最近の映画鑑賞4本分まとめ(ハンガー・ゲームからターミネーターまで)
映画をみてきた記録、毎回ここに書くべきなのにすっかりサボり癖がついてしまい、4つもたまってました...。
今年最初の映画館行きが5月だったわけなので、鑑賞ペースはちょっとだけ回復したかもしれません。
(7-8月にかけては、予告篇の数々を見ていると「毎週通うか?」と言いたくなるほど見たいもの多し。)
以下、鑑賞日付の新しい順です。
○映画『ターミネーター:新起動/ジェニシス』オフィシャルサイト
入り口でターミネーターロボットの頭部のかたちの厚紙チラシを2枚もらったのですが、これは入場者特典とのこと。
持ち帰るには微妙に大きすぎるし ウチワにするには写真が怖いしで、全く残念なオマケでありました...。
前作ではCG扱いされていたシュワルツェネッガーさんが完全復帰していたので、やっぱターミネーターはこうじゃなくちゃなー!という感じはありました。
人工物とはいえ年月が経てばそれなりに不具合や老化も出てくる設定で活動しているし、教育されて"人"っぽい振る舞いも身につけており....強そうなお爺ちゃんみたいな雰囲気も。
まだまだ頑張って〜と応援です。
1,2作目の内容が懐かしくなるシーンもあったりしたのですが、うわー今作でこの人悪役にしちゃうのかよという軽い驚き(この件どちらかといえばガッカリ)も若干。
しかし全体的にはおとなしめというか、ターミネーターシリーズ(サラ・コナークロニクルズ含)を見馴れているとさほど意外性のない展開範囲で話が終わったかな〜という感想です。
登場人物達が転送装置を使って時間のあちこちを移動するので、時間軸や人間関係を頭の中でおさらいしながら見るのはのはなかなか大変なことでした。
でも結局こういうタイムトラベルものは、いくらでも「こことは違う並行世界がある」を言い訳にして違う話を作れちゃうのですよね〜。
それにしても、復帰したシュワちゃんと闘うなら、液体金属のT-1000型もロバート・パトリックでやってくれたら面白かったのに...と思ったのでした。
サラ・コナー役のエミリア・クラークは初代のサラからぐっと子供っぽくなった雰囲気ですが可愛い人ですね〜
個人的に、今までどうやってターミネーター(シュワ)と一緒に暮らしてきたのか?お互いをどう教育してきたのか?
はすごく知りたい気がしたのですが....そこはスルッと流されていたのが不満だ!
カイル・リース役は、どこかで見たことがあると思って家に帰ってから調べたら、ダイ・ハード/ラスト・デイで主人公の息子役だった人でした。
こういう長年のシリーズものは、やはり新しくなるにつれてCGのレベルが格段に上がっていくのがわかるので、視覚効果方面は大満足です。
冒頭の「審判の日」のシーンなんて、ああこれは怖すぎるから3Dでみなくて良かった...と安堵したほど。
転送装置なんてすごくかっこいいし、新型改造ロボット(?)の金属粒子が崩れたり復活したりの緻密な動きも本当にかっこいい。
総合評価は「まあまあ」と言ったところです。
お約束っぽい終わり方だったことを考えると、充分に続編は作れそうです。
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○アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン|映画|マーベル|Marvel|公式サイト
先日の伊東屋の回でも書きましたように「情報量が多すぎると体力を消耗する」傾向があります。
全員もれなく活躍するアベンジャーズは大人数過ぎて、脳内がいっぱいいっぱいになりかけたのですが。
面白くてあっという間に終わってしまい、今回もなんとか乗りきれました!
今回は、全員が1つの場所で闘いまくってるなかで、いちばんいいアングルでスローモーションをかけてフワッと集合写真のようにみせる方法が何度か使われていたのが印象的。
エンドロールの、例によって凝りまくってるCGもそんな雰囲気で「群れ」になってて美しかったし、オールスターだからこそのナイス効果なんだろうなあ。
あれは、3Dプリンターで削り出して大理石っぽい素材感にすればきっとオシャレな関連グッズに出来るのでは...
それぞれの登場人物に対してバランス良く見せ場を配置していた感じもしますが、ジェレミー・レナーの登場多めだったのがファンとしては嬉しいところでした。
キャプテン・アメリカ ウィンターソルジャーのラストでちらっと登場していた、新人の双子超能力者の活躍ぶりも良かったです。
女の子のほうがエリザベス・オルセンだというのはあとから知りまして、へーすごく可愛い...と感心。
当初、あのフルハウスの「オルセン姉妹」の妹のほうなのだと勘違いしていたのですが、彼女たち双子の、後から生まれた妹さん(←ああややこしい!)なのですね。
今作では、初めてソーのトンカチ(仮称)を軽々持てる新人物も出てきたし、今後が楽しみです。
各人の出演料含めて毎回ものすごいお金がかかっていそうな気がしますが、そう遠くないうちにシリーズの続きをお願いしたいです。
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○映画『攻殻機動隊 新劇場版』公式サイト
6/20に行ってきました。
TVアニメはあんまり見ない私ですが、攻殻だけは長いこと追いかけてるし、解説本やDVDもけっこう持ってます。
前のシリーズから、声優さんや絵の感じが一新されたときはかなりショックだったのですが....
