« 超極細ペン先を使いはじめました。(プラチナ #3776センチュリー) | トップページ | 最近の映画鑑賞4本分まとめ(ハンガー・ゲームからターミネーターまで) »

2015.07.05

新しくなった伊東屋に行ってきました。

150703金曜日、新装開店後の伊東屋本店へ初めて行ってきました。
ひどい雨だったのですが、なかなかの賑わい。
新しく建て直したビルは、ガラスの外壁がかっこいいです!

「入り口は回転扉になっている」
とだいぶ前にコミミにはさんだので
「こ...これは難易度高かったらどうしよう」
と、若干緊張していたのですが(笑)しっかりと直角に固定された、普通の分厚いガラスの壁でした。

中ももちろん綺麗で、横幅ほっそいながらもちゃんとエスカレーターがある!ことに感動です。
(旧ビル時代、物欲に悩みつつ階段を移動するのがほんとうに大変で、上の方に行くのを諦めたことが何度か。)

ビル内の様子は、ちょうど前夜に放映されたこの番組で予習済みだったのがよかったです。
2015年7月2日放送 東京・銀座で111年 進化を続ける文房具のテーマパーク|カンブリア宮殿:テレビ東京

 
各階の内容、感想まで説明してると巻物みたいにブログが長くなりそうなのでぐっとこらえますが
売場説明ページは公式サイトによるとこんな感じ↓

文房具専門店- 銀座・伊東屋 - より美しく、心地良い空間

階によって混み具合が結構違うのが面白かったかも。

例えば、7階の「竹尾見本帖 at ITOYA」などは、紙見本の美しいディスプレイに圧倒されました。
これを眺めながら半日ぐらいボーッと出来そうです。

「竹尾見本帖 at Itoya」オープンのお知らせ|竹尾 TAKEO

竹尾見本帖 at Itoya - Google 画像検索

しかしある意味、紙単体というプロ仕様なものを扱う場所でもあるせいか、他階に較べれば意外なほどガラガラで。
お買い物には快適でした〜

(竹尾のブランドである「ドレスコ」のサンバレーオニオンスキンのノート、この紙はもう生産してないのだとスタッフの方に伺いまして。
楽しくお話ししつつ、分厚いのから小さいメモ帳までいろいろ買っちゃったよー。
いつ使うことになるか不明ですが、詳細はまたいずれ。
ぱりぱりふわふわのオニオンスキン紙は昔から大好きで、深い思い入れ有り!)

 
150703ざっくり言ってしまうと、
店舗全体が「提案型」で見た目軽やかで視界も広々な、セレクトショップ的な売場に変貌した感じです。
以前と較べると陳列数を相当減らした
という話は本当で、ギッシリとあらゆるものが詰まっていたあの密度感は全然無くなってしまったかもしれません。

しかしその分、実際に試したり手にとって眺めたりすることを、ゆったり出来るんですよね。
ディープな文具マニアじゃなくても、わくわくと長時間滞在して、欲しいものを楽しく探し出せるというか...

この、体験型テーマパークっぽい雰囲気への変更、長年のお客さんにとって賛否両論あるとは思うのですが、
「押し寄せる情報量に疲れ切る」= 超大型のハンズやLoftや旧伊東屋店舗では心身が消耗しまくる
タイプの私には、もうこれくらいの品数で充分!

伊東屋が「良い」と判断して置いてあるんだろうから、これはきっとイイものなんだろう。
という素直な(笑)割り切りで、そこから選んでいきたいです。

 
別館のほうは、1階に以前と同じく万年筆売場があり、そちらも賑わってました。
今回はこの方面を買う予定はなかったので、良い噂をきいて気になっているあれやこれやを、人の隙間からじぃっと眺めて確認して終わり。

2階では、混み具合にもよるけれど
「買い物の最初に預けて帰りに受け取れる」程度(早ければ1時間くらい)でペン先調整も有料でやってくれるとのことなので。
次回は、心当たりのある中から選んで早速お願いするつもりです。
この階、中屋万年筆がたくさん飾ってあって楽しかった〜。

上の画材系の階は密度ギッシリ系で(伊東屋的に)懐かしい感じ。
ここは時間の関係であまり滞在できなかったのが残念。水彩色鉛筆がたっぷり試せるコーナーがあったのに...

