書き込み内容を覚えてるのなんてもう自分だけですからね!
こういうことを続けていると、日々継続の描き習慣がつく
(ので、今までデジタル方面に偏り過ぎていた自分には、"新しい神経や筋肉を作る/どこかにつなぎ替える"に近いものを感じるほどの効用がある)
ことと、刻々と増えていくその蓄積を後日にわかりやすく楽しめる
という利点があるとわかりました。
夫も結構熱心に、都度の書き終わりを楽しみにしており、じーっと眺めては「こういうのずっと続けなよ」と言ってくれるのも意外というか、励みになってます。
絵手帳つながりで、ちょうどよく素敵な本が出たばかりですので、こちらに続けます。
○手帳で楽しむスケッチイラスト 〈イラスト・写真・スタンプ・付箋・シールを使った活用術〉 ← amazon
SNSなどのネット上でいつも更新を眺めつつ憧れていたり文具専門誌/イラストHow to本等々の記事で、(完全に一方的にですが)知ってる方々の実例がたくさん掲載されてまして、とても興味深く読むことが出来ました!
普段の作業工程はもちろん、使っているノートや手帳、そして画材が詳細に解説されているのが非常に有り難い!
私は、ネット上で「この人のこの作例いいな〜」と思うと、それに使った道具類をもくもくと調べる癖がありまして...
(真似したくなったらまずモノから真似する、文具マニアの哀しい習性とも言えます)
そういう意味でも大満足な内容だったのでした。
私的には、面白さはわかりながら、道具も形式も今まだ試行錯誤まっただなかと言えます。
そんなわけでこの本から抽出した情報により、私の買い物リストはコマカイ文具とノート類でぎっしりな状態です。
(やはり実物を試してみたいから、伊東屋新本店の開店後の時期に、丸一日時間を作って上京しなければ!)
他人様のノートや手帳を眺める実例集が大好きな方には、本当におすすめ。
しかし唯一、惜しいと思うのは、これだけのギッシリさにかかわらずA5判と小さめであることでしょうか。
密で楽しげな実例を味わうにはじゅうぶんな資料が掲載されていますが、
もうちょっと!もうちょっと文字が読める程度には拡大してくれれば!
と願うのはroganに問題ない年代の皆様でも思うはず(笑)
自分のをアップした写真も全く人のこと言えない縮小ぶりなので、棚に上げてるなあという自覚もありますよ!
ここはもう、記載されている各著者の方々のサイトやSNSを個別に訪問して、さらに詳細に堪能させて頂こうという感じにもなります。
実例以外に、これは良いなと思ったのは第3章の
「スケッチ手帳を使いこなすためのヒント集102」。
手帳へ書き込むのが好きな方は、
「ちょっとでも自分のイラスト入りにできたら楽しいだろうな」
「○○さんの手帳みたいな感じに出来るセンスが欲しいな〜」
「もっと見やすくて毎日の記録になるような書き方ができないかな」
等々、
考えたことがあるんじゃないでしょうか。
文具も何となく揃えたけれど、今ひとつ後回しにしている...
そんなときに、数々のアドバイス
(○○を使ってみる / ○○をやってみる といった、小さいけれど具体的なヒント)
で背中を押してもらえるのです。
自分で描くだけでなく、マステや貼りもので手帳を作っていたり、手帳まわりの便利な文具が気になっている方にもぜひ目を通して欲しい内容と言えます。
もちろん、小さなマークなどの描き方例も載っているのでイラストHow to本としても使えますよ。
いわゆる「手帳本」がお好きな方には是非!な良書です。