ARISEになってから何度もみているうちにほとんど違和感なくなったような気がします。
(でもなー、ハリウッド実写化は納得できないなー!ほんとにやる気なのかな〜イヤな予感がするなー)
ロジコマのキャラクターとか役割が前シリーズのタチコマそっくりなことにホッとしました。
タチコマのようにフィギュア買うほどの思い入れは今のところないのですが、今後も改良を重ねつつけなげに頑張って欲しいです。
旧シリーズの前日譚ながらもこれまでのシリーズと違うことが語られたりもする並行世界っぽさもあるのですが、光学迷彩でビルから飛び降りる素子だとか、"桜の24時間監視"を最後に持ってくるあたりなど、ところどころに「いつものシーン」が入って今までとつなげているところが、かえって安定の面白さなのでした。
AmazonのARISE関連レビューでは、かなり賛否両論で、というか辛口意見も多くて、まあずいぶん変わったから仕方ないよなあと思ったのですが
(確かに私も前シリーズのほうがわかりやすくて好きなのですけれど...)
この映画版については映像も綺麗でけっこう見ごたえがあり、わざわざお金払って行って良かった〜(ファンだからブルーレイ買ってもいいよ!)と思える作品でした。
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○映画『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』オフィシャルサイト
6/6に行ってきました。
最終章なんですが、それをわざわざパート1と2に分けるという(トワイライト・サーガもそうだった....)引っ張り仕様のため、"終わりの始まり"である今回は、いよいよの盛り上がり直前でバシっと切られた感じなのがモヤモヤでした。
しかも、今回はバトル全くナシで、政府への革命に立ち上がるかどうかの苦悩が中心になるため、ジェニファー・ローレンスのあの"場違いにぴちぴちと健康的な感じ"を楽しむことが出来ず、可哀想かつ残念...
そもそも今回は、スターチャンネルでくり返し1章と2章の放映をみていたところ「続きが気になる」と夫まで言い出したので
(映画館での2章は私ひとりで鑑賞したのです。その間、夫はなんかのアニメ作品へ二手に分かれ。)今回の鑑賞に至ったのでした。
原作は、2章まではKindleのセールのたびに買ってるので、読んでます。
でも、この種の話は「上映より先に本で読んでしまう」と、もういいかなーとなってしまう予感がするので我慢してます。
(トワイライトがそうだったので...!
直前でAmazonで大人買いして全巻読んでしまったため、結局最終回分だけはテレビでいいやとなってしまいました。わりと面白かったのに。)
ほとんどのシーンを撮った後に亡くなったとのことで代役やストーリー変更はなかったそうですけれど、このファイナル章がフィリップ・シーモア・ホフマンさんの遺作となってしまったのがとても悲しいです。
そういう意味でも、本当の最終回であるパート2は可能な限り見にいきたいです。
これが主題歌だと思うんですが、ロードの「Yellow Flicker Beat」は良い曲だなあ。18歳だっていうのもすごいね...
ジェニファー・ローレンスの歌はちょっと驚きましたけれど。
(あの暗ーい歌がヒットしていると聞いてもっと驚いた!)
○なんとUKで19位!ジェニファー・ローレンスが歌う映画挿入歌が英米でヒット! - ABC振興会★海外セレブ・ゴシップ課
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というわけで、1ヶ月以上も経つと、作品によってはなかなか内容が思い出せない(笑)こともわかったので、もう少しこまめに鑑賞記録を残しておこうと思いました。
何をいつ見たかは、左写真のように映画の半券を1つづつ貼り付けたノートを2008年以来作ってるんです。
これが、いよいよあと1ページで終了します。
クオバディスのエグゼクティブにいつも同梱されていた、別冊アドレス帳を台紙にしてるのです。
カバーもクオバディスの赤革がいまだ健在。
このノートはまだまだ余ってるので、同じ形で続けられます。取っておくものですね。
薄いホチキス留めノートなので、2008年からの1冊目(裏表紙)と新しい2冊目(表紙)を糊とテープで無理矢理に接続!
・・・という荒々しい手法で、すこし分厚い映画ノートに生まれ変わりました。
今の鑑賞ペースならまだあと10年分位は余裕で貼れそう...。
超インドア派の我が家ですが、映画の時はけっこう「さぁお出かけよ!」と張り切ります。
このノートに紙片を貼り付けつつ、ほそぼそと長く楽しんでいきたいと思います。
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