 
今回、ある意味一番「これは収穫だな」と思った件は、
同行した夫が、この新しい伊東屋をとても喜んで見て回っていたこと。
様々な値段帯の大量の筆記具がオシャレに飾られている試し書きのコーナーなども、かなり長いこといたかもしれません。
(旧店舗では全くそういうことはなくて、私の買い物中はあっという間にどこかの喫茶店に消えていた)

普段はデジタル中心な人なのでモノ系の趣味は全くなくて、
私が既に、この状態に首まで浸かっているにもかかわらず(!)
夫のほうは文具に関しては
「興味もまだまだ入り口手前:現状ほとんど持ってないけど、良い製品は使い心地も気持ち良く、生産性も上がるらしい」
件を近年やっと知り始めた超ビギナーです。

この層が最も心と物欲を揺さぶられるように伊東屋は作り替えられた!
と言っていい気がしますよ。
伊東屋オリジナルフリクション :← 後日の記事に続く: だとか、一緒にディスプレイされてたデザイン関係の分厚い本まで買ってたからな〜!

150703そういう意味でも非常に新鮮で、わいわい楽しく歩き回れたので、また近いうち行きましょうと話してます。
混んでる時間帯だったので、カフェにも入れなかったし。
(室内レタス畑はじっくり眺めることが出来ました!すごいなー)

私にとっては久々の上京で、完全に「東京あたらしもの観光」っぽいノリで舞い上がっていたのですが、得るものも多くて面白い一日でした。

買った物ネタは、ぽろぽろと今後の記事に続けますね。

 
「ねぎし」の牛タン、前から行きたかったのですが、私はここも初めて。
すっごくおいしかったです(・∀・)

|

« 超極細ペン先を使いはじめました。(プラチナ #3776センチュリー) | トップページ | 最近の映画鑑賞4本分まとめ(ハンガー・ゲームからターミネーターまで) »

コメント

こんにちは!ドレスコって竹尾のブランドだったのですね!知りませんでした。ゆっくり見て回りたかったのですが、時間も全然足りずスタッフの方にお話しを聞いてみたかったです。
新しいお店はただ買うというより、スタッフの方にあれこれお話を伺って、提案してもらった方が楽しめる大人の空間ですね。

ちなみにうちの夫(文房具には全く興味なし、貰い物で十分、使い心地の違いは全然分からない)はやはりすぐに飽きてしまい、カフェで待つ状況になりました(笑)

投稿: かきつばた | 2015.07.11 10:24

こんにちは〜
ドレスコのノート、昔買ったのももったいなくて全然使ってないのにまた買ってしまってトホホです....でもあの階、素敵でしたね!

私は、自分がイイ文具を買ったとき、夫には、「万年筆以外だったら」なんでも書き心地を(無理矢理)試させたり、余ったMolesekineなどのノートを(無理矢理)分け与えたりしているんです。
「そのへんの安物よりは使い心地が良い気がする」というのはやっと学習してくれつつあります。
(とはいえ、ここまで育成するのに長い長い時間がかかりました 笑)

投稿: ほしの | 2015.07.11 15:24

突然のコメント失礼します。

いつも楽しく拝見させていただいております。

サンバレーオニオンスキン、私も大好きです。
ドレスコのノートはちいさいので、
万年筆で書く機会はあまり取りませんが。

これからも、ブログの更新楽しみにしております。

投稿: abc | 2015.08.02 13:53

こんにちは!
電子メールが普及していなかった大昔、長文で書きまくっても軽い(笑)オニオンスキンの便箋はたいへん重宝したので、こればかり使ってました。
そんな懐かしさもあってつい。
先日二回目に訪問した時はもう並んでなかったのですが、A5くらいの立派な箱ケースに入ったノートなのですよ。(数量限定だったのかもしれません)
いつ使う時が来るのかは謎ですが、持ってるだけで嬉しいものですね〜

投稿: ほしの | 2015.08.02 14:06

コメントを書く

コメントは一度保留され、管理者による承認の後に掲載されます。
書き込みから閲覧可能な状態になるまではお時間を頂きますことをご了承下さい。



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新しくなった伊東屋に行ってきました。:

« 超極細ペン先を使いはじめました。(プラチナ #3776センチュリー) | トップページ | 最近の映画鑑賞4本分まとめ(ハンガー・ゲームからターミネーターまで